朱家角散歩 [旅行中 海外編]
今回の、中国旅行の終着は上海だった。
西安、洛陽といった乾燥地から見ると、まるで別天地のような、潤いに満ちた景色が広がっている。
上海では、まず「朱家角(しゅかかく)」という地に行った。
上海市街からバスで40分ほど、典型的な江南水郷古鎮の面影を残す場所である。
明清時代の家並みを残す街、その全体が整備、保存され観光地になっている。
わたしたちが訪れたのは早朝、まだ観光客も少なく、静かな「朱家角」を散策できた。
運河に沿って、昔ながらの落ち着いた家々が...白い壁、黒い瓦、そして石畳の路が...
その街並みの醸し出す雰囲気、そして清々しい朝の光...ともに忘れられない一時。
ここでは、説明や文章は不要かも知れない。
あとは写真をご覧いただこうかと思う。
さて、大運河(漕港河)に架かる、長さ72㍍の「放生橋」を渡って...
どこか懐かしさを感じるような、そんな景色ですね。
最後に狛犬さんで締めるところが、さすがナツパパさん!
by YAP (2010-03-20 19:01)
1000回目の記事ですね。
以前も書きましたが、この街も水郷の町佐原に似ています。
中国の狛犬、愛嬌のあるお顔が可愛いですね。
頭巾を被せてあげたいです。(忍たまのように)
by tateichi_m (2010-03-20 20:02)
1000記事目、おめでとうございます。
風雪に洗われた狛犬さん、良い味出てますね。
by MORIHANA (2010-03-20 21:29)
何と1000記事目とのこと、誠に誠におめでとうございます。しかも朱家角というのが、素晴らしいです。当日は早い時間だったので、観光客も殆どおらず、写真には落ち着いた街の様子が出ていますが、本当に幸運だったと思います。家内と写真を見ながら、「良かったよね~。」と溜息をつきながら見ています。
by H小学校のMより (2010-03-20 21:41)
落ち着いた少し南国風の街なみに見えました。上海ときくと、近代的なビルが立ち並ぶ風景を思い浮かべてしまいますけど、昔の中国らしい地域も大切に保存されているのですね。運河を中心とする生活が、これまで紹介いただいた中国の地域とはまた別世界です。
by hideyuki2007y (2010-03-20 22:30)
ジャスト1000記事おめでとうございます。
今回は、なんとも魅力的な街並みですね。
水辺にあって、落ち着いた静かな佇まい、
橋の写真が最高です。
by manamana (2010-03-20 23:41)
上海にドイツ語の先生として友人が住んでいるんですが、彼女がいるうちに是非訪ねたいと思っていたのですけど、機会がないまま赴任期間が終わってしまいそうです。こういうところなんですね。
by めぎ (2010-03-21 03:58)
良い写真ですねぇ。朱家角、何処かで見た風景と思ったら、
サントリー黒烏龍茶、TVCMのロケ地なんだそうで。
http://www.suntory.co.jp/softdrink/kuro-oolong/cm/2007.html#03
by gop (2010-03-21 09:33)
祝1000記事。
絵になる景色ですよね。
パグ。。。(笑)
by 飛狼 (2010-03-21 14:15)
1000記事目なんですね!
