歳月は越えられるのか? [おやじの集まり]
10月の某日、わたしの卒業した大学で「ホームカミングデー」が催され、わたしにも案内状が来た。
「ホームカミングデー」とは、卒業生に対し、一定の歳月毎に、学校主催のイベントとして大学に招待するもの。
たしか15年、25年...45年...その45年が、ちょうどわたしに当てはまるようだ。
...ようだ...って言ったけれど、もう卒業して50年近くになれば、卒業して何年なんて覚えてないと思うよ。
で、大学時代の仕切り屋のクラスメイトが音頭を取って、回状が回り、このイベントに参加する次第となった。
きれいに晴れた当日、久しぶりに訪れた母校は、ちょうど学園祭の真っ最中...そこを素見していたら、時間となった。
45年もたてば建物もすっかり変わっていて驚くばかり...「ホームカミングデー」の会場も立派な現代風の建物だ。
「ホームカミングデー」はコロナ禍のため3年ぶりの開催とか。
式が進む中、総長校友会長などがあいさつに立つのだが、ほとんどが寄付を呼び掛けるものばかり...
...むむむ...今の学校ってお金ないのね...もしくは小金を持っている年金世代の爺婆が目当てなのか。
最後に校歌を歌う...筈が、室内で大声はイカン...と演奏を聴いて、心の中で歌ってください...ですと。
真っ直ぐ上に飛び上がりたい場合には つづき [乗り物大好き]
冬枯れの景色の中、先を歩いているのは妻で、ここはドイツのミュンヘンであります。
左隣、木立の中に見えているのは、「ドイツ博物館 シュライスハイム分館」の建物。
...そう、困った時のシュライスハイム頼り、ついにその時がまたやって来てしまった。
このところ地域行事の手伝いが続き、街歩きもできないので、さてどうしたものか、と思い悩んでいたのである。
話が無いなあ...と、コンピュータのディスプレイで過去の写真を漫然と見ていたら、記事になりそうなものが出てきた。
とはいっても、シュライスハイムでの話はマニアックに暴走しやすくて、前回の記事もマニアックに過ぎたなあ。
うーむ、今回も十分マニアックになりそうだけど、そこは気をつけて行こうか、と思う。
読者諸賢よ、今回もマニアックに暴走したら、すみません、これも付き合いとあきらめて見てくださいな。
秋を愉しめる日が来たので [街あるき]
先週の土曜日は、久しぶりに用事のない日になったので、友人のS君と街歩きをしたのだった。
乾いた空気と晴れた空が気持ちいい...そういう日に街歩きが出来るのは愉しいことである。
あれこれ他愛もないことを話しながら、ゆっくりとしたペースで歩いていく。
たしかに目的はあるのだけれど、急いで行くところでもないしな。
ところで、上の写真は、その街歩きの最中に撮った写真。
ずいぶんのどかな風景で、どこか郊外か?...と思われるだろうが、れっきとした東京都内、山手線の内側である。
この日は、まず埼玉県の西川口に出かけ、その流れで、都内の谷中千駄木に回ったのだった。
そう、ここは東京都文京台東区内、日暮里駅から歩いて15分の谷中、お寺の多く並ぶ地域なのである。