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新下関駅 ― 旧長門一ノ宮駅 ― 【日本一宮駅巡り 補遺】 [駅に行こう]





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 さて、冒頭の地図は、本州西端地域の、国鉄路線図の変遷を示している。

 図中①は1951(昭和26)年の路線図で、②は1975(昭和50)年以降のものである。

 本稿で取り上げたのは赤い矢印で示した駅で、①の「長門一ノ宮駅」から②では「新下関駅」に変更となっている。




 今回、なぜこの駅を取り上げたかというと...

 以前路線図を眺めていて、日本各地に「一の宮」の名前の付いた駅があることを知り、そこを訪ねてみようと思い立ったことが始まり。

 それで、2007年秋、香川県のことでん琴平線「一宮駅」訪問から始まり、2009年夏、北陸鉄道「加賀一の宮駅」まで、

 2年間で12駅を訪ねて、拙ブログで記事にしたのだった(マイカテゴリ―「駅に行こう」を参照してください)。




 その後、補遺として、今は廃止されてしまった「一の宮駅」も訪ね...残りがこの新下関駅(旧長門一ノ宮駅)なのである。

 自宅から遠く離れた土地なので、長く訪れることが出来なかったが、幸い今回機会があって訪れることが出来た。

 これで全国の鉄道で一の宮の駅名が付いた駅、付いていた駅を全部訪れることが出来、やれやれ満願である。



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東一宮駅跡 【日本一宮駅巡り 補遺】 [駅に行こう]

 

 

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 今回の「一宮駅巡り」は、愛知県一宮市にあった、東一宮駅の跡を訪ねることにした。

 

 新幹線を名古屋駅で下り、東海道本線の快速に乗ると、名古屋の次は尾張一宮駅である。

 広々とした濃尾平野を、快速電車は驀進し、約10分で尾張一宮駅に到着した。

 以前、この企画で訪ねたとき、尾張一宮駅は工事中だったが、今では立派な駅舎が建っている。

 愛知県北部の主邑にして、繊維産業で栄えた一宮市に相応しい偉観である。

 

 さて、東一宮駅は、名鉄一宮線の終点として1913(大正2)年に開業し、1965(昭和40)年に廃止となった駅である。

 わたしが下りた尾張一宮駅や、隣接する名鉄一宮駅から少し離れた場所にあった。

 そこまで歩いていこうと思うが、なにせこの日は最高気温35℃を超える猛暑日。

 午後5時でも、駅前広場にたつと、汗が噴き出すのだった。

 

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噂の現場を見る [駅に行こう]

 

 

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 先日のこと、久しぶりに取り立てての用事もない休日、わたしは自分の部屋で茫然としていた。

 すると、そこにやってきたのは妻である。

 ふだんは、わたしの部屋にやってきても、用事を話すだけですぐいなくなる妻だけれど、

 この日は何故かあれこれ話をしたがるのだった。

 

 こういう時はどこかに行きたいとき...長い間の付き合いで、わたしにもすぐに分かる。

 で、何処かに行こうか、と聞いてみたら、横浜元町に行きたい、という。

 元町は家族揃って好きな街だが、そういえば、ここ最近行ってなかった。

 

 じゃあ行こうか、と話が纏まって、とりあえず渋谷に。

 渋谷で東急東横線に乗り換える筈が、間違えて「Hikarie」なるビルに入ってしまった。

 すると妻は、ちょっと買い物が、などと言いつつ店内に突入していくではないか。

 

 仕方がないので、通路の隅で待っていたら、大きな窓から、東横線渋谷駅の屋根が見えた。

 見慣れた風景...でも、それももうすぐ無くなってしまう。

 この3月16日から、東横線渋谷駅は、地下鉄との直通運転のため、地下駅になってしまうのだ。

 もうすぐ無くなると思うと、この特徴のある屋根も、なんだか愛おしい気になるのだった。 

 

 

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能登二宮駅 [駅に行こう]

 

 

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 今回はJR七尾線にある「能登二宮駅」である。

 

