自然に還る [乗り物大好き]
ゴールデンウィークに入った某日、友人のS君と散歩をした。
...といって、最近仕事など諸々に疲れ気味の二人である。
昨年のように、人の集まる場所や観光地に行く元気が無く、かといって街中でブラブラもつまらないし。
そこで、都内某所で待ち合わせてから、私鉄に乗って小1時間ほどの駅までやってきたのだった。
駅前はコンビニと少しの商店、そこを抜けると、一面広漠とした畑が広がっている。
まだ植え付けの終わっていない畑は茶色で、その茶色と森の緑が入り交じる景色こそ、関東平野の典型である。
わたしは関東の生まれだから、そういう景色は馴染みがあって好き。
その中を、S君と二人、あれこれ他愛もない話をしながら散歩をすると、気分が霽れてくるのを感じる。
さて、そうやって1時間も歩いていただろうか、ふと見ると、交差点に線路があることに気づいた。
わたしは鉄道が好きなので、線路を見ると、何に因らず熱中してしまう。
よく見ると、線路は、そのまま、森に入っていくのだった。
この先がどうなっているのか、とても気になる。
森に向かう線路、入口にはクイが立っていたけれど、中に向かって小道が続いている。
...ちょっと怖い気もするけれど、入ってみようか、ということになった。
錆びて茶色になった線路が真っ直ぐ延びていて、その線路に沿って歩いていくと、別世界が広がっていた。
森は思っていた以上に奥が深く、線路に沿って歩いていくと先が見えないほど。
鳥の声と風の葉音以外、聞こえるのは自分の息づかいである。
あたかも、森に抱かれるかのような雰囲気に、二人とも声を無くしてしまうのだった。
10分も歩いただろうか、森が途切れ、ふいに、わたしたちは青空の下に出た。
路盤は小さな土手になっていて、周りは一面の低木。
でも、路盤のすぐ脇には大きな木が育っていて、この線路が使われていない歳月を感じさせるのだった。
振り返って森を見ると、架線を支える電柱が一本...古びた具合がなんとも良い味わいだ。
さらに歩いていくと、路盤は高い土手になっていた。
線路は残っているものの、下草に覆われている。
...が、真ん中には小道が続いているので、ここを歩く人は多いのかもしれない。
両側に打たれたクイを見ると、以前は遊歩道だったのかも。
線路の脇には大きなケヤキがそびえ、その高さを見ると、ここ10年以上、あるいは20年、線路は使われていないようだ。
ケヤキの根元を見ると、根が...線路を巻き込んでいるのだった。
人工的な線路と路盤が、木によって自然に還ろうとしているかのよう。
そういえば、カンボジアやタイの仏教遺跡が、木々によって壊されていく様は有名である。
木の成長力は石や鉄にも勝るのだろう。
ここでも、自然が人工に挑み勝利を収めつつある...そんな印象すら感じてしまうのだった。
そうやって線路を歩くこと1時間ほどか、わたしたちはその終点までたどり着いた。
そこは大きな川の河原で、線路は数本に分かれ、大きなヤードになっていた。
...といっても灌木によって線路は見えず、架線柱でそう確認できただけだったのだが。
おそらくここは砂利を採取し、それを運ぶための線路...その跡だったに違いない。
ここもまた、自然に還りつつある場所...しかし、なんと、その雰囲気の味わい深いことだろう。
廃墟の美...大袈裟にいうならば、わたしたちはその美に酔いしれていたのだった。
◇ ◇ ◇
河原から砂利道を歩いて住宅地にやってきたら、天に高く鯉のぼりが舞っていた(S君撮)。
端午の節句には鯉のぼり...それは以前、よく目にする光景だったのに、最近は出会うことも少ない。
この日は南風が強く吹き、鯉のぼりは活き活きと泳いでいるのだった。
ああ...いいなあ...いい景色だなあ。
ふと、息子の小さかった頃を思い出した。
今日は「こどもの日」、すべての子どもに、そして元子どもにも、素晴らしい日でありますように。
2014-05-05 09:28
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コメント(88)
訪問 nice!有難う御座います。
ご無沙汰致して居ります、我が家のPCも・やっと
xpからWIN8.1に乗り換えする事が出来ました・・・
不慣れで・使い慣れるまで時間が懸かりそうですが??
