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すこしばかりの愉しみを [くらしの中で]





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 毎年2月中旬には、結婚記念日に合わせ、夫婦で外食するのが習いだった。

 今年はできるかどうか、と思いつつだったのだけれど、なんとか夫婦で晩ごはんを愉しむことができた。

 2時間ほどの息抜き...うれしいことである。




 わが家では、昨年暮れから母の様子が思わしくなくなって、自宅で介護の日々である。

 さいわい母の様子は安定してきて、それに従って母の気分も明るいのが救いだ。

 このまま自宅で穏やかに過ごせるといいのだけれども。




 毎年極寒のなか訪れるレストランなのだけれど、今年は暖冬のおかげで、薄手のコート一枚。

 それはそれで嬉しいことかもしれない...でも冬は寒くなくちゃなあ、なんて天の邪鬼かしら。

 一年ぶりのレストラン、そしてシェフの笑顔が懐かしい。

 席について飲み物もやって来て、さて乾杯...限られた時間だけど、食事を愉しもう。







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 まずは前菜がやって来た。

 テリーヌの上にはエビイカそして白身魚のマリネが乘っていて、食べ応え十分。

 白ワインと一緒に少しずつ食べていくと、ホッといい気持になれた。







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 スープはチヂミほうれん草のポタージュだそう。

 小ぶりなカップに入っていて、あっという間に飲んでしまうが、トロリとした喉ごしと濃い味わいで満足だ。







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 魚料理は、鯛のカダイフ焼きレフォールのソースだそう。

 わたしにはなんのことやらチンプンカンプンなのだが、カダイフとは鯛の切り身を覆う、とても細い麺だとか。

 パリパリとした食感が新鮮で、レフォールソースに入った西洋わさびも美味しい。

 ここまで一杯の白ワインで、と思ったのに、これじゃあ足りないよ...で、追加のグラスワイン、お願い。







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 メインは仔牛のカツレツマスタード風味。

 これは赤ワインだよなあ、と追加でお願いする...も、ちょっと酔ってきたかな。

 ウィンナーシュニッツェルと呼んでいいのだろうけれど、マスタードソースと一緒だと、違う味わいになるのだった。




 肉をひと切れ、そしてワインを...そうやっていると、以前ウィーンで食べたウィンナーシュニッツェルが蘇る。

 大きくてびっくりだったけれど、薄切り肉の軽い食感で、あっという間に食べ終えたのだったっけ。

 そんな思い出を話しながら、夫婦でのんびり食事ができるのは嬉しいことだ。







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 愉しい食事はあっという間に進んでいってしまい、もうデザートである。

 アイスクリームとブリュレとケーキ、少し火照った口中に、冷たいアイスクリームが美味しい。

 コーヒーもいっしょに、ゆっくりとデザートを...料理を出し終えたシェフとも話をしつつの時間。




 こういう時間を、去年までは普通の暮らしの一部として過ごしてきたのだが、今はとても貴重に思える。

 母の介護とわたしたちの日々の暮らし、それを両立させるのはとても難しいこと、今も試行錯誤中である。

 そういう日々でも、たまにこういう時間を持てると、次に進む元気が湧いてくるように感じる。




 さて、そろそろ時間かな...コーヒーをもう一杯...愉しんで、日常に戻ろうか。






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 ※ 皆さんご無沙汰しました。

   昨年の暮れ、95になる母の調子が悪くなり、病院で見てもらったら心不全で入院となりました。

   高齢の身で2週間の入院は負担が大きく、退院後の母は歩行困難、排泄の管理が困難、そして認知症の影も。

   その世話は、わたしたち夫婦の日常を根底からひっくり返すものでしたが、今ではだいぶ落ち着きました。

   ケアマネージャーさんの協力で、母に適うショートステイの施設も見つかりましたし。

   これからは、そういった支援を頼りつつ生活をしていこうと思っています。

   ブログも少しずつ再開する予定ですが、今回は能天気に食事なんかの記事にしちゃいました。

   ナツパパらしいなあ...と笑ってみていただければ幸甚です。

                                       2024.2 ナツパパ拝

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コメント 47

コメントの受付は締め切りました
gop

長らく更新されていないので心配しておりました。お元気そうで何よりです。
うちの母はこの正月二日が葬儀で大変でした。無理ない範囲で親孝行して下さいね^^

by gop (2024-02-20 15:04) 

