真っ直ぐ上に飛び上がりたい場合には つづき [乗り物大好き]
冬枯れの景色の中、先を歩いているのは妻で、ここはドイツのミュンヘンであります。
左隣、木立の中に見えているのは、「ドイツ博物館 シュライスハイム分館」の建物。
...そう、困った時のシュライスハイム頼り、ついにその時がまたやって来てしまった。
このところ地域行事の手伝いが続き、街歩きもできないので、さてどうしたものか、と思い悩んでいたのである。
話が無いなあ...と、コンピュータのディスプレイで過去の写真を漫然と見ていたら、記事になりそうなものが出てきた。
とはいっても、シュライスハイムでの話はマニアックに暴走しやすくて、前回の記事もマニアックに過ぎたなあ。
うーむ、今回も十分マニアックになりそうだけど、そこは気をつけて行こうか、と思う。
読者諸賢よ、今回もマニアックに暴走したら、すみません、これも付き合いとあきらめて見てくださいな。
まっすぐ上に飛び上がりたい場合には [乗り物大好き]
上の写真は、数年前に訪れたドイツミュンヘン市にある「ドイツ博物館シュライスハイム分館」である。
ここで数年前の写真を取り出してきたのには訳があって...いよいよネタ切れなのであります。
仕事以外の外出を、ここ3カ月ほど、ほとんどしてこなかった報いがここにきて現れた。
で、机に頬杖をついてディスプレイの画面を漫然と眺める日々。
そうしていたら、記事になりそうな写真が何枚か、数年前の、この旅行で見つかったのだった。
...やれ嬉しや、と写真を加工して、記事にしてみることにした...が、ちょっと...以上にマニアックな内容である。
記事化にはいささか躊躇するところもないではないが、読者諸賢よ、これも付き合い、思ってくださいな。
往事茫々 [乗り物大好き]
上は広島県広島市で写した写真である。
時期は4月上旬であることは分かっているのだが、おそらく1970年代の後半だろうと思う。
当時大学生か大学院生であったわたしは、アルバイトで得たお金を握りしめて旅に出たのだろう。
この頃から路面電車が好きだったので、その姿を写そうと、カメラを抱えていったのだろうと思う。
前後のフィルムには、岡山と松山の市電が写っているので、けっこうな長旅だったのかもしれない。
繁華街の大通り、ちょうどあった歩道橋から眺めたら、市電が次々とやって来て、噂に違わぬ壮観だった。
日の下に新しきものありやなしや [乗り物大好き]
写真上は「ホンダジェット」であります(写真はネットから拝借しました)。
自動車メーカ―であるホンダが長い期間をかけて開発し、2012年に実用機として完成させたもの。
小型でありながら高性能で、2021年現在170機と、売れ行きも上々と聞く。
さて、そのホンダジェットを見ると、なにより特徴的なのは、主翼上面に付いたジェットエンジン。
こういった形は非常に珍しいようだけれど、奇をてらったわけではなく、理由があるようだ。
通常、ビジネスジェット機は、胴体後方両舷にエンジンをつけているが、ホンダジェットのような形にすると、
胴体内のエンジンを支持する構造が不要となって、軽量かつスペースに余裕ができるのだとか。
また、翼面上部のエンジンは、燃費、巡航速度、航続距離でライバルに10%くらいの優位に立てるらしい。
そんなこんな、いいことづくめで、開発担当者は、アメリカの権威ある賞をいくつも受賞した。
...でね、このスタイルのエンジン、でも、どこかで見たぞ...と、ふと思ったわけですね。
そういえば昔、姨捨駅で [乗り物大好き]
写真上は、JR 篠ノ井線姨捨駅の夜景である。
1975(昭和50)年に撮った写真で、当時わたしは大学生、もちろんフィルムを使ったもの。
...黒色に締まりがないのが残念無念...けっこう修正したんだけどなあ。
さて、昨年の秋頃から、家にあるフィルムをデジタル化してきた。
もう30~40年も前に撮ったフィルム、長く納戸に放置していたのだが、フィルム自体に劣化の恐れがあり、
画像をデジタルに変換して残そうと思い立ったのだった。
劣化の恐れが一番強いモノクロフィルムから始め、今般、ようやくカラーネガまですべてをデジタル化できた。
なんとなく一安心して、それで、PCのディスプレイでその画像を眺めるのが楽しみとなった。
そうしていると、じつに様々なことが思い起こされて、時に愕然とすることもある。
そういった画像を、少し記事にしてご覧いただこうか、と思い立った。
...ほら、またもや緊急事態宣言が発出されて、外歩きもままならなくなりそうなので。
驥尾に付す [乗り物大好き]
わたしがブログを始めて15年、その間、多くの皆さんとお知り合いになった。
コメントやniceを頂いたり、送ったりして、お付き合いをいただくブログ、好きで拝見するブログは多い。
その中で、拝見しては、ユニークな切り口に感嘆するCedarさんのブログがある。
