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そういえば去年の今頃





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 そういえば去年の今頃、所用で茨城県笠間市を訪れたのだった。

 所用を済ませ、時間があったので向かったのは、市内の「門」という笠間焼の器を扱う店。

 ご覧の通りぶっきらぼうな外観だけれど、中には、店主に選ばれた器が並んでいる。

 笠間を訪れる時には、必ず寄る店。







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 店内に入ると、南北にそれぞれ建物があり、その間を回廊が繋いでいる。

 回廊にも多くの、そして多彩な器が並べられていて見応えがある。

 晴れた晩秋の午後、気持ちいい空気を感じながら器を見て歩くのは愉しいことだ。






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 回廊を歩いて、突き当りの建物に行ってみると、そこは個展会場なのだった。

 個人の作家さんの、様々な器が並べられている。

 もし気に入った器に出会えることがあったら、それはきっといい日だろう。






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 建物の入り口には、中国製の獅子が一対、守るかのように置かれていた。

 なかなかいい雰囲気の獅子、よく見ると値札が付いていて、買い求めることもできるのだった。

 ...ただ...お値段が...ははは...うーむ。






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 石造りの獅子は、日本の狛犬とは違う雰囲気である。

 ちょっとこわもて風だけれど、よく見ると愛嬌も感じられて、なかなかよろしい。

 コロナも落ち着いてきた昨今、また行きたくなってくる店なのだった。






      ◇   ◇   ◇




 この度、思い立って、ブログの幅を広げました。

 前稿でもお話したように、ディスプレイを替えたら、今までのサイズがどうもしっくりこなくて。

 記事のところも広げたので、写真も広げてみました。

 縦位置の写真が大きいかな...ちょっと気になるところです。 

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gop

狛犬?は韓国で見たのと似てるなぁ。
https://987.blog.ss-blog.jp/2008-03-29

ヘテ(Haetae:門前両側を対で守る霊獣)と言うらしいです。

by gop (2021-10-28 18:32) 

hanamura

「そういえば去年の今頃」昔の画像!フェイスブックも、スマホも、去年の今頃や「◎年前の今日」を再生してくれます。ソレを小間目にシェアする人は、よほど過去がステキだったのかなぁ?私はケッコウ悪い思い出に、つながる撮影も平気(?)で残しているので、あのシステムが好きだったり、時にイヤだったりもします。
by hanamura (2021-10-28 21:53) 

めぎ

写真、大きくなって見やすくなりましたね~
縦位置の大きさ、私は大丈夫だと思いますけど。
買ってってニヤッと笑いかけているみたいに見えますね~
by めぎ (2021-10-29 05:06) 

YAP

狛犬に見えたのは、中国の獅子でしたか。
うなってしまうほどのお値段は、いかほどだったのでしょうか?
こういうものの相場がよくわからないのですが、まあ、1万、2万どころじゃないんでしょうね。
by YAP (2021-10-29 08:06) 

ナツパパ

gopさん。
あ、韓国にも、こういった石像があったのですね。
こういうのは、中国由来の、北東アジア圏には必須のものなのかもしれません。
外からの穢れは、家の門から入る、ということですから、そこを守る、という意識があるのかも。
一度韓国にも行ってみたいですが、行けそうにありません(辛いの苦手 笑)。
by ナツパパ (2021-10-29 14:28) 

ナツパパ

hanamuraさん。
当方、フェイスブックなるものをやったことが無く、そういったサービス?があるのを、
初めて知りましたが、過去の思い出というのは、確かに微妙なものがありますね。
自分の意思に拘わらずに画像が出てくるのも、なかなかハードなこと、と思います。
わたしの形態にも、けっこうヤバい画像がありますのでねえ。
...フェイスブックは鬼門とした方が良いかもしれません。
by ナツパパ (2021-10-29 14:31) 

ナツパパ

めぎさん。
写真についてのご感想をお寄せくださり、ありがとうございます。
写真はだんだん大きくなって、ブログを始めたころからすると、横方向など倍以上になっているように思います。
大きいとたしかに見やすくなるように思いますので、これで行こうか、と思っています。
by ナツパパ (2021-10-29 14:33) 

ナツパパ

YAPさん。
そうなんですよ、けっこう高くて、値札を見て怯んでしまいました。
たしか、一つの値段が、YAPさんお示しより一桁多くて、対になるとそれが倍ですから...
門のところか玄関に置いておいたら良いのになあ、と思っていたのですがねえ、残念。
そのうちお金をためて...と思わぬでもないのですが、あるとつい使ってしまう質で(笑)
by ナツパパ (2021-10-29 14:37) 

