タンペレを見物することになって その3 【欧州道楽旅 北欧編 その12】 [旅行中 海外編]
「オールド・マーケット」の見学というか見物が終わって、わたしたちはバスで移動することになった。
目指すところは、市内の「ムーミン美術館」である。
移動時間は10分ほどか、着いた先は大きな建物だった(写真上)。
ここは「タンペレ・ホール」と言って、「タンペレ・フィルハーモニー・オーケストラ」の本拠地でもある。
館内には大きなホールがあって、演奏会も行われ、むしろ、そちらがメインのようだ。
「ムーミン美術館」は、この施設の一角に置かれている。
1986年、ムーミンの原作者トーべ・ヤンソン氏から、ムーミンの資料や原画が寄贈されたのを機に、
まず他の場所にムーミン美術館が作られ、2017年、この場所に移動しあらためて開館したもの。
フィンランドはムーミンの故郷ともいわれ、ムーミンを観光資源の一つとして扱っている。
ここの美術館は、ムーミンに関する多くの展示があって、ムーミン好きには聖地のような場所だろう。
妻は以前よりムーミン好きなので、ここはぜひ訪ねたかったらしい。
隣にいても、彼女の興奮ぶりが伝わってくるのだった。