Cedar

しばらくです。くれぐれも無理のないようにご自愛ください。
by Cedar (2024-02-20 18:54) 

kuwachan

こういう日がないと介護は続かないですよね。
うちも102歳になる父に週に2泊3日と1泊2日のショートステイに行ってもらって
なんとか過ごしています。本人はうちがいいとは言っているのですが。
by kuwachan (2024-02-20 19:46) 

johncomeback

拙ブログへコメントありがとうございます。
お久しぶりです(^^)
僕の母は89歳ですが元気に一人暮らし、当分介護は不要です。
僕の1番の心配は母より先に僕が他界するんじゃないかです。
by johncomeback (2024-02-20 20:14) 

夏炉冬扇

人生のステージ。
仲良くで支えていけるといいですね。
by 夏炉冬扇 (2024-02-20 20:27) 

小肥り

お久しぶりです。
まずは復帰・・・益々よろしくお願いします。
長期休載。気が焦っていけませんな。ゆっくりペースを作りましょう。
昨年の2月か3月、我輩も入院で覚えがあります。
御母上の介添えも大事です。御身お大事に。
ブロ友で、この正月から気配が消えた「岬(さき)」という男がいます。
連絡のしようが無くて、打つ手がありません。
by 小肥り (2024-02-20 20:41) 

ゆうのすけ

ナツパパさ~ん おかえりなさ~い!^^
やはり抱えることがあると大変ですよね。
私も毎日 毒吐き(愚痴?!)ながら気持ちを安定させています。
うちも精神的な病気も抱えているので ナツパパさんご家族も
大変なお気持ち良く判ります。いろいろと心配なこと大変なことも
あるかと思いますが 上手くお気持ちを切り替えされて 
御自身の時間も大切にされてくださいね。^^ 
私もなんか美味しいもの食~べよ!☆彡
^^
by ゆうのすけ (2024-02-20 21:17) 

TaekoLovesParis

お母様の介護の日々、大変ですね。私も母の介護をしましたが、がんで1年間だけ。長くないとわかっていたので、専念できましたが、長くなると、息抜きが必要ですよ。何よりナツパパさんが元気でいることが大切。
オーロラ見物や山形、旅行もいらしておいてよかったですね。
Chez soi、先月、行きました。明日、アップする記事の次に載せますね。
by TaekoLovesParis (2024-02-20 21:27) 

めぎ

この料理だとこちらでは3~4時間コースですね。
今年もお食事を楽しめて何よりでしたね。
うちも…というかうちの場合は親ではなく夫のうちのドイツ人が一週間ですけど怪我で寝たきりになって、仕事と自宅介護でてんやわんやでした。
まだまだ完治までは長い道のりで、まだお世話が続くし、これからリハビリもあるし、本当にこうやって夫婦で出かけて美味しいものを食べたりできる時間って、実はそんなに当り前じゃないんだ、とっても貴重な時間なんだって、つくづく感じましたよ。
by めぎ (2024-02-20 22:28) 

くまら

我が家、まだ両親とも健在なので
介護とまでは行かず実家の手伝い程度です
よく聞くのが介護となると、自分の生活よりも親のこと
さぞ大変だと思います
おいらも覚悟せねば・・・と思うんですが
まだ実感が
by くまら (2024-02-20 23:54) 

おと

結婚記念日、おめでとうございます。お食事の時間がとれて良かった!
どのお料理も美味しそうですね~♪前菜も素敵だし、鯛の一皿も^^。
それぞれの器も、とても美しいですね!
これからも大変と思いますが、奥さまもナツパパさんも、少しでも気分転換できる時間がとれますように。地域の支援を有効活用して下さい。
ナツパパさんの記事を、また読めるのが嬉しくて、ワクワクです。
どうぞ無理のない範囲で♪
by おと (2024-02-21 00:32) 

Inatimy

♪ ご結婚記念日 おめでとうございます ♪
お二人で過ごされたお祝いの時間、美味しくて、楽しくてあっという間だったことと思います。
口福ですね^^。お母様のご様子も落ち着いてきたということで、本当に良かったです。
by Inatimy (2024-02-21 06:27) 

