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鬼越富士に登る [山に登ろう]





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 さて、津田沼から移動して訪れたのは千葉県市川市鬼越である。

 鬼越は、市川八幡のとなり、閑静な住宅街で、京成線鬼越駅はその住宅街の中にある。

 鬼越駅から歩いてすぐ、今回目指す神明社は、京成線沿いにあった。




 神明社は1616(元和2)年、伊勢の皇大神宮を勧請して創建され、以降地域の氏神として周囲の信仰を集めてきた。

 まずは本殿にお参りして、目指す富士塚に行こうと思う。

 鳥居の建つ入口が狭いのだが、奥は深く、数社の境内社がそこに置かれているのだった。



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下練馬富士に登る [山に登ろう]





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 さて、前稿で陸上自衛隊練馬駐屯地の創立祭を見たあと、近所の東武練馬駅前の商店街に行くことになった。

 駐屯地では、暑い中2時間強の間イベントを見てきたので、どこかで一休みして昼食でも、と思ってである。

 旧川越街道沿いの商店街までやって来て、ふと、ここに富士塚があるのを思い出した。




 たしか同行のS君は、まだこの富士塚には来たことはなかった筈である。

 それで、食事をする前に富士塚見物をしてみよう、と提案したのだった。

 えええ...富士塚ですかぁ...そりゃ行きたいけれど食事の後じゃダメですかぁ...と、S君が小さく抵抗する。

 ...この疲れ方だったら、食事をしちゃったらもう動きたくなくなるだろう。

 ...富士塚のすぐそばに美味しいラーメン屋があるから...と、彼を説得して、富士塚見物となった。




 やって来た「下練馬富士山」は、旧川越街道下練馬宿の名残を残す、商店街の中にあった。

 上の写真、向かって左側の鳥居が富士塚への登山道の入口で、見ての通り、かなり大きな富士塚である。



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姉崎富士に登る 【市原富士塚巡り その5】 [山に登ろう]





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 ※ 2017年初夏の、市原市内富士塚見物記の続き、今回が最終回です。




 千葉県市原市には、市原という駅はなく、市域に複数の駅がある。

 前回までは五井駅界隈の富士塚を登拝してきたが、次の富士塚見物のため、姉崎に移動した。

 目指す「姉崎富士」は、姉崎駅の東方、駅から歩いて10分ほどか、「姉崎神社」の境内にある。




 「姉崎神社」は古い由緒を持つ神社で、社伝に依れば、日本武尊東征の際にこの地で志那斗辨命を祀ったのが始まり。

 史書に現れるのは。525(元慶元)年で、その後延喜式にも式内社として記載されている。




 さて、駅から歩いて「姉崎神社」の鳥居までくると、そこから参道が続き、境内は小高い丘の上にあった。

 境内までは、鬱蒼と生い茂る樹々の中、階段をずいぶん上がらなくてはならない。






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岩野見富士に登る 【市原富士塚巡り その4】 [山に登ろう]





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 ※2017年初夏の、市原市内富士塚見物記の続きです。




 「阿波須富士」から、北に歩いて20分ほどか、やって来たのは、市内岩野見の「水神社 すいじんじゃ」。

 その名前通り、この地域は水田が多く、また水路なども何本もあって、水に溢れた土地だった。

 広々と空いた景色の中、初夏の風に吹かれつつの散歩は気持ちがいい。




 この神社の由緒他はよくわからなかったのだが、おそらく地域の鎮守としての信仰を集めているのだろう。

 神社の建つ土地は周囲よりも高く、広い境内は木々に覆われていた。

 そこにはゴミなど見当たらず、清掃が行き届いていて、清々しい境内なのだった。




 まずは鳥居をくぐって、一直線に続く参道を本殿まで。

 お参りをしてから、目的の富士塚に向かおうと思う。



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阿波須富士に登る 【市原富士塚巡り その3】 [山に登ろう]





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 3年前の初夏、友人のS君と千葉県市原市まで富士塚見物に行った。

 その時、5座の富士塚を見物・登拝し、そのうち2座を記事にしたのだった。

 残りの3座を、記事にしようとしていたところ、体調を崩してしまい、そのままになってしまった。

 し残していた宿題を抱えた気分だったのだけれど、ちょうどいい機会、記事にしてみようと思う。




 訪れたのは、市原市の中心にあたる五井駅から、更科通りを東南に15分ほど歩いたところだった。

 広々とした景色は、一面田んぼだったところのようで、今は駅から区画整理された道が東西南北に作られ、

 広い公園や駐車場付きのスーパーマーケット、市役所などが立ち並ぶ地域になっていた。




 その一角に、昔ながらのたたずまいで目指す「五蓙目阿波須神社」があるのだった。

 おそらく、この地域の鎮守だったのだろう、簡素ながらも清々しい雰囲気である。



 

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三俣諏訪富士に登る [山に登ろう]





