物欲満々だった...のに 【欧州道楽旅 北欧編 その7】 [旅行中 海外編]
バスに乗ってやってきたのは、ラップランド地方最大の観光施設「サンタクロース村」である。
ここには、サンタクロース・オフィスや郵便局があって、さらにはクリスマスグッズも置かれている。
おりしもクリスマス間近、わたしも妻も、クリスマスグッズに期待満々である。
ところで、サンタクロース氏はラップランド地方コルヴァトゥントゥリの山中に住んでいるそうだ。
そこで妖精トントゥの手伝いを受けているそうで、一緒にいるのはトナカイだけじゃないらしい。
そもそも、その山中では、赤い服も着ていないみたいだぜ。
サンタクロース氏は、その山中からここまで出張してきて、オフィスを構えている。
世界あちこちに行かなきゃならないこの時期、ここのオフィスに詰めるのも大変そう、と同情した。
写真上は、そのサンタクロース・オフィスで、ここでサンタさんと面会が出来る。
昼間をどう過ごすか? 5日目 【欧州道楽旅 北欧編 その6】 [旅行中 海外編]
さて、2泊過ごしたユッラス(Yulläs)の街ともお別れである。
旅の5日目、わたしたち一行はバスでロバニエミまで移動する。
ここまでは、オーロラ見物を中心に据えた旅程で、ラップランド地方の町に4泊した。
これから旅の後半は、オーロラから離れ、観光色の強い旅程となる予定だ。
ここからロバニエミまでは150kmほど、バスで2時間半くらいなので、出発は午前11時半だった。
明るいうちにバス移動だから、周りの景色がよく見えるだろう。
ところで、これまでの移動はすべてバスだったのだが、これがすごい速さで走る。
...アイスバーン状態の道路でも80km/hくらいで飛ばす...
...爽快とも、ちょっとハラハラとも...なにしろ先頭の座席で見ているので。
さすが雪道に慣れている、すごい技術だ、と運転手に聞いたら、スパイクタイヤ使えるからね、と言うのだ。
ラップランド地方は車が少ないし自然環境が過酷なので、スパイクタイヤが許されているようだ。
見るとたしかにスパイクタイヤ、たしかにこれなら大丈夫だな。
昼間をどう過ごすか? 4日目 【欧州道楽旅 北欧編 その5】 [旅行中 海外編]
さて、オーロラを堪能した夜が明けて、旅も4日目になった。
この日はユッラスで一日フリー、ツアーの旅程表を見ても、この日はなにも書かれていない。
ホテルで用意しているオプショナル・ツアーがあるけれど、どうもいま一つで。
どうしたものかね、と夫婦で話していたら、ホテルの日本人スタッフMさんがユッラスの街の地図をくれた。
それが上の写真で、一番右に滞在するホテルがあり、一番左のT字路までが街である。
1.5㌔ほどの1本の道に店が数軒、なんか寂しげなところだなあ。
...オーロラ見物には、街の光が少なくて良いのだろうけれども。
午前8時に朝ご飯を食べて、自分たちの部屋でテレビを見ていても手持ち無沙汰なものだ。
...そろそろ11時、外も明るくなってきたし...
そこで、ユッラスの街を探検しに行こう、ということになった。
突然の呼び出しで 【欧州道楽旅 北欧編 その4】 [旅行中 海外編]
ユッラス(Yulläs)のホテルに着いてチェックインの後、あてがわれた部屋に移った。
このホテルは、小規模なフロント棟の周りに多くの宿泊棟が建っている。
わたしたち一行の部屋は、フロント棟のすぐ脇、2階建てのきれいな建物である。
「オーロラは午後10時ころから出ることが多いです。それまで部屋で休んでください。」
添乗員のYさんとホテルの日本人スタッフMさんがそう仰る。
では夕食もホテルの食堂でを採ることにして...ゆっくり待ちましょう、ということになった。
部屋は、アパートメントタイプというのか、居間と寝室が別で台所も付いている。
ソファーに座って、テレビなんか見ていたら、午後6時過ぎ、突然扉がノックされたのだった。
昼間をどう過ごすか? 3日目 【欧州道楽旅 北欧編 その3】 [旅行中 海外編]
※ みなさまへ。
本稿で尋ねたホテルを、文中で「アイス・ガーデン」と書いておりましたが、本当は「スノーヴィレッジ」
という名前でした。本日、名前を訂正いたしました。
みなさまよりいただいたコメントには、本文とは違う名前になっておりますが、原因はナツパパにあります。
不注意、申し訳ありません。 2020.1.26 ナツパパ拝
北欧フィンランドの北部、ラップランド地方でオーロラ見物の旅も3日目になった。
2日目の晩は雪が降り続き、オーロラ見物は、残念、まるっきりの空振りに終わったのだった。
雪は3日目の朝も降り続いてる...その雪景色は、見た目にはきれいなんだけどなあ。
さて、3日目からは場所が少し移動する。
レヴィ(Levi)の街からバスで1時間と少し離れたユッラス(Yulläs)というところ。
レヴィから比べると家の数も少ないから、オーロラ見物には最適なのだそうだ。
この日の出発は午前10時半、近くに移動するだけなのでその時間になった...
