2年前のことだったなあ [妄想か偏見か]
去年のこと、冬の北欧でオーロラを見ようと話が盛り上がり、今年3月のツアーを予約したのだった。
それは、フィンランドの奥でオーロラを見て、帰りは寝台列車でヘルシンキまで戻るもの。
その旅行が母のケガで中止となり、いささか落胆気味のナツパパ夫婦である。
行きたかったなあ...海外に旅行は愉しい思い出があるので。
そういえば、夫婦でオーストリアとドイツに旅行したのは2016年3月のこと。
もう2年も前のことになる。
あの時は、ツアーという名前だけれど、実質は夫婦二人の個人旅行。
ドタバタしたこともあったものの、おおむね順調で愉しい思い出が残る旅行だった。
そんなことを、頬杖を突きながら思い出していたら、ドイツ博物館の記事を書きたくなった。
2年前に【欧州道楽旅】として記した時、記事にし忘れたものがあるのだ。
少しマニアックな内容なので、躊躇したのだったっけ。
でもまあ、いい折なので、それを記事にしてみようかと思う。
...記事の材料が枯渇してしまった、ということもあるのだけれどね。
2年前の6泊8日の旅、後半はミュンヘンに泊まり、「ドイツ博物館」やその別館を見学したのだった。
ミュンヘン郊外の「別館」は航空機が専門で、第二次世界大戦前からの貴重な飛行機が展示されていた。
飛行機好きのわたしにとっては、まるで天国のようなところ...時間を忘れて見物した。
その中でも第二次世界大戦をドイツ軍の主力戦闘機として戦ったBf109やMe262は有名である。
ここで実物に出会え、わたしは興奮状態だったのだが、機体の傍にはエンジンも置かれているのだった。
飛行機にとって機体とエンジンは、どちらが欠けても良い飛行機はできないもの。
高性能な戦闘機には高性能なエンジンが不可欠である。
上の二つのエンジンは、それぞれBf109とMe262に使われたもの。
上はDB601といって、第二次世界大戦初期、世界の水準を上回る性能のエンジンだった。
これを積んだBf109は無敵な存在といってよく、欧州大陸を席巻したドイツ軍を空から支えた。
下のJumo004Bは、第二次世界大戦末期、世界で初めての実用ジェットエンジンとして作られたもの。
このエンジンを積んだMe262は、当時の水準を遥かに凌駕する高性能なのだった。
戦争の行方を決めるほどの戦力にはなれなかったが、ドイツの技術力を世界に知らしめたのである。
この2基のエンジンこそは、ドイツの技術的な誇りといっていいだろう。
それがカットモデルとして機体の傍に置かれ、じっくりと眺められるのは嬉しいことだ。
◇ ◇ ◇
さて、卓越した技術力を誇ったドイツなのだけれど、技術が暴走、または空回りすることもある。
その例が博物館の隅に展示されていた。
写真上、右2基のエンジンがそれで、それぞれDB803とDB610という名前のものである。
まずDB803について。
第二次世界大戦開戦前のドイツ空軍は、どういうものか戦場でのみ有効な小型爆撃機しか持たなかった。
小型ゆえ、爆弾搭載量も少なく航続距離も短い。
戦場が間近ならそれでもいいのだが、外国の都市や工業地帯に爆撃は行えない。
実際に戦争が起こりそうになった頃、ドイツ空軍は大型の爆撃機開発をメーカーに命じたのだった。
そして、そのための機体用に作られたのが、まず後記のDB610であり、その後継である上のDB803で、
このDB803は、エンジンを縦に2つ繋げて作られている。
小型大出力のエンジンが得られない場合には、こうやってエンジンを2つ繋げる例は他国でもある。
2つのエンジンは、それぞれでプロペラを回すので2重になるが、各プロペラを逆方向に回すから
モーメントとトルクの過大な偏りは無くなる。
それは二重反転式と言って、これは戦後でも各国の航空機エンジンで採用されているもの。
DB803はDB606/610の失敗を受けて開発されたため、いわば穏当な方式を採用した結果、
当時としては驚異的な4000Hpの最大出力を得られたのだが、いかんせん遅かった。
ドイツ敗戦時には数台のエンジンが完成していたにすぎない。
2つのエンジンを繋げる方式が有効だったことは証明されたものの、戦争には間に合わなかった。
◇ ◇ ◇
次はDB610という、これこそ技術暴走といってもいいエンジン。
大型かつ高性能な、次期主力爆撃機となる機体用に開発されたもの。
このDB610は戦闘機用のDB605を2基使い、出力の向上を図った。
DB605自体が縦に長いから、DB803のように2基を縦に繋がず、横に並べたのだった。
そういった構造ゆえ、2基のエンジンが各々プロペラを回すのではなく、各エンジンからの軸をギアでつなぎ、
1つのプロペラを回す方式を採用した。
そのためか、航空機用エンジンとしては異例なほど扁平な姿である。
高速で回転するエンジンを、ギアで一つに纏めるだなんて、考えただけでも面倒である。
案の定、ギアケースはこのエンジンの弱点となって、故障が頻発した。
素人のわたしなどは、そんな面倒なことをせずにDB605エンジンを4基付ければいいのに、と思うのだが...
