下練馬富士に登る [山に登ろう]
さて、前稿で陸上自衛隊練馬駐屯地の創立祭を見たあと、近所の東武練馬駅前の商店街に行くことになった。
駐屯地では、暑い中2時間強の間イベントを見てきたので、どこかで一休みして昼食でも、と思ってである。
旧川越街道沿いの商店街までやって来て、ふと、ここに富士塚があるのを思い出した。
たしか同行のS君は、まだこの富士塚には来たことはなかった筈である。
それで、食事をする前に富士塚見物をしてみよう、と提案したのだった。
えええ...富士塚ですかぁ...そりゃ行きたいけれど食事の後じゃダメですかぁ...と、S君が小さく抵抗する。
...この疲れ方だったら、食事をしちゃったらもう動きたくなくなるだろう。
...富士塚のすぐそばに美味しいラーメン屋があるから...と、彼を説得して、富士塚見物となった。
やって来た「下練馬富士山」は、旧川越街道下練馬宿の名残を残す、商店街の中にあった。
上の写真、向かって左側の鳥居が富士塚への登山道の入口で、見ての通り、かなり大きな富士塚である。
まずは東に行こう ― 晩春北海道旅行記 その1 ― [旅行中 国内編]
ゴールデンウィークが明けた翌日、朝7時羽田空港発新千歳空港行のANA51便は順調に飛行を続けている。
東京は曇りがちだったけれど、北に向かうにつれ晴れてきたようで、真っ青な空、そして地上には雪を被った岩木山が見えた。
到着地千歳の天候は晴れとのことだったので、今日は期待できそうだ。
札幌住まいの義母から、連休に遊びに来られないか、との話があったのは、今年の春先のことだった。
妻は毎月一度は必ず、札幌の実家に帰省しているのだけれど、わたしの顔も見たくなったらしい。
ゴールデンウィークは混みそうだし、飛行機代他も高そうだし...そこで、連休明けに出かけることになったのだった。
昨秋にも札幌に行ったけれど、あれは法事だったこともあり、旅行とすると4年ぶりだ...期待も高まるではないか。
新千歳空港には、4日前に帰省し、当地で借りたレンタカーと一緒に妻が待っている。
その車でドライブしよう、という魂胆なのである。
見ごろには早かったか - 晩春北海道旅行記 その2 - [旅行中 国内編]
さて、帯広で食事を済ませてから、わたしたちは十勝平野を南に下ることにした。
行く先は中札内村...途中の景色は、松の並木と畑地、十勝特有の景色が広がるのだった。
この村は、広大な十勝平野の南部、一面の畑地からは豊富な農作物が採れる土地である。
中札内村にはまた、帯広市に本店がある、高名な菓子舗「六花亭」により、多くの文化施設が作られている。
広大な柏林に作られた「中札内美術村」など...ただ、コロナウィルス蔓延で、それらの施設は営業を短縮しているのだった。
今年、2022年は、4月~10月、土日祝日とゴールデンウィーク、そして夏の一時期のみ...
...わたしたちが訪れた5月9日は、ちょうどゴールデンウィークが終った次の日...残念。
そこで、ゴールデンウィークが終ってからも開いている「六花の森」に行くことになった。
間奏曲 ― 晩春北海道旅行記 その3 ― [旅行中 国内編]
ゴールデンウィーク明けに北海道を旅行することになった、のだが、旅行といっても1泊2日の急ぎ旅である。
初日は帯広までドライブをし、札幌に戻ってホテルにチェックインしてから、晩ご飯は妻と札幌の義母義弟と食事をした。
なにしろ、初日は午前3時半起きで羽田空港まで行き、北海道でもずっと運転手...部屋に戻って倒れるようにそのまま爆睡である。
で、ぐっすりと眠り、朝、身支度を整えて1階のレストランで朝食をとることにした。
朝食はバイキング形式で、和洋食のラインナップが魅力的に並ぶ...これこれ、これが食べたかったんだよね。
さて、和食か洋食か...と料理の並ぶスペースに入ろうとしたら、入口で「オムレツどうですか?」とシェフ姿の職員が呼ぶ。
...一人前ずつオムレツを作ってくれるんだって...なにを隠そう、オムレツ大好きなのである...
...一も二もなく、この日の朝食は洋食となったのだった。