S君のあしあと [街あるき]
友人のS君が先日、京都に出張したそうで、その時に出会ったあれこれを聞くことができた。
出張というのは、大体がタイトな日程になるものだから、せっかくの京都といっても、街見物の余裕はなかったらしい。
それでも昼食を取りに出かけた街で、彼は軒先に置かれた小さな像に気づいたのだとか。
一度気になると、街を歩いていても、軒先の像を探すようになり...
...すると、そこには様々な姿形の像があることを知ったのだそうだ。
それで、そのことが気になり、S君は休みを工面して京都に行き、改めて民家の屋根に置かれた像を見物したのだとか。
京都の旧市街を、それこそ歩き回ったそうで、その時に撮った写真を、わたしにも見せてくれるのだった。
上の写真も、その時のもので、旧家とおぼしき町屋の軒先に小さな像が見える。
望遠レンズで覗いた別の写真を見ると、この像は鍾馗である。
鍾馗とは、中国の道教の神様で、もともとは唐代玄宗皇帝が病に倒れた折、その病夢に出てきたらしい。
夢の中で、鍾馗は自身の来歴を語ったそうで、その後夢から覚めた皇帝は、病気が治っていることに気づき、
そこで夢で見た姿を絵師に描かせたのが、今に見る鍾馗像だそうだ。
長い髭と中国の官人の衣装、そして剣を持ちつつ睨みつける顔立ち...が鍾馗のお約束である。
来歴と姿から、魔除けの効験があるとされているそうだ。
それで、話を元に戻せば、京都を始め関西圏では、町屋の軒先に10~20㌢ほどの瓦製鍾馗像を置く習慣がある。
こちらも同じく魔除けのため、とのこと。
京都では、鍾馗像を造る瓦屋さんもあって、今でも数種類の鍾馗像が手にはいるようだ。
その鍾馗像を、S君はたくさん撮ってきて、写真を見たわたしは、そのバリエーションの豊富さに驚いたのだった。
いいなあこれ、と言ったら、ナツパパさんどうぞ、とデータを渡してくれた。
今回は、その「S君のあしあと」を使わせてもらい、京町家の鍾馗像を紹介してみよう。
ただし、申し訳ないのだけれど...詳しいことは分からないので、写真を並べて、皆さんにご覧いただこうか、と思う。
様々な鍾馗の姿が...のんびりしたものから躍動的なもの、おっかないものまで、見ていてじつに面白い。
...目力がすごい...なんかオーラを感じるなあ。
これは写実的な姿ですねえ...歌舞伎で見得を切っているみたい。
...あ、これは鍾馗と言うより、閻魔様、に似てるなあ。
...ひ、額が眩しい...誰がやねん...などと
呆然とした姿も、なかなか風情ある...かな。
こうやって板で囲ってある鍾馗もあって、大切にしている家風が感じられる。
...とは言っても、ここまで囲い込まなくても...箱入り息子、ならぬ箱入り鍾馗像、といったところだろうか。
おっかない鍾馗像ばかりでは...と、同じくS君の撮った画像の中から、おたふく像を。
ふっくらと穏やかな笑みが素敵。
魔除けになるか、どうかは別として、見ていて心が安らぐ。
◇ ◇ ◇
そうこうと、S君撮の鍾馗像を見ていたら、わが家にも鍾馗がいることに気づいた。
以前、大津絵の店に置かれているところに出会い、わが家に来てもらったもの。
木型に紙を貼って作ったもので、軽いけれど、なかなか威厳があって迫力たっぷりだ。
自室の本棚にあって、わたしおよびわたしの部屋、もう少し拡大解釈すれば、わが家全体を守ってくれている筈である。
何度か京都へ行っていますが、気が付きませんでした。
すごい観察力ですね。
なんだか沖縄のシーサーみたいな感じなんですね。
by furu (2014-06-25 07:58)
よく見てますね〜♪
初めて見たかも(^_^;)
京都もまだまだ色々発見ありそうですね〜
by sevensea-south (2014-06-25 08:37)
鍾馗さん、三重より西にはいるみたいですね!