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 さて、前稿の「北小浜八幡神社」で狛犬を見物して、やって来たのは「諏訪神社」である。

 ここまで、加須の旧市街を横断し、歩いて20分ほどか。

 途中は静かで穏やかな住宅街が続き、住みやすそうな土地を実感する街歩きになった。




 さて、「諏訪神社」は、旧三俣村の村社でもあったことから「三俣諏訪神社」とも呼ばれている。

 1355(文和4)年に諏訪社を勧請したのが始まりと伝えられているが、その後1714(正徳4)年、

 あらためて信州諏訪から上社を勧請し、現在に至っている。

 境内は広く、本殿の他、末社富士塚などが点在しているのだった。



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北五井富士に登る 【市原富士塚巡り その2】 [山に登ろう]





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 今年5月、友人のS君と二人、千葉県市原市に出かけた。

 市原市には市内各所に富士塚があって、それを見物しに、である。





 そのあと、諸々あって中断したまま...それを再開しようかと思う。

 ずいぶん遅れてしまったけれど、ご了承くださいね。





 「八幡宿富士塚」から内房線に乗って隣の五井駅に移動し、目指したのは、「若宮八幡神社」である。

 市原市内には「若宮」と名前の付く神社が多く、今回は、北五井にある、「若宮八幡神社」。

 五井駅から北に歩いて7~8分か、住宅地の中に神社があった。




 この神社は、社伝によれば貞観年間(859~877)に勧請された古社である。

 治承4(1180)年には、源頼朝と千葉常胤がここで戦勝祈願をしている。

 その当時から霊験あらたかと評判の神社だったのだろう。

 その後数度にわたって本殿の改築再建があり、現在の本殿は昭和63(1988)年に再建されたもの。






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お山開きの日に街歩き [山に登ろう]





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 長い間苦しんできた痛風の症状も改善されて、普段の生活には支障がなくなった。

 やれ、ありがたいこと。

 そうなるとどこかに行きたくなるもので...街歩きの心がうずくのである。




 そこで、友人のS君にお願いして、街歩きに付き合ってもらうことにした。

 そうはいっても、以前のように長い距離を歩くのは不安だし...季節は蒸し暑い梅雨だし...

 ...鉄道の駅近くで、平坦な場所で...と、いつにもましてお気楽な街歩きとなったのだった。




 この日やってきたのは、JR常磐線綾瀬駅近くの「綾瀬稲荷神社」である。

 ちょうど富士山の「お山開き」の日...この神社には富士塚があるので。

 本殿には、富士講にかかわりのある幕が、いくつも掛けられているのだった。




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八幡宿富士に登る 【市原富士塚巡り その1】 [山に登ろう]





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 先の連休は、晴れた日が続き、いかにも初夏を感じさせてくれた日々なのだった。

 そんな素晴らしい陽気なのに、自堕落に家で寝ころんでいたのは、なにを隠そうわたしである。

 ...これじゃイカンよなあ...




 そこで、友人のS君に連絡をして、どこかに行こう、と相談をした。

 せっかく連休なんだから、少し遠くに行きましょうよ、とS君が言う。

 それじゃあ...と、某日、東京駅で待ち合わせ、やってきたのは千葉県市原市である。






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 千葉県の内房地域は古くから開けた街が続き、漁業などにより豊かだった。

 そのせいか、神社が多くあり、また富士塚も多く存在する。

 例えば、訪れた市原市など、市域に20基以上の富士塚が確認されているほど。

 それで、この日はいくつかの富士塚を回ることになった。




 まず最初に訪れたのは、市原市八幡宿の「飯香岡八幡神社(いいがおかはちまんじんじゃ)」である。

 この神社は675(白鳳年間)年に一国一社の八幡宮として勧請されたのが始まり。

 その後、759(天平宝字3)年、国府宮となり、上総の国総社、京都石清水八幡宮の別宮でもある。

 そのため、源氏、千葉氏、足利氏、徳川氏、より篤い信仰が寄せられた。




 訪れた境内は広く、大木が茂り、神社の由緒と格式の高さが感じられるのだった。



 

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白髭富士を見る [山に登ろう]


 
 
 
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 「白髭富士」は、隅田川にかかる白髭橋の西詰、「石浜神社」境内にある。
 
 「石浜神社」は、724(神亀元)年、聖武天皇の勅願によって遷座された神社だそうだ。
 
 すなわち創建1300年を迎えようかという古社で、鎌倉将軍家を始め、関東の武家から篤い信仰があった。
 
 その後、江戸期には地域の氏神となり、明治以降は郷社。
 
 
 
 
 1988(昭和63)年、隅田川の改修工事完了により現在地に遷座している。
 
 境内は広く、入口の鳥居から本殿まで長い参道が続いて、また本殿が新しいのはそのためか。 
 
 さて、先ずは本殿にお参りをしよう。
 
 
 
 
 
 
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