久しぶりに街歩きなど [街あるき]
どうも体の調子が戻らず、うつうつとして暮らしていたら、季節は春を通り越していた。
気が付くと、気温も上がって汗ばむ陽気...だけど、まだまだ過ごしやすい。
もう少したつと「梅雨」に入るから、湿度も上がってきそうである。
そうなる前に、どこかに出かけてみようか、と思い立った。
そこで、友人のS君に連絡を取り、どこかに行こうよ、と誘ってみた。
彼とは長く一緒に街歩きを愉しんできたけれど、このところ疎遠である。
S君も提案を快諾してくれ、どこかに行きましょう、ということになった。
あまり遠くには行けそうにないから、今回は都内をブラついてみよう。
そこでやって来たのは、京浜東北線王子駅。
ここから三ノ輪まで、都電に乗っていってみよう、ということになったのだった。
久しぶりに散歩でも [街あるき]
このところドタバタしてしまって、友人のS君ともなかなか会えない。
会えばどこか街歩きでも、ということになるのだが、会えないので、街歩きもお休みである。
そんな日々を送っていたのだが、ここにきて少し余裕が出来た。
それで、どこか散歩に行こう、と話がまとまった。
...どこに行こう...築地なんかどうです、とS君が提案する。
そうか、築地市場も、いよいよ今年10月には移転である。
移転時期に近くなれば見物の皆さんで混むだろうから、今のうちに行ってみようか。
で、2月の某日、S君と二人で築地市場に行ってみた。
賑やかな市場の様子も観光の皆さんも相変わらずで、ここはいつ来ても面白い。
お町に行こうか [街あるき]
年末年始のドタバタも一段落してホッとする正月明け...家で休んでいたら妻がそばに寄ってきた。
なにか言いたそうな顔つきである。
ねぇ、お町に行かない?
どこかに出かけたいとき...それが都心や新宿だったりのとき、彼女はそういう 。
わたしたちが住んでいるところは東京西郊の、よく言えば住宅街、である。
なので、賑やかなところは、彼女にとっては「お町」なのだろう。
それで、わたしもどこかに行きたかったので、妻と二人、地下鉄に乗って着いたのは青山である。
わが家最寄り駅から、地下鉄の急行に乗れば4つめの駅が表参道にあるのだ。
...宅は表参道から四つめの駅ですの...ってどうかね?と聞いたら、妻はふんと無視した。
彼女の中では、それは、あんまり自慢にならないのかもしれない。
常滑散歩 - 追記あり - [街あるき]
秋も進んだ頃、東京を離れ愛知県知多半島に行ってきた。
知多半島には40年以上の付き合いになる友人夫妻がいて、遺憾ながら最近疎遠である。
せっかく東海地方に行くのだから、ここはその友人にあって久闊を叙そうと思った。
半田市に一泊して翌日、先ずは半田市内で友人夫婦と会ったら、疎遠の歳月はたちまち消えて...
...一緒に朝食を採り、市内を散歩し...3時間があっと言う間に感じられたのだった。
友人夫婦は午後から用事があるというので、しきりに恐縮していたのだが...
...なぁに、急に決まった今回の訪問だもの..それは仕方がないよ...またいつか。
そこで午後は、半田から山を越えてすぐの常滑に行ってみよう、と決めた。
常滑は昔から焼き物で有名な街、未見の地だけれど愉しそう、と焼き物好きはそう思うのだった。
やって来た常滑市は伊勢湾に面した港町で、町の主要部は港を囲んだ平地に集まっている。
わたしが目指すところは丘に登った一角、急な坂を上ってみると、常滑駅がずいぶん下に見えた。
築地散歩 [街あるき]
師走に入った某日、友人のS君とやって来たのは築地市場である。
本来なら、既に役割を終えているはずの築地市場...みなさんご存じの諸々あってまだ現役で活躍中。
その築地市場に行き、馴染みの雰囲気を愉しんで、あわよくば、美味しいものを食べよう、と企画した。
半年振りに訪れた築地市場は、現役の市場の活力があって、なんか嬉しい。
ワクワクしてくるなあ...いっそここでこのまま...は、やっぱりダメなんだろうかなあ。
そんな市場の活気を愉しみつつ、さて、せっかくの築地市場、なにか食べよう、ということになった。
緑に埋もれる ふたたび [街あるき]
ナツパパさん、小石川植物園に行きませんか?...そう誘ってくださったのは、旧知のO先生である。
O先生は、理科部という先生方のグループに所属していて、植物にも造詣が深い。
この夏、友人のS君と小石川植物園を訪れた記事をご覧になり、一緒に行きましょう、と誘ってくださったのだった。
O先生にとって小石川植物園は馴染みのところで、じつは様々に興味深いものがあるのだ、と仰る。
そういうお誘いほど心惹かれるものはなく...わたしはすぐに飛びついたのだった。
当日参加のみなさんの予定を調整し、10月はじめの某日、小石川植物園に行くことが出来た。
...わたしは残念、その日午前中だけしか予定が取れず...