...ドイツ空軍はエンジンが2基で済めば、空気抵抗を大幅に減らせ、操縦性が向上する、と考えた。
それは正しい理屈なのだが、戦争という現実を前にして冒せるリスクではなかろう、と思う。
まず同様の構造でDB606というエンジンが作られ、試運転の途中、各種の欠陥、無理な構造によって、
エンジンのオーバーヒートや発火が絶えなかった。
そのため、DB606エンジンが原因となり、機体の実用化戦力化が大幅に遅れたのだった。
展示のDB610は、その欠陥を改修して、大幅に信頼性を向上させたものである。
その改修の間にも戦争は続いていて、大型の爆撃機を持たないドイツ軍は大変だった。
戦争の実態は、もはや小型の戦術爆撃機では対応しきれないものになっていたのである。
そして、このエンジンを積んだ爆撃機、He177が配属されたときには、もはやドイツの敗勢は色濃いもの
となってしまったのだった(下のHe177の写真はネットから拝借しました)。
...せめて2年前に戦力化出来ていたら...と関係者は悔やんだことだろう。
このような難しい技術を必要とする、航空機エンジンを作り上げられるドイツの技術力は素晴らしい。
当時の日本は、こういったエンジンどころか、DB601のライセンス生産すらまともに出来なかった。
製造はできても、残念なことに安定した製品を作る技術力は無かったのである。
...ただ、そのドイツの卓越した技術力も、間違った方向に進むとこうなってしまうのだ。
航空機開発には、実はこういった失敗や錯誤は山ほど存在する。
興味のある方は、「世界の駄っ作機」岡部いさく著 をご覧になると面白かろうと思う。
飛行機のエンジン、札幌から羽田へ帰ってくる時、時々ボーディングブリッジではなくオープンスポットに駐機することがあり(大抵は夜の遅い便)、「タラップ」で降機する時にちらっとだけ見る程度です。
あとは、航空会社が主催する格納庫の見学ツアーにでも参加しないとみられませんね。
同じ様に、船舶のエンジンも普段見ることができないので、こういうものが好きな人にとってはたまらないと思います。
by 北海道大好き人間 (2018-03-10 12:02)
戦時中というのは、時間との戦いでもあるので、十分な効果検証もせずに思いつきレベルのものを無理やり具現化したものも多かったことでしょう。
空を飛ぶ飛行機となると、その安全性は十分に担保を取らなければなりませんが、そういうことも言ってられない時代だったのでしょう。
by YAP (2018-03-10 15:32)
北海道大好き人間さん。
そうなんです、わたし文科系ですが、こういう機械もの大好きなんです。
とくにエンジンは好物でしてね(笑)、こういう複雑な仕掛けを作る過程とか
それを作る人とか、歴史を読むのが若い頃から好きでした。
エンジンなども、じつは、品行方正成績優秀なものより、DB610のように
ぐちゃぐちゃの生き様を見せてくれるものがホント好きです。
おそらく変態です、わたしは(笑)
by ナツパパ (2018-03-10 20:28)
yamさん。
あるいるさん。
mikanさん。
hanamuraさん。
Mitchさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-10 20:35)
YAPさん。
戦争というのはある種極限状態ですから、勝つためにやる諸々に国民性が出る
そんな風にも思うんですよね。
DB610のような戦闘機用の小型2つつなげるエンジンは、ほぼ時を同じくして、
イギリスでも試されました。
で、イギリスでも失敗してしまい、その結果、小型エンジンを4つ付ける設計に転換し、
その結果戦争たけなわの時期に爆撃機が完成して、対独爆撃に活躍しました。
イギリス人の現実主義とドイツ人の技術指向と、そこに国民性が見られるように思います。
ただし、ドイツ空軍のために言うと、この複雑(怪奇)なエンジンは、
設計者のハインケル氏の主張によるものだそうです。
ハインケル氏も有能な設計者なのですが、このときはしくじりましたねえ。
by ナツパパ (2018-03-10 20:37)
飛行機のエンジン初めて見ました。機能とか性能とかは分かりませんが
格好良いですね。。。学生の頃デッサンの授業があって色々描きましたが、
エンジンを描いたものだけ褒められました^^
ヘルシンキにだけは行きましたがオーロラは観に行けず、、、
いつか行きたいです!
