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田んぼの中で泊まる ― 夏・東北旅行記 その8 ― [旅行中  国内編]





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 旅の4日目、昼食などで散々飲み食いをして、そろそろ時間となったので、今晩泊まるホテルにやって来た。

 この旅行では、所用もあり山形県鶴岡市に2泊することになって、1泊目は高速インターすぐのビジネスホテル泊。

 2泊目の、この日泊まるホテルは「SUIDEN TERRASSE」と言い、SUIDENの名前の通り水田の中に建っている。




 庄内地方は最上川の沖積平野で、一面の平地が一面の田んぼ、ドライブしていてもそれは見事な水田が広がる。

 このホテルは、その水田をコンセプトにしていて、なにやら面白そうなので、ここに泊まることにしたのである。

 写真上、真ん中の大きな建物がメインで、周囲のコンパクトな2階建てが宿泊棟になっている。




 夏至から半月くらい経ったこの日、夕方とはいってもまだまだ日が高い。

 少し早めだけれどチェックインして、ホテルの中を覗いてみようと思う。







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 駐車場にクルマを停めて、入口から階段を上がると広い空間になっている。

 階段の先には四角い箱状のものがあり、そこがホテルのフロントなのだった。

 チェックインして部屋のカギをもらう...




 「 ナツパパ様、ご予約のディナーは午後6時からとなっておりますので... 」

 「 ...えええ...ご予約のディナー...そんなこと頼みましたっけ...しかも午後6時から... 」

 「 はい、ご予約承っております...が、開始を遅くもできますよ 」

 「 ...ぜひ!ぜひともお願い...最終回でぜひ! 」







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 フロントで部屋のカギを受け取り、通路を通って部屋にたどり着く。

 荷物を投げ出し、ふと妻を見ると仏頂面である...6時っていったらあと1時間半じゃない、そんなこと忘れてたなんて。

 こちらは平身低頭...ではあるけれど、まあ最終回にしてもらえたのだから、それまでには少し空腹になるだろう。

 泊まる部屋は大きくはないのだけれど、小ざっぱりとした作りで、必要な設備はきちんと清潔に整っている。







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 少し休んでから、ホテルの探検を始めた。

 メインの建物には、フロントをはじめ、レストランやショップ、そして長く大きな本棚があった(写真上)。

 パブリックスペースの、この本棚には、ホテルが選んだ本が置かれ、だれでも読むことができる。

 わたしのような本好きにとって、本棚の本を見て歩くのも脇の椅子で読むのも、とてもワクワクするひと時だ。

 ...本棚の前であっという間に30分が過ぎてしまう。







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 メインの建物内の四角い箱状の建物には、本棚の反対側にホテルのショップがある。

 庄内はじめ山形県の食材やお酒が並び、その品揃えは購買意欲をそそられた。

 ...なんかたくさん買っちゃったなあ...まあ、わたしたちには車があるのでいいのだけれども。







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 このホテルは、本、が一つの重要なテーマとなっている。

 先ほどのパブリックスペースのほか、宿泊棟にも小さな読書室が数か所あって、それぞれ面白い本が置かれている。

 建築関係だったり歴史だったり童話や絵本だったり...テーマごとに置かれた本はどれも読みたくなる。

 椅子やソファーに寛いで読書は本好きには堪らない愉楽だろうと思う...実際、愉楽だった。







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 宿泊棟に「SAKE  BAR & LOUNGE」の暖簾がかかっていて、中に入ると、セルフサービス(有料)で山形の日本酒が呑める。

 こちらもホテルで選んだ日本酒を、フロントで買うコインを使って機械からグラスに注いで愉しめるもの。

 わたしは、なにしろ満腹なのでお酒は吞まなかったけれども、ここにも本棚があって、酒に関する本が多く、それを眺めるのも愉しい。







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 そうやって、ホテルのあちこちを歩き回って、このホテルを愉しんでいたら、日も傾いてきたようだ。