...そうしたらO先生は、じゃあ午前中だけの見学にしましょうと仰ってくれた...ありがたい。
緑に埋もれる [街あるき]
7月初旬のことになるのだが、友人のS君と街歩きをした。
その頃は梅雨もひと休みで暑く、歩いていると相当にくたばってしまったのだった。
このまま歩くのは厳しい...そこで、緑陰の中で涼もうよ、ということになったのである。
どこに行こう...そうだ、小石川植物園なんかどうです、とS君が提案する。
そうそう、あったねえ、植物園...あそこは広くて気持ちいいし、久し振りに行ってみたい。
そこで、文京区内を回遊するタウンバスに乗り、小石川植物園を訪れたのだった。
小石川植物園は東京大学の施設だそうで、公的な施設に相応しい落ち着いた雰囲気である。
テーマパーク的な施設が多い中、こういった雰囲気は、かえって貴重に思える。
園内は緑に溢れ、そこかしこに点在する建物も年輪を感じさせる佇まいで、どっしりとした感じがよろしい。
...あ、ひょっとしたら、建て替えの費用が出ないからなのだろうか。
四谷三丁目散歩 [街あるき]
先の日曜日、友人のS君と待ち合わせ、街歩きをした。
とくに、何処へという目標もなく、ちょっとブラブラしようか、ということになって。
それぞれが用事のない日曜日、ふと、そうやって歩くのは愉しいことである。
...ところで、そうは言ったものの、わたしには少しばかりの目論見がある。
じつはこの下旬に夫婦で旅行をすることになった。
結婚して30年、息子もようやく卒業したし...そうして得られた余暇を旅行に使おうと思って。
旅行先では、わたしは観光と同時に写真もたくさん撮りたい。
そこでカメラ選びである。
いくつものカメラから、今回の旅行では、「EOS M」を持っていくことにした。
還暦を記念して買い求めたカメラで、小型軽量のボディーにAPS-Cセンサーが付いている。
そしてなにより11㎜~22㎜の広角レンズを付けているのが決め手になった(EOS Mについてはこちら → ■ )
ところが、「EOS M」を取り出し、試しに使ってみると、カメラの各種機能や使い方を半ば忘れているのだった。
...このところ、ほとんど使っていなかったので、そういう次第になってしまったのだろう。
そこで、この日は「EOS M」を持ちだして、一日使ってみて、取り扱いに習熟しよう、と目論んだのである。
聖人様も歩いた? 【 潜りぬけスポット見物記 その1 】 [街あるき]
さて、浜離宮で見物のあと、友人のS君と二人、やって来たのは、東急池上線五反田駅である。
ここから電車に乗り、潜りぬけスポットを見物しよう、ということになって。
五反田駅は、写真上でご覧いただけるように、今では周囲を高いビルに囲まれてちょっと窮屈に見える。
でも以前はこうじゃなかった。
高架の山手線の遙か上、そうね、ざっとビルの4~5階に当たるところで、周囲なにもなく吹き抜けだったのだ。
...今でも、埼京線の上あたりはそういう雰囲気が残ってはいるけれども...
なにしろ当時は、眺めは良かったけれど、風の強い日はちょっと怖いくらいだったっけ。
改札口を抜けてホームに入ると、始発駅ゆえ電車が待っている。
近寄ってみたら、懐かしや、7000系から改造の7700系電車だった。
7000系電車は、日本初のオールステンレス車両で、1960年代に134輌作られ、東急電鉄の各線で使われた。
わたしが中学生の頃は東横線を颯爽と走っていて、そのスッキリしたデザインに死ぬほど憧れた。
この電車に乗りたくて慶應義塾に入りたい、と思ったほど...別の学校に行っちゃったけどね。
製造から50年以上、最近は見なくなったが、ここで出会えるとは思わなかった。
やれ嬉しや、と興奮状態で電車に乗り、目指す駅に向かったのだった。
腹ごなしに歩こう [街あるき]
年末年始の休みが終わって、仕事が始まった...と思ったら、すぐに3連休。
「成人の日」が移動式になってから、そういう日程になって、本当に助かる。
今年は、年末年始に身体を使ったので、なお一層連休がありがたいのである。
...とは言っても、その連休中家に籠もっていると、所在が無くなり、つい口にものを入れてしまう。
ただでさえ年始の飽食が身体のあちこちに残っているのに、それに上書きをしてどうする。
そこで、同じような悩みを抱える妻と、散歩をすることにした。
で、3連休中の某日、地下鉄に乗ってやって来たのは、妻の希望で「国立競技場前」駅。
駅から地上に出ると、目の前に塀があって、その隙間から写真を撮っている方がいた。
...なんかあるのですか?...更地になった国立競技場の跡ですよ...おおっ、それはぜひ写真に...
という次第で、冒頭の写真が、国立競技場跡の広場である。
もうすこし経つと、新競技場の建設が始まるだろうから景色も変わってくるだろう。
いい記念になった。