歳月は越えられるのか? [おやじの集まり]
10月の某日、わたしの卒業した大学で「ホームカミングデー」が催され、わたしにも案内状が来た。
「ホームカミングデー」とは、卒業生に対し、一定の歳月毎に、学校主催のイベントとして大学に招待するもの。
たしか15年、25年...45年...その45年が、ちょうどわたしに当てはまるようだ。
...ようだ...って言ったけれど、もう卒業して50年近くになれば、卒業して何年なんて覚えてないと思うよ。
で、大学時代の仕切り屋のクラスメイトが音頭を取って、回状が回り、このイベントに参加する次第となった。
きれいに晴れた当日、久しぶりに訪れた母校は、ちょうど学園祭の真っ最中...そこを素見していたら、時間となった。
45年もたてば建物もすっかり変わっていて驚くばかり...「ホームカミングデー」の会場も立派な現代風の建物だ。
「ホームカミングデー」はコロナ禍のため3年ぶりの開催とか。
式が進む中、総長校友会長などがあいさつに立つのだが、ほとんどが寄付を呼び掛けるものばかり...
...むむむ...今の学校ってお金ないのね...もしくは小金を持っている年金世代の爺婆が目当てなのか。
最後に校歌を歌う...筈が、室内で大声はイカン...と演奏を聴いて、心の中で歌ってください...ですと。