 メインエントランスに日差しが長く入ってきて、もうすぐ、このホテルの見どころ夕陽テラスが金色に染まる時間だ。

 がらんと人影のないメインエントランスが寂しい...日が暮れて晩ごはんの時間になったらまた賑やかになるのだろう。







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 夕陽テラスの椅子に腰かけて夕暮れを待つ。

 眩しかった日差しが徐々に衰えていって、ついに山に日が落ちるまで、夫婦二人でずっと見続けていた。

 吹いてくる風が意外に涼しく、その中で、そんなに長く茫然と風景を眺めるだなんて、本当に久しぶりだ。

 なにを話すわけでもなかったけれど、これはこれで思い出に残るひと時となった。




 さて、あと1時間でディナーの時間...空腹とはいかないけれど、食事をしても良いくらいに回復したようだ。

 この旅行最後の晩ごはんが楽しみになってきた。

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よしあき・ギャラリー

私も館内探検は大好きです。^^
しかし、ユニークなホテルですね。気に入りました。
ディナーが楽しみです。
by よしあき・ギャラリー (2023-10-01 11:06) 

(。・_・。)2k

お洒落なホテルですねぇ
お洒落というか洗練されてる感じで
こういう雰囲気良いですね
by (。・_・。)2k (2023-10-01 11:15) 

U3

仕上げ材に木を多用した素敵なお宿ですね。
春の田植えから秋の稲刈りまではそれはそれは素敵な光景が見られるのでしょうね。
でも冬の田圃の中は少し寂しいかも。
by U3 (2023-10-01 11:40) 

お散歩爺

広い田んぼに素敵なジネスホテルはまだ新しそうですね。
本棚や土産にレストランもあって車での宿泊に最高ですね。
by お散歩爺 (2023-10-01 11:44) 

はなだ雲

都心のホテルは縦に高いイメージだけど
ここは、横に広いホテルですね
厳選された本を、時間を気にせずに
ゆっくり楽しむことができそう^^
by はなだ雲 (2023-10-01 12:12) 

バク・ハリー

図書館みたいな、こんなホテル私も行ってみたいなぁ。
ちょっと一杯飲みながら、ゆったり静かに本を読むなんて、一番の贅沢かも。
オープンな作りと、木目の醸し出すナチュラルな雰囲気がとっても素敵です。
by バク・ハリー (2023-10-01 12:22) 

ナツパパ

よしあき・ギャラリー さん。
ほんとユニークな作りのホテルなんですよ。
パブリックスペースは、大屋根の広い建物だけで、そこですべて賄っています。
その他には、宿泊棟に、図書室、酒バー、そして大浴場とサウナがあります。
サウナは北欧風の本格的なもので、とても気持ちよかったです。
華美なこれ見よがしなところは無いのですが、居心地の良いホテルでした。
by ナツパパ (2023-10-01 13:48) 

ナツパパ

(。・_・。)2k さん。
派手なところなどは無く、最小限な装飾のホテルなのですが、この雰囲気は落ち着きました。
わたしは本が好きなので、本棚から面白そうな本を抜き取り、椅子に腰かけて読む、
それを気の向くまま何冊も繰り返していると、時がすぐに経っていくのでした。
こういうスタイルのホテルは、最近少しずつ増えているように感じます。
旅行者のニーズもこういうホテルに好意的なのかもしれませんね。
by ナツパパ (2023-10-01 13:52) 

ナツパパ

U3さん。
広々とした空間の中に建つホテルで、その周囲になにもないところがとても開放的なのでした。
メインの建物は、両端に大きな窓があってテラスが付いています。
片方はレストラン、そしてもう片方は記事でも記しました夕焼けテラスで、気持ちのいい空間でした。
7月中ジョンの夕暮れは、夕日がとても眩しく暑いのですが、それでもだんだん涼しくなり、
最後は山の端に暮れていく様は見入ってしまう時間でした。
ふだんの生活では、そういった時間の使い方からは無縁ですので、非日常の愉しみを味わえました。
by ナツパパ (2023-10-01 13:56) 

ナツパパ

お散歩爺さん。
出来てから5年ということですので、まだまだ新しいホテルだと思います。
決して安くはないホテルですが、それでも、建物をここまで簡素にする、
その割切はすごいなあと思いますねえ。
そういう意味では主張のあるホテル、と言えそうで、例えばホテルのショップの品ぞろえでも、
ホテルで真剣に選んだ良品が置かれていました。
この先、このホテルがどうなっていくのか、は分かりませんが、今のままで行って欲しいと思います。

by ナツパパ (2023-10-01 13:59) 