これからぼちぼち再開しますのでお付き合い宜しくです。
by okin-02 (2014-05-05 13:57)
いい感じの緑と線路ですね~
電柱がとっても哀愁を醸し出していていいです。
こんなお散歩 いいですね!
by furu (2014-05-05 14:59)
興味ある。どこの線路だろう。
スタンドバイミーをちょっと思い出した。
廃坑になった炭鉱跡などにもよく見られる風景なんでしょうね。
昔は繁栄していて・・・兵どもが夢のあと・・・
by 小肥り (2014-05-05 17:28)
線路には、近代文明の始まり、を、特に感じてしまいます。
ここを運搬車が走っていたのは、いつ頃だったでしょうか。
by 足立sunny (2014-05-05 18:40)
こういう所を見ると歩きたくなってしまいますよね(#^.^#)
今では貨物輸送もトラックに取られ、貨物列車などは廃線も多いでしょうからね・・・
by アルマ (2014-05-05 18:57)
廃線マニアであれば、これらの写真を見ただけで「どこそこの旧なんとか線だ」と分かってしまうでしょう。
北海道では、かつてはほぼ全域に鉄道がありましたが、今では主要都市を結ぶ路線を除いて多くが廃止されています。
その跡地も交通記念公園になったりするところもあれば宅地などへ転用されて駅があった場所に石碑があるだけ等、多種多様です。
私が住んでいる山梨にも廃線跡がありますが、多くは線形改良によるもので、鉄道そのものが廃止された例は1件しかありません。それも、多くが道路になっていますが、かつての鉄道が走っていた面影はないです。
by 北海道大好き人間 (2014-05-05 20:37)
この先は、どうなっているんだろう!?ってワクワクしますよね(^^)
by 小梅姉 (2014-05-05 20:57)
廃線を見つけても、なかなかそれを辿っていく機会はありませんから、なんだかワクワクしました。
ちょっと怖いような気もしますよね~
こちらでは廃線がそのまま道路に埋もれていたりもします。
以前はここにトラムが走っていたのだなあと思いながらその上を車で走ります。
そういうところは石畳のことも多くて、ちょっとロマンを感じます。
それと比べて、車って、味気ないですねえ。
by めぎ (2014-05-05 21:10)
okin-02さん。
ごぶさたしてます。
PCバージョンアップ、そして復活、おめでとうございます。
何よりのことと存じます。
また愉しい記事、待ってますね。
by ナツパパ (2014-05-06 05:27)
furuさん。
廃線(...正式には、まだ違うようですが)を歩くのって面白いです。
地図を見ながら、あそこかここかって言いながら...探検に似てるんですよ。
この日は、記事のような素晴らしい場所に出会えて、ホント嬉しかったですねえ。
緑がとてもきれいでした。
by ナツパパ (2014-05-06 05:30)
なかなか雰囲気のある廃線ですね。
木々やその緑、木漏れ日もいい感じですね。
でも実は廃線じゃなくて、
真夜中みんなが寝静まった頃、
人知れず汽車が走ってたりして・・・。
もしそうだったらちょっと乗ってみたいな~(笑)
by ちくわ (2014-05-06 05:31)
小肥りさん。
>興味ある。どこの線路だろう。
正直に申告いたしましょう。
ここは、西武鉄道安比奈線といって、入間川の砂利を運搬するための貨物線...