Inatimy

器の並ぶ回廊、いいですね。 次々魅了されて、何周もしてしまいそうな。
手ぶらで帰るなんてできそうにもありません。買ってしまうだろうな。
ブログの幅って広げることができるんですね、って、そこからして分かってなくて・・・^^;。横長の写真、ダイナミックです♪
by Inatimy (2021-10-29 21:01) 

ナツパパ

Inatimyさん。
そうなんです、ここはぶらぶらと歩き回れるのがいいなあ、と思います。
わたしも1時間くらいいましたか、おかげで、気に入りの器に出会えました。

ブログの幅を替えるのは、あんまり推奨されているわけではないのですが、我流で手を加えてます。
管理ページ→デザイン→テンプレート管理をクリックしていくと、テンプレート一覧が出てきます。
その一覧に、今使っているものは適用のところに印があるので、名前の横にある〔編集〕をクリックします。
すると文字列が出てきますので、下の方にスクロールしていき、#containerの下にあるwidth○○pxの数字を大きくします。
次に/Articles/の下、#main waidth○○pxの数字を増やします。
すぐ下のwith○○pxの数字も同じように増やします。
それで幅が広がるはずですが、テンプレートによって、それでできるかが違うと思いますので、
文字列表示の下にプレビューがありますので、必ず、そこで確認してから作業を進めることが大切と思います。
以上、長くなりましたが、我流の変更方法です。
by ナツパパ (2021-10-30 09:52) 

gillman

笠間は好きでよくいきます。日動美術館がメインですが、焼き物も好きなので…。ここは良いですね。数は多いけどイマイチの共販センターよりテイストがはっきりしていて良いですね。
笠間に行くといつも笠間稲荷の前の造り酒屋で日本酒を買ってくるんですが、最近は笠間稲荷はちょっと寂れた感じで寂しいです。
by gillman (2021-10-30 10:32) 

小肥り

ずいぶん遠方ですね。ストリートビューで偵察しました。
ギャラリーロードという名前が付いてますね。
なかなか魅力的な作品があちこちに見えました。
なにぶん笠間市も茨城県も行ったことがない。
でも、この「門」というギャラリー、落ち着いた作品が見えますね。
回廊に並ぶのが実用向きなのかな・・・ちょっと魅力的。
by 小肥り (2021-10-30 12:01) 

song4u

なにか感じが違うなあ・・・と思ったら、そういうことだったのですね。
個人的には、今回の変更はすこぶる望ましく、良好な印象です。
山本直純ではありませんが、大きいことはいいことです!
何よりも年寄りには優しいので有難いです♪
by song4u (2021-10-30 22:23) 

ナツパパ

gillmanさん。
あ、gillmanさんも笠間においでになることが多いのですね。
わたしは仕事でのお付き合いがあって、年に数回は行くのですけれど、のんびりしていいところですね。
行くときは、車ですから、市外から少し離れたこの店にも必ずと言っていいほど寄ります。
...ただ、そのたび、なにか器を買ってしまうのがちょっと(笑)
笠間稲荷神社前の造り酒屋さんは素敵な雰囲気で、わたしも寄ってしまいますねえ、あ、いなり寿司の店にも。
by ナツパパ (2021-10-31 10:09) 

ナツパパ

小肥りさん。
そうなんです、この店は、笠間の市街地からはけっこう離れていて、車を使わないと訪れるのが難しいですね。
関東地方も、首都圏を離れてしまうと、まるっきりの車社会だなあ、というのが、常々感じられます。
笠間市も例外ではなく、なので市街地から離れた店も成り立つのでしょう。
店内で扱っている器は、店主の好みが反映されているように感じられます。
そうではあっても、ほとんどが日常に使える価格のもので、お勧めの店です。
by ナツパパ (2021-10-31 10:15) 

