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ちょっと大洗まで [おやじの集まり]





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 昨年末、旧知のO先生M先生と久しぶりに呑み会をした。




 コロナ禍が一段落して、さて、美味しいものを食べに行きましょう...と、ビャンビャン麺を食べに行ったりした...のに。

 その後、老母が具合を悪くして、わたし自身、その手の会合にはまるっきりのご無沙汰になってしまったのだった。

 で、その久しぶりの呑み会で、どこかに行きたい、という話で盛り上がった。




 どこに行こう...と言い合ううち、なにしろ昨年末の寒い時期だったので、水戸であんこう鍋食べたい、ということになった。

 あんこう鍋と言えば、神田の「伊勢源」という店が有名で、たしかに美味しい。

 ...のだけれど、あんこうと言えば茨城で、茨城と言えば水戸で、そこには、元祖あんこう鍋の店があるらしい。

 そこに行って元祖の味を愉しもうではないか、と盛り上がったのだった。




 そういう酒の席の話は、酔いが醒めてしまうと自然消滅しがちなのだけれど...

 ...話は実現し、3月末の某日、O先生M先生とわたしのジジイ3人はM先生運転の車で一路常陸の国に向かうのだった。







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 なにしろジジイの集まりなので朝が早く、従って、そのまま常磐道で水戸まで行くと、着くのは午前中も早い時間である。

 さてどうしよう...と思っているとき、O先生が土浦の「予科練平和記念館」に寄っていきましょう、と提案した。

 予科練とは、正式には、海軍飛行予科練習生と言い、全国の青少年から選抜し、飛行搭乗員を錬成するための制度である。

 1930(昭和5)年に始まり、1945(昭和20)年まで、卒業生は、海軍下士官搭乗員の中核として太平洋戦争を戦った。




 1930年~1940年までは、一年200名前後の卒業生だったのだが、1941年以降は大幅に増加して、数千名にもなった。

 飛行機搭乗員は戦争においては大量に消耗するのが特徴で、その現実に対応してのことである。

 「予科練平和記念館」は、そういった予科練の実像を展示説明してくれる施設で、展示品の充実ぶりが素晴らしい。








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 「平和記念館」の脇に、零式艦上戦闘機21型を復元したレプリカが置かれていた。

 近くで見るとこれが意外に大きく、流麗なスタイルは見ごたえがある。

 予科練卒業生の多くは、この戦闘機に乗って戦場に赴いたのだろう。







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 記念館に入る前に、奥の庭に置かれているものが気になった。

 魚雷を改造した「回天」という特攻兵器である。

 近くで見ている女性と比べるとそのサイズがお分かりいただけるかと思う。




 人が中に乗れるのか?と思うくらいに細く、おそらく搭乗者は寝そべった形で操縦したのだろう。

 上部には申し訳程度の潜望鏡がついていて、それで目標を探しながら進んだのだろう。

 しかし、このくらいの潜望鏡では、少し波が高ければ、目標などを探すことは難しいだろう。




 ...見ているとやりきれない感情が湧いてきてしまう。

 国のためにと戦の場に立つ兵士に与えるべき武器ではなかろう...戦争はすでに負けだったのである。






      ◇   ◇   ◇






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 土浦で思わぬ時間を過ごし、さて、本来の目的地に向かおうと思う。

 当初はあんこう鍋、と言っていたのだけれど、この日は気温も高く、鍋はちょっと、という陽気である。

 そこで、目的地を水戸から大洗に変えて、そこで海鮮丼でも食べようか、ということになった。




 ...大洗まで高速道路を使えば早く着いた...のに、わたしの間違いで一般道を選んでしまい...

