ナツパパ氏の密かな偏愛 [妄想か偏見か]
小人閑居して...さて [妄想か偏見か]
2年前のことだったなあ [妄想か偏見か]
あそこまで行かなくちゃ 【夏の特別企画 妄想編】 [妄想か偏見か]
いつのまに...どうして 【夏の特別企画 異次元編】 [妄想か偏見か]
今年の桜は [妄想か偏見か]
今年は遅いなあ...と言われていた都内の桜も、開花したらあっという間に満開となった。
まるで、それまでじっとガマンしていた勢いを、開花と同時にほとばしらせたかのよう。
先週は仕事で移動中も、桜並木の花模様に見とれる日々だった。
週末には花見がしたいな、と思っていたら、とある人から、お誘いがあった。
ナツパパさん、どこか花見に行かない?
そこで週末、その人と新宿駅で待ち合わせ、「新宿中央公園」で桜を眺めることにした。
それは花見と言うほどではなく、二人でぶらりと桜を愛でて、なにかご飯を食べましょう、というもの。
中央公園には、桜の下びっしりとシートが敷かれ、大勢の皆さんが賑やかに愉しんでいたけれど、
二人で桜を見ながら歩く分には邪魔にならない。
あ、飲みものでも買ってこようか。
S君のゆくえ その後 【夏の特別企画 邂逅編】 [妄想か偏見か]
友人のS君から連絡が途絶えて、もうずいぶん日が経った。
今までの間、あちこち問い合わせして、彼が訪れた場所を知ることが出来た。
住所でいうと、横浜市青葉区寺家というところ...ちょうど「子どもの国」の東側にあたる場所である。
実際に行ってみたら、彼の足跡をたどることが出来るかもしれない。
そこで休日の某日、わたしは、電車とバスを乗り継いで、その寺家までやって来たのだ。
そこは...雨模様のこの日は人影もなく、寂しい風景が広がるところだった。
先ずは、彼が写真を送ってくれた神社、熊野神社に行ってみることにした(写真上)。
S君のゆくえ 【夏の特別企画 妄想編】 [妄想か偏見か]
とあるところで面白い狛犬を見つけました。
...世の中が暑さにあえぎ始めていた某日、友人のS君からメールが届いた。
いつもなら、いっしょに行きましょうか、と誘いをくれるのだが...今回はその連絡だけ。
こちらから電話をしてみると、今度出かけて狛犬の写真を撮ってきます、という。
なんでも写真を撮ったらすぐ、持参のノートパソコンに入れて、そちらに転送しますというのだ。
いつものS君とは違って、妙なことをするなあ、と思ったのだが...その時すでに、彼に何事か起こっていたのだろうか。
...しばらくして休みの日、彼の言う、その場所から、まず冒頭の写真が届いたのだった。
丘の上まで続く長い階段、その脇に、狛犬が建っている。
これがその狛犬なのだろうか。
当たるも八卦、当たらぬも... [妄想か偏見か]
某日、某商店街を歩いていたら、こんな布がかかっていた(写真上)。
東京から少し離れた街の、駅前通の商店街、アーケードの両側は個人商店が並んでいる。
寂れ気味ではあるけれど、まだまだ元気で、人通りも多く、商店も活気があった。
わたしは、そういう商店街を歩くのが大好きだ。
それで、愉しく歩いていたら、商品を積み上げた店の隣に、こんな感じで黄色い布がね。
どうやら、占い、とか、手相、とか、人生相談、とか...そんな系統の店...
...近寄って黄色い布を見ると、大きな布全体に、びっしりと名前が書き込まれていたのだった。
海に呼ばれて 【お盆特別企画 妄想編】 [妄想か偏見か]
先日のこと、友人のS君から連絡があった。
ナツパパさん...海が呼んでるんですよ、一緒に行きませんか。
ふだんの、温厚かつ磊落なS君と少し違う口調に若干の違和感があったのだが...
某日、待ち合わせたのは川崎駅前、我々はそこから、遙か彼方の海に向かって歩き始めたのだった。
やがて周囲は工場地帯になり、前は運河、道はそこで尽きようとしていた。