の跡なんです。
あ、正式には、まだ線路として登録されているので、現役なんだそうですが。
現状はこんな案配ですが、架線が残っているところもあるんですよ。
なかなか面白い散歩になりました。
by ナツパパ (2014-05-06 05:33)
足立sunnyさん。
もう相当前に営業は廃止になっていたのだと思います。
線路に生えている木々が、10メートル以上に伸びていましたので。
それでも、まだ架線が残っていたりして、西武のやる気を感じますねえ。
いつの日か復活...になるやもしれません。
by ナツパパ (2014-05-06 05:35)
アルマさん。
この線路は、川の砂利を運ぶためのものでした。
今では、川砂利の採取はできなくなっているのだそうですから、
それもあっての廃線だったのかもしれませんね。
それでも、終点付近には砂利山があって、さてどこから採っているのか、と思いましたら、
川に近い田んぼを掘り起こしていました。
考えてますねえ。
by ナツパパ (2014-05-06 05:39)
sugoimonoさん。
tonomaru521さん。
カァズさん。
ソニックマイヅルさん。
kurakichiさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-06 05:40)
ヨタ8さん。
hanamuraさん。
ma2ma2さん。
やってみよう♪さん。
harryさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-06 05:42)
北海道大好き人間さん。
おそらく、その道に趣味のあるみなさんでしたら、すぐにおわかりになると思います。
ここは、西武鉄道安比奈線、といって、そちら方面では有名なところですので。
わたしたちは、はじめてここに行きましたが、良いところでした。
線路跡には小道が続いていましたので、訪ねる人も多いのでしょう。
あるいは、地元のみなさんが使う「道路」になっているのかもしれませんね。
北海道の廃線跡は、とくに駅の跡は、どの町でも大切にしているようですね。
やはり鉄道って、よりどころだったんだなあ、と思います。
by ナツパパ (2014-05-06 05:46)
小梅姉さん。
>この先は、どうなっているんだろう!?ってワクワクしますよね(^^)
ホントそうですよね。
その先を見たい、って、わたしの散歩の重要なテーマなんですが、
ここは本当に先を見たくなる場所でした。
緑のトンネルは素敵でしたねえ。
それはきっと、今だったから、かもしれません。
真夏にここを歩くのは、ちょっと躊躇しそうです(笑)
by ナツパパ (2014-05-06 05:48)
めぎさん。
鉄道は、こちらではいよいよ元気がありません。
おそらく、都市間の連絡か大都市周辺の通勤か、それくらいしか生き残れない、
そんな悲観的な思いがします。
廃線の跡って、これからも増えるのだろうなあ、と思いますねえ。
ただ、線路がこうやって残るのはまれなケースでしょうね。
こちらでは、廃線の跡って、まるっきり景色が変わってしまい、見つけるのも難しい、
って聞きますから。
ここは、例外的に素晴らしい場所なのでした。
by ナツパパ (2014-05-06 05:51)
ちくわさん。
あ、そういう展開もまた素晴らしいなあ、と思います。
長く使われていない線路なんですけれど、線路の部分はけっこうきれいになっているんです。
森の中でも、線路のところはちゃんと空間になっていましたし。
ここの路線は、正式にはまだ営業線として籍があるそうなので、鉄道会社が
維持管理しているのかもしれませんね。
観光路線として復活してくれると面白そうですねえ。
ほら、北海道などで、廃線跡を簡易式の移動車で走る企画ってありますでしょう。
あれなんか面白そうだなあ、と思うんですけれど。
by ナツパパ (2014-05-06 05:55)
song4uさん。
musselwhiteさん。
ryo1216さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-06 05:56)
こういう路線があるとは・・・西武線ですか、知らなかったな~^^;
なんだか、子供のようにワクワクしますね~~
by リック (2014-05-06 05:59)
リックさん。
はい。
もうね、森の中に入っていって、緑のトンネルを歩いているときなどは、
本当にワクワクものでしたねえ。じつに気持ちよかったです。
...が、これからの時期、じつはマムシが出たりするそうなんですね。
なので、ゆっくりと、気をつけながら歩くことが大切のように思います。
同行の友人によれば、ゆっくりと歩けば、あっちが逃げてくれる、とのことですので。
by ナツパパ (2014-05-06 06:03)
子供の頃の気持ちに戻って、ちょっとした冒険でしたね。
時間の流れを感じる、そして昔を懐かしむ気持ちがわいてくる、不思議な場所でしたね。
by YAP (2014-05-06 07:48)
すごい場所ですね。
何か怖い気がいたします。
獣はいませんでしたか?