 ...大洗に着いたら昼時分になっていて、どこもかしこも大賑わいなのだった。




 牡蠣鍋や焼き牡蠣の店も行列、もちろん海鮮丼や回転すしの店も、それに輪をかけた行列なのだった。

 これはここではムリかな...と、行列に並ぶ根気のないジジイはちょっとガッカリする。







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 店のある区画からほんの少し離れた店を覗くと、まだ店内に空席があった。

 おっ、と入店して品書きを貰い、海鮮丼を注文する。

 店内お客の少ない店ゆえ、若干の不安はあったけれど、やって来た海鮮丼は刺身も新鮮で美味しく、満足した。




 行列の人気店と比べてさほどの差があるとは思えず、行列の有無は、SNSでの情報によるものではなかろうか。

 ...いや、とても差があるんだよ、という事であれば、それはわたしの不明ゆえで申し訳ないのだけれど。







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 海鮮丼を愉しめたので、そろそろ帰京しよう、ということになった。

 駐車場に戻る道にガソリンスタンドがあって、「ガルパン」の大きな看板が。

 ...ああ、そうだった、ガルパンといえば大洗だったよねえ。




 そんなこんな、茨城の南部を愉しめた一日になった。

 じつは、この日から母はショートステイに行っていて、それも気兼ねなく楽しめた一因かな...

 ...O先生M先生、ありがとうございました。

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よしあき・ギャラリー

鍋変じてどんぶりとは、こだわりがなくて面白いと思いました。^^
ゼロ戦、回天、戒めとして将来ずっと展示して欲しいですね。
by よしあき・ギャラリー (2024-04-10 11:40) 

お散歩爺

3人での茨城の旅はいろんな見学を楽しんだり、
美味しい物もいろいろ戴いて楽しい1日でしたね。
by お散歩爺 (2024-04-10 12:58) 

めぎ

臨機応変に予定を変えていくところはジジイどころかそこらの若者よりも頭の回転と対応が素早そうですよ。
そうですね、混んでいるのはSNSで有名になったからで、見所はその近くにもっといいのがあるって、最近写真講座で聞いたところです。お食事もそうなのかも。
by めぎ (2024-04-10 14:46) 

小肥り

茨城県。ほとんど馴染み無し。
一度ゴルフで福島県との県境あたりで一泊したけど
なんて名前の町だったか、定かならず。
その時宿屋でなにかの鍋物をいただきました。鮟鱇かなあ・・・
「茨城」は「いばらぎ」じゃなくて「いばらき」って言うんですね。
ゼロ戦は「国立科学博物館」で展示されてたのは見ました。
熊本では空を飛んでるのを見た。50年ぐらい昔。
特攻兵器だけど「回天」・・・どのくらい戦果があったんだろう・・・
by 小肥り (2024-04-10 15:39) 

(。・_・。)2k

予科練平和記念館 釣り帰りに何度も寄ろうとして
いつも閉まってる時間で入れて事がないんですよねぇ
いつも横を通過するだけになってます
by (。・_・。)2k (2024-04-10 16:36) 

Inatimy


あんこう鍋から海鮮丼、季節やその日の天候によって、食べたいものが変わることもありますよね。
それでも見事に目的地変更、お店発見♪
巷での行列の人気店って、写真映えするかどうかに重きが置かれてる気もするので、
本当に味で勝負のお店も他に色々ありそうです^^。
それに、味の好みって人それぞれ、千差万別ですもの。行列店のものが自分の口に合うとは限らずです。
by Inatimy (2024-04-10 17:57) 

johncomeback

拙ブログへコメントありがとうございます。
水戸には10回以上行ってますが、
「予科練平和記念館」は存じませんでした。
<あんこう鍋>良いですねぇ、食べに行きたいです(^^)
by johncomeback (2024-04-10 19:45) 

おと

臨機応変で、素晴らしいですね~^^♪
男性3人で楽しいお出かけ、素敵です。
SNS、お店の戦略だったりもするので、あまり惑わされないようにと思っています。海鮮丼、とっても美味しそう。
by おと (2024-04-10 20:16) 

八犬伝

あんこう鍋は、確かに寒い時が良いですよね。
特に、どぶ汁だったりすると
身体が温まって汗をかくくらいですから。
土浦、そう言えば父が戦時中に行っていたと喋っていたような記憶があります。
by 八犬伝 (2024-04-10 20:37) 

夏炉冬扇

長兄が江田島でした。
by 夏炉冬扇 (2024-04-10 20:45) 

TaekoLovesParis

ショートステイの時間を有意義に利用できてよかったですね。
大洗、昔、水族館へ行ったことがあるけれど、「予科練平和記念館」も「ガルパン」も知らなかったです。「ガルパン」を調べたら、アニメなんですね。しかも聖地で、聖地巡りがあるとは。。
by TaekoLovesParis (2024-04-10 22:13) 