ナツパパ

はなだ雲さん。
そうです、メインの建物とそこから廊下で繋がる宿泊棟、すべて2階建てで、
敷地内に広がる構造でした。
とはいっても、ホテルでのほとんどの用事はメインの空間で済みますので、
あまり歩かなくても良いのは助かりますね。
ホテルというと閉鎖された建物をイメージするのですが、ここは窓も広く、そして周囲は田んぼで、
じつに開放感のあるスタイルで、それが心地よかったですよ。
by ナツパパ (2023-10-01 14:04) 

ナツパパ

バク・ハリー さん。
ホテル内各所に本棚があって、椅子やソファーが供えられた図書室も何室かあるのです。
置かれている本は、それを選ぶ専門の方が吟味したものだそうで、いろいろなジャンルの本が、
多く揃っていて、つい手に取って眺めたくなる題なのでした。
その本を抜き出して、パラパラと呼んで、それで興味が湧いたらソファーに腰かけて...
というのは、本好きのわたしにとっては得難い体験で、それだけでこのホテルに再訪したくなります。
...でもね、庄内って遠いんですよねえ、これが。
by ナツパパ (2023-10-01 14:08) 

めぎ

夕陽を眺めていた方には川?ため池?稲を植えていない田んぼかな…
静かで美しい時間でしたね。
本を読みながらお酒、粋な趣向だな~飲めず残念でしたねぇ。
by めぎ (2023-10-01 15:06) 

ナツパパ

めぎさん。
あ、ここは広い水たまりになっているのですが、おそらく稲を植えていない田んぼだと思います。
なぜこうなっているのかは不明なのですが、その先はずっと田んぼで、その眺めはよかったですよ。
このホテルは、市街地から見て駅の裏側にあたり、公的な施設と田んぼと国道のバイパス、
そういった風景が広がっているのでした。
市街地の繁華街で夕食、には微妙に遠い立地(歩いて30~40分くらい?)なんですよねえ。
なので、夕飯はホテルで、またはタクシーで繁華街まで、となってしまいます。
by ナツパパ (2023-10-01 15:46) 

tommy88

何もない田舎のど真ん中であっても、設定によってはリッチになります。
ちゃんとした統一テーマで支えられたリゾートホテルですね。
ただ雲の動きを眺めるだけでも溶け込めて楽しいです。
その上、感動的な落陽のドラマが垣間見られるなんて、美しい。
まさに空間のお買い上げですね。
でも、ディナー時間はお忘れ無きよう。
拙宅では、ホテルにしろ旅館にしろ、それが最優先事項です。

by tommy88 (2023-10-01 16:19) 

YAP

なかなか独特の魅力を持ったホテルですね。
単純な豪華さとは違う、こういう魅力の発信の仕方をしているホテルって楽しそうです。
私はあまり本を読まない人間なのですが、それでもこんな本棚を前にしたら、興味ありそうなものを見つけて少し読んでみたくなります。
夕日の景色もいいですね。
何もせずずっと日暮れまでその景色を眺めるのは、今の慌ただしい時代、最高の贅沢ではないでしょうか。
by YAP (2023-10-01 17:02) 

gop

先日は失礼なコメントで申し訳ありませんでした。

スイデンテラスは坂茂設計で当時話題になりましたね。
東京では銀座のニコラス・G・ハイエックセンターが有名ですが(敷居が高く入りずらい)
震災復興後の女川駅、女川町3階建コンテナ仮設住宅はユニークでした。現代版黒川紀章カプセルタワービル。
https://www.kasegroup.co.jp/wp/?p=1021
https://www.harima.co.jp/hq/legendary_technology/109/index.html

by gop (2023-10-01 17:13) 

くまら

ホテルに見えないくらい素敵なホテルですね
ただ、水田の頃は蛙の合唱が五月蠅いんだろうなぁ~
あ、都会の方々には心地よいのかな??
by くまら (2023-10-01 17:22) 

夏炉冬扇

夕日を見ながらお食事というのもよさそうですね、ここだと。
広くてきれいです。図書館と見間違えるほど。
by 夏炉冬扇 (2023-10-01 18:23) 

ma2ma2

面白いデザインのホテルですね。
図書館みたいですね。
by ma2ma2 (2023-10-01 18:45) 

ナツパパ

tommy88さん。
仰るように、このホテルは確固たる見識があって作られたものという感じを受けました。
そういうホテルとか宿泊施設は、往々にして和モダンというカテゴリーのデザインになりやすく、
ああまたか、といった感じのものが多いのですが、ここは全く違っていました。
一つには坂茂さんが設計された、というところが大きいのだろうと思います。
どこといって豪華さや華美さは見当たらないのですが、じつに居心地の良い空間になっていました。
夕陽を見て欲しいとテラスを用意するところなど秀逸のアイディアと思います。
by ナツパパ (2023-10-01 19:12) 