 JR七尾線は、北陸本線津幡駅から七尾市の和倉温泉駅まで約60㎞、単線電化の路線。

 終点の七尾市や和倉温泉は能登観光の起点で、そこに通じるのだから、単線だからといってもローカル線ではない。

 関西から特急が直通し、普通電車も1時間に一本と、この地域を考えたとき、けっこう頻繁に列車の走る路線である。

 

 わたしが「能登二宮駅」を訪れたとき、ちょうど、金沢発七尾行きの普通電車がやってきた(写真上)。

 乗客も多く、この駅で降りるお客も結構あった。

 

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能登一ノ宮駅跡 【日本一宮駅巡り 補遺】 [駅に行こう]

 

 

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 さて、今回訪れようと思うのは、能登一ノ宮駅である。

 正確には、能登一ノ宮駅跡...北陸鉄道能登線の駅だったところである。

 

 北陸鉄道能登線は、能登半島の西岸にあるJR七尾線羽咋駅から、西岸沿いに富来町の三明駅まで延びていた。

 全長25.5キロの路線は、全線にわたって人口の少ない海沿いを走っていたため、早い時期から経営が苦しかった。

 そのためか、1960年代には赤字が大きくなり、1972(昭和47)年6月廃止になったのである。

 

 廃止後35年以上、まだ線路や駅の跡が残っていると聞き、訪ねることにした。

 まずは、能登線の始発駅でもあった、JR七尾線羽咋駅前で記念の写真を撮ってみる(写真上)。

 

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加賀一の宮駅 【日本一宮駅巡り 其の十一】 [駅に行こう]

 

 

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 今回訪れる駅は「加賀一の宮駅」である。

 石川県内を中心に鉄道やバスを運行する「北陸鉄道」、その石川線にある駅。

 石川線の始発駅は「野町駅」といって、金沢旧市街の西の外れ、犀川を渡った住宅街の中にあった。

 なぜこんな場所に...と思うほどだが、開業時に金沢旧市街まで入れてもらえなかったのかもしれない。

 

 その野町駅には、加賀一の宮駅行きの普通電車が止まっていた(写真上)。

 この電車に乗っていこう。

 

 

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飛騨一ノ宮駅 【日本一宮駅巡り 其の十】 [駅に行こう]

 

 

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 今回訪れる駅は「飛騨一ノ宮駅」である。

 飛騨一ノ宮駅は、高山本線にある駅なのだが、過疎地域を通る高山本線、普通列車の数が極端に少ない。

 そこで、岐阜方面から訪れるのを諦め、今回は高山駅から向かうことにした。

 高山駅3番線ホームには、美濃太田行き普通列車が止まっていた。

 これに乗っていこうと思う。

 

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遠江一宮駅 【日本一宮駅巡り 其の九】 [駅に行こう]

 

 

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 今回訪れる「遠江一宮駅」は、天竜浜名湖線にある。

 天竜浜名湖線は、1987(昭和62)年、JR二俣線廃止を受けて、その線路を使い営業を開始したもの。

 沿線自治体出資による第3セクター鉄道で、東海道線掛川~新所原67㎞の単線非電化の路線である。

 

 掛川駅には、天竜二股行きのディーゼルカーが止まっていた(写真上)。

 これに乗って遠江一宮駅まで行こうと思う。

 

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横須賀駅も120歳 [駅に行こう]

 

 

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 先週の土曜、友人のS君から連絡があった。

 「仕事が一段落ついたのでどこか散歩に行きませんか」

 土曜日の朝、とくに予定もなく茫然としていたわたしに否やがあろう筈もない。

 どこに行こう...相談の末、もう一度横須賀の街に行こう、ということになり、横須賀駅にやってきたのだった。

 

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上総一ノ宮駅 【日本一宮駅巡り 其の八】 [駅に行こう]

 

 

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 さて、今回の一宮駅巡りは、上総一ノ宮駅に行こうと思う。

 全国に散らばる一宮駅で、上総一ノ宮駅は、東京から一番近いところにある。

 寒いこの時期、雪の降るところや遠くはちょっと...と、今回は若干軟弱な旅行になった。

 

 上総一ノ宮駅は外房線の駅であるから、先ず総武線で千葉に行かなければならない。

 東京駅地下の総武横須賀線ホームには、上総一ノ宮行きの総武線快速電車が止まっていた(写真上)。

 

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