みち

行く先々で臨機応変に行動できるのって良いですね。
調べすぎると新鮮さがなくて面白味に欠けるし、かと言って
後であそこに行けば良かったと後悔もしたくないですし。。。
海鮮丼彩りよくてとっても美味しそうです♪
by みち (2024-04-10 22:26) 

tommy88

朝が早いというのは、昔は迷惑でしかありませんでした。
朝練だとか、冬の寒い真っ暗な中を防具を担いで、移動すら辛かった。
大阪城の修道館で剣道の練習に通った小学生時代。
道着が冷たくて着替えるのが嫌だった。
朝が早いのは大嫌いだったのに、朝が早いのに越したことはない今。
どういうわけで変わったのかは知らないけれど、眠る体力の減退でしょう。
まあ、困ったものだと、妻を起こさないように、自室で勉強。
目覚まし時計がなくても、早朝にはお目覚めの自分。
既に人間目覚まし時計になってしまいました。
朝が早いから、ランチも早くに始めたい!
海鮮丼なら、11時からでもOKです。
人間魚雷回天は広島で見ましたが、心が重いですね。
三女が筑波で5年間の研究生活をしていましたから、良く遠征をしました。
外環から筑波へ抜けて大洗で海鮮、楽しみました。
宮城の方からも魚が入ってきますから、いろいろと新鮮で種類も多く。
日帰りで十分に堪能できるので好きです、茨城、晴れ風ですね。

by tommy88 (2024-04-10 22:39) 

しのぴん

特攻兵器「回天」。
乗れば生きて帰れないなんて、これほどひどいものはないですね。
by しのぴん (2024-04-10 22:41) 

kuwachan

臨機応変は大事ですよ!
それができるかできないかって大きいと思います。
海鮮丼、とっても美味しそうです。
人間魚雷回天・・で思い出しましたが
シチリアへ旅行へ行った時に公園に人間魚雷が展示されていました。
イタリアも第二次世界大戦では同盟国であり敗戦国だったワケですが
イタリアの場合は射程内に入ると魚雷はそのまま進み、
入っている兵士は脱出して泳いで逃げたそうです。
by kuwachan (2024-04-10 23:08) 

向日葵

気の合ったご友人3人で、楽しい一日を過ごされましたね。
こういうご友人(先輩?)が居る、って素敵ですね。
暖かいあんこう鍋で盛り上がったのに、目的地に着く頃は
海鮮丼に変更。実に軽快な変わり身ですね。お見事です。

「回天」。。
暗く、考えたくない、忘れてしまいたい過去ですが、だからこそ、
次の世代にもその次の世代にも必ず伝えて行かなければなりませんね。
ゼロ戦だって同じこと。やはり伝えて行かなければー!!
予科練は勇ましい歌が残っていて有名ですが、あの歌に背中を
押されて、どれだけの若者が戦地に赴いたのでしょうね。
勿論これも忘れてはなりません。

茨城、って、車さえあれば日帰りで堪能できるんですね。
うぅ~~ん。羨ましい!!
車も、だけど、運転手も要るなぁぁ。。
by 向日葵 (2024-04-11 05:27) 

ぼんさん

都内在住となり、茨城県は近いので、宿泊した事の無い県のひとつとなります。大洗には以前から訪れたいと思っています。海鮮物が美味しいでしょうね。私は車を運転しないので、新鮮なお魚と一緒にお酒を飲みたいです(^_^)
by ぼんさん (2024-04-11 05:29) 

gop

大洗いいですね、活気があって魚が美味い。
良く那珂湊「おさかな市場」二階のお店であんこう汁を頂きました。
https://www.nakaminato-osakanaichiba.jp
泊まったのはペンション「参仁館」
四十年前 出来た鉄筋+茅葺き屋根 吊下げ構造の前衛的な建物で、建築誌でも話題になったものです。懐かしい。
http://sanjinkan.zashiki.com
https://www.manpuku.co.jp/bbq_ibaraki/spot/archives/news_entry/%E3%83%9A%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%80%8C%E5%8F%82%E4%BB%81%E9%A4%A8%E3%80%8D%E5%AE%BF%E6%B3%8A%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B8%EF%BC%81bbq%E4%BB%98%E3%81%8D

by gop (2024-04-11 06:50) 