ナツパパ

YAPさん。
ホテルにエンターテインメントを求める方には、少し欲求不満が残るかもしれません。
ただ静かに時を過ごす...というと、ちょっとキザっぽいかもしませんが、
そうやってこの建物を味わうことがここでの過ごし方かな、と思いました。
わたしは本が好きなので、本棚に置かれたいろいろな本がとても蠱惑的で、
それをパラパラと読んでいるだけでもあっという間に時間が経っていきましたねえ。
夕陽をっみながら過ごす時間は、そういうことは日常できないので、思い出に強く残っています。
by ナツパパ (2023-10-01 19:17) 

nachic

水田の中にあるホテルだなんて、ゆったりしていて優雅ですね。
内装も素敵♡
お食事、時間ずらせてもらえて良かったですね〜^^。
by nachic (2023-10-01 19:21) 

ナツパパ

gopさん。
坂茂さんを、わたしは迂闊にも存じ上げませんでした。
gopさんのコメントにあるアドレスを拝見したり、ウィキを検索してみたりして、
ここまで世界的にそしてユニークで前向きな活動をしている方なのか、と驚きました。
震災復興などに対するアプローチも素晴らしいですね。
「SUIDEN TERRASSE」が、華美さよりも俗を離れた心地よさを感じさせるのも、
坂さんの設計思想ゆえなのでしょう...いいところに泊まれたな、と思っています。
by ナツパパ (2023-10-01 19:23) 

ナツパパ

くまらさん。
>ただ、水田の頃は蛙の合唱が五月蠅いんだろうなぁ~
あ、たしかに!
周囲ほとんどが水田ですので、その鳴き声はすごいと思いますねえ。
宿泊棟は窓もきっちりとしていて(なにしろ雪の多い北国ですので)、おそらくは、
窓を閉めれば鳴き声はずいぶん少なくなると思いますがねえ。
...ただ、まったくシャットアウトはできないでしょうから、そこは普段と違う、
旅の思い出と思うのが一番でしょうね。
by ナツパパ (2023-10-01 19:26) 

ナツパパ

夏炉冬扇さん。
このホテルのメイン棟は天井も高くまた開放的な作りで、気持ちよかったです。
その両端はテラスになっていて、日が沈むほうはそれを眺められるテラスがあり、
反対側はレストランになっていまして、残念そこからは夕陽は眺められないのでした。
でも、朝食の時は、そのレストランは朝日と朝の風が爽やかで、とてもいいところでしたよ。
by ナツパパ (2023-10-01 19:29) 

ナツパパ

ma2ma2さん。
そうなんですよ、図書館があるホテル、といってもいいくらいでした。
本が好きな方なら、パブリックスペースの本棚、そして宿泊棟の図書室、それぞれで
読書を愉しむことができると思います。
こういう、ある種の主張があるホテルは珍しいですが、周囲万遍なく愛嬌を振りまくよりも、
こうやって一つの主張を掲げ、それが好きな方だけ愉しんでくださいという方が、
これからは人気が出るのかな、と思いました。
わたしはこのホテルの宿泊を本当に愉しめました。
by ナツパパ (2023-10-01 19:32) 

ナツパパ

nachicさん。
水田の中にあるので、夜になると真っ暗になります。
夕日が沈んでいき、空が次第に暗くなっていく様子は、眺めていると
時間が経っていくのを実家案出来、それも得難い経験でしたねえ。
晩ごはんはホテルスタッフのご好意でずらしてもらえてよかったです。
それでなんとか食事を愉しむことができました...最後は満腹以上になりましたが。
by ナツパパ (2023-10-01 19:35) 

なかせ

素敵なホテルですね!
自然の明かりが優しく感じますね。

本がたくさんあって、あっという間に時間が過ぎそうです。
by なかせ (2023-10-01 22:20) 

johncomeback

北海道森町から相方の長姉がやって来て押し逃げです。
by johncomeback (2023-10-01 23:11) 

kuwachan

このホテル、美容院で見ていた雑誌に載っていて素敵だな~と思っていました。
ここに泊まられたのですね。
ホテル内でも色々楽しめそうで興味津々です^^
夕陽テラスがとっても素敵です。ここに泊まるならこの時間の逃しては勿体無いですね。
by kuwachan (2023-10-01 23:28) 