YAP

いろいろ大変だと思いますが、行政のサービスはできるだけ利用するべきだと思います。
うちも母の目がだんだんと見えなくなり、来月帰省して、地元に住んでいる弟とともに、この先の非常時にだれがどこまで対応できるかということを、ケアマネージャさん入れて相談することにしています。
by YAP (2024-02-21 07:55) 

トリバン

わが家も、一昨年義母、昨年義父と相次いで。遠方住の入院で、コロナの関係で面会もままならず、、、、。ただ、自宅介護ではなかったので、ある意味楽だったとは思います。
いろいろ、大変でしょうが悔の残らぬように、、、、。私はやっぱちょっと残ってます。
by トリバン (2024-02-21 09:56) 

英ちゃん

結婚記念日おめでとうございます。
介護も大変でしょうが頑張って下さい。

by 英ちゃん (2024-02-21 10:01) 

八犬伝

ゆったりとした時間を過ごされて良かったですね。
お母さまの自宅での介護
とても大変な事でしょう。
あまり前のめりでやってしまうと
心も体もぼろぼろになってしまうことでしょう。
時には、このような息抜きが大切ですね。
by 八犬伝 (2024-02-21 20:12) 

響

夫婦でゆっくりとコース料理なんて素敵すぎます。
by (2024-02-21 21:07) 

gillman

お母様の状態が良くなって何よりです。ぼくも経験がありますが介護は長丁場なので息抜きが大事です。優しい自分でいられるための何よりの秘訣だと思います。
シュニッツェル、ウイーンに行くとフィグルミュラーで食べるんですが最初に行った時はあんなに大きいと思わなくて、カミさんと二人前を頼んで食べきれず残りをホテルに持って帰りました。懐かしいです。
by gillman (2024-02-21 23:06) 

みち

ご結婚記念日おめでとうございます。
恒例の奥様とのレストランでのお食事が出来て良かったですね。
当たり前のことがある日突然当たり前でなくなること、私も
昨年経験しました。
今は元気な母ですが、ちゃんと考えないといけないと思います。
by みち (2024-02-24 21:37) 

tommy88

夫婦の日常を根底からひっくり返されてしまう霹靂。
それでも実は人生に組み込まれた一つの事象でしかないのかな。
私も、と既に嵐を経験し。
全くの準備がない中、札幌の家を売って、市川のマンションを買って。
北海道から狂気の大移動をし、ご近所で毎日訪問の対応に慣れ始め。
ところが義母様が遂にご乱心、妄想と深夜に徘徊と警察出動。
これも準備する間もなく同居。
不安定な精神状態に、飛び降り自殺未遂を阻止した私が墜落。
殺せ殺せと、病気だから仕方がないのだけど、大変ですよね。
いろんなことが時間をかけて笑い話になり始めています。
そして、妻を生んだ母親ですから、上手くやるための方策を模索。
日々が暗中模索の時期が嵐で、やがて惰性となり、日常と化します。
妻と一緒に過ごせるのは週に数日だけど、それも日常。
だから時間は見つけて、くっついています。
おそらく40年の夫婦の時間を、今にして新鮮にしてくれている義母様。
互いの誕生日と結婚記念日を大切に、最上の料理で楽しみます。
さて、今回は、貴殿おすすめの店に行ってみます。
高田馬場から早稲田を攻める散歩。
その途上で西安 ビャンビャン麺に行かないかと、妻にLINEをしました。
妻がOKすれば実現、NOであれば、どなたかが勧めていた御徒町。
今の二人の飢餓症状は、ラーメンが食べたい、なのです。

by tommy88 (2024-02-25 11:55) 

ナツパパ

gopさん。
お母さまのご逝去お悔やみを申し上げます。
肉親の別れは辛いものです、どうかお身体とお心もご自愛ください。
わが家の母は、年相応にガタが来ているようで、身体も心も子どもに帰っているようで、
ときおり驚くような事態に出くわします。
今はまだ夫婦で介護できるのですが、いつまで...。
by ナツパパ (2024-02-25 13:08) 