YAP

クルマでのお出かけでいいことは、いつでも予定をフレキシブルに変更できることですね。
その日の気分や天気で、目的地を変えたいなんてことはよくあることですもんね。
特攻型の魚雷は、ドイツの博物館でも同じようなののドイツ版を見ました。
この時代、どの国も最後のあがきは若い人の犠牲のもと、とんでもない作戦(と言えるのか?)を遂行していたのですね。
by YAP (2024-04-11 08:07) 

ニコニコファイト

生きて帰ることが不可能な玉砕回天ですね。
by ニコニコファイト (2024-04-11 08:28) 

英ちゃん

人間魚雷は北〇鮮とかにはまだありそうな感じがしますが?(^_^;)
しかし、美味しそうな海鮮丼だね。
あんこう鍋は多分予約しておかないと食べられないかも知れません?
私は大洗は高校生の時に海水浴で行きましたがほとんど覚えてません(;^ω^)
by 英ちゃん (2024-04-11 13:41) 

Cedar

予科練記念館ってのがあるのは知りませんでした。
Cedarがガキのころ、亡父がバンドマスターやってたJAZZバンドのメンバーに予科練の人がいたのですが、終戦後やることが無くて不良まがいの生活してたそうで、「俺は予科練崩れだ」と言ってましたね。
by Cedar (2024-04-11 22:49) 

向日葵

あうう!
昨日、朝5時過ぎに書き込みさせて頂いて、肝心な事、
一番言いたかったこと書き忘れていました。
「在宅介護」だとどうしても家族の負担は大きいです。
ワタクシも母が在宅だった頃は、やはり「8割がた」は
介護に明け暮れ増した。
3年前位から母の介助状態が「1人」では追い付かなくなり、
仕方なく施設にー。
今は3割も介護に割く時間も物理的な何かもありません。
週1で面会に行っているのと、差し入れを用意するの、
また、母関係の提出書類がいろいろと来るので書き込んで
申請したり。。
「在宅」の時より数段楽になりましたがー。
母は何度説明しても「帰る」と言って聞きません。
叶うものなら帰らせてあげたいです。。
by 向日葵 (2024-04-12 03:20) 

やまびこ3

こんにちは。
予科練平和記念館は存じませんでした。だいぶ以前に知覧の「特攻平和会館」に行きましたが、国の指導者を選べる現在よくよく考える必要があります。
by やまびこ3 (2024-04-12 09:50) 

ナツパパ

よしあき・ギャラリーさん。
そうなんですよねえ、最初は寒い時期だったので、鍋良いですね、といっていたのですが、
この日は春で、もう温かさが勝る季節になってしまいまして、鍋から海鮮丼へ、
シフトチェンジしてしまいました。
元々、3人でわいわいしながらどこかに行こう、というのが最初でしたので、
わりとすんなり海鮮丼になったように思います。
ただ、大洗の混雑は想定外でしたねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 10:04) 

ナツパパ

お散歩爺さん。
この日は茨城南部であれこれ愉しむことができました。
この日一緒にドライブしたお二方は、もう10年位のお付き合いですので、
車中でも雑談が絶えず、愉しいドライブとなりました。
またどこかに行きたいね、という話も出ていますので、3人共々楽しめたと思います。
この日はM先生の車と運転に頼ってしまいまして、次回は我が家の車かなあ、と思ったり。
でもね、ベンツには敵わないんですよねえ、乗り心地なんか。
by ナツパパ (2024-04-12 10:09) 

ナツパパ

めぎさん。
わたしたちも、大洗で海鮮丼、をSNSで検索しましたので、きっと多くの方々もまた、
大洗で海鮮丼を検索なさっていることと思います。
店の評判など、写真も載っていてとても便利な機能なのですけれど、どうしても限られた店に、
情報が集まってしまうのは仕方ないかもしれませんね。
記事の店は、行列店からほんの15m程度しか離れていない店なのですが、
それでも客が少なくて、すんなりと入ることができました。
SNS名所の隣に見どころあり、これは名言と思いますよ。
by ナツパパ (2024-04-12 10:13) 