三重では見かけるんですが、愛知で見ることはまずないです。
by アルマ (2014-06-25 09:55)
奈良へ行った時に初めて鍾馗に気付きました。
当地ではあまり見ないものなので、珍しいなぁ~と思ってました
by くまら (2014-06-25 10:27)
鍾馗さん、そういえば屋根の上に在るの見かけたことが、、、
京都だったのかしら、
姿、表情と見比べれば楽しい
きっとそこにお住まいの方には、それぞれに思い入れがあるのでしょうね
ナツパパさんの所におわす鍾馗さんも、なかなかによいですね
睨みが効いてます、やんちゃな感じもいいです
by engrid (2014-06-25 17:20)
「京都見物に行く」というのにこんな形があるとは!
普通はお寺や神社やお庭を見るのが目的ですものね~
魅力的な旅だなあ。Sさんって、素敵な方ですね。
ヨーロッパにはよく色々な、たいてい怖い面相の像や絵が外壁にありますが、日本にもあったのですね。
でも、一軒に一つだけかしら。こちらは壁一面に様々なのが並んでいたりします。
by めぎ (2014-06-25 21:10)
全国、全世界から、ミョウな縁起物やお札を蒐集しています。インドネシアのガルーダ(人形)と、バロン(お面)が最右翼かな?母がギリシャで買ってきたアポロン像も、相当スゴイ!・・・そんな私にとって、今回はぁ、今回はぁ、タマリマセン!
by hanamura (2014-06-25 22:06)
1枚目の写真で、像はどこ?って思ったのですが、
なるほど、可愛らしいのがありますね。
京都へは何度も行っていますが、まったく気が付きませんでした。
今度は気にしてみようかと思います。
あ、ナツパパさんのとこにお邪魔してから、
神社へ行くと必ず狛犬さんを見てくるようになりました^^
by みち (2014-06-26 01:22)
屋根の上の鍾馗さん、そうそう、ありました。
見比べてみたことがありませんでしたが、
様々なバリエーションがあるんですね〜。ビックリしました。
こうしてみると、いくら落ちないようにとはいえ、
針金でグルグルされてるのは、ちょっと可哀想かしら^^;。
ナツパパさんの鍾馗さん、可愛らしいです♪
by Inatimy (2014-06-26 07:26)
世の中には、こういうところに目が行く人と行かない人がいて、私は気づかずに通り過ぎてしまうタイプのほうです。
こういうのに気づくようになると、街歩きは一段と楽しいものになるし、感性も豊かになるでしょう。
by YAP (2014-06-26 08:16)
こんにちは。
鍾馗 様は確か…私の五月人形の中にいらっしゃったような…
ヒゲ面で両刃の剣を持ったお姿で。
by musselwhite (2014-06-26 09:24)
今度、京都へ行ったらゆっくり観察します。
シーサーみたいなもんかな。
by 小肥り (2014-06-26 11:46)
面白いです〜!鍾馗様ってそういう意味があるんですね。観察するものがあると、旅(出張)もぐっと味わい深くなりますね。願いを込めて魔除けの像を置いてきた人々の心持ちも、なんだか愛おしく感じられます。
by stellaria (2014-06-26 12:19)
鍾馗の話、初めて聞きました。
どんな来歴を語ったのかも知りたいですね。
それにしても、いろいろな表情があって面白いです(^^)
by aloha (2014-06-26 12:38)
Sさん、すごい観察眼ですね!
ナツパパさんちの鍾馗さまはかわいいですね(*^。^*)
by じゅんぺい (2014-06-26 12:54)
へ〜、鍾馗像とは面白い風習ですね!
各家ごとに表情が異なっていて、
これを眺めながら散策するのも、
楽しいですね〜(^^)
私も京都へ行く機会があったら、
ぜひ見つけてみたいです(^^)
by あおたけ (2014-06-26 19:08)
埼玉の上尾宿(現 上尾市)や桶川宿(現 桶川市)でも、火災除けのお守りとして、
鍾馗様を軒先に祀る風習があった、との話を聞いたことがありますよ。
ただ現在ではほとんど見られなくなってしまった、とのことでしたが。
それにしても京都の鍾馗様は、本当にバリエーションが豊かですね。
by SLB-I (2014-06-26 21:08)
へぇ。
京都の民家には魔除けの像があるんですね。
あまり気にして見たことなかった。
次、京都へ行くことがあったら注意して見てみたいです(^_^)
by たかぼん (2014-06-27 00:29)
これは知りませんでした、こういう風習があるとは。。。己の無知を恥じ入るばかりですね、勉強になりました・・
by リック (2014-06-27 04:46)
ひとつひとつ違うんですね!