by みち (2018-03-10 21:20)
コメントでなつパパさんが、文系と書いてあったので意外でした。
私も飛行機や車は好きで、親戚には理系で自動車会社でエンジン関係の仕事の者が数名いるので、こういう話題はお正月などの親戚の集まりで出ていました。<大型の爆撃機を持たないドイツ軍は大変だった。>→そうだったんですね。開発が戦況に追いつかなかったんですね。
こんなにたくさん書くのは大変だったと思いますが、面白い記事でした。
by TaekoLovesParis (2018-03-10 21:34)
あ、まだお写真あったのですね~それもこんな貴重なのが!
まあこの開発が間に合わなくて何よりだったと思います・・・英国軍がドイツのあちこちの街を壊滅状態にしたようにドイツ軍もイギリスで空襲をしていたら、もっと犠牲が増えていたんですからねえ。たくさんの文化遺産も失われたでしょうし。
オーロラは、昨年もこの冬も、デュッセルドルフからかなりの知り合いが相次いで見に行って、どなたも見られずに帰ってきましたから(見たという方が誰もいないのです!)、行かずに済んでこれまた不幸中の幸いだったかも・・・
いつかゆっくり行ける日が来ますように。ザルツブルク音楽祭にもぜひ♪
by めぎ (2018-03-10 22:16)
う~む・・・たしかにマニアック。脱帽。
メッサーシュミットやフォッケウルフなんて飛行機、いましたね。
この博物館はチャンスがあれば行ってみたい。独逸の爆撃機の話はなるほど。
航続距離か。地球規模で見たら欧州そのものがユーラシア大陸の半島みたいなもんだから
さほどの航続距離は不要とも思うけど。航空母艦は持ってなかったのか。
独逸本国から英国だったら片道500キロぐらいかな。占領地の基地からだと片道2~300キロでしょう。
B-29ほどの大型爆撃機は想定外でしたね。ロシア戦線が問題だったかな。
日本は駄目ですか。三菱(ゼロ戦)も?
博物館の禁煙マークは日本と同じですね。
by 小肥り (2018-03-11 11:50)
技術力と先を読む力、そしてそれらをすべて把握して有効に生かせる指導者・・・
どれが欠けても戦争には勝てないってことですよね・・・
大抵の指導者はその域に達していないでしょうからねぇ・・・
by アルマ (2018-03-11 14:26)
テリーさん。
takaさん。
doraemonさん。
gillmanさん。
song4uさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-11 14:47)
みちさん。
緊張感あふれた佇まいに惹かれました。
そして美しいですよね。
要らないモノをそぎ落とした機械に特有の美があるように思います。
たとえばF1マシンのエンジンなどもその美しさを持っているように感じますし。
こういうものが、わたし大好きなんです。
この博物館では、ホント時を(そして同行のカミさんを)忘れました。
by ナツパパ (2018-03-11 14:51)
TaekoLovesParisさん。
記事をお褒め下さいまして、ありがとうございます。
内容がマニアックに過ぎるように思えて、2年前欧州旅行の記事を書いているときは、
散々迷って結局記事にするのをやめました。
今回、こうやってご覧頂けて、コメントもいただけたのは本当にうれしいです。
わたし、こういう風になると舞い上がる悪癖がありましてね(笑)、じつは
続編にぴったりの写真があるんですよねえ。
さてどうしようか、と考え中なんですよ。
by ナツパパ (2018-03-11 14:54)
めぎさん。
戦争というのは、過ぎてしまえば、本当に愚かしい行為だ、と思います。
でも、戦争の渦中にあった人々は、憎しみや怒りなどで、戦いを肯定していて、
それが、果てしの無い犠牲を生む原因でもあるのでしょう。
記事のエンジンや機体に関わった開発者関係者の無念は、察するに余りありますが、
おそらく開発が成功していたら、仰るようにロンドンは大きな被害を受けたことでしょう。
たしかにそれが無くてよかったですし、なによりのことでした。
...でも、英空軍のドレスデン大空襲、米空軍の東京大空襲などなど、
どうもあまり容認したくないような、そんな思いもあるんですよねえ。
オーロラは今年もあまり現れないのでしたか。
旅行者の方も、今年は丁半博打みたいですよ、なんて言ってました。
つまり確率5割...でも実際はもっと低かったのですね。
それでも北欧行きたかった、とカミさんは言います。
夏にリベンジ、とも言ってますよ。
by ナツパパ (2018-03-11 15:05)
小肥りさん。欧州大陸内で行動するには、航続距離の短さはそれほど問題にならず、
却って、重い燃料を多量に積んで機体のバランスを崩すよりも戦闘機としては
良かったのだと思います。
BF109で想定外だったのは、海峡を越えて英国まで飛ぶということですが、
あの海峡って狭いですよね...なのに、海峡すぐから離陸したBf109は、