ナツパパ

Cedarさん。
ありがとうございます。
ケアマネージャーさんやデイサービススタッフの皆さんがとてもよくしてくださり、
それで、わたしたちの負担がずいぶん軽くなっています。
この状態でなんとか行けたら、と思うのですが、さて。
by ナツパパ (2024-02-25 13:10) 

ナツパパ

kuwachanさん。
母もショートステイに行き戻ってくると、「ああ、やっと戻って来た」と大声で言います。
いろいろスタッフが面倒を見たりかまってくれるショートステイの施設は便利でしょうが、
時に煩わしく感じるところもあるのでしょうね。
とはいっても、カミさんが実家に帰省しているときに、一人で面倒を見ることは難しく、
これからもショートステイに頼ることが増えてくるように思いますねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 13:14) 

ナツパパ

johncomebackさん。
お母さまのお元気な様子、とても素晴らしく、そして羨ましく拝見しました。
わが家の老母も、病気で入院する前までは、けっこう自分でいろいろできたのですけれど、
2週間の入院がもたらした影響は、想像をはるかに超えたものでした。
お医師からも、高齢での入院は病後いろいろな影響がありますよ、と説明はあったのですが。
退院して1月ちょっと、自宅で過ごすことで、日常の動きなどはずいぶん戻ってきました。
...でもね、午後4時過ぎると、たまに昼ごはん食べたこと忘れちゃうんですよねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 13:18) 

ナツパパ

夏炉冬扇さん。
ほんとにそうして過ごしていけたらいいなあ、と思います。
さいわい、わたしは仕事をリタイアしていて、ピアノ教室をしているカミさんも余裕があり、
そういうところで、母の介護も大きな負担を感じることが少なくて済んでいます。
今後の母の病状次第ですが、今のままいけたらいいなあ、と思うのですがねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 13:23) 

ナツパパ

小肥りさん。
ブログを続けていく作業は、それが生活の一部になってしまうと、続けていけるのですけれど、
一度離れてしまうと、どうも再開するきっかけが難しいなあ、と今回思いました。
おそらく、なんらかの都合でブログを離れて、それできっかけがつかめずそのまま...
という方の多いかもしれませんね。
わたしも、再開したはいいけれど...という状態にならないように、続けていきたいです。
これからもお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
by ナツパパ (2024-02-25 13:27) 

ナツパパ

ゆうのすけさん。
いろいろなことが一度の起こり、それまでの生活環境が変わってしまうと、やはり相当なストレスで
日常の暮らしや心の状態が不安定になってしまうものですねえ。
気持ちの切り替えが大切なことを、今回学んだように思います。
少しの時間でも散歩や買い物そして近所の喫茶店で一休み、などが心にもたらすものは、
本当に大きいなあと実感しています。
by ナツパパ (2024-02-25 13:31) 

ナツパパ

TaekoLovesParisさん。
去年までの生活が一変しそうな今年なのですが、それでもショートステイなどの支援があり、
息抜きというか、例えば短期の旅行だったりができるようになりそうです。
そして、そのことが、これほどまでに愉しみとして感じられるとは思いませんでした。
4月に、義母の見舞いにカミさんの実家へ行くことができるようになって、2年ぶりの札幌です。
「シェ・ソワ」においでになってくださったのですね。
気に入って下さったらとても嬉しいです。
by ナツパパ (2024-02-25 13:36) 

ナツパパ

めぎさん。
コメントを拝見して、大急ぎでめぎさんのブログの記事を読みました。
たいへんでしたね...としか言葉が出ないのが申し訳ないのですが、
動けない人のお世話は本当に大変で、わたしもカミさんも母のすべての世話、
ちょうどめぎさんのなさったことを経験して、心身ともにダメージを受けました。
(めぎさんはそれをお一人でなさったのですね...お辛かったでしょう)
こちらも今はだいぶ良くなりまして、更にいろいろな支援もあり、何とか日常の暮らしも、
元に戻る...とまでは行きませんが、暮らしを続けていけるようになりました。
母の病状がどうなるか...それによっては、わたしたちもいろいろ覚悟が必要になりそうです。
by ナツパパ (2024-02-25 13:46) 

ふにゃいの

とてもおいしそうなコースですね。
カダイフ巻、好きなんです。
そしてデザートも好み!
by ふにゃいの (2024-02-25 13:48) 