おめでとうございます。
ちょうど去年の春に私も上海に行ったのですが、
なにぶん子供連れのために各地を回る余裕が
ありませんでした・・・(苦笑)。
この次はぜひ朱家角、行ってみたいと思います。
by かめむし (2010-03-21 18:41)
1000回、おめでとうございます。朱家角は落ち着いた街でしたね。私は蘇州より、コチラのほうが自分の小規模な分、好みにあっています。
by oです (2010-03-21 21:15)
takemoviesさん。
nice、ありがとうございました。
西安、洛陽、と内陸の黄土高原地帯を旅して、上海まで来ると、景色の違いに驚きました。
空気の潤いもまったく違っていて、日本人のわたしには、呼吸も楽(笑)
夏は暑くなるのでしょうが、冬はさほどの寒さも感じず、良いところでした。
出来れば冬に、また行ってみたいですねえ。
by ナツパパ (2010-03-22 09:02)
ヨタ8さん。
nice、ありがとうございました。
揚子江から南の地域を江南地方と呼ぶそうですが、湿潤で平らな、いかにも米作に適した土地でした。
中国では豊かな土地の代名詞のような所だそうで、これだけ米が取れれば豊かになるなあ、と思いすねえ。
そういった豊かさを背景にして出来る街は、賑やかだったのだろうと思います。
福建省あたりは中国経済の中心だそうですが、それは昔からのことだったのかも知れませんね。
by ナツパパ (2010-03-22 09:07)
あんぱんち~さん。
nice、ありがとうございました。
朱家角の運河を見ていたら、南船北馬、という言葉を思い出しました。
これだけ運河が発達していれば、、船運が一番効率的、物資の輸送も楽だったでしょう。
朱家角は紡績業が盛んだった土地で、出来た製品は船で中国全土に送り出していたのだそうです。
その頃の朱家角はさぞ賑やかな土地だったのでしょうね。
by ナツパパ (2010-03-22 09:11)
YAPさん。
湿り気のある空気感といい、空の青さといい、ホント懐かしい感じのする街並みでした。
赤黄青など、原色を使わない建物もとても心にしっくりくるものでした。
白い壁に黒い瓦、そして沈んだ朱色の色合いが、これほどシックな感じだとは...
南と北って、建物だけを見ても、これほど違うものなのですね。
by ナツパパ (2010-03-22 09:15)
tateichi_mさん。
わたしも朱家角の運河に沿って歩きながら、これは佐原の景色に似ているなあ、と思っていました。
運河に沿って歩きながら、水がある街並みって良いものだなあ、と思いました。
東京では、護岸工事などで河はただ水を流すだけの存在になってしまいましたが、
それだけではあまりに寂しいです。
わたしの近所の川も今は護岸の遙か下を流れていますがね、子どもの頃はもっと近くて、
ザリガニなんか捕って遊べたものでした。
それを思うと、安全と引き替えに無くしたものも多くありそうですね。
by ナツパパ (2010-03-22 09:20)
MORIHANAさん。
あれやこれやと出たとこ勝負で記事にしているうち、なんと1000記事になってしまいました。
ブログを始めてから5年とちょうど2ヶ月で、我ながらよくもまあ続いたものだ、と思います。
よろしければ、これからもご贔屓に。
朱家角には、食べ物を売る店も多くありました。
ちょうど仕込みの最中、美味しそうな食べ物がどんどん出来ていく様は壮観でしたねえ。
ここはチマキが名物なのだそうで、美味しかった、と食べた人が言っていました。
by ナツパパ (2010-03-22 09:24)
M先生。
朱家角、愉しかったですね。
もう少し時間があれば、橋の手前に広がる場所も散策できたんですが、そこはまあ、次回の楽しみに。
今回は朝も早く、人の少ない運河と朝の光がとても良い雰囲気でした。
昼になってしまえば観光客も多く、もっと賑やかなのだそうですが...