凄い!芸術品ですね。
by のっぽさん (2014-06-27 10:19)
屋根にこんな像が置いてあるのは知りませんでした。
いろんなのがあるんだね。
今度行ったら(何時行くか分からないけど覚えてたら)見てみよう。
by Aちゃん (2014-06-27 11:06)
ふくよかなお顔立ちに、災いも避けて通るでしょう。
by 山子路爺 (2014-06-27 11:25)
新しい京都の楽しみ方ですねー!!
ナツパパさんも素敵な方ですし、Sさんもスゴイです。
そんなお二人が探検?されている記事が魅力的な訳がわかりました。
毎回、幸せをお裾分けしてもらったような気持ちになってます。
by kaname (2014-06-27 18:31)
鍾馗像、いろいろバリエーションがあるんですね☆
箱入り鍾馗像は、隠しすぎで、魔除けにならないかもw
by ばー助 (2014-06-29 01:26)
ああこれいい顔してますね、みんな。次回、注目してみます。京都すごいな。
by snorita (2014-06-29 09:12)
こんにちは
京都も楽しいところいっぱいありますね
実は先日奈良町には行ってきました。
もうちょっとゆっくり見たかったのですが・・・・・
子供たちもいたので。
by やま (2014-06-29 10:12)
furuさん。
あ、わたしも京都には何回も行っているのですが、全く気づきませんでした。
写真を見ていると小さな像のようで、しかも軒下ですので、意識してみていないと、
見落としてしまうように思います。
わたしも京都に行くことがあったら、探してしまうと思います。
by ナツパパ (2014-06-29 15:16)
sevensea-southさん。
すごい観察力ですよね。
また、そうやって見つけた鍾馗増のバリエーションの多さもビックリしました。
探せばまだまだ種類があるのだろうなあ、と思いますねえ。
これが近くであれば今度一緒に、という話になるのですけれどねえ...うーん。
by ナツパパ (2014-06-29 15:18)
アルマさん。
東海三県とよく言われますけれど、その中に三重県は入っていたのでしたっけ。
愛知県岐阜県...と、あと三重県ですものね。
わたしの偏見なのですが、三重県って東海と言うよりも関西だなあ、と感じます。
建物や話し言葉など、つい、そう感じてしまうのですよねえ。
なので、アルマさんの、鍾馗像が三重県以西にはある、というお話は、納得できました。
あ、これはあくまで、わたしの思いこみではあるのですが。
by ナツパパ (2014-06-29 15:22)
くまらさん。
あ、くまらさんは奈良で見つけられたのですね。
物の本によりますと、近畿圏全体に鍾馗像が見られるのだそうで、
そのバリエーションは大変なものなのですとか。
わたしの住む関東地方では、まず見ることのできないものですので、
いつかは見てみたいなあ、と思います。
by ナツパパ (2014-06-29 15:25)
engridさん。
京都で鍾馗像を造っている瓦屋さんのお話では、鍾馗像は型に瓦の材を鋳込んで
それで作るのだ、ということですが、その方は100体も鋳込むとダメになってしまうのですとか。
なので、そのたびに新しい型を用意するわけですから、バリエーションも増えるなあ、と思います。
その像を見ながらの町歩き...良いなあ、いつかは、と憧れています。
by ナツパパ (2014-06-29 15:29)
めぎさん。
厄除け魔除け、それを大切にするのは、洋の東西を問わないのですねえ。
たしかに、西洋の教会や古い家では、魔除けのような像を見ますものねえ。
こうやって鍾馗像を家に置くことで、心の平安が持てるのであれば...
我が家でも軒先に置いてみようかしら、なんて思ったりします。
>魅力的な旅だなあ。Sさんって、素敵な方ですね。
ありがとうございます。
わたしにとっても得難い友人で、これからも仲良くしていきたいなあ、と思っているんですよ。
彼はどう思っているか...うーむ(笑)
by ナツパパ (2014-06-29 15:33)
hanamuraさん。
あ、hanamuraさんのコレクション、すごいです!
