来年の干支を先取りする [街あるき]
先週は風邪をひいてしまい、ひっくり返ってしまったナツパパであります。
みなさんご無沙汰しました。
さて、その風邪をひいちゃう前、これまた久し振りに友人のS君と街歩きをすることになった。
...とは言っても、お互い妙に忙しくて、郊外を歩くのはちょっと...
そこで、この日は都内で街歩きをしようということになり、とりあえず巣鴨駅で落ち合ったのだった。
巣鴨駅から、巣鴨地蔵通り商店街を歩いてみる。
ここは途中に「とげぬき地蔵尊」があったりで、ご老人方に人気の商店街...
...そこを歩いていると、気持ちが落ちつくのはなぜか?...お互い爺になったということか、S君よ。
賑やかな、そして懐かしい雰囲気の商店街を楽しみつつ歩いてきて、庚申塚の交差点までやって来た。
この交差点に、巣鴨の庚申堂があって、今回の目当てのひとつがここなのである。
お暑うございます [街あるき]
立秋となっても相変わらずの暑さである。
その暑さの中、友人のS君と街歩きをして、たどり着いたのが写真上の神社。
木立が見えて、お詣りかたがた、少し休んでいこう、ということになって。
ここは上野駅からほど近い「下谷神社」である。
真夏の昼下がりには、参拝者とて無く、境内は静まりかえっていた。
...ただただ、セミの鳴き声だけが溢れていた。
沈む橋を見る [街あるき]
海の日を含む3連休は、ちょうど小中学校が夏休みに入ることもあり、どこも大賑わいになる。
連休が近づいて、そういうニュースを目にするにつけ、そぞろに遊び心が刺激される。
で、友人のS君に電話を掛けてみた。
「 S君や、3連休、どこかに行こうじゃないか 」
「 いいですよ...で、どこ行きます 」
「 そうだなあ...川風かなんかに吹かれながら自然を愉しみたい 」
「 なるほど...いいところがありますぜ、ダンナ 」
「 そこに行こうじゃないか 」
それで、行く場所と日取りが決まったのだった。
夏の一日、涼しい川風に吹かれながらの散歩...それ自体は素敵な発想である...と思う。
予想外だったのは、散歩の日、関東地方の梅雨が明け、いきなり最高気温35℃の猛暑日になったことだった。
写真上は、最寄りの駅で降り、目指す場所まで歩く間に出会った田んぼ。
一面緑で広々とした景色が爽やか...だが、暑い...炎天下のこの場所では40℃は超えているだろう。
御徒町でひと休み [街あるき]
季節の変わり目に、ひどい風邪を引いてしまったこの一週間。
まるで使いものにならず、青息吐息だったのだが、今回の話はその少し前のこと。
友人のS君と、久し振りに都内を散歩することになった。
で、待ち合わせたのは東京駅で、さて何処に行こう、ということになった。
時計を見たら昼少し前である。
まずは腹ごしらえに、と、山手線を御徒町で下りることにした。
ホームから眺めると、最近新しくなった「吉池」のビルが聳えているのだった。
ゆく秋を惜しむ [街あるき]
さて、世の中は今年最後の3連休という話である。
その、3日間の某日、久しぶりに友人のS君と街歩きをすることになった。
紅葉前線が東京の街にもやってきて、そして、足早に去ろうとしている時だもの、見てみたいじゃないか。
そこで、紅葉の名所を数え上げながら、どこに行こうか相談をした。
...3連休とはいっても、これから年末のあれこれを考えると、あまり遠くは行きたくない気分。
あれこれ検討の末、結局、皇居北の丸公園東御苑などで、名残の紅葉を愉しもう、ということになったのだった。
(...すみません、北の丸公園と勘違いしていました。東御苑と二の丸庭園が正しい名前のようです 追記)
...先のことを考えて遊びを自粛するなんて...ううむ...歳かなあ。
秋晴れが爽やかな某日、やって来た皇居前広場は、多くの人々で賑わっていた。
みなさん愉しそう...きっとわたしたちも同じようだったと思うのだけれど。
屋根上の鍾馗見物 [街あるき]
北海道旅行の顛末をあっぷあっぷながらアップしているところだけれど...(極寒)...今回はお休みして...