静かな運河界隈はなかなか良かったですね。
by ナツパパ (2010-03-22 09:28)
hideyuki2007yさん。
江南地方には、こういった水郷の街並みを保存して見せているところが何カ所かあるそうですね。
入場料も12元取られるようなんですが、わたしたちが行ったときはまだ切符売り場も改札口も無人で(笑)
そのまま歩いて入ってしまいましたが、あれよかったのかなあ(笑)
中は、さすがに入場料を取るだけあって、きれいに整備されていました。
きれいすぎる、という気もしますが、昔ながらの街並みを安全に愉しめるのですから
行って良かったなあ、と思います。
by ナツパパ (2010-03-22 09:33)
manamanaさん。
江南地方の写真を見ると、こうやって真ん中を高くした橋をよく見ます。
そういう橋を一度渡ってみたいなあ、と思っていましたが、今回宿願を果たせました。
思ったほど傾斜はきつくないのですが、真ん中はさすがに高く見晴らしが良かったですねえ。
この橋は1571年建造だそうで、ちょうど織田信長の活躍していた頃のこと。
石の耐久性には驚かされます。
by ナツパパ (2010-03-22 09:37)
モカさん。
nice、ありがとうございました。
朱家角は観光地であるのですが、同時に住人も住んでいる場所でもあります。
そこが○ィズニーランドのようなテーマパークと違うところでしょうか。
わたしたちが歩いていたときは、住人の皆さんが朝の支度や洗濯などをしていて、
それはとても良い景色でした。
その生活感は、ホッとする景色でしたねえ。
by ナツパパ (2010-03-22 09:41)
めぎさん。
上海の街はすごかったですねえ、あちこち工事中で、ほこりだらけ。
たしか今年の春あたりから万博が始まるんですよね。
その準備で大わらわ、ちょうど2年前訪れた北京と似ていましたっけ。
そこから少し離れると、これはもう水田の広がる農村地帯。
そのギャップは印象的でしたが、この地域は中国でも一番豊かな地域ですから、
農村と言ってもきれいに整備されていましたねえ。
お友達がいらっしゃる間に、一度中国にお出でになれると良いですね。
そのときは是非愉しい記事を!!
by ナツパパ (2010-03-22 09:45)
gopさん。
詩情あふれる景色というのはこういうものかなあ、と思いながら歩いていました。
写真を見ても、静かな街並みが、我ながら良い雰囲気だなあ、と思います。
昼になって観光客の皆さんが訪れると、それはまた違う雰囲気になるのでしょうけれど。
お店が開いておらず、物欲大魔王のナツパパとしてはちょっと残念だったのですがね(笑)
静かな街を堪能できただけで良しと思います。
by ナツパパ (2010-03-22 09:48)
飛狼さん。
ホント、この街並みは素晴らしい景色でした。
看板が少なく、目の中に原色が無く、そして、建物の色合いが統一されていると、
こんなに良い雰囲気になるんだなあ、と驚きましたっけ。
白、黒、そして沈んだ朱色、それだけの色合いなのに、なんて素晴らしいんでしょうね。
by ナツパパ (2010-03-22 09:50)
かめむしさん。
朱家角は高速道路を使ってバスで40分ほどだったでしょうか。
同じような水郷古鎮の街並みを見せる場所の中では、上海から一番近い所なのだそうです。
バスも出ているそうですので、往復はそれが便利そうですね。
それほど広くはないので、半日あれな十分愉しめると思います。
次回、もし機会がありましたら是非!!
by ナツパパ (2010-03-22 09:54)
O先生。
こぢんまりした良いところでしたね。
わたしもこれくらいの規模の街並みが大好きです。
次回もし機会がありましたら、大運河の手前部分もぜひ歩いてみたく...