英国内で15分しか滞在できなかったというから驚きです。
...それは鳥じゃなくてバッタだろう、と言われたとか言われなかったとか。
ドイツの爆撃機は小型で、たとえば初期に活躍したHe111 は最大航続距離2800km、
中期以降の主力爆撃機Ju88は2430kmです。
これは最大航続距離なので、爆弾を積んだら愕然と距離が落ちます。
記事のHe177は最大搭載量6t、航続距離5600km、最大速度565km/h
でした。
ドイツ空軍も一回り大きな爆撃機が欲しかったのですね。
ロシア大陸のウラル山脈を越えた工業都市の爆撃を目指すものだそうですよ。
by ナツパパ (2018-03-11 15:21)
アルマさん。
ドイツの悲劇はナチスにあった、というのがわたしの意見です。
空軍にしても、ナチス党の大立者ゲーリングの私的色彩が色濃く、
とても筋だった開発他が出来なかったように感じます。
おそらく戦争というのは錯誤の連続で、致命的な錯誤を犯したほうが負ける、
というのは、わたしの偏見ですが(笑)、ドイツ側の錯誤は致命的なものが
多かったように感じます。
by ナツパパ (2018-03-11 15:27)
ともちさん。
soramoyouさん。
ありささん。
burubonさん。
向日葵さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-11 15:28)
ヨタ8さん。
gopさん。
ma2ma2さん。
okina-01さん。
トレンダー櫻井さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-11 17:13)
ドイツの飛行機博物館は見応えがあったでしょう。
戦時中日本は100/1で精密機械を作ってましたがその頃ドイツでは1000/1の精密さでしたから日本の数段上でしたね。
by 旅爺さん (2018-03-11 17:48)
いや~べ勉強になりました。若いころ羽田空港内の営業所に勤務したことがありますので飛行機にはとても興味があります。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2018-03-11 17:58)
ドイツ博物館に行かれたのは二年前なんですね~
つい最近にことに思えてしまいます。
by なかせ (2018-03-11 20:38)
こうやって時間を気にせずじっくり見られるのが個人旅行の良さですよね。
ツアーもガイドさんがいてくれて説明があっていいところもあるのですが
いかんせん時間が足りないです。もう少し時間にあるといいのですが・・・(^^ゞ
by kuwachan (2018-03-11 21:00)
私達夫婦も昔から個人旅行のみ
その全ての計画を立てる時がとても楽しいですよね^^
ツアーは好きな便、ホテル、食事など、全く選択肢がないので嫌いです
ドイツ~オランダと、かの歴史を辿る旅をしたのは数十年前
アウシュビッツに行く事が、私の今一番の願いです
by viviane (2018-03-12 00:05)
オーロラの旅、キャンセルでしたか・・・。
ちょうど、確か今月・・・と思い出していたところでした。
もし大型爆撃機が完成していたらと思うと、それも怖いですね。
今とは全く違った世の中になっていたかもしれない。
技術の向上は平和で穏やかに暮らせるために使って欲しいものです^^。
by Inatimy (2018-03-12 07:48)
旅爺さん さん。
戦前そして戦争中の日本は、機械製作の点で、欧米各国に一歩も二歩も劣っていて、
とくにマザーマシンという大型の精密機械を自力では作れなかったそうですね。
手工芸的な繊細さは持っていても、近代的な精密機械を大量に作ることは
出来なかったのでしょう。
今から顧みると隔世の感というか別の国の話のようにも感じます。
それだけ、戦後の日本は成長しましたし、その時期を支えた方々の努力もまた
大変で、尊敬に値する、と思いますねえ。
by ナツパパ (2018-03-12 08:53)
暁烏 英(あけがらす ひで)さん。
空を飛ぶことの歴史は、まだ浅いのですが、この歳月でここまで成長し深化した機械は
珍しいと思います。
航空機は特に戦争中に大きく進歩するようで、第1次第2次の世界大戦中、
そして戦後の東西の冷戦中、そういった時期の進歩がすごいですね。
ドイツ博物館は、英米の博物館と同様、航空機の歴史を知ることが出来、
わたしなど時間を忘れて熱中できる場所でした。
by ナツパパ (2018-03-12 08:57)
なかせさん。
そうなんですよねえ、2年前にちょうど3月下旬のことでした。
この2年、あっという間だったように感じられます。
早いなあ、と思いますし、また行きたいなあ、と思ってるのですがねえ。
by ナツパパ (2018-03-12 08:59)
kuwachanさん。
ほんとそうですよね。
ツアーは旅程すべてをお任せできるので楽なのですけれど、
行きたい場所に行けなかったり時間が少なかったり、と