たしかに、この鍾馗像は、その仲間に入っても十分な力がありそうですね。
近畿圏では、こういった鍾馗像が多く見られる、とのことですが、静岡県や広島県では
いかがでしたでしょう。
鍾馗像を見ていると、たしかに魔除け厄除けに効験がありそう、と思いますよねえ。
by ナツパパ (2014-06-29 15:44)
みちさん。
そうなんですよね、軒下のあまり目立たないところに置かれているのだそうです。
友人に寄れば、鍾馗像って、T字路の横棒と縦棒が交わる場所の家に多いのだそうです。
縦棒方向からまっすぐにやってくる魔物を鍾馗で迎え撃つ、ということなのでしょうか。
古来、交差点は逢魔の地でもあったわけですから、魔除け厄除けは必要だったのでしょう。
そういう魔除けがある近畿圏って、やはり古くからの伝統ある地なのですね。
by ナツパパ (2014-06-29 15:49)
Inatimyさん。
あ、たしかにグルグル巻きですねえ...ちょっとかわいそう(笑)
たしかに魔除け厄除けが軒先から「落ちて」しまったら、これはいくら何でも拙いですから、
やはりしっかり巻いて...というのは分かりますけれども...うーん。
像を子細に眺めると、腰のあたりから壁に向かって針金の伸びているものもあるので、
そこら辺に取り付け部分があるのやも知れませんね。
そうなっていると、針金も目立たずいい案配ですね。
by ナツパパ (2014-06-29 15:54)
YAPさん。
たしかに、こうやってなかなか気づかない部分まで目が行けると、街歩きもいっそう充実して
より面白いものになることでしょう。
あ、わたしはどうも、気が回らない方、に属しているようでしてね、こういう発見はできそうもなく、
友人と一緒に歩いていても、教えられる方が圧倒的に多いです。
彼は、まことに得難い友人なのです。
by ナツパパ (2014-06-29 15:57)
tochiさん。
やってみよう♪さん。
ぼんさん さん。
ソニックマイヅルさん。
ともちさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 15:58)
たくやさん。
隊長さん。
きゅーさん。
sugoimonoさん。
mwainfoさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 16:02)
nikiさん。
makimakiさん。
MORIHANAさん。
足立sunnyさん。
ma2ma2さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 16:03)
馬爺さん。
harryさん。
song4uさん。
hideyuki2007yさん。
Hiloyanさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 16:04)
musselwhiteさん。
あ、わたしの五月飾りの中にも鍾馗さん、いらっしゃいましたねえ。
子どもの頃、けっこう怖かった覚えがありますもの。
あとは、鍾馗様の描かれた掛け軸...これは父が孫である息子の初節句を祝って、
あつらえたもので迫力たっぷりなんです。
当然ながら、初めて見た息子は大泣きで(笑)、その後も苦手だったようです。
今は平気で眺めていますよ...成長したものです(笑)
by ナツパパ (2014-06-29 16:08)
小肥りさん。
>シーサーみたいなもんかな。
あ、そうですね、その系統に属しているものと思います。
古くからの伝統があるところでは、魔除けや厄除けは大切な習慣なのだ、と思います。
この鍾馗像は、様々な姿形があるそうで、ゆるキャラ系からおっかない写実系まで、
様々にあるそうで...なんか狛犬にも似てますよねえ。
わたしもはまってしまいそうですが、残念、京都は500㎞以上遠くでした。
by ナツパパ (2014-06-29 16:13)
stellariaさん。
>願いを込めて魔除けの像を置いてきた人々の心持ちも、なんだか愛おしく感じられます。
ホントそうですよね。
我が家そして家族に災いが及ばないように、って軒先に鍾馗像をつけているご主人は
家族思いの方なのだろうなあ、と思います。
関東地方では、あまりこういった習慣はないのですけれど、もしあったら、我が家でも
軒先に鍾馗像を飾っていたことでしょう。
あ、わたしの場合、家族思い、よりも好奇心から...かも(笑)
by ナツパパ (2014-06-29 16:16)
alohaさん。
鍾馗が夢の中で語った来歴は、細かく見るとけっこうバリエーションがあるのですが、
大筋では、科挙に失敗して自殺してしまったが、皇帝が丁寧に葬ってくださったご恩、
それに報いるために出現した、となっています。
その前に、子鬼や魔物が皇帝に悪さをするのですけれど、そのあたりにつきましては、
記事の中の、「鍾馗像を造る瓦屋さん」の部分をクリックしていただけると、
瓦屋さんのHPに飛びますが、その中に詳しくかかれています。
よろしければご参照くださいね。
by ナツパパ (2014-06-29 16:21)
じゅんぺいさん。
>ナツパパさんちの鍾馗さまはかわいいですね(*^。^*)
ありがとうございます。
高さ10㌢ほどの小振りな像なのですが、やんちゃな表情も面白く、
我が家の本棚で威張っていますよ(笑)
そういえば、わたしの本棚には、シーサーがいたり狛犬がいたり、さらには鍾馗さん...