TaekoLovesParis

パブリックスペースに本棚、しかもたくさんの本棚、おしゃれな配置、いいですね~。そして夕日テラスからの眺め。有名な建築家の設計なのかしら。鶴岡、、行く機会が、もし、あったら、ここに泊まりたいです。
by TaekoLovesParis (2023-10-01 23:41) 

ぼんさん

とても素敵なホテルですね。ゆっくりとホテルライフを楽しめそうですね(^_^)
by ぼんさん (2023-10-02 05:12) 

おと

広々した空間の使い方、とても素敵ですね。
ここでのんびり、いいなぁ。図書館好きの私には最高です。
こういう開放感のあるホテルって、意外と少ないですよね。
いつか行ってみたいな。お食事のコースのお話も楽しみです。
by おと (2023-10-02 05:53) 

じゅんぺい

だいぶ時間が空いてしまって、ここまでの東北旅行記は一気読みしてしまいました。東北は福島が父、秋田が元夫(笑)といろいろご縁があるところなので見かけるとどうしても反応してしまいます。
この山形のホテルは素敵ですね。何も考えずにのんびりできそうです^^
by じゅんぺい (2023-10-02 10:31) 

みち

田んぼに囲まれたホテル、素敵ですね。
館内も窓から見る風景も開放感がありますね。
夕暮れ時の1枚素敵です☆
本もたくさんあって、、、のんびり、ゆったり過ごせますね。
それに、日本酒呑みながらなんて、最高です!
by みち (2023-10-02 11:43) 

Inatimy

ホテル内の広々とした空間がとっても心地よさげですね。
あちこちに読書スペースがあるのは、本当にありがたい。
テラスもあって開放感たっぷり。ここで星空を眺めるのも良さげな。
ショップに並んだ品も、そそられるものばかり。
アヒージョ、ラタトゥイユ、キーマ・・・どれか一つなんて選べないです^^;。
by Inatimy (2023-10-02 17:42) 

gardenwalker

こんばんは
このホテルは、ただ泊って寝るという宿という存在から
滞在することが目的の目的地に見事になっていますね
連泊してその良さが分かりそうですね
by gardenwalker (2023-10-02 22:11) 

小肥り

なかなかユニークで凝ったホテルですね。行きたくなった。
内装も、佇まいも、お酒も、蔵書も魅力的ですね。
よく見つけたな・・・って感じです。
食事もきっと美味しかったことでしょう。
by 小肥り (2023-10-03 07:07) 

ナツパパ

なかせさん。
そうですね、メインの建物には広い窓があって外光が入っていて、とても明るい空間でした。
それぞれの部屋は、それに比べて入る光も抑えられていて、静かな空間になっていました。
そこの対比も面白いなあ、と思います。
宿泊棟は簡素な造りで、プレハブっぽい雰囲気でもあり不思議な思いがしましたが、
おそらく設計の坂茂さんの思いがそこにあるのだと思います。
by ナツパパ (2023-10-03 09:31) 

ナツパパ

johocomebackさん。
わざわざのご訪問ありがとうございます。
どこかにおいでになるのでしょうか?秋の日々を愉しんでくださいね。
by ナツパパ (2023-10-03 09:32) 

ナツパパ

kuwachanさん。
やはり雑誌などで取り上げられているホテルなのですね。
このホテルを探検しているとき、ああこのホテルは雑誌の編集者などには高評価だろう、
もしくは旅行ライターのような方々にもそうかな、と思いました。
他にはない主張と個性があるホテルは得難いものですし、そこに滞在するのは愉しいことで、
今回それをわたしも体験できて、とても刺激になりました。
お勧めの宿ですので、機会がありましたら、ぜひ!
by ナツパパ (2023-10-03 09:36) 

ナツパパ

TaekoLovesParis さん。
坂茂さんという設計者さんの作品です。
国外国内と精力的に活動し、作品を発表されている方で、東日本大震災後の復興住宅を作るにあたり、
コンテナを積み上げて複数階住宅を作る、という斬新なアイディアが高く評価されました。
このホテルの宿泊棟は2階建ての簡素な作りなのも、その坂氏の考えなのかな、と思いますねえ。
by ナツパパ (2023-10-03 09:49) 