9月下旬の休日、友人のS君と街歩きをしようということになった。
久しぶりなので行きたいところがいくつもある。
あれこれ話をしていたら、そうだ岩槻に行きませんか、とS君が提案する。
埼玉県さいたま市岩槻区、岩槻駅周辺の旧市街には、屋根の上に鍾馗像を載せた家が何軒もあるのだそうですよ。
おおっ、瓦鍾馗像...以前S君が京都で見物して、その写真を見、面白さに瞠目したことがある。
鍾馗像は、関西でしか見ることができないのかな、と思っていたのだが、関東でも見られるのでしたか。
それそれ!!そこに行きましょう...と話が纏まって、やって来たのは、岩槻の旧市街である。
岩槻はこの地域の主邑で、江戸時代以前から大きな城があり、江戸期には日光への御成道の宿場町として繁栄した。
日光東照宮造営の職人が、造営完成後この街に居着いて人形作りをするようになって、そちらでも繁栄したそうだ。
現在でも、岩槻というと雛人形、市内あちこちに大きな人形屋さんが見られる。
さて、岩槻に着いて、まずやってきたのは、「市宿」といわれる商店街(写真上)。
ここでは鍾馗像が多く見られるとのことだが、通り両側の家は皆新しく、旧市街という雰囲気とは違うように感じられた。
梅雨明け猛暑の東京散歩 [街あるき]
日本に戻ったら富士塚を見物してみたいのですけれど...
...と連絡をくださったのは、ブログでおつきあいをいただく めぎさん である。
この夏、久しぶりにドイツから帰国することになって、東京でも数日滞在されるとか。
その間に、時間の折り合いがつけば、富士塚を見物してみたい、とのご意向なのだった。
富士塚が好きで、拙ブログにあれこれ記事を載せている身としては、富士塚に関心を持ってくださることが大変うれしい。
そこで、めぎさんとわたしの予定が合う日、千駄ヶ谷の駅前で待ち合わせて、向かった先は「鳩森神社」である。
ところでこの日は、関東地方に梅雨明け宣言が出された日、「梅雨明け10日の晴天猛暑」のことわざ通り、
大変な暑さの日になったのだった。
冷涼なドイツからいらしためぎさん、大丈夫かなあ、心配。
S君のあしあと [街あるき]
友人のS君が先日、京都に出張したそうで、その時に出会ったあれこれを聞くことができた。
出張というのは、大体がタイトな日程になるものだから、せっかくの京都といっても、街見物の余裕はなかったらしい。
それでも昼食を取りに出かけた街で、彼は軒先に置かれた小さな像に気づいたのだとか。
一度気になると、街を歩いていても、軒先の像を探すようになり...
...すると、そこには様々な姿形の像があることを知ったのだそうだ。
それで、そのことが気になり、S君は休みを工面して京都に行き、改めて民家の屋根に置かれた像を見物したのだとか。
京都の旧市街を、それこそ歩き回ったそうで、その時に撮った写真を、わたしにも見せてくれるのだった。
上の写真も、その時のもので、旧家とおぼしき町屋の軒先に小さな像が見える。
少々マニアックなのですが [街あるき]
さて、武蔵小杉駅で電車見物をして満足し、わたしと友人のS君は、つぎの目的地に向かった。
まずは東横線普通電車に乗り、武蔵小杉駅から6つめ、妙蓮寺駅に到着。
ここは妙蓮寺というお寺の門前にある駅...初めて下りる駅で、それだけでワクワクしてしまう。
武蔵小杉のような賑やかさはないけれど、日々の暮らしに似合うような、小ぶりな駅は好感が持てた。
反対側のホームに各停の渋谷行がやって来たので、カメラでパチリ...あれ、先頭がブレちゃったなあ。
妙蓮寺駅から歩いて10分ほどか。
賑やかな駅前の商店街を過ぎて、わたしたちは閑静な住宅街に入ってきた。
山羊と牛 【ヨコハマ坂めぐり その二】 [街あるき]
横浜山手の坂めぐりを続けよう。
上の写真は、山手の西隣、平楽地域の高台から北を見たところである。
先に見えるのは野毛山で、平楽の丘と同じくらいの高さがある。
写真を撮っているところから野毛山までは直線で1.5㎞ほど。
その間の低地には、中村川大岡川と2本の川が流れていて、伊勢佐木町、日ノ出町、黄金町の街並みがある。
そして、その低地は港まで続き、桜木町、関内、馬車道といった、開港当初からの街並みに至る。
横浜は、港を東端として、野毛山と山手という二つの高台に挟まれた、低地に開けた街ということが出来そうだ。
それにしても、野毛山もまた、低地から急に盛り上がっている様子が見えた。
あそこに行くのにも、急な坂を上らなければならないのだろうなあ。