そういう点では不満が残るように思います。
ツアーの参加者すべてに満足してもらえるプランはあろうはずもなく、
最大公約数的なところを狙うと不満の出ますからねえ。
わたしたちの旅行はツアーではあるのですが、ほぼ放任状態で、
往復の航空券とホテルの予約のみを取ってくれるものでした。
なので、ずいぶん行程や時間に自由が利き、助かりました。
by ナツパパ (2018-03-12 09:02)
vivianeさん。
そうそう、そうなんですよね。
旅行の愉しみは、なんといっても実際に行って見て、というところなのですが、
旅行の予定を考えて、あれこれ相談するところもまた同じように愉しいものです。
このときの旅行は、二人とも何回か旅行した場所に行くので、観光地は無し、
自分たちの行きたいところのみに絞って動くことが出来ました。
こういう旅を一度してしまうと、ツアーには食指が動きませんよねえ。
by ナツパパ (2018-03-12 09:05)
Inatimyさん。
そうなんです、キャンセルとなってしまいました。
母の手術は1回目はうまくいかず、2回目は一応成功したのですが
それでも歩行にはかなりの障害が残ります。
その母を一人置いての旅行は無理ですので、あきらめました。
...でも行きたかったなあ...冬の北欧って寒そうですが、
それでも日常の暮らしを見ることが出来そうですもの。
個人的には、オーロラを見てからヘルシンキまでの「サンタクロース・エクスプレス」
という寝台列車の旅が...ううう...したかったです(号泣)
by ナツパパ (2018-03-12 09:08)
てんてんさん。
ダイとクロさん。
ハマコウさん。
みぃにゃんさん。
チャーさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-12 09:10)
HIDE&爺さん。
aokenさん。
wattanaさん。
ciel-bleu-fonceさん。
YUTORIさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-12 09:11)
freecoyoteさん。
はじドラさん。
しのぴんさん。
saruさん。
司馬亮さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-12 09:12)
ラックさん。
tommy88さん。
いっきまーす!さん。
tarouさん。
enosanさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-12 09:13)
戦争(兵器)と技術の進歩……リンクしない形できたらなぁ〜
by 山子路爺 (2018-03-12 16:31)
主人が興味深く読まさせていただきました
そして解説、、なぜに答えてもらいました
歴史のはざま、幸いと怖さ
残念でしたね、、オーラもですが 寝台列車、、いいですよね
憧れて色々に思い巡らし、調べても愉しい、、
いつかのとっておきですね
by engrid (2018-03-13 00:06)
山子路爺さん。
ホントそうですよね。
そうな手欲しいところですが、実際は戦争となると予算もかかわる人員も
天井なしで行きますので、進歩はしますよねえ。
今でも中東やロシア北東アジアなど、いろいろときな臭いですし。
冷戦がやっと終わったというのに、ホント困ります。
by ナツパパ (2018-03-14 09:09)
engridさん。
ご主人は、飛行機がお好き、と以前伺いましたので、お読みいただけて嬉しいです。
記事に何か瑕疵や思い違いがありましたらどうか教えてくださいね。
こういった物語はわたし大好きで、当時の関係者は、それこそ血のにじむような思いで
開発や改修作業をしていたと思うのですが...そのドラマを知れば知るほど興味がわきます。
DB606の発案者は機体の設計者ハインケル氏で、彼は本当に有能なのですけれど、
有能ゆえの陥穽というものがあるのですね。
そのあたりのドラマも読んでいると時を忘れてしまいます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:13)
いっぷくさん。
tanukyanさん。
ribonribonさん。
あおたけさん。
palpalさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:14)
さとしさん。
mukkunさん。
Santaさん。
くまらさん。
ffmlさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:15)
kiyokiyoさん。
momoさん。
caverunaさん。
Paulさん。
KENT0mgさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:17)
(。・_・。)2Kさん。
きーちゃん2さん。
おお!次郎さん。
フジトモさん。
タンタンさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:19)
ryo1216さん。
nachicさん。
kikiさん。
たくやさん。
sugoimonoさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:19)
kyonさん。
たかおじーさん。
harryさん。
マルコメさん。
さる1号さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-03-14 09:20)
オーロラツアー、残念でしたですねぇ。
でも、お母様のほうが大事で、またの機会もあるでしょうし。
ドイツの技術力というか物を創造し発見し生み出す力というものは、どこからきているのかわかりませんけれど、感嘆するばかりです。
by 足立sunny (2018-03-15 22:43)
海外旅行良いですね。
行きたくてもとてもとてもって感じです。
by lamer (2018-03-22 19:02)
ご無沙汰しております。
自分も子供の頃は飛行機が何より好きで
こういう世界を覗きこんで「世界の傑作機」とか「世界の翼」を
何十回も読み直して過ごしました。
戦争という極端な状況で、技術の開発にも国民性が色濃く表れるのが
なんとも不思議で面白いものですね。
この時代のドイツの航空機開発を見ていると、目的達成に集中するあまり
どう考えても無理のある「左右非対称の偵察機」なんてものを造ってしまったり
時間を経て振り返ると、ドイツ的な真面目さというものが
ちょっと愛おしく感じられてきたりもしますね。
by harry (2018-03-22 19:37)
足立sunnyさん。
お返事が大変遅れてしまい、申し訳ありません。
年度末のあれこれについつい...反省です。
母のケガはおかげさまですっかり良くなったのですが、
歩行となるとまだまだの部分が残ります。
それでも暖かくなってきて筋肉もほぐれるのでしょう、
ずいぶん滑らかな動きとなり、ほっとしています。
無理をして旅行をしてもいいことは無いはずで、たしかに、
そうですね、またの機会を楽しみにしています。
by ナツパパ (2018-04-02 22:20)
lamerさん。
もう2年前でしたか、春に夫婦で欧州へ旅行しました。
ツアーとは名ばかりの、夫婦だけの個人旅行でしたが、
それがとても楽しい旅行となって、また行きたいね、と話していたんです。
よもやの母のケガには参りましたが、これもまた何かの縁なのでしょう。
いつかはぜひ、と夫婦で話をしているのですよ。
by ナツパパ (2018-04-02 22:23)
harryさん。
こちらこそご無沙汰ばかりで...。
harryさんも飛行機がお好きなのですね。
わたしも動くもの、鉄道とか飛行機が好きで、いろいろな本を読んできました。
航空機の開発史にドイツという国は欠かせないと思います。
その独特の技術至上主義は見事である一方、ある種奇観でもありますね。
そういった飛行機はどうやって作られたのだろう、とホント興味があります。
記事のドイツ博物館別館には、様々な機体が展示されていて、見ていて時間を忘れました。
また行きたいなあ、と思うのですが...うーむ。
by ナツパパ (2018-04-02 22:27)
やってみよう♪さん。
たかぼんさん。
ぼんさん さん。
とれたてトレンドさん。
NO14Ruggermanさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-04-02 22:29)
まおたさん。
ネオ・アッキーさん。
pegasasさん。
ぼんぼちぼちぼちさん。
風船かずらさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-04-02 22:30)
今造ROWINGTEAMさん。
hide-mさん。
Naokiさん。
nicolasさん。
ADHD大ちゃん さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-04-02 22:32)
musselwhiteさん。
ハレルヤさん。
ねじまき鳥さん。
LoveBeerさん。
kazushiさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-04-02 22:33)
ちょんまげ侍金四郎さん。
響さん。
mwainfoさん。
追いかけっ子さん。
U3さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-04-02 22:35)
doudesyoさん。
macharunさん。
schnitzerさん。
モリガメさん。
えくりぷすさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2018-04-02 22:36)