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高輪散歩 [街あるき]
もう1月も前になるのだけれど、久しぶりに友人のS君と街歩きをすることになった。
...といっても、どこに行こう、という明確な目的があるわけでも無く...
...なんとなく東京駅で落ち合って...なんとなく山手線に乗って...田町駅で、なんとなく降りて...
...数カ月ぶりの街歩きは、どうも勝手が掴めず戸惑うばかりなのだった。
田町駅で降りて、山の方に向かおう...途中の交差点から東京タワーが思いのほか近くに見えた。
見慣れない景色に接すると、日常を離れて束の間、あたかも旅に出たような気分になる。
短くても、旅は旅...その非日常感に、心ときめく思いがする。
すこしばかりの愉しみを [くらしの中で]
毎年2月中旬には、結婚記念日に合わせ、夫婦で外食するのが習いだった。
今年はできるかどうか、と思いつつだったのだけれど、なんとか夫婦で晩ごはんを愉しむことができた。
2時間ほどの息抜き...うれしいことである。
わが家では、昨年暮れから母の様子が思わしくなくなって、自宅で介護の日々である。
さいわい母の様子は安定してきて、それに従って母の気分も明るいのが救いだ。
このまま自宅で穏やかに過ごせるといいのだけれども。
毎年極寒のなか訪れるレストランなのだけれど、今年は暖冬のおかげで、薄手のコート一枚。
それはそれで嬉しいことかもしれない...でも冬は寒くなくちゃなあ、なんて天の邪鬼かしら。
一年ぶりのレストラン、そしてシェフの笑顔が懐かしい。
席について飲み物もやって来て、さて乾杯...限られた時間だけど、食事を愉しもう。
本年もよろしくお願い致します [分類できませんでした]
謹 賀 新 年
2024年が明けてすでに7日となりました。
遅ればせながら、新年のご挨拶をさせていただきます。
今年は年初から、様々な哀しい出来事そして大変なことが起こりました。
いや、過去形ではないですね、今でも続くこの災害がすこしでも早く収まることを願うばかりです。
わが家でも、暮れから帰省していた息子が元旦夜にコロナウィルスに感染してしまいました。
これが予想外に重症だったため、今に至るまですったもんだの大騒ぎです。
それでも、元旦の朝は、病院から一時退院の母もいっしょに家族でお節を祝うことができました。
今年は穏やかな年になりますように、との願いを込めて...いたのですが、うーむ。
本年もまた、旧年に変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い致します。
令和6年正月に ナツパパ拝
※ 母の病状そして息子の病気など、このところごたごたしております。
そのため、今回はnice、コメント欄を閉じさせていただきました。
皆さまのところには、追ってご挨拶に伺う予定でおりますが、まずは、ナツパパより欠礼のご挨拶まで。
口福帳 ― 秋になる前のこと ― [わたしの食欲]
まだまだ暑さの続いていた某日、やって来たのは高田馬場駅から少し入ったところの店である。
旧知のO先生M先生からお誘いをいただき、最近流行りの中国麺料理を食べに来た。
O先生M先生とは、以前からあちこちに遊びに行ったり旅行したりのお付き合い、でも、コロナ禍以降はご無沙汰だったのだ。
コロナ禍が収まりを見せて、5類に分類されたのをきっかけに、久しぶりに食事をご一緒することになった。
O先生もM先生も中華料理、それも現地仕様のそれがお好みで、今回はこの麵を食べましょう、となった。
店の看板を見ると、すごく込み入った字で、ビャンビャン麺と呼ぶそうだ。
...そういえば、これを出す店をあちこちで目にする。
字体のインパクトがすごいなあ...どうやったらこういう字になるのだろう...中華四千年の不思議か。
ようやく秋か [くらしの中で]
前稿まで延々と、夏の東北旅行記を続けていたら、季節はようやく秋になっていた。
今年の夏は過酷だったし、しぶとかったなあ...と、過去形で言えるようになったのが嬉しい。
これからは秋で行くんだよね...そうだよね...と、まだ少しおっかなびっくりなんだけど。
夏の間には、あまりの気温と日射に、手入れを放棄していた庭も、先日夫婦してきれいにできたし。
ふと早起きした朝、カメラを手に庭に出てみた。
夏前そして真夏の庭から、少しずつ変化していく、その兆しが見えた。
...でも、もうすぐ冬の兆しが表れ始めるんだろうなあ...今年の秋は短くなりそうだ。
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