ご無事で何よりです。
まだまだ冒険心は?あるというのは
素晴らしいですよ。
何事にも冒険しなくなりましたから。
by Santa (2014-05-06 09:48)
木の根がアメーバのようにレールをのみこもうとしていますね。
すごいです。風の谷のナウシカ・・。あれは虫とカビでしたが、未知の力を感じざるを得ません。
by arail206 (2014-05-06 20:18)
田舎に住んでいるワタシですら、
この素晴らしい森に癒されましたー!!
子供の頃、探検気分であちこち細い道を歩いていた
あのワクワク感を思い出させてもらえました♪
私事ですが、工房を移転することになりました。
そちらも森の中に数棟の工房が建つ
素晴らしい場所です。
いつかぜひ遊びにいらしてくださいね。
by kaname (2014-05-07 01:08)
ワクワクドキドキありの少年の夏休みのような探検、冒険♪
私も一緒に写真で体験したかのようです、
秋や冬は、また違った風景になってるのかしら。
以前、廃線のすぐそばに住んでました。たま〜に犬の散歩の人が。
さらに、ごくたま〜に、線路点検の人力のトロッコが走ってて ^^。
by Inatimy (2014-05-07 05:53)
いやぁ~良いですね~~、読んでいてワクワクしました。
by hypo (2014-05-07 16:18)
歩いてみたいですね
誘われるかのように、線路が続いて、、
草木に覆われ、埋もれて大地に帰っていく、
散歩道になっているのなら、何処へいざなっていくのか
それもまた、望郷のようでもあり
とてもいいところですね
by engrid (2014-05-07 18:36)
相当歩かれたのですね。どんどん奥に進んで行く写真を拝見しながら、ハラハラしていました。いまの日本、関東にもこんな廃線跡が残っているのですね。こどもの日、もう鯉のぼりをあげることは無くなってしまいました。いろんな場所で鯉のぼりがあげられているのを見ると、やはりウキウキしてしまいます。
by hideyuki2007y (2014-05-07 22:12)
廃墟や廃線跡などは、何とも言えない哀愁が漂っていて惹かれます。
かつては人々の役に立っていた、と想像すると、
ちょっと切ない気持ちになってしまいます。
by つぼっち (2014-05-07 22:40)
その筋では有名な場所ですね。
宮脇先生の有名な著作で読みましたよココ。
by me-co (2014-05-10 01:17)
魅力的な小道...いや線路
新緑の中のぶらりぶらり
いやぁ〜...良いですねぇ〜〜〜。
by 山子路爺 (2014-05-10 08:21)
Stand by Me の映画の場面と曲が頭の中で再生されました。
こういう所を歩いていると、ふと昔の情景を想像してしまいますよね。
by suzuran6 (2014-05-10 08:53)
木というか森の生命力を感じますね。
空気がおいしそうです。
by nachic (2014-05-10 11:06)
はじめまして。song4uさんからご紹介がありまして
訪問させていただきました。
安比奈線は以前から関心を寄せていたのですが
本記事を拝読しまして近日中に訪れる気持ちが強まりました。
by NO14Ruggerman (2014-05-10 13:09)
廃線跡ってサイクリングロードなどになるパターンが多いのですが
ここは良い感じで埋もれていますね。