ナツパパ

くまらさん。
わたしたちも、母が高齢で少し生活が不自由だったり怪しげな面が出てきても、
実際介護が必要になるまでは、さほどの切迫感や実感はありませんでした。
...こういうのっていきなり来るものなのですねえ...ほんとパニックでしたっけ。
今は少しずつやり方も分かり、母の病状も安定してきて、少し余裕が出てきたかな。
...ただ、午後4時ころ、いきなりお腹空いた、昼ごはんまだ...というんですよねえ、たまに。
昼ごはんはしっかり出して、それを全部食べているのですが、忘れちゃって...うーむ。
by ナツパパ (2024-02-25 13:50) 

ナツパパ

おとさん。
だいぶご無沙汰をいたしました。
皆さんのところに伺うこともできず、本当に失礼の日々だったと思います。
これからは、マイペースではありますが、少しずつ再開していこうと思っております。
このレストランは、毎年一回、結婚記念日のときに訪れています。
量もほどほどで、わたしたちの好みに合った味付けで、いつも愉しい時間を過ごせます。
自宅から歩いて行けるのも嬉しいことで、ほろ酔いの中ぶらぶら歩いて帰宅する時間も良いんですよ。
by ナツパパ (2024-02-25 13:54) 

ナツパパ

Inatimyさん。
ありがとうございます。
なんとまあ38回目の記念日です、遥々来たものです。
このレストランのシェフには、あと12年続けて、わたしたちの50回目の記念日には、
一家と友人で盛大にやりますから、それまで店続けてね、といつも言いいます。
けれど、それまで生きてないかもよ、とお互い大笑いになるのですがねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 13:58) 

ナツパパ

YAPさん。
ご無沙汰しました。
昨年までは元気に暮らしていた母なのですが、暮れになっていきなりの病気、
そして同じくいきなりの介護です...ほんと大変でした。
介護の辛さは、いつまで続くのかが分からないことだなあ、と実感しています。
もちろん母にはこれからも長く生きて欲しいのですが、介護の手間は想像を超えていました。
ショートステイやデイサービスのありがたさ、そしてその大切さを実感します。
我が国の老人医療は、それなりに上手く頑張っているのでは、と思いますねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 14:02) 

ナツパパ

トリバンさん。
ご無沙汰しました。
肉親との別れ、阻止れ別れまでのあれこれは、どれだけ尽くしたとしても悔いは残ると思います。
わたし自身、父を亡くした時は相当な悔いとダメージを受けました。
母の介護も悔いが残らぬように、と思っていますが、同じように思い返す時が来たら、
その時にはいろいろな思いがよぎっていくのでしょう。
...ただ、父の死から10年、時間の持つ作用も実感しています。
by ナツパパ (2024-02-25 14:05) 

ナツパパ

英ちゃん さん。
ありがとうございます。
この時は、いろいろ大変な時期でしたので、食事の2時間はほんとに気分転換になりました。
貴重な時間を過ごせてよっかったと思います。
この時は、母の世話を息子が引き受けてくれ、行ってきなよと言ってくれました。
ことし30歳になる息子を、頼もしくなったなあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 14:09) 

ナツパパ

八犬伝さん。
そうなんですよねえ、どこまで介護をするか、が最初は分からず大変でした。
母自身に任せられる部分もあったのに、そこまでこっちがやっちゃうのはやりすぎで、
それは母のリハビリにならない、と気づくのにずいぶん時と経験が必要でした。
その案配がだんだんわかってきて、少し余裕ができてきたように感じます。
...ただ、母の病状、とくに認知の方で進行があると、また違ってくるのでしょう。
その時はまたその時に、と思うのですが、不安でもあります。
by ナツパパ (2024-02-25 14:13) 

ナツパパ

響さん。
ありがとうございます。
ふだんバタバタと暮らしているのですが、年に一回、結婚記念日くらいは、と
近所のレストランを予約して二人で食事を愉しむことにしています。
シェフとも顔なじみになり、食後もいろいろ話をするのが毎年のことになりました。
今年が38回目で、あと12年で50回ですよ、それまで元気でいなくちゃね、
とわたしたちとシェフというのですが、さてどうなりますか。
by ナツパパ (2024-02-25 14:17) 