ナツパパ

小肥りさん。
茨城県は南北に長く、南部北部、それぞれ海の幸山の幸に恵まれていて、
しかも東京からは悠々日帰り圏ですので、お勧めの地域です。
たとえば大洗や那珂湊のお魚(地魚は少ないようですね)、山に行くと蕎麦も美味しいです。
回天の戦果はどうだったのか、あまり詳しくはないのですが、以前読んだ本には、
テニアン島に原子爆弾を運んだ巡洋艦を、別の停泊地で一撃で沈めた、とありました。
安全な停泊地でのんびりしていたらいきなりドカン、ですから、米海軍も驚いたでしょう。
ただ真っ直ぐに進む魚雷ではそういう戦果は得られないのではないかな、と思いますねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 10:18) 

ナツパパ

(。・_・。)2kさん。
予科練平和記念館は朝は9:00から開館で、わたしたちは9時の口開けで入館しました。
その分館内は空いていてゆっくりと見物できました。
9時に開館では、閉館時間も早いのかもしれませんね。
展示の内容は流石によくできていて、予科練の制度施設そして生徒のことが詳しく、
また、戦争末期にこの施設を爆撃されたときの地域の様子なども語られていました。
海に近いこの地域に、アメリカの空母から飛行機が飛んできたのだそうで、
そこまで近いところまで敵の船が来ることを許していた当時は、実質はもう負けていたのでしょう。
by ナツパパ (2024-04-12 10:22) 

ナツパパ

Inatimyさん。
この日は月末そして年度末の日曜日で、道路などの混雑は予想できなかったのですが、
さいわいとても空いていて、あっという間に土浦まで行くことができました。
予科練平和記念かを出て、高速道路に戻って大洗に行けばよかったのに、つい欲を出して、
下道を選択してしまったのが運の付きで、大洗には昼過ぎ到着、すでに大混雑でしたねえ。
大洗の施設自体も狭いところに数軒の店なので、入店に行列は当然だったのかもしれません。
ところが、少し離れた店はガラガラで、そういうところは、初めての経験でしたので驚きました。
SNS頼りというのも考え物だなあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 10:27) 

ナツパパ

johncomebackさん。
あ、わたしの水戸市には数回お邪魔したことがありますよ。
水戸市は茨城県の県庁所在地でとても賑やかな街で、駅前には水戸黄門様と助さん格さんの像があり、
ああたしかに水戸といえばこの人たちだよなあ、と思いましたっけ。
水戸駅から一直線に続く繁華街に様々な店があり、たしかあんこう鍋の店もあったような、
そんな思い出があります...その店には入っていないのですが。
それでも最近は旧市街も寂しくなったようで、京成百貨店はどうなったかな?健在だと嬉しいですが。
by ナツパパ (2024-04-12 10:32) 

ナツパパ

おとさん。
記事の海鮮丼はとても美味しくいただきました。
値段もリーズナブルだったと思いますので、いい店と出会えたように思います。
この日は、M先生のお車と運転でしたので、昼食代はわたしとO先生で折半しました。
じつはこの店には、特選海鮮丼なるメニューもあり、普通の海鮮丼の倍くらいしてましてね、
M先生には特選かなあ、などと一瞬考えたのですが、3人分を二人負担でしたので、並みの海鮮丼にしちゃいました(笑)
by ナツパパ (2024-04-12 10:37) 

ナツパパ

八犬伝さん。
あんこう鍋美味しいですよね。
わたしは神田にある「伊勢源」で食べたことがあるのですけれど、とても美味しかったです。
あんこうのようなすごい見た目の魚の身がここまで繊細で美味しいのは驚きますが、
あんこうにとっては余計なお世話というか、そう生まれついちゃったのが身の不幸というか、
とにかく冬の美味だなあ、と思うんですよねえ。
今回はまずあんこう鍋、というテーマがあり、それで水戸に行こう、ということになりました。
あんこう鍋残念...今年の冬にはぜひ、と思うんですよねえ、行けるかな?
by ナツパパ (2024-04-12 10:42) 