魔除けばっかりで心強いです...が、内輪もめはしないで欲しいところです(笑)
by ナツパパ (2014-06-29 16:24)
あおたけさん。
様々な表情そして姿の鍾馗像、面白いですよねえ。
友人は、京都の旧市街を、それこそ縦横に歩き回ったそうで、そこで様々な鍾馗像を見つけ、
大興奮したのだそうですよ。
この鍾馗像は軒下にあって小さいので、写真を撮るには望遠レンズが必須だそうです。
ライカ版換算で400~600ミリレンズあたりがいいのだそうです。
仰天しちゃいました。
今はコンパクトカメラやネオ一眼カメラで望遠系800ミリとか1000ミリ、
とかのレンズが付いている機種もありますので、そういうカメラが鍾馗見物には良いのかも知れませんね。
by ナツパパ (2014-06-29 16:29)
SLB-Iさん。
おおっ、関東でもそういった習慣があったのですね。
今はもうほとんど見られないのですか...これは見てみたかったなあ、惜しい!
それでもひょっとしたら...ということもありそうです。
友人と予定を合わせて、上尾宿桶川宿を歩いてみようかな。
古くからの街並みを歩くだけでも面白そうですし。
貴重な情報、ありがとうございました。
by ナツパパ (2014-06-29 16:32)
たかぼんさん。
そうなんですね、わたしも友人の話を聞いたのが初めてでした。
それで調べてみましたら、「みちくさ学会」という名前のHPに入っていただけますと、
街角の鍾馗像というコーナーがありました。
やはり関西の、京都付近の鍾馗像が紹介されていて、そのバリエーションには驚きます。
機会がありましたらぜひ!
by ナツパパ (2014-06-29 16:36)
リックさん。
わたしも、じつは友人から話を聞くまでは、全く知りませんでした。
自分の周りだけ見ていてはイカンなあ、と反省した次第です。
なので早速京都に...行けないところが、なんとも...いやはや。
いつかは、と目論んでいるのですが、さていつになりますやら。
by ナツパパ (2014-06-29 16:38)
のっぽさん さん。
友人からもらった写真は、記事で紹介したものの数倍はあったのですが、
その中にも魅力的な、またユニークな鍾馗像がありました。
それぞれ、いくつかのパターンがあるようですけれど、その、いわばレディーメイドの像以外に、
ワンオフ、一つだけ製作の手作り鍾馗像もあったりしていよいよ面白かったです。
たしかにこれはもう芸術品の分野に入っているかも知れませんね。
by ナツパパ (2014-06-29 16:42)
メルシオさん。
ちょんまげ侍金四郎さん。
今造ROWINGTEAMさん。
oink!さん。
シルフさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 16:43)
enosanさん。
モリガメさん。
me-coさん。
hide-mさん。
okin-02さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 16:45)
Aちゃん さん。
そうなんですよねえ...こういう像が街に溢れているなんていいですよね。
わたしも京都に行ったら、寺社見物よりこちらを優先してしまいそうです。
歩いて歩いて、見物して、疲れたら昔ながらの喫茶店でひと休み...いいなあ。
そういう一日、憧れます。
わたしもいつかは...行きますよ、うん。
by ナツパパ (2014-06-29 16:49)
山子路爺さん。
>ふくよかなお顔立ちに、災いも避けて通るでしょう。
あ、おたふくさんのことでしょうか。
ふくよかな笑顔を見るとホッとしますよねえ。
えくぼも可愛らしいなあ。
でも、その笑顔の中にも凜とした雰囲気も感じられる像ですので、
きっと魔除けの力も持っていることと思います。
鍾馗像だけではない、こういう選択も素敵ですよね。
by ナツパパ (2014-06-29 16:52)
kanameさん。
過分なお褒めのお言葉、ありがとうございます。
題名に似て、あちこち彷徨った軌跡を記事にしているブログなのですけれど、
そう言っていただけるだけで、元気いっぱい、励みになります。
今回は、いつも一緒に散歩する友人の「あしあと」をお借りして、記事にしました。
こういう形ってちょっと反則?と思わないではないのですが(...なにしろ、「わたし」のあしあとですので)、
そこは甘く考えて(笑)今回の記事になりました。
振り返ってみますと、わたし以外の方の「あしあと」で記事にしたのは5回目です。
ちょっと多いかな...などと気にしているところではあるのですが、きっとこれからもやります(笑)
すみません、暖かい目で見てやってくださいね(笑)
by ナツパパ (2014-06-29 16:59)
ばー助さん。
そうでしょう、箱入りは入りすぎですよねえ。
この写真を友人の画像から見つけたときは、思わず吹いてしまいましたもの。
思うに、これはきっと鳥の巣を使ったものなのでしょうね。
小鳥は大変ですよ...入ろうとしたら鍾馗さんが睨むのですから。
それにしても...ユニーク、ですよねえ。
by ナツパパ (2014-06-29 17:02)
snoritaさん。