ナツパパ

song4uさん。
ブログサイズの変更に、暖かいお言葉、ありがとうございます。
サイズの変更や写真の大きさなど、半信半疑のまま始めたことでした。
記事にして、プレビューで見て、写真が大きいのは見やすいなあ、とわたしも感じましたっけ。
ただ、写真がちょっと横長すぎるかなあ、などとも感じていて、そこを少し変えたいなあ、などと。
さいわい時間はたっぷりとある身なので、愉しみながら少しずつ進めていきたいと思っています。
by ナツパパ (2021-10-31 10:19) 

gillman

あ、あそこの稲荷ずし、絶妙な甘塩っぱさでぼくもファンです。あとその先の薄皮饅頭。
by gillman (2021-10-31 15:12) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
日本三大稲荷の<笠間稲荷神社>に参拝した事があります。
<笠間焼>は有名ですね、現在、約300人の陶芸家や窯元がいるそうです。
by johncomeback (2021-10-31 20:18) 

なかせ

中国製の獅子ですかぁ~
うん。愛嬌がありますね☆

器じっくりと見て回りたいです。
by なかせ (2021-10-31 20:30) 

ナツパパ

gillmanさん。
そうでした、お饅頭屋さんありますよね。
いつも目で追っているのですが、食べる機会が無くて...甘いもの大好きなんですけれど。
写真を見ていたら、また笠間にも行きたくなりました。
クルマだったらいいかな、そろそろ。
by ナツパパ (2021-11-01 08:48) 

ナツパパ

johncomebackさん。
なんとまあ、300人も陶芸家さんがいらっしゃるのでしたか。
それであれだけ様々なスタイルのやきものがあるのですね。
若い陶芸家さんの意欲溢れる作品を見るのは愉しいことです。
この日は、笠間から真っ直ぐに帰宅すればいいのに、益子を経由しました。
笠間から益子に抜ける道が素晴らしかったこと。
ドライブしていてホント、愉しかったです。
by ナツパパ (2021-11-01 08:51) 

ナツパパ

なかせさん。
家を守る魔除け、というのは世界各地にあって、特にアジア圏ではよく見ることが出来ます。
東南アジアと北東アジアと、姿かたちはずいぶん違うようですが、それでも目指すところは同じで。
この店にあった獅子は、小ぶりで、姿に躍動感があり、とても好ましいものでした。
お財布と折り合いがついていたら買っちゃってたかもしれません。
我が身の甲斐性の無さを嘆くしかないですねえ。
by ナツパパ (2021-11-01 08:54) 

kuwachan

回廊で繋がれた建物、ゆっくりと焼き物を眺めることが出来そうですね。
お天気の良い日は本当に気持ちよさそうです。
気に入ったものがあっても、なかなか手が出ないかもしれませんが(笑)
by kuwachan (2021-11-01 12:48) 

アルマ

陶器も好きなのですが見に行くと買え圧力に耐えられず・・・(^_^;)
ウチの方も常滑焼のやきもの団地があるんですけどね・・・年1回行くかどうかです(^_^;)


by アルマ (2021-11-01 23:33) 

みち

素敵なお店があるのですね。以前笠間に行った時は笠間まつりの時で、
わさわさな感じでしたので、今度は違う時に行ってみたいです。
石の獅子の表情もいいですね~。
せっかく素敵な写真をアップされているのですから、
幅広にして正解だと思います。私も手動で適当に広げました。
by みち (2021-11-03 12:51) 

ナツパパ

kuwachanさん。
そうなんです、回廊がね、とても素敵なんですよ。
部屋で見ているより、長い通路を歩きながら見ていく方が、気持ちが新鮮になりました。
この店は、値段もリーズナブルなものが多く、そういう点でも敷居が低く、好きな店です。
近くにおいでになりましたら、ぜひ一度お運びくださいね。
by ナツパパ (2021-11-06 10:54) 

ナツパパ

アルマさん。
常滑の街は、はて、何年前でしたか、訪れました。
焼き物の道、というところが素晴らしくて、細い道が丘陵地帯を走っていて、そこが素晴らしく、
歩いていて時間を忘れましたっけ。
できればもう一度行ってみたい街です。
by ナツパパ (2021-11-06 10:57) 

ナツパパ

みちさん。
笠間は焼き物の街でもあって、多くの陶芸家さんが集まっているので、焼き物の種類も多彩です。
そういった焼き物を、ある一定の水準で集めている店はないか?と探して、この店にたどり着きました。
ここは、焼き物も良いのですが、建物も素敵だなあ、と思います。
機会がありましたら是非!お勧めの店です。
by ナツパパ (2021-11-06 10:59) 

ナツパパ

niceをくださいました皆様。
ありがとうございました。
by ナツパパ (2021-11-06 13:39)