物欲満々だった...のに 【欧州道楽旅 北欧編 その7】 [旅行中 海外編]
バスに乗ってやってきたのは、ラップランド地方最大の観光施設「サンタクロース村」である。
ここには、サンタクロース・オフィスや郵便局があって、さらにはクリスマスグッズも置かれている。
おりしもクリスマス間近、わたしも妻も、クリスマスグッズに期待満々である。
ところで、サンタクロース氏はラップランド地方コルヴァトゥントゥリの山中に住んでいるそうだ。
そこで妖精トントゥの手伝いを受けているそうで、一緒にいるのはトナカイだけじゃないらしい。
そもそも、その山中では、赤い服も着ていないみたいだぜ。
サンタクロース氏は、その山中からここまで出張してきて、オフィスを構えている。
世界あちこちに行かなきゃならないこの時期、ここのオフィスに詰めるのも大変そう、と同情した。
写真上は、そのサンタクロース・オフィスで、ここでサンタさんと面会が出来る。
個人的メインイベントだ 出発駅編 【欧州道楽旅 北欧編 その8】 [旅行中 海外編]
フィンランド北部ラップランド地方で4泊5日をすごして、5泊目は寝台列車である。
ロバニエミ駅からヘルシンキ駅までは、1日2往復の寝台列車が運行されている。
その列車には「サンタクロースエクスプレス」という名前までついていて、人気が高い。
なにを隠そう、子どものころから鉄道大好きのわたしだもの、ツアーの旅程にこの列車で移動があるのを見て、
大げさに言えば、予約の段階から舞い上がる気持ちを抑えきれないのだった。
旅行を重ねて、いよいよその「サンタクロースエクスプレス」に乗車である。
個人的には、オーロラ見物と並んで、この旅行のメインイベント...ワクワクするなあ。
サンタクロース村見物してから市内に入り、晩ご飯を食べたり買い物をしたりして、ロバニエミ駅に着いた。
ホームには、既にかなりの人が駅に集まっていて、それがすべて乗客なのだった。
この先長く、またマニアックになってしまいました。よろしければ続きはこちらです
個人的メインイベントだ 車内編 【欧州道楽旅 北欧編 その9】 [旅行中 海外編]
フィンランド国鉄(VR)の寝台列車「サンタクロースエクスプレス」は、そろそろ出発の時間である。
動き出すところを見たいけれど、寝台車の小さな窓は妻が外の景色を撮るために独占中。
そこでしかたなく、通路に出て、駅の景色を眺めたり、ついでに写真に撮ることにする。
通路側の窓は大きいので、こっちのほうが撮りやすいのになあ。
さて、そうこうしているうち、定刻となり、列車はロバニエミの駅を出発したのだった。
客車の列車というと、どうしても出発時にガタンと揺れるものだが、それが一切ない。
この先も停車した駅から出発するとき、一度もそういった衝撃はなかった。
よほど運転が上手か、または、車両同士をつなぐ連結器がしっかりしているのだろう。
列車がロバニエミの街から離れてしまうと、外は森林で、漆黒の闇である。
これからは、それが延々続くのだから、外を眺めるより、他のことを愉しもうと思う。
タンペレを見物することになって その1 【欧州道楽旅 北欧編 その10】 [旅行中 海外編]
ロバニエミ駅から「サンタクロース・エクスプレス」に乗って約8時間、わたしたちはタンペレ市に着いた。
到着は早朝5時半、人気のない駅構内は閑散としていて寂しい。
わたしたちは、これから、午前中タンペレ市内を観光する予定である。
駅前に出ると、バスがわたしたちを待っていた。
タンペレ市内を観光したあと、わたしたちはこのバスでヘルシンキまで移動する。
バスはヘルシンキから来ていて、運転手氏は午前2時起きだったんだ、とぼやく...たいへんだったね。
ここからバスに乗って向かうのは市内のホテルで、そこでまず朝食をとるのだそうだ。
そう聞くと、なんだかお腹が空いてくるのは不思議だなあ。
タンペレを見物することになって その2 【欧州道楽旅 北欧編 その11】 [旅行中 海外編]
広場の見物が済んで、わたしたち一行は、次の見物場所に移動することになった。
広場から歩いて5分ほどか、先頭のガイドさんが、とあるビルに入っていく。
普通のオフィスビルのような外観だけれど、入口の上を見ると、なにやらアーケード形の電飾があった。
そこには「KAUPPAHALLI」と書かれているが、KAUPPAはフィンランド語で店、
HALLIはホールという意味だそうで、店が集まったホール、つまりマーケットですね。
ガイドさんのお話では、「オールド・マーケット」という施設だそうで、1901年開業だそうだ。
わたしも妻も、スーパーとかマーケットとか大好き、とくにヨーロッパのマーケットは見ていて楽しい。
そこで、期待満々で建物に入っていくのだった。