鉄道が大好きなCedarさんであるから、記事には鉄道のあれこれが多く登場する。
最近は、「隙間電車」なる一連の写真を取り上げられて、そのスタイルに、わたしは魅了されたのだった。
隙間電車とは、建物の隙間から見える電車の写真で、踏切からの写真などもあり、それは当然人も映るから、
写した時の世相や街の雰囲気も感じられるものとなる。
その写真の持つ雰囲気が素敵で、わたしも、これは隙間電車を撮ろう、と決心したのだった。
...で、決心したけれど、夏の猛暑、秋の長雨で...それでは過去写真で見つけてみよう、と思ったのだった。
まずは写真上、戸越銀座駅脇の踏切からの写真で、拙いながら、これが隙間電車でありますね。
ヘリコプターに乗ったぞ [乗り物大好き]
そうそう、3月某日に「陸上自衛隊練馬駐屯地」を訪れたのだった(写真は別の日のもの)。
この日は、自衛隊からご招待を受けて、ヘリコプターの体験搭乗をしに、である。
そういえば、自衛隊の駐屯地だなんて、部外者のわたしにはそうそう入れる場所でもなく、
正門で衛兵に誰何などされちゃうと、ですね、なんとなく緊張するもんですな。
総じて、自衛隊の皆さんはあたりが柔らかくフレンドリー、衛兵さんもそうだったのだけれどもね。
でも、なぜこのわたしがヘリの体験搭乗かと言えば、それは、練馬駐屯地近隣の町会役員だから。
練馬駐屯地は、陸上自衛隊第1師団の所在地で、首都防衛の任務がある。
そこには実動部隊もいるので、訓練の音や連絡ヘリの騒音など、自衛隊でもいろいろ気を遣うみたい。
そこで、近隣自治会町会の会長を招いて、ヘリの体験搭乗などをしてくださる。
...まっ、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、そこはすみません、よろしく...
で、招待状を受けた当町会長が、オレは一昨年乗ったから、お前どうだ?...となったのだった。
暑さに負けるな! [乗り物大好き]
「暑さに負けるな!」というセリフがどこかから聞こえてきた。
某日、居間で、自堕落に茫然としていたときである。
...そうか、負けちゃイカンのか...そう思った。
で、どこかに行ってみようか、と心の裡から勃然としたものが湧いてきたのだった。
...そこで、友人のS君に電話をしてみる。
こういう時はメールとかラインじゃ逃げられちゃうからね。
案の定S君は逃げ腰である。
...暑さ尋常じゃないですよ...ここは様子を見て...
...S君よ、暑さに負けるな!...と言うじゃないか...逃げちゃイカンぞ。
...哀れなS君は、ナツパパの暴走に付き合うことになったのだった。
それで、暑さに負けるな!と、行ったのは羽田空港。
屋上の展望エリアからは飛行機がよく見える...が、たしかに尋常じゃない暑さだ。
五井駅でひと休み [乗り物大好き]
先の連休の某日、わたしと友人のS君と、内房線に乗って千葉県市原市にやってきた。
まずは八幡宿駅で降りて富士塚を見物し、そのあと電車で移動したのは隣の五井駅である。
市原市には、市原駅がなく、八幡宿五井姉ヶ崎と市域に駅が続いている。
中でも五井駅近くには市役所もあり、駅前もにぎやかで、市原市の主邑であるようだ。
その五井駅の東側には「小湊鉄道」のホームがあり、隣には本社と車庫工場が置かれている。
わたしが若かったころには、こうやってJR(当時は国鉄)の駅から出る私鉄が全国に多くあって、
小ぶりな車両がホームで客待ちをしていたり、その独特の魅力は旅の愉しみだった。
...その後、そういった地域の小私鉄は次々に廃止となり、五井駅のような光景は希少である。
線路を東西に横切る通路から、小湊鉄道の様子を写真に写し、そのあと本社の前まで行ってみた。
すると、本社内でイベントがあるようで、案内の看板が玄関にかけられていたのだった。
烽火をあげる [乗り物大好き]
わが家を建てて24年、外回りは変わらないけれど、室内はずいぶん変わった。
部屋の間取りなど、わたしの仕事や息子の成長に合わせ変えてきたのである。
そのせいか、廊下の脇にクローゼット風の物入れがあったりする。
...元々は、部屋に作り付けのクローゼットだったもの。
それが部屋から廊下の一部になり、クローゼットもまた、物入れに変身したのだった。
先日、廊下を歩いていたとき、ふと、その物入れを見上げた。
物入れは2段に分かれていて、天井近くの部分は最近開けて見たことがない。
...最近どころか、ここ10年開けたことも無いのではなかろうか。
そこで、怖いもの見たさで開けてみたら、色々な物が詰まっているのだった。
右側にはフィルムカメラ一式、そして左側には、懐かしや、LGBの模型が見えた。
気になって、その模型を物入れから取り出してみる。
円形になる線路一式と直線の線路、それから、トラムの車輌が出てきた。