ぜひぜひご覧になってください。
京都の旧市街、中京区のあたりには様々な鍾馗像があるそうですので。
あの界隈は旧家が多いですから、中には時代を経た鍾馗像も見つかりそうですねえ。
瓦製ですから長くは保たないかもしれませんが、それでも、見つける楽しみは大きそうです。
...ああ、わたしも京都、行きたいなあ。
by ナツパパ (2014-06-29 17:05)
やまさん。
わたしも以前は、京都には年に一回は訪れていたのですが、両親を連れていたり、
家族と一緒だったりして、なかなか自分の好きには動けなかったです。
それは仕方ないことで、不満はなかったのですが、それでもこうやって、
街の鍾馗像を見たりすると、一人で出かけたいなあ、という気持ちが浮かんできます。
友人は有休を使って一人で出かけたそうで、いいなあ、と憧れるばかりです。
by ナツパパ (2014-06-29 17:09)
lamerさん。
nicolasさん。
きたろうさん。
たくさん。
wattanaさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 17:10)
saruさん。
ちくわさん。
nachicさん。
くらいふさん。
TERUさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 17:12)
さとしさん。
mahimahiさん。
りかの配偶者さん。
aokenさん。
ねじまき鳥さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 17:13)
遠霞(とおがすみ)さん。
kiyoさん。
arail206さん。
Cedarさん。
桃杏さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-29 17:15)
名古屋でも古い家(長屋とか)には乗っかってましたよ>鍾馗
大雨、そちらはダイジョブですか?
by gop (2014-06-29 17:59)
こういうものがあることなど全然知りませんでした!今度、京都を訪れた際には気をつけてみて見ます。箱入りのは巣箱みたい(笑)
by のんの (2014-06-29 21:16)
京都の中心部はあまり歩かないので、これは知りませんでした。
こういった発見は、街歩きの醍醐味と言えるかもしれませんね。
by つぼっち (2014-06-29 21:40)
かわいい~って言ったら、怒られちゃうかもですが
表情がみんな違うから、写真を撮りたくなっちゃうのわかります~。
見つけた時、ワクワクしちゃいそうです(^^)
by 小梅姉 (2014-06-29 23:42)
gopさん。
あ、名古屋にも鍾馗像が置かれていたのですね。
そうすると、こうやって家に厄除けの像を置く習慣って、
以前は全国あちこちで見られたものなのかもしれませんね。
厄除け魔除けの像も、鍾馗に限ったことではないのかも。
ちょっと調べてみたくなりました。
>大雨、そちらはダイジョブですか?
はい、なんとかやり過ごしております...が、すごいですよねえ。
今年の梅雨は男梅雨、といわれるものなのでしょうか。
7月に入ってからの、梅雨末期の荒れ具合が心配です。
by ナツパパ (2014-06-30 05:33)
のんのさん。
>箱入りのは巣箱みたい(笑)
あはは、これ、わたしも巣箱を使ったのじゃないかなあ、と思いますねえ。
小さな穴から顔だけが見えるのって、ちょっと笑えてしまいますね。
巣箱を使おうとした小鳥は、入ってビックリ...だったことでしょうね。
でも、この鍾馗像を見つけた友人の観察眼はすごいなあ、と思うんですよね。
わたしだったら見過ごしていたことでしょうねえ、きっと。
by ナツパパ (2014-06-30 05:36)
つぼっちさん。
友人はきっと、ワクワクしながら京都の街を歩いていたことでしょう。
たしかにそれって、街歩きの醍醐味といえること、と思いますねえ。
友人は、鍾馗像を取りながら、中京区の街並みを歩き倒したそうですが、
どこをどう歩いたかはまるっきり覚えていないのだとか。
屋根を見ながら歩いていたので...と聞いて、たしかになあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2014-06-30 05:40)
小梅姉さん。
鍾馗像の、このバリエーションの豊富さは魅力的ですよねえ。
わたしも写真を見ていて、いいなあ、見に行きたいな、と思いましたもの。
わたしは自営業なので、有給休暇というものはなく、そうなると、なかなか平日の休みって
とれないものなのですよねえ。
自営業を自由業と仰る方もいますけれど、不自由業の方があってるなあ、などと
思ってしまいますねえ。
by ナツパパ (2014-06-30 05:43)
ネオ・アッキーさん。
素人写真さん。
kyonさん。
ryo1216さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-06-30 05:44)
京都には住んでた事もあるし何度も行ってますが、
鍾馗像の事は知りませんでした。爺は京都で何してたんだっぺ?