屋根付きの橋もあったりするようで、橋好きの心をバシバシ刺激します(笑)
by ナツパパ (2010-03-22 09:56)
やっぱ、日本に近いのですね。なんやかんや言って。
最近、日本で報道される上海は近代化に偏っているので。
やはり、現地に行かないと判らないことが多そうですね。
by トリバン (2010-03-23 07:38)
今造ROWINGTEAMさん。
nice、ありがとうございました。
上海の近郊は一面の平野で、そのせいか川もゆったりと流れていました。
そういう川ですので、船運も発達したのかなあと思います。
小さな船もたくさん...あれはきっと自家用車みたいなものなんでしょうね。
by ナツパパ (2010-03-23 08:30)
da-kuraさん。
nice、ありがとうございました。
鉄道が出来るまでは、大量輸送機関というと船のことだったわけですから、
川のあるところに船運が発達したのも当然といえるでしょうか。
こうやって、水郷の古鎮として残っている街は、昔は物資の集散地だったようですね。
今は静かな観光地ですが、集散地だった当時はとても賑やかで活気のある街だったことでしょう。
by ナツパパ (2010-03-23 08:33)
MERIさん。
nice、ありがとうございました。
運河沿いに並ぶ家屋は、以前は問屋などの店、今では観光客相手の土産物屋がほとんどだそうです。
わたしたちが訪れたときは、ほとんどの店はまだ開店前でした。
そのおかげで静かな街並みの写真が撮れたのですがね、土産物屋にも未練が(笑)
その中で、食べ物屋だけが営業していまして、どれも美味しそう。
つい、ついいくつも買い求めてしまった...方がいらっしゃいましたねえ。
by ナツパパ (2010-03-23 08:37)
ハゲアメリカーノさん。
nice、ありがとうございました。
このあと上海の市街にも行ったのですが、その規模と賑やかさに圧倒されました。
すごいなあ...と口あんぐり状態で(笑)
そういう経済発展の余裕が、こういったテーマパークの出現にも繋がっているのでしょうね。
by ナツパパ (2010-03-23 08:39)
トリバンさん。
上海というと、川の向こうに広がる高層ビル群...の写真をよく見ます。
あれはすごかったですねえ、びっくり。
その市街を抜けて、30分ほど走ると、農村地帯で、緩やかな景色は良いものでした。
ただ、農村地帯もとても豊かに感じられましたねえ。
上海近郊で農作物を作り出荷しているから、かも知れません。
内陸部の農村地帯とは違って見えましたから、農村でも格差は存在するんですね。
by ナツパパ (2010-03-23 08:42)
本当に説明の要らない…素晴らしい風景ですね!
やっぱりこういう風景は広角なのでしょうね~(最近、広角系に興味あり)
素敵なお写真を堪能させていただきました!
by じゅんぺい (2010-03-23 19:37)
水のある町、美しい眺めですねぇ☆
長崎をふと思い起こしました。
節目の1000記事ですね、おめでとうございます(^^*)
by ひろころ (2010-03-24 18:52)
じゅんぺいさん。
狭かったり、後ろに下がれないところでは、広角レンズはとても便利です。
朱家角でも、路地や運河沿いの路は狭く、広角レンズが重宝しました。
今回持っていったのは、7~14ミリというとんでもないレンズで、これは狭いところでも大丈夫でした。
超広角といわれるレンズは、画面の歪曲がすごかったのですがね、最近はカメラで修正してくれます。
さほどの歪曲もなく、広いところが一枚の画面に写るんですよ。
便利な世の中だなあ、と思いますねえ。
by ナツパパ (2010-03-24 19:31)
ひろころさん。
水のある街並みって良いものですよね。
とくに、今回の旅行では、西安や洛陽といった乾燥地のあとでしたので、
水と木々の緑が目にしみました。
仰るとおり、長崎の街並みにも似た雰囲気ですね。
いや、長崎がこちらに似たのかな(笑)
by ナツパパ (2010-03-24 19:34)
ぼんぼちぼちぼちさん。
nice、ありがとうございました。
中国は広いなあ、と思うのは、最初の西安から、洛陽、そのあと鄭州や開封にも行ったのですが、
東に移動するにつれ、風景が大きく変わることでした。
乾燥から湿潤へ、黄土高原の黄色一色から緑の世界へ。
同じ国とは思えないほどの変わり方には驚かされましたっけ。
そういえば、言葉も北と南ではずいぶん違うそうですね。
北出身のガイド王さんは、上海ではあまりしゃべりませんでしたねえ。
by ナツパパ (2010-03-25 19:30)
くーぷらんさん。
nice、ありがとうございました。
食べ物を売っている店が、早朝なのに何軒か開いていて、チマキや肉を煮たものなど売っていました。
どれも美味しそう...一行のどなたかが、お土産に買ってバスのなかで配ってくれました。
カエルの姿煮...カエルの姿形そのまま...それを食べるんですがね、
まず見た目でやられちゃって...でも、美味しかったですよ(結局食べたんです 笑)
by ナツパパ (2010-04-05 20:26)