レールが残されてるのが素晴らしいです。
夏場が無理そうですが辿ってみたいです。
by 響 (2014-05-10 16:19)
YAPさん。
そうなんですよ、ある種、とても懐かしい感じのする場所なのでした。
子どもの頃は、わたしの住む地域には、こうやって森や原っぱが多くあって、
そういう場所を友だちと「探検」しましたっけ。
その気分を久しぶりに思い出しました。
by ナツパパ (2014-05-11 10:10)
Santaさん。
森の入り口から出口まで10分ほどでしたでしょうか。
さらに、終点までは小1時間、周囲に家もなく、これはなかなかの冒険気分になれました。
森の木々には十分葉も揃っていたのですけれど、夏ほどではなくて、さらに若葉で、
そのあたりが、かえって気持ちよかったですねえ。
夏に同じコースを...となると、きっと躊躇したと思います。
by ナツパパ (2014-05-11 10:14)
arail206さん。
>木の根がアメーバのようにレールをのみこもうとしていますね。
木々の生命力ってすごいなあ、と思いました。
このままで行くと、おそらくレールは曲げられてしまうでしょうね。
自然の力には、人工物の無力なことを思い知りました。
ただ、こうやって自然に還っていく様子は、魅力的なんですよねえ。
by ナツパパ (2014-05-11 10:16)
kanameさん。
おおっ、工房移られるのですね。
創作活動って、周りの環境に影響されることも多いって聞きますから、
新しい工房でmkanameさんの作品がどのように変わっていくのか、
とても興味があります。
ブログで見せてくださいね。
by ナツパパ (2014-05-11 10:19)
Inatimyさん。
>以前、廃線のすぐそばに住んでました。たま〜に犬の散歩の人が。
>さらに、ごくたま〜に、線路点検の人力のトロッコが走ってて ^^。
ここは、今でも現役の線路から分かれているのですが、線路跡はずっと残っていました。
そこには、レールも残っていて、調べてみると、廃線ではなかったようです。
まだ現役の登録が残っているのですね。
なので、いつかはまた、線路他を補修して、列車が通るようになるやも知れません。
たのしみです。
...ただ、今は、花壇になっていたり菜園になっていたりしていましたねえ。
by ナツパパ (2014-05-11 10:23)
comomonさん。
MORIHANAさん。
sora_pさん。
たくさん。
ねじまき鳥さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 10:25)
nikiさん。
yayu-changさん。
馬爺さん。
tedさん。
ことむちゃん さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 10:26)
hypoさん。
あ、ありがとうございます。
こうやって、見知らぬ場所を「探検」できる機会って少ないですよね。
それが図らずも体験できて、とても嬉しかったです。
ただ、これからの季節はマムシも出るようですので、そこが心配なところです。
秋~春に歩くのが良さそうですね。
by ナツパパ (2014-05-11 10:29)
engridさん。
普段街で暮らしていると、こうやって自然の豊かな場所がとても魅力的に感じられます。
ちょうど季節も、若葉の時期で、しかも、暑くも寒くもない陽気で...