ナツパパ

夏炉冬扇さん。
戦争が始まって、大量の兵隊さんが必要となり、陸海軍の士官下士官の養成施設は、
どこも戦前では考えられないような大幅な定員増をしているようですね。
逆に言うと、日本の陸海軍は長期にわたる本格的な大戦争を想定していなかったのでは、
などと思いたくなります。
陸海軍士官、そして飛行搭乗員についても、戦前は少数精鋭でじっくりと育てたようですが、
戦争の現実は厳しく、教育期間の短縮など、粗製になったと聞きます。
そういう戦争はしちゃいかんなあ、と思いますねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 10:48) 

ナツパパ

TaekoLovesParis さん。
ガルパンとは略称で、正式にはガールズパンツァーと言います。
わたしも詳しくはしたないのですけれど、女子生徒が戦車に乗って戦争をするのかな?
物語で出てくる戦車は第二次世界大戦のものもあったりで、そういうところも人気かもしれません。
パンツァーというのはドイツ語で、記事の写真も第二次世界大戦時の、ドイツ軍4号戦車です。
こういうコミックはファンタジーですので、その世界を非現実的なものと愉しむべきと思いますが、
女子生徒と戦車、という内容からきつく非難する人もいて、それで騒がれましたっけねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 10:54) 

ナツパパ

みちさん。
そうなんですよねえ、その兼ね合いが難しいなあ、と思います。
この日は特に下調べをすることもなく出かけましたので、O先生ご提案の予科練平和記念館、
に行かなければ、おそらく大洗に行って海鮮丼を食べて帰る、という日になったように思います。
ところで、予科練平和記念館近くにも旧海軍の施設があって、見どころが多いのですが、
せっかく近くまで行けたのに、そこはスルーしてしまいました。
前もって調べていたらなあ、とわたし自身ちょっと残念な思いがします。
でも、下調べしたものを確認するだけの旅、というのもなんか味気ないもので、
思わぬハプニングがあると、思い出に残るものになりますね。
by ナツパパ (2024-04-12 11:00) 

ナツパパ

tommy88さん。
わたしも朝早くなったこと、我ながら驚くばかりです。
高校生のころなどは、平気で午後2時3時まで寝られたのに、今や、前日遅くても4時ころには目が覚め、
5時過ぎるともう寝床でもぞもぞします。
で、二度寝できるといいのですが、そうでないときは自室で本を読んだりYouTube見たり、
で、昼過ぎには眠くなってしまう...いやはや堕落ですねえ。
わたしも、朝ごはんが早くなるにつれ、昼ごはんも昼まで待てない時もあったりします。
by ナツパパ (2024-04-12 11:04) 

ナツパパ

しのぴんさん。
回天を近くで見たら、胴体が細くて驚きました。
魚雷の寸法そのままに人間の乗る場所を無理やり作ったということだと思います。
こういうものに載せられて、しかも波が高ければ外もよく見えない、最悪の作りですね。
飛行機による特攻ではじつは多くの飛行機がエンジン不調などで帰還しています。
また出撃はするのですけれど、それでもダメなときは戻れる...それなのに、回天は、
出撃したらエンジン不調であっても戻れないんですよねえ。
陰惨な兵器だなあ、と心が暗くなります。
by ナツパパ (2024-04-12 11:09) 

ナツパパ

kuwachanさん。
イタリアでも人間が操縦する魚雷がありましたか。
当時の魚雷は発車するとほぼ直進しかできないので、目標があってもそこに到達できない
そういった不便さがあるので、人間の手で操縦できたら、という発想でしょう。
それでも、あるところまで行ったら脱出できる、というのは、まだ健全な発想と思います。
それに引き替えて...というのは、実は日本人のメンタリティーに深く関わったもの
があるのかもしれませんねえ。
個人的には二度とこういった兵器が生まれないことを祈るばかりです。
by ナツパパ (2024-04-12 11:14) 

ナツパパ

向日葵さん。
大洗は常磐線水戸駅からけっこう離れた場所にあるのですけれど、鉄道も通っていて、
水戸駅と鹿島神宮駅を結ぶ私鉄の駅があります。
駅から港まで少し離れていますが、港町を歩いていくのは愉しいことでしょう。
港まで行かなくても、市内には海鮮丼を出す店もあり、おそらくそこも美味しいと思います。
今は都内を出るまで渋滞ということが多いですから、水戸駅まで行ってそこからレンタカー
そういう方法も良いかな、と思いますねえ。
十分日帰りができる地域でも、旅の面白さが味わえました。
by ナツパパ (2024-04-12 11:18) 

