「池袋中華街」で飽食する [わたしの食欲]
市場飯を愉しむ その3 [わたしの食欲]
市場飯を愉しむ その2 [わたしの食欲]
市場飯を愉しむ [わたしの食欲]
前項からずいぶん時間がたってしまい恐縮なのですが、その日の続きなどを。
妙蓮寺で坂見物をして、ふと気がつくとそろそろ昼に近い時間になっていたのだった。
そう気づいたら、なんだか空腹感が増してきたようにも感じる。
そこで、友人のS君と相談して、どこかで昼ご飯を食べよう、ということになった。
とはいっても、土地不案内の妙蓮寺付近ではファミリーレストランしか目に入らないし...
...そうだ、いっそ横浜に行きましょう、今なら中央卸売市場の食堂に間に合いますよ、とS君が提案する。
おおっ、それです...と、東横線で反町に行き、そこからぶらぶらと歩いて、中央卸売市場にやってきたのだった。
昼近くの卸売市場は、すでに仕事も終わって閑散としていた。
その中を、食堂のある一角を目指していくと人がたくさん...やれやれ、まだ開いているようだ。
疲れを蹴飛ばせ [わたしの食欲]
前稿で、柿生駅界隈を散歩した日は、とても暑い日だった。
柿生の里は、川沿いに広がる平地とそのまわりに丘が入り交じる地形である。
そこを、友人のS君と二人、のんびりと散歩をしていたら、いろいろな景色が愉しめた。
...のだけれど、なにしろ、アップダウンの続く道を歩いてきて、柿生駅まで戻ったら、もう疲労困憊である。
駅で時計を見たら、もう昼も過ぎようか、という時間なのだった。
どこかに移動して昼ご飯を...と、小田急の路線図を眺めていたら、町田駅が目に入った。
町田...そうだ、町田で馬肉だ。
たちまちS君と相談が纏まって小田急線に乗り、町田駅から歩いてすぐの、「柿島屋」にやって来た。
それにしても町田駅界隈の賑やかさには、いつも驚かされる。
さほど頻繁に訪れるわけではないのだが、来るたびに繁華街が大きくそして賑やかになっているように感じる。
どうやって店を決めようか [わたしの食欲]
前稿からずいぶん間が空いてしまったけれど、ゴールデンウィークの話を続けようと思う。
5月4日、友人のS君と「神奈川県庁・本庁舎」を見学して、さてどこに行こう、ということになった。
この日は、昼過ぎに横浜に行ったので、見学を終えたら、もう午後も遅くになっていたのである。
そういえば、昼食も抜きなので、お腹がいささか以上に減っていた。
それで、夜にはまだ早いけれど、中華街で食事をしようか、と話が纏まったのだった。
日本大通りの県庁から中華街まで、緑豊かな街路樹や昔ながらの建物を見ながらの散歩...
...15分程度だろうか、それはとても心地良いものだった。
さて、中華街までやって来たらたいへんな混雑である。
大通はもちろん、中通りや小路まで人で溢れているのだった。
覚悟していたとはいえ、その混雑ぶりにはビックリ。
どこで食事をしようか...有名店や大きな店は、食事時間を外れていても、とても入れないだろうし。
日本最古のクラブハウスで食事を [わたしの食欲]
現存する日本最古のクラブハウスは、藤沢市善行の「神奈川県立体育センター」にあった。
その建物は、「体育センター」内の食堂として営業している。
一般人も利用できます、ということなので、友人のS君と一緒に訪ねてみたのである。
まず建物の周りを見学したので、さて、そろそろ中に入ってみよう。
ゆったりとした車寄せに比べ、玄関ホールは狭かった。
だいたい5㍍×6㍍ほど、その空間の半分以上を2階に通じる階段が占めている。
昔の写真を見ると、この部分は当初から同じ造りなので、クラブハウスに来た客は2階に行くのが定めなのだろう。
階段を上がって2階、食堂入口の踊り場が冒頭の写真である。
右手には手書きの定食メニューを含め、品書きが置かれていて、料理の多様さに驚いた。
遠い国に思いを馳せる [わたしの食欲]
それはまだ、わたしが神様を信じなかった頃...じゃなかった...まだ花粉症が出なかった頃...
旧知のO先生M先生そしてIさんと一緒に、ウイグル料理を食べに行った。
ウイグル料理というのは、ウイグル族の皆さんが食べている伝統の料理である。
しからばウイグル族とはどのあたりの人々か...というと、ほとんどが中華人民共和国新疆ウイグル自治区に住み、
他に、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタンなど、中央アジアに広く分布している民族である。
人口は約1000万人、本拠地の新疆ウイグル自治区は中華人民共和国成立時に半ばむりやり領土に編入された。
そのせいか、今に至るまで反漢民族意識が高いと見え、最近、彼の地では暴動の報道も散見する。
...といったウイグルの皆さんが召し上がっている料理を、東京で唯一食べられる店に出かけたのだった。
「シルクロード・タリム」という名前の、その店は、京王線初台駅から歩いて5分ほど、小路の奥にひっそりとあった。
たまには4人で [わたしの食欲]
さて、小ブログでしばしば登場してくれる、友人のS君とは、月に1回ほど散歩をする。
街歩きや写真撮影などしつつ...他愛のない話をしながらの散歩は、本当に気分転換になる。
まことに得難い友人で、わたしなど、いくら彼に感謝してもしきれないほど。
そんなわたしたちだけれど、散歩をしていて、季節毎にある種の習わしが出来てきた。
春は桜、夏は怖いもの体験、秋は紅葉...で、冬は鍋、なのである。
年が明けて、某日、その、冬の鍋を愉しもう、とやって来たのは両国だった。
大相撲初場所前の両国は閑散としているものの、冬の青空に、国技館の櫓とスカイツリーがきれいだ。