その中の散歩は愉しいものでした。
緑の中に過ごしていると穏やかな気持ちになれるものなのでしょうか。
この日はとても穏やかな気持ちで、それも嬉しかったですねえ。
by ナツパパ (2014-05-11 10:32)
hideyuki2007yさん。
この線路が分岐する駅から終点まで4~5㎞ほどだったと思います。
この日はあちこち寄りながら歩きましたので、終点まではそれ以上に歩いたでしょうか。
さらに終点から、電車の駅まで、やはり3~4㎞ありましたので、合計すると
けっこうな距離になりました。
爽やかな風に吹かれつつの散歩は、でも、愉しかったですよ。
...5月も下旬になってしまうと、気温湿度ともに上がってしまうので、
ここまで歩くのはしんどくなりますけれど。
良い季節に良いところを散歩できました。
by ナツパパ (2014-05-11 10:36)
つぼっちさん。
つぼっちさんの記事を拝見すると散歩をしたくなります。
この日は、つぼっちさんほどではないにしても、結構長い距離を歩きました。
ただ、関東地方南部は、丘陵など少なく、起伏に乏しいので、景色が単調になりがちです。
この日は、こういった森を歩くことができて、素敵な散歩になりました。
またどこかに行きたいね、と友人とも話をしているところなんですよ。
by ナツパパ (2014-05-11 10:39)
me-coさん。
>宮脇先生の有名な著作で読みましたよココ。
あ、そうだったんだ...今度探してみなくちゃ。
わたしも、宮脇俊三さんの本が大好きで、ずいぶん読んではいたのですけれど、
気がつきませんでした...迂闊です。
記事の線路は、路盤もレールもしっかりと残っていて、廃線探検としては、
わたしたちのような初心者向けなのだろうなあ、と思いました。
廃線跡は、建物が建ったり風景が変わったり、と場所の特定も大変そうです。
その分、探検の楽しみもあるようですね。
廃線見物に、ちょっとだけはまってしまいそうです。
by ナツパパ (2014-05-11 10:44)
ちょんまげ侍金四郎さん。
今造ROWINGTEAMさん。
amoさん。
kyonさん。
nicolasさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 10:46)
山子路爺さん。
いつもは街歩きをしている二人組なのですけれど、こうやって郊外を歩くのもまた愉しいですね。
友人は山歩きもしますから、わたしがもう少し歩けるのなら、山、とは行かなくても丘歩き(笑)くらいは
できるかもしれないのですが...うーん。
いつかは高尾山を目指したく...コンドロイチン・グルコサミンを買わなくちゃなあ...などと(笑)
by ナツパパ (2014-05-11 10:50)
suzuran6さん。
そうなんですよね、わたしも歩いていて、懐かしい感覚を感じていました。
わたしの子どもの頃は、我が家の廻りにも、これほどではないのですが森があり、
そこを友だちと遊び回っていたものですから。
今は住宅ばかりになってしまい、ちょっと残念です。
子どもがまだ小さかったら、間違いなく一緒に再訪していることでしょう。
by ナツパパ (2014-05-11 10:52)
nachicさん。
>空気がおいしそうです。
森の中に入ったとたん、空気が変わるのを実感しましたっけ。
澄んで冷たい空気は気持ちよかったですねえ。
森を歩いてリフレッシュする...という話はよく聞きますが、これのことだったのですね。
ああ、軽井沢か蓼科か...行きたいなあ。
by ナツパパ (2014-05-11 10:56)
NO14Ruggermanさん。
はじめまして、ようこそ。
>安比奈線は以前から関心を寄せていたのですが
>本記事を拝読しまして近日中に訪れる気持ちが強まりました。
拙記事がお役に立って何よりです。
安比奈線の説明にはならなかったのですが、全線歩いて、良いところだなあ、と思いました。
線路がしっかり残っていて、さらに廻りの景色も長閑で良かったです。
これからの時期、下草の多い場所にはマムシも出るようですので、どうかお気をつけ下さいね。
ゆっくり歩くのがマムシを避けるコツ、と友人が言ってます。
by ナツパパ (2014-05-11 11:00)
響さん。
>廃線跡ってサイクリングロードなどになるパターンが多いのですが
>ここは良い感じで埋もれていますね。
あ、そうですね。
廃線跡ってそうなっていることが多いですね。
以前訪れた、能登の廃線跡も、20㎞くらいの路線、ほとんどがサイクリングロードに
生まれ変わっていました。
単線の線路は、ちょうど良い幅なのだろうなあ、と思います。
ここは、正式にはまだ線路として登録されている路線なのだそうで、それでレールも残って
いるのかも知れませんね。
by ナツパパ (2014-05-11 11:03)
oink!さん。
くまらさん。
隊長さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 11:04)
森の中に今も残る二条のレール、とてもいい雰囲気ですね~!