ナツパパ

ぼんさん さん。
そうですね、このホテルに泊まったら、ゆっくりとここの雰囲気を愉しんだ方がいいかな、と思います。
ホテルの立地は、鶴岡市旧市街から見ると、駅の反対側で微妙に離れているんですよ。
周囲には公的施設と田んぼそして国道のバイパスがあるだけで、他に店は見当たりません。
なので、外に出かけて晩ごはん...というときはタクシーなどを利用することになってしまいそうですし、
それよりもここのレストランを使う方が、ホテルを愉しめると思いますねえ。
by ナツパパ (2023-10-03 09:54) 

ナツパパ

おとさん。
そう!メインの建物の開放感は特に素晴らしかったです。
風が吹き抜ける、というものではないのですが、周囲は田んぼで、その広々とした景色が目に入り、
そこにゆとりのある空間が広がっていて、本が読める場所がある、というのは得難いシチュエーションですね。
わたしも本が好きなので、パブリックスペースでも宿泊棟でも、いろいろな本を愉しめました。
おかげで、夜遅くまで読書、翌朝は少し眠かったです(笑)
by ナツパパ (2023-10-03 09:57) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
東北地方、とまとめていってしまうことが多いのですけれど、各県そして各地域、
それぞれが実に多彩で興味深い文化を持っているのには驚きます。
青森もそして岩手も秋田も山形も、県内多くの地域に分かれ、それぞれの特徴があって、
これは何回も通いたくなります。
今までは、北海道の行き帰りに通り、そして一泊するだけでしたが、それだけでは
もったいないところだなあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2023-10-03 10:00) 

ナツパパ

みちさん。
夕焼けテラスは、おそらく設計者が狙ってこの場所に作ったものと思います。
日没の場所は季節ごとに違うのですが、7月中旬のこの日はいいところに日が暮れました。
また、前日まで梅雨の雨模様が続き、この日梅雨が明けて青空の日没が楽しめたのは僥倖でした。
椅子に座って日没まで、最初は眩しかった日差しが徐々に弱くなっていき、
最後はすっかり暮れるまで、30分以上、そんなに長く景色を眺めるのも久しぶりで、
思い出に残る時間になりました。
by ナツパパ (2023-10-03 10:04) 

ナツパパ

Inatimyさん。
そうなんですよねえ、ショップに並ぶものは、庄内地方のものに限らず、山形県内だったり、
東北地方の優れものが集まっているのでした。
美味しい日本酒もいくつもあり、ホテルオリジナルも何本もありましたよ。
仰るとおり、一つに限定などはとてもできませんで、いくつも買い占めてしまったナツパパ夫婦です。
それを少しずつ食事に使って愉しんできましたが、もう残っていません。
また食べたいなあ、と思うのですが、残念、庄内は400kmの彼方です。
by ナツパパ (2023-10-03 10:08) 

ナツパパ

gardenwalkerさん。
>連泊してその良さが分かりそうですね
仰るとおり、とわたしも思います。
わたしたちはこの時、前日は満室でこのホテルには泊まれなかったのですけれど、
連泊してホテルのあれこれを愉しみたかったな、と思いました。
読書するのも良いでしょうし、温泉やサウナそして運動施設で汗を流すのも良いでしょう。
鶴岡や庄内のあれこれを、昼間愉しんで、夜はゆっくり、というのもお勧めです。
by ナツパパ (2023-10-03 10:11) 

ナツパパ

小肥りさん。
今回旅行するにあたって、偶然見つけたホテルなのでした。
でも、どこかでこのホテルの話を耳にしたか見たことがあって、それは忘れていたものの、
頭の隅に残っていて、このホテルに反応したのかもしれません。
今回の旅行では、ふだんは泊まらないホテルを利用することができました。
そういった日常を外れた日々は、新鮮な驚きと愉しさがありますね。
旅の醍醐味とはそういうところにあるのかもしれず、また旅行がしたいなあ、と思います。
by ナツパパ (2023-10-03 10:14) 

八犬伝

このホテル、テレビの旅番組だったか何かで見たことがあり
興味を持っていました。
水田の中にぽつんと
本をひとつのテーマにしたというのも、惹き付けられるものがあります。
そして、落ち着いた空間が良いですね。
by 八犬伝 (2023-10-03 13:49) 

ニコニコファイト

旅行いいですね^^日常を外れてリフレッシュ最高ですね。
by ニコニコファイト (2023-10-03 18:11) 

向日葵

うぅ~~ん!!すっごく素敵!!
図書館併設のホテル!?
いや「図書館」迄いかない「図書スペース」がさりげなく
あちこちにあるのが、実に良いですねぇぇ。。
に、どなたかも仰っていましたが、都会のホテルと違って
横に広い。。(都会のは縦に高い。。)

前記事で「乞う、ご期待!!」なんて書いちゃいましたが、
ものの見事に外されてしまいましたねぇぇ~~ぇ!!
なんのなんの、こんな素敵なプロローグならいくらでも大歓迎!!