ナツパパ

ぼんさん さん。
本格的なお魚の料理、そしてお酒、ということとなると、じつは大洗よりも那珂湊の方が、
お勧めかもしれません。
また、お酒をゆっくりという事でしたら、水戸市内の老舗料理店も良いと思いますねえ。
大洗も那珂湊も観光地で、たしかに新鮮なお魚はあるのですが、観光と特有のわさわさした雰囲気は、
じっくりと愉しむというには少し離れているように感じました。
by ナツパパ (2024-04-12 11:22) 

ナツパパ

gopさん。
魚市場などの規模でいうと、大洗より那珂湊の方が大きいですね。
那珂川を挟んで近所なので、大洗の方が少し元気がないようにも感じました。
gopさんのコメントにあった「参仁館」というのは初めて拝見しましたが、面白い建物ですね。
わたしたちもこの日53号線を走って大洗に行ったのですが気が付かなかった。
こういう建物を見てBBQは、下手な海鮮丼より遥かに面白そうですよ。
一泊できたら、なお一層思い出も深まりそうな気がします。
by ナツパパ (2024-04-12 11:30) 

ナツパパ

YAPさん。
車での旅は本当に便利だなあと思います。
昨年の夏東北を車で旅をしましたが、荷物を持ち運びの手間、公共輸送機関などの
時間への配慮などをすることが無く、その気楽さは一度体験すると病みつきになります。
わが家は毎年一回は夫婦で少し長い旅行をしてきたのですが、今年はできるかな?
もしできたら、今年も車での旅になるように思いますねえ。
なにしろわが家は、旅で買うものが多くて、それを整理するのが大変です。
車だと、とりあえず放り込んでおけばいいので、それが本当に助かりますねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 11:35) 

ナツパパ

ニコニコファイトさん。
特攻という戦術(といっていいのかは分かりませんが)を始めた大西氏は、
特攻は統率の外道である、と言い残しています。
そうしなければ戦えなかった時点で、すでに戦争は負けなのですが、実際に戦っている人々は、
勝つため戦をするため、に必死で、特攻に応じる兵士もまた多くはそれを納得したのでしょう。
今の平和な環境で当時を批判することは避けたいところですが、戦術としての稚拙さは
後世への手本として冷静に判断しなければならないと思います。
by ナツパパ (2024-04-12 11:41) 

ナツパパ

英ちゃん さん。
水戸市内に、元祖あんこう鍋の店があって、当初はそこであんこう鍋を、という話でした。
ところが、気候が春になってしまったことや、昼のあんこう鍋もちょっとなあ、という点、
なによりこの日はM先生が運転でお酒を愉しめない点など、海鮮丼になった次第です。
大洗に行ったのですが、少し先まで行って那珂湊で海鮮丼もよかったかもしれません。
...ただあ、那珂湊の市場って本当に混むんですよねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 11:45) 

ナツパパ

Cedarさん。
戦争中国ためという目標で、死を覚悟していた若者が、戦争が終わって、
それも負け戦で国がボロボロ、という現状に荒れるのは当然のように思います。
亡父は学徒動員で出征し、陸軍の船舶兵で最後は特攻要員になりかけたそうで、
その話は若い頃はしませんでしたが、80を過ぎる頃からぽつぽつ話してくれました。
そこには、封印していたい感情や光景があったのを知り、粛然としましたっけ。
戦後の日本を支えた人々はそういう感情を持っていて、それが戦後の平和をもたらしたのでしょう。
しかし、予科練からJAZZバンドのメンバーというのも思い切った転換ですねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 11:53) 

ナツパパ

向日葵さん。
重ねてのコメントありがとうございます。
わが家は母の様子が施設に入っての介護をお願いするまでには至っていないのですが、
それでも、日々の世話は重い負担です。
わたしたちがしなければならないことよりも母の世話が優先されるのは厳しいことですね。
ただ、デイサービスやショートステイなどの助けで、ずいぶん楽になりました。
わたしたちが慣れてきた、ということもあるように感じます。
ショートステイに出かける前は、母も嫌がり躊躇しますねえ。
それを説得し丸め込んで出かけさせると、そのあとは少しの間虚脱状態になります。
by ナツパパ (2024-04-12 11:58) 