ナツパパ

gillmanさん。
ウィーンという街は独特の魅力があって、何回も行きたくなるところですね。
街中の治安も大きな都市にしてはいいと思いますし、美味しいものや名物も多くて
それを愉しむのもウィーンも魅力の大きな部分のように思います。
ウィンナーシュニッツェルも、大きさの割に軽い食感で美味しいなあと思いました。
また行きたいなあ、と熱望するのですが、外国旅行となるとどうしても10日は
母をショートステイで預かってもらうことになるので、難しいかな、と思いますねえ。

by ナツパパ (2024-02-25 14:21) 

ナツパパ

みちさん。
>当たり前のことがある日突然当たり前でなくなること、
ほんとそうなんですよね、ある日突然その時はやって来るように思います。
もちろん、予兆などはあったのだと思うのですが、日々の暮らしに追われていると、
どうしてもその兆しを感じてはいても、向き合う余裕がなくて。
...そのことが母の入院と介護につながったのかもしれません。
95歳という年齢ゆえ、いろいろ大変なことも多いのですが、それでもなんとか
日々の暮らしを守っていきたいなあ、と思うんですよねえ。
by ナツパパ (2024-02-25 14:26) 

ナツパパ

tommy88さん。
コメントを拝見して、介護の大変さを改めて実感しています。
そして、そのことをここまで客観的にそして前向きにお話しできるtommy88さんに
あらためて尊敬の念を抱きます。
介護の大変なことは、それがいつまで続くのかが分からないことで、その最中には
これがずっと続くのか、と絶望にも似た心境になりますが、たしかにいつしか日常になり、
それが日々の暮らしの一部分、仰るようにルーティンになり、と変化してきます。
時間の持つ力、そして人間の持つ力なのかもしれませんね。
高田馬場駅の西側、早稲田と反対方面には、様々なエスニックの店があり、
それぞれ美味しいそうですので、ぜひお試しくださいね。
by ナツパパ (2024-02-25 14:32) 

ナツパパ

ふにゃいのさん。
カダイフを巻いた料理は食感が良いですよね。
ぱりぱりした感じが、極細麺なのでそこまで強くなくて、好きです。
この店では、コースの魚料理にカダイフを使ったものをよく出してくれます。
シェフが好きなのかな...パリパリこんがりの様子もほど良くて美味しいですよ。
by ナツパパ (2024-02-25 14:48) 

よしあき・ギャラリー

おめでとうございます。
結婚記念日に二人で食事、素敵な習慣を作られましたね。
お母様、どうぞお大事に!

by よしあき・ギャラリー (2024-02-25 15:28) 

ナツパパ

よしあき・ギャラリーさん。
ありがとうございます。
以前は記念日だから、とあちこちに絵掛けていたのですが、ここ10年ほどは、
記事の店でディナーを囲むことになりました。
遠くの場所や初めての店は疲れる...そういう年にお互いなっちゃったんだなあ
と思いますねえ。
by ナツパパ (2024-02-26 20:54) 

じゅんぺい

結婚記念日おめでとうございます。
ナツパパさんご夫婦がお元気そうでよかったです^^
お母様の介護大変大変ですね…。私の母も昨年ちょっと病気をしました。
術後の経過も全然問題ないと言われているので、今までできていたことが
できないはずがないのに「できない」になってしまっています…。
by じゅんぺい (2024-02-27 13:57) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
ありがとうございます。
今年で38回目の記念日です...遥々やって来たなあ、という実感ですねえ。
夫婦とも、今年は70歳になりますので、まずは健康第一が目標でしょうか。
母は2週間の入院で、立ち居振る舞いがぎこちなくなってしまいました。
やはり高齢での入院はリスクが高いのですね...担当の医師には説明を受けていたのですが、
退院後の母の様子は、想像以上に日常生活に障害が生まれていて驚きました。
今はだいぶ改善され、またショートステイなどにも頼っているので助かっています。
by ナツパパ (2024-02-28 08:54) 

ナツパパ

niceをくださいました皆様。
ありがとうございます。
by ナツパパ (2024-03-26 10:56)