...のだが、それでも1時間では昼前に着いてしまう、そこで途中にある施設に寄ることになっている。
時間となり、雪の中をバスはレヴィの街を出発した。
昼間をどう過ごすか? 2日目 【欧州道楽旅 北欧編 その2】 [旅行中 海外編]
深夜、レヴィ(Levi)の街に着いて、さて翌朝2日目は午前8時から出発である。
6時に起きて極寒用の身支度をし、さらにホテルの食堂で朝食をしっかりとって...
上の写真は、集合場所に向かう際に撮ったもので、午前8時前の風景...深夜ではありません。
このツアーは、北極圏の街に滞在してオーロラを見ようというもので、そのため、この街付近で4泊する。
それはいいのだけれど、なにしろオーロラが見えるのは、一般的には午後10時~深夜2時の時間。
それ以外の、たとえば昼間はどうする?ということになるのである。
個人旅行だったら昼は寝てるか街をブラついていればいいのだが、ツアーとなるとそうもいかないのだろう。
そこで、ツアー2日目は、朝からバスに乗ってお出かけなのである。
日本から一番近いはずだったのになあ 【欧州道楽旅 北欧編 その1】 [旅行中 海外編]
北欧に旅行するので、年末の用事を、より忙しい日程でやり終えて、さて、12月中旬になった。
北欧フィンランドの、北極圏内でオーロラを見ましょう、が今回の、旅の目的である。
でも、オーロラ見物は初めての土地だし、極寒の地だし、交通の便もよくはなさそうだし...
...そこで、今回はツアーを申し込んで、そこに加わることにした。
さて、朝早くに家を出たわたしたちは、鉄道を使って成田空港までやって来た。
目的地までの飛行機が成田空港発着なのだ。
最近は羽田空港発着便が増えたので、成田空港がずいぶん遠くに感じられる。
空港について、ツアーのデスクで飛行機の切符をもらったら、もう一枚チケットが入っていた。
見るとラウンジの使用チケットである。
今までずいぶん旅行したけれどラウンジなんて初めて。
そこで、出国手続きを済ませ、早速、某航空会社のラウンジに行ってみた。
静かでゆっくりとした雰囲気の部屋は居心地がよろしい。
簡単な食事をいただきつつ、のんびりするのは悪くない...悪くないぞ。
多くの方がラウンジを使いたがるのはこういうことなのか、と納得した。
旅から戻ってまいりました [旅行中 海外編]
12月16日~23日、北欧のフィンランドに旅をしました。
彼の地で、念願のオーロラを見ようと企んでのことです。
オーロラ見物は運次第...とはよく聞く話ですが、それでもいいから、と妻が言います。
まるっきり初めての土地、しかも極寒の地、というので、今回はツアーにしました。
その日々は、想像していたほどでは無かったのですが、それでも驚きに溢れたものでした。
ちょうどクリスマス間近のヨーロッパ、街の景色は、その土地通常のものであったように思います。
その街を、目的もなく、二人でぶらぶらできたのは幸せなことでした。
そんなこんな、いつもの夫婦ドタバタ旅を、これからお話していきたいと思います。
よろしければお付き合いくださいね。
おしまいおしまい 【欧州道楽旅 その17】 [旅行中 海外編]
旅行の最終日、飛行機の出発が夜なので、ミュンヘンの街を彷徨っていた。
先ず訪れたのが「レジデンツ」で、その規模と豪華さに圧倒され...
...ひと休みしてその昂奮を収めてから、新市庁舎前の広場まできた。
ここは「マリエン広場」という名前で、ミュンヘン市街の中心である。
市庁舎の建物は大変立派なもので、さすがにミュンヘン市の象徴であり、街の名物だ、と感心する。
建物の塔には仕掛け時計があって、11時、正午と午後5時、からくり人形の踊りも愉しむことができる。
市庁舎に向かう途中、鐘の音が聞こえ始め...時計を見ると12時少し前。
そこで、わたしたちは足早に広場に向かったのだった。
からくり人形の踊りはミュンヘン観光の目玉でもあり、広場は見物の観光客で大賑わい。
わたしたちは、途中からその踊りを見ることができた...ずいぶん複雑な仕掛けで見応えがある。
...で、写真に撮ろうとするも、なにしろ広角レンズなので...うーむ。
広場の端から、この目でしっかりと見て、そして満足した。
ミュンヘン散歩 【欧州道楽旅 その16】 [旅行中 海外編]
ウィーンから始まって6泊...わたしたちの旅も最終日である。
この日、帰国する飛行機は午後9時半発なので、ミュンヘンでは丸々一日見物ができる。
...とはいっても、目当てのドイツ博物館は見てしまったし...今更郊外の観光地に行くのも億劫だし...
...という次第で、この日はミュンヘン市内の、それも中心部を彷徨うことにした。
このホテルは3泊したので、朝ご飯も3回目...この日もハムチーズとパン...いつも同じながら、飽きない。
それで、夫婦でゆっくりと食事をして、身支度を調え、荷造りをしてチェックアウト。
駅まで2分、大荷物を押しながら中央駅に行き、コインロッカーに預けて身軽になった。
中央駅は、昨日までとは違って、きびきびとした人々が行き交う。
休みが終わっていつもの日常が戻ってきたのだろうか。
大都市特有の、緊張感のある雰囲気は、わたしたちに、東京暮らしの日々を思い起こさせるのだった。