by 旅爺さん (2014-06-30 09:03)
おはようございます。街歩きをしていますと色んな発見がありますね。私も歩きます。^^;
by ソニックマイヅル (2014-06-30 09:54)
屋根上の鍾馗さまは、京都在のブロガーさんの記事で拝見して、興味を持っていました。
素敵な文化ですね!
by 駅員3 (2014-06-30 09:56)
Sさんの着眼点、素晴らしい!
そして、そのために再訪するなんて、これはスゴイ!
(本棚の鍾馗様も素敵ですねえ、、)
by amo (2014-06-30 10:30)
自分もこの何年かで京都に行ったときに気が付きました。
ほんといろいろな表情もあるし見るだけで
楽しめますよね!
by なかせ (2014-06-30 11:07)
京都の町やも何度も歩いていますが全く気づきませんでした。
月初にも歩いてきたのですけどね・・(笑)。
今度機会があったらしっかり見てくることにします。
by kemm (2014-06-30 17:49)
我が家を始め東京ではなかなかこう言う装飾はありませんよね、鍾馗さん、我が家では馬に乗った若い方が五月人形としていらっしゃったはずです。
ところで、鱧しゃぶいかがですか?
by suzuran6 (2014-06-30 20:15)
来歴のこと、教えて頂きありがとうございましたm(_ _)m
瓦屋さんのホームページも拝見しました。
中国の話が、なぜ京都に?・・・という疑問も解消されましたし、
とても面白かったです!
by aloha (2014-06-30 22:12)
旅爺さん さん。
あ、旅爺さん さんは京都にお住まいだったのですね。
お仕事の関係だったのでしょうか。
京都は魅力いっぱいの街ですから、わたしなど住んでみることができたら、
休みなどにはあちこち出かけまくってしまいそうです。
でも、日常の生活をしながら、ということになると、観光で訪れたときのような案配には
いかないわけですからねえ...わたしもきっと、鍾馗には気が付かなかったと思いますねえ。
by ナツパパ (2014-07-01 06:36)
ソニックマイヅルさん。
街歩きって面白いですよね。
自然の中を歩くのはとても魅力的ですが、街歩きもまた、別の魅力がたっぷりとあって、
わたしなど、歩いていると時間を忘れてしまいます。
仰るとおり、様々な発見を愉しむことも街歩きの大きな魅力の一つですよね。
by ナツパパ (2014-07-01 06:39)
駅員3さん。
あ、鍾馗像に注目されたブロガーさんがいらしたのですね。
京都にお住まいの方からには近しい存在なのでしょうね。
わたしは、最近まで京都には年一回ほどは訪れていたのですけれど、
この鍾馗像にはまるっきり気が付きませんでした。
今度もし、京都に行けることがあったら、街の鍾馗像をぜひ見物したく...
そうなると日帰りはムリでしょうから、一泊、あるいは二泊、になるやもしれません。
長い旅になりそうです。
by ナツパパ (2014-07-01 06:44)
amoさん。
そうなんですよ、友人の観察眼のすばらしさは、わたしも一緒に街歩きをしていて
いつも驚かされるのです。
あ、あそこになにか...とか、あれなんでしょうね...ということがいつもあって、
そのたび同行のわたしは、あれ、気が付かなかったけど、たしかに面白いねえ...