ナツパパ

やまびこ3さん。
この国の近現代史を考えるとき第二次世界大戦は外すことができない事柄です。
予科練平和記念館に限らず、戦争を扱う記念館や施設では、戦争の出来事が多く細かく展示され、
それは、忘れてはいけないこと、と思いますねえ。
一方の勝者である米英の博物館では、あっけらかんと戦争のことが記載されていて
原子爆弾を投下した爆撃機などの展示されていて、その認識の乖離に驚きます。
負け戦と勝ち戦の違いか?と思うのですが、でも、勝ち戦でも戦争はごめんですねえ。
by ナツパパ (2024-04-12 12:03) 

じゅんぺい

おかげさまで我が家の母はだいぶ元気になりましたが
急速に老いているなあと感じる今日この頃です。

「回天」、私はいくつかの小説やドキュメンタリーで
その背景を知りましたが今の若い子たちは知っているのかなあと
思います。お恥ずかしいことに我が家の息子たちも怪しいです…。
by じゅんぺい (2024-04-15 17:27) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
お母さまお元気になられたとのこと、なによりと存じます。
年齢とともにいろいろ不具合も出てくると思うのですが、気持ちの面でお元気なら、
それも乗り切って日々過ごして行かれることと思います。
老母の介護をしている間に、わたしたち夫婦も70ですよ、もうね、そろそろ老々介護。
こちらもいろいろ気を付けながら過ごしていかなきゃねえ、なんて話しています。
...そんな話を夫婦でするようになるだなんて、数年前までは考えもしませんでした。
by ナツパパ (2024-04-16 10:26) 

北海道大好き人間

自分の記事でも書いていますが、大洗は、2012年の北海道ツーリングで「さんふらわあ」(行きは「さっぽろ」・帰りは「ふらの」=いずれも先代の船舶)を利用する時に行ったのみです。行きは乗船待ち、帰りは真っ直ぐに帰宅だったため、食事をするとか何かを見て回るということはありませんでした。
次に大洗へ行く時には、行きはともかく帰りは14:00頃に入港するので、この記事で紹介された場所へ足を運べればと思います。

by 北海道大好き人間 (2024-04-18 13:48) 

ナツパパ

北海道大好き人間さん。
大洗~苫小牧のフェリーは使い勝手が良いよ、と友人に聞いたことがあります。
一度利用してみたいのですが、わが家はいつも青森まで車で行って函館までフェリーでした。
函館の街に寄りたいという希望と東北道を走るのが好き、というのも理由です。
東北道で青森まで、はもう体力的に難しいかな。
次回車で北海道に行けるとしたら、大洗か仙台からフェリー利用になると思いますねえ。
by ナツパパ (2024-04-18 20:42) 

北海道大好き人間

大洗⇔苫小牧の「さんふらわあ」は、上りも下りも19:00頃に出発し、翌日14:00頃に到着します。船中泊することによって行きは体力を温存できますし、帰りは疲れが取れます。
東北道走破は、2011年のツーリングで往復共に行っていますが、車以上にバイクは疲れます。どちらも入船と同時に眠りにつき、気がついたら函館港に入港する直前でしたし、帰りもそうでした。東北道に限ったことではありませんが、長距離を車で行く場合、運転手を交替しながらというのが理想的だと思います。

by 北海道大好き人間 (2024-04-18 23:07) 

ナツパパ

北海道大好き人間 さん。
>大洗⇔苫小牧の「さんふらわあ」は、上りも下りも19:00頃に出発し、翌日14:00頃に到着します。
そのスケジュールはいいですねえ、どちらも到着してから余裕がありそうです。
苫小牧にその時間ですと、余裕で帯広まで行けそうですね。
あとは外海なので揺れなければいいなあ、ということくらいでしょうか。
...ちょっと船酔いする質なので。
最近の船は揺れに対する備えもきちんとしてますから、以前ほどは揺れないかもしれませんね。
by ナツパパ (2024-04-19 18:50) 

ナツパパ

niceをくださいました皆様。
ありがとうございます。
by ナツパパ (2024-04-22 08:57)