廃線跡というと、どうしても寂しさや虚無感が漂うのですが、
ケヤキの根とレールのカットなどには
アートっぽい面白さを感じます(^^)
この某路線の存在は私も知っていますが、
こんなにしっかりとレールや架線柱などが残っているのですね。
私も訪ねてみたくなりました(^^)
by あおたけ (2014-05-11 12:21)
草ぼうぼうの廃線にもまだ当時の兵たちの槌の音が聞こえて来るようです。
汽車を又走らせたいですね。
by 旅爺さん (2014-05-11 14:40)
ちょっと不思議な散歩をされましたね。
人間が居なくなれば、大都会もたった数十年で
緑に覆われると、何かの本で読んだ事があります。
by johncomeback (2014-05-11 14:58)
ここも昔とは随分変わりましたね、以下知人のサイト(20年前)
http://hkuma.com/rail/ahina.html
何時まで「おやすみちゅう」なんでしょう(^^?
http://web.archive.org/web/20070927212940/www.seibu-group.co.jp/railways/kids/outline.html
by gop (2014-05-11 15:05)
私も「スタンド・バイ・ミー」を思い出しました。
自然の前では、大人も少年に戻ってしまいますね(*^_^*)
枕木のようなケヤキの根がすごいですね。
by hatsune (2014-05-11 15:06)
お見舞い、ありがとうございました。
今日は背面直線飛行の練習をしたのですが、いつもならばロールさせて戻しているのに、背面で機首が下がったのを見て「あれ、どっちに打つんだ?」と考えた瞬間に指が止まりました。
こんなもんですね。(^^;;;
by たく (2014-05-11 17:17)
あおたけさん。
森の入り口から奥を見ると、一本の小道が続いていました。
それで、中に行ってみよう、ということになったんです。
入ってみたら別世界のようで、これは興奮しましたねえ。
冬の写真を見ると、スッカラカンでまったく違う雰囲気の場所でした。
わたしたちは良い季節に訪れたようですね。
by ナツパパ (2014-05-11 19:46)
旅爺さん さん。
>汽車を又走らせたいですね。
そういう計画があったと聞いていますが、実現は難しかったようです。
線路は、畑の中あり小さな鉄橋あり、記事のように森ありで、変化に富んでいて
面白かったのですが、それだけでは難しいのでしょう。
終点は河原で、大きな川の向こうは公園になっていました。
こちらは荒れ放題の地...自治体によって使い方がずいぶん違うのですねえ。
by ナツパパ (2014-05-11 19:49)
johncomebackさん。
>ちょっと不思議な散歩をされましたね。
そうなんですよ、森の中を歩いていると、なにか別の世界に行ってしまうような、
ちょっと怖い雰囲気も味わえました。
これで、森を抜けたら、この線路が現役の頃にワープして...
という話になると、それはそれで面白いことなになるのでしょうが。
ヨーロッパのような寒冷地はともかく、アジアモンスーン地帯の端にある日本では、
放って置いたらあっという間に木々が繁殖して、自然に戻ってしまうのかも知れませんね。
by ナツパパ (2014-05-11 19:52)
gopさん。
コメントで教えていただいた記事、拝見しました。
ずいぶん前の写真、今と変わったところ変わらないところ様々でしたけれど、
この線路はよく形を残しているなあ、と思います。
西武鉄道が管理を続けているからかも知れませんね。
観光鉄道でも良いので、復活してくれると面白いのですがねえ。
by ナツパパ (2014-05-11 19:54)
hatsuneさん。
>枕木のようなケヤキの根がすごいですね。
すごいでしょう、もうビックリでした。
街路樹が柵を飲み込んでいるかのような写真を見ることがありますけれど、
ここでは根が同じように、邪魔な線路を包み込んでいるのでした。
木の生命力の強さはすごいですねえ。
>自然の前では、大人も少年に戻ってしまいますね(*^_^*)
はい。
わたしたち、すっかり子どもの頃に戻って、探検気分でワクワクしていました。
いい気分転換になりました。
by ナツパパ (2014-05-11 19:59)
たくさん。
わたしなど、素人目から見ますとね、ただ飛ばすだけでも大変、と思いますけれど、
背面飛行やアクロバットなどが加わった操縦...すごいです。
あたらしい機体での記事を楽しみにしています。
by ナツパパ (2014-05-11 20:02)
hirosanさん。
さらまわしさん。
enosanさん。
モリガメさん。
素人写真さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 20:03)
