梅雨空は覚悟していた...のに ― ほぼ本州西端旅行記 その1 ― [旅行中 国内編]
6月下旬の某日、妻が主宰するピアノ教室の発表会があった。
発表会の日取りは年によって違うけれど、それが済むと、ピアノ教室は1週間休みとなる。
数年前までは、その休みを利用して旅行をするのが、我が家の習いだった...のだが。
ご存知のコロナウィルス蔓延だったり義母の体調不良だったりで、旅行には行けず、もっぱら札幌に帰省となってしまった。
...今年はそろそろ旅行に出かけてもいいんじゃないだろうか...と、妻と旅行の計画を立てたのだった。
計画は実現し、発表会の翌日月曜日午前5時半、わたしたちは羽田空港にいたのだった...少し早すぎたな。
それで、搭乗待合所にも早く着いてしまい、そこで朝ごはんなどを食べていると、心が高揚しているのが感じられた。
旅の始まり...一番愉しい時間だ。
午前7時40分発、スターフライヤー073便は定時に羽田空港を飛び立ち、西に向け順調に飛行を続けている。