うんうん、それで?
こんなに素敵なホテルで頂いたお夕飯。。
さぞやさぞや口にも出来ない素晴らしさ!!
だったんでしょう!!
んで、「次回!!いよいよ本当に。乞うご期待!!」
・・・よね?

(前記事にコメント入れる前に新しいのをうupされたので、
こちらの1本にまとめてしまいました。いつも遅くてごめんなさい。)
by 向日葵 (2023-10-04 02:31) 

ナツパパ

八犬伝さん。
このホテルは人気があるようで、鶴岡に二泊する際最初の一泊目は満室で予約できませんでした。
この旅行を思い返すと二泊目に予約ができてよかったと思います。
旅って非日常を愉しむものと思うのですが、このホテルもまた、日常では味わえない時間を
ノンビリと愉しむことができました。
日が沈む所を30分以上見ているなんて、普段はできませんよねえ。
また行きたいなあ、と思うのですが、鶴岡って遠いんですよねえ。
by ナツパパ (2023-10-04 09:21) 

ナツパパ

ニコニコファイトさん。
ほんと、わたしもそう思います。
旅に出ると、普段では出会えないようなものごとや出会いがあって、その新鮮な驚きは、
帰宅してからも長く続いて、それもまた旅の愉しみだと思うんですよね。
この時の旅行はもう2月以上も前のことなのですが、様々な驚きだったり愉しさだったりが、
今でもなお、自分の中で新鮮です。
by ナツパパ (2023-10-04 09:23) 

ナツパパ

向日葵さん。
>こんなに素敵なホテルで頂いたお夕飯。。
>さぞやさぞや口にも出来ない素晴らしさ!!
>だったんでしょう!!
ホテルの雰囲気で感じていただけるかもしれませんが、このホテルの晩ごはんは、
ホテルレストランの洋食コースという華美な感じよりカジュアルな料理なのでした。
それでも、食材は庄内地方で採れるものを厳選していたのは流石でした。
「八甲田ホテル」のコースとも「アル・ケッチャーノ」のコースとも違ったスタイルで供され、
写真で見ると地味な感じなのですが、とても美味しかったですよ。
サーブしてくださったスタッフのフランクで肩ひじ張らない接客も嬉しいものでした。
by ナツパパ (2023-10-04 09:31) 

響

食事予約してないつもりで予約になっていたら
ワクワクが増しますね。
本がテーマのホテルって面白そう。
by (2023-10-04 13:49) 

ナツパパ

響さん。
この日は食べすぎなのですが、勢いというものがあって、晩ごはんも美味しくいただけました。
このホテル自体の雰囲気がカジュアルなことに倣ってか、晩ごはんもカジュアルな内容でしたよ。
その分肩ひじ張らずにリラックスして食べられたのは、旅の終わりの思い出です。
またどこかに行きたいなあ、と思うのですが、次回は来年7月になってしまいそうですねえ。
by ナツパパ (2023-10-05 09:30) 

テリー

水田の中のホテル、斬新ですね。
夕暮れ時の景色が、素晴らしいですね。
by テリー (2023-10-05 13:17) 

ナツパパ

テリーさん。
ホテルを作るにあたってのコンセプトが独特のものだったのだと思います。
それを見事に作り上げて運営しているので、ここに泊まってよかったな、と思いました。
最近は星野やリゾートのように、主張のある宿が増えているようで、そういう主張は
わたし若干苦手でもあり、今回は、さてどうかな?と思いましたが、素直に宿泊などを愉しめました。
夕暮れの景色はこのホテルの売りでもあるのでして、前日までの梅雨模様がこの日から梅雨明け、
おかげで晴れて気持ちのいい夕暮れとなりました。
by ナツパパ (2023-10-06 09:28) 

ナツパパ

niceをくださいました皆様。
ありがとうございます。
by ナツパパ (2023-10-16 09:10)