シルフさん。
sabuchanさん。
ダイとクロさん。
ハマコウさん。
急行9号さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 20:05)
wattanaさん。
ぷちさん。
arashiさん。
ぼんさん さん。
GGIさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 20:06)
くにちゃん さん。
DONさん。
Silvermacさん。
SIMGさん。
フジトモさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-11 20:07)
線路の先がどうなってるんだろうとワクワクで拝見しました☆
ちょっとした冒険したね。なにかに、導かれたのかも(^^♪
by ばー助 (2014-05-11 20:24)
東京では めっきりコイノボリを目にしなくなりました
節句が 町中では感じられませんね
by sumijuni (2014-05-11 20:48)
ナツパパさん こんばんは
昔の線路を発見されたとはすばらしいです。線路に沿っての散策はワクワクしたのではないでしょうか。
by SORI (2014-05-11 21:09)
ナツパパさんもGWの一日を森で過ごされたんですね^^
こちらの森も素敵☆
木々は私たちに安らぎを与えてくれますね
線路の先を追いかけて森を通って行く姿は少年のようでイイですね
3枚目の写真の森の様子がホッとします♥
by めい (2014-05-11 21:19)
ばー助さん。
わたしたちも、この先どうなってるんだろうなあ、と好奇心に押されて森に入ってみました。
中は空気もひんやりして、別世界のようでしたねえ。
木々の持つ力を感じました。
良い散歩ができたなあ、と思います。
by ナツパパ (2014-05-12 06:05)
sumijuniさん。
ホント見かけなくなりましたね。
わたしの住む地域は、農地と住宅地が入り交じっていて、広い家を持つ農家も残っているのですが、
そういう家でも鯉のぼりを上げている家はごく少数です。
庭に棒をたてて...というスタイルは、昨今の住宅事情を考えると、難しいですものね。
息子が小さかった頃は、我が家でもあげていたのですけれど...最近はごぶさたです。
by ナツパパ (2014-05-12 06:08)
SORIさん。
>線路に沿っての散策はワクワクしたのではないでしょうか。
そうなんです、わたし鉄道が好きなものですから、ほんとワクワクしながら歩きました。
休止になって何十年か経ったところなので、さて、分かるのだろうか、と危惧しましたが、
線路の跡って、案外分かるものなのですね。
この日は、廃線の持つ独特の魅力を知った一日でした。
by ナツパパ (2014-05-12 06:12)
めいさん。
>木々は私たちに安らぎを与えてくれますね
ホント、わたしもそう思います。
森の中にいると、心が安らいで、落ち着いてくるのでした。
わたしの住む地域には農家がまだ何軒もあって、どこも大きなケヤキの木に囲まれています。
用事があってそういった家に行くと、それだけで気持ちが良いですものねえ。
とくに5月はじめは若葉がきれいで、なお一層心が安らぎます。
この日も、木々の若葉がとてもきれいでした。
by ナツパパ (2014-05-12 06:17)
暁烏 英(あけがらすひで)さん。
たりらんらんさん。
(。・_・。)2Kさん。
司馬亮さん。
rezareさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-12 06:20)
きゅーさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-12 06:20)
なかせさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-12 11:42)
alohaさん。
たくやさん。
大善士さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-14 05:30)
akihiro-sさん。
gardenwalkerさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-15 09:19)
himaさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-16 05:27)
ken_jpさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-05-24 13:02)