すこしばかりの愉しみを [くらしの中で]
毎年2月中旬には、結婚記念日に合わせ、夫婦で外食するのが習いだった。
今年はできるかどうか、と思いつつだったのだけれど、なんとか夫婦で晩ごはんを愉しむことができた。
2時間ほどの息抜き...うれしいことである。
わが家では、昨年暮れから母の様子が思わしくなくなって、自宅で介護の日々である。
さいわい母の様子は安定してきて、それに従って母の気分も明るいのが救いだ。
このまま自宅で穏やかに過ごせるといいのだけれども。
毎年極寒のなか訪れるレストランなのだけれど、今年は暖冬のおかげで、薄手のコート一枚。
それはそれで嬉しいことかもしれない...でも冬は寒くなくちゃなあ、なんて天の邪鬼かしら。
一年ぶりのレストラン、そしてシェフの笑顔が懐かしい。
席について飲み物もやって来て、さて乾杯...限られた時間だけど、食事を愉しもう。