新下関駅 ― 旧長門一ノ宮駅 ― 【日本一宮駅巡り 補遺】 [駅に行こう]
東一宮駅跡 【日本一宮駅巡り 補遺】 [駅に行こう]
今回の「一宮駅巡り」は、愛知県一宮市にあった、東一宮駅の跡を訪ねることにした。
新幹線を名古屋駅で下り、東海道本線の快速に乗ると、名古屋の次は尾張一宮駅である。
広々とした濃尾平野を、快速電車は驀進し、約10分で尾張一宮駅に到着した。
以前、この企画で訪ねたとき、尾張一宮駅は工事中だったが、今では立派な駅舎が建っている。
愛知県北部の主邑にして、繊維産業で栄えた一宮市に相応しい偉観である。
さて、東一宮駅は、名鉄一宮線の終点として1913(大正2)年に開業し、1965(昭和40)年に廃止となった駅である。
わたしが下りた尾張一宮駅や、隣接する名鉄一宮駅から少し離れた場所にあった。
そこまで歩いていこうと思うが、なにせこの日は最高気温35℃を超える猛暑日。
午後5時でも、駅前広場にたつと、汗が噴き出すのだった。
噂の現場を見る [駅に行こう]
先日のこと、久しぶりに取り立てての用事もない休日、わたしは自分の部屋で茫然としていた。
すると、そこにやってきたのは妻である。
ふだんは、わたしの部屋にやってきても、用事を話すだけですぐいなくなる妻だけれど、
この日は何故かあれこれ話をしたがるのだった。
こういう時はどこかに行きたいとき...長い間の付き合いで、わたしにもすぐに分かる。
で、何処かに行こうか、と聞いてみたら、横浜元町に行きたい、という。
元町は家族揃って好きな街だが、そういえば、ここ最近行ってなかった。
じゃあ行こうか、と話が纏まって、とりあえず渋谷に。
渋谷で東急東横線に乗り換える筈が、間違えて「Hikarie」なるビルに入ってしまった。
すると妻は、ちょっと買い物が、などと言いつつ店内に突入していくではないか。
仕方がないので、通路の隅で待っていたら、大きな窓から、東横線渋谷駅の屋根が見えた。
見慣れた風景...でも、それももうすぐ無くなってしまう。
この3月16日から、東横線渋谷駅は、地下鉄との直通運転のため、地下駅になってしまうのだ。
もうすぐ無くなると思うと、この特徴のある屋根も、なんだか愛おしい気になるのだった。
能登二宮駅 [駅に行こう]
今回はJR七尾線にある「能登二宮駅」である。
JR七尾線は、北陸本線津幡駅から七尾市の和倉温泉駅まで約60㎞、単線電化の路線。
終点の七尾市や和倉温泉は能登観光の起点で、そこに通じるのだから、単線だからといってもローカル線ではない。
関西から特急が直通し、普通電車も1時間に一本と、この地域を考えたとき、けっこう頻繁に列車の走る路線である。
わたしが「能登二宮駅」を訪れたとき、ちょうど、金沢発七尾行きの普通電車がやってきた(写真上)。
乗客も多く、この駅で降りるお客も結構あった。
能登一ノ宮駅跡 【日本一宮駅巡り 補遺】 [駅に行こう]
さて、今回訪れようと思うのは、能登一ノ宮駅である。
正確には、能登一ノ宮駅跡...北陸鉄道能登線の駅だったところである。
北陸鉄道能登線は、能登半島の西岸にあるJR七尾線羽咋駅から、西岸沿いに富来町の三明駅まで延びていた。
全長25.5キロの路線は、全線にわたって人口の少ない海沿いを走っていたため、早い時期から経営が苦しかった。
そのためか、1960年代には赤字が大きくなり、1972(昭和47)年6月廃止になったのである。
廃止後35年以上、まだ線路や駅の跡が残っていると聞き、訪ねることにした。
まずは、能登線の始発駅でもあった、JR七尾線羽咋駅前で記念の写真を撮ってみる(写真上)。
加賀一の宮駅 【日本一宮駅巡り 其の十一】 [駅に行こう]
今回訪れる駅は「加賀一の宮駅」である。
石川県内を中心に鉄道やバスを運行する「北陸鉄道」、その石川線にある駅。
石川線の始発駅は「野町駅」といって、金沢旧市街の西の外れ、犀川を渡った住宅街の中にあった。
なぜこんな場所に...と思うほどだが、開業時に金沢旧市街まで入れてもらえなかったのかもしれない。
その野町駅には、加賀一の宮駅行きの普通電車が止まっていた(写真上)。
この電車に乗っていこう。
飛騨一ノ宮駅 【日本一宮駅巡り 其の十】 [駅に行こう]
今回訪れる駅は「飛騨一ノ宮駅」である。
飛騨一ノ宮駅は、高山本線にある駅なのだが、過疎地域を通る高山本線、普通列車の数が極端に少ない。
そこで、岐阜方面から訪れるのを諦め、今回は高山駅から向かうことにした。
高山駅3番線ホームには、美濃太田行き普通列車が止まっていた。
これに乗っていこうと思う。
遠江一宮駅 【日本一宮駅巡り 其の九】 [駅に行こう]
今回訪れる「遠江一宮駅」は、天竜浜名湖線にある。
天竜浜名湖線は、1987(昭和62)年、JR二俣線廃止を受けて、その線路を使い営業を開始したもの。
沿線自治体出資による第3セクター鉄道で、東海道線掛川~新所原67㎞の単線非電化の路線である。
掛川駅には、天竜二股行きのディーゼルカーが止まっていた(写真上)。
これに乗って遠江一宮駅まで行こうと思う。
横須賀駅も120歳 [駅に行こう]
先週の土曜、友人のS君から連絡があった。
「仕事が一段落ついたのでどこか散歩に行きませんか」
土曜日の朝、とくに予定もなく茫然としていたわたしに否やがあろう筈もない。
どこに行こう...相談の末、もう一度横須賀の街に行こう、ということになり、横須賀駅にやってきたのだった。
上総一ノ宮駅 【日本一宮駅巡り 其の八】 [駅に行こう]
さて、今回の一宮駅巡りは、上総一ノ宮駅に行こうと思う。
全国に散らばる一宮駅で、上総一ノ宮駅は、東京から一番近いところにある。
寒いこの時期、雪の降るところや遠くはちょっと...と、今回は若干軟弱な旅行になった。
上総一ノ宮駅は外房線の駅であるから、先ず総武線で千葉に行かなければならない。
東京駅地下の総武横須賀線ホームには、上総一ノ宮行きの総武線快速電車が止まっていた(写真上)。