ということになるのですね。
今回の鍾馗像もまた、彼の観察眼のすばらしさゆえ、と思っているんです。
一緒に京都に行きたいところですが...お互いまだ学生を抱えている身では、
なかなか難しそうですねえ。
by ナツパパ (2014-07-01 06:48)
なかせさん。
>自分もこの何年かで京都に行ったときに気が付きました。
あ、なかせさん、気が付かれていましたか。
やはり像のバリエーションは豊富なのですね。
これはますます実際に見てみたくなりますねえ。
鍾馗像が京都に限らず、近畿圏一帯に置かれている、と聞きますので、
あちこちにユニークな像があるのでしょう。
それを思うと、一度は見物したい、と願うばかりです。
by ナツパパ (2014-07-01 06:52)
kemmさん。
あ、ぜひぜひ鍾馗像の見物を愉しんでくださいね。
友人の話では、鍾馗像は、軒先の奥に置かれていることが多く、また小さいので、
意識して見ないとなかなか気が付かない、ということでした。
今回の画像も、友人の持つカメラ...24㍉~1000㍉という途方もないズームレンズの、
かなりの望遠で撮ったものらしいので、実際はずいぶん見難いのでしょう。
わたしも見物してみたいのですけれど、そう言う超望遠系のレンズなど無く、
さりとて買うのも大変ですしねえ...うーむ。
by ナツパパ (2014-07-01 06:57)
suzuran6さん。
関東では、なかなかお目にかかれない装飾ですよね。
なので、今回友人が撮ってきてくれた画像は、わたしにとって魅力いっぱいのものでした。
聞けば、鍾馗像を飾る習慣は昔からあるということですので、おそらく、像のバリエーションは
想像以上にたくさんあるのでしょう。
見てみたいなあ、と旅心がうずきます。
>ところで、鱧しゃぶいかがですか?
お誘い、ありがとうございます。
当日は、地域行事のお手伝い、その後の懇親会とありまして、参加は難しそうです。
残念なのですが、今回は不参加とさせてください。
by ナツパパ (2014-07-01 07:02)
alohaさん。
あ、ご覧いただけましたか。
来歴など、とても面白いですよね。
その話が京都に伝わって、それで魔除けに...という展開は、
中国の文化が如何に日本に影響を与えてきたか...その証左のように感じます。
そう言う歴史を見るのって愉しいものですよね。
alohaさんにも、面白さを感じていただき、わたしも嬉しかったです。
by ナツパパ (2014-07-01 07:08)
ハマコウさん。
kurakichiさん。
arashiさん。
sonicさん。
miataさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-01 07:09)
sora_pさん。
Silvermacさん。
hirosanさん。
sabuchanさん。
ダイとクロさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-01 07:11)
himaさん。
さらまわしさん。
(。・_・。)2Kさん。
げいなうさん。
ffmlさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-01 07:12)
Boo(ブゥ)さん。
急行9号さん。
くにちゃんさん。
khota2さん。
司馬亮さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-01 07:14)
NO14Ruggermanさん。
いっぷくさん。
vivianeさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-01 07:15)
モカさん。
macharunさん。
yayu-changさん。
月夜のうずのしゅげさん。
e-g-gさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-09 06:00)
鍾馗さま、五月人形でも見かけますね。うちには幟にこれが描かれています。
これも、狛犬と共にあちこち(とは言っても京都まで行かなければなりませんが)見て歩けば、いろいろな表情をしていることに気付かされるのではないでしょうか。
by 北海道大好き人間 (2014-07-10 22:58)
北海道大好き人間さん。
今回、友人の写真を見て、その種類の多さ、ユニークさに驚きました。
これは実際に見てみたいなあ、と思いますねえ。
友人によると、屋根の上にあって、しかも小さいので、見つけるにはコツがいるようですし、
また、長く見ていると首が痛くなるそうなのですが、それでも見てみたいなあ。
京都に行く機会を作らなくちゃ、と目論むナツパパです。
by ナツパパ (2014-07-14 11:16)
hatsuneさん。
ぱぱくまさん。
lomoさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-07-14 11:17)
今度京都行ったらよく見ておこうっと。
みなさんよく観ていらっしゃいますね。
私の観察力がないのと歴史認識がないのがいけないね。
勉強せんとあかんなぁ。
by Santa (2014-07-16 19:00)
Santaさん。
わたしも京都で見てみたいなあ、と思っているんです。
...でも、なかなか出かける機会がないのが残念なんですよねえ。
京都はもう祇園祭も終わって、日常の街に戻っていることでしょうから、
町歩きも比較的楽に出来そう...暑さをしのげれば、の話ではありますが(汗)。
いつかはきっと...と目論むナツパパであります。
by ナツパパ (2014-07-18 14:18)