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西安碑林博物館を堪能する [旅行中  海外編]

 

 

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 昨年暮れの中国旅行記を、度々で恐縮だけれど、また続けてみようと思う。

 今回は、西安編で記事にし忘れた「西安碑林博物館」を訪れた話である。

 

 西安城壁近くに、「西安碑林博物館」がある。

 唐代の石碑を中心に、秦~清までの石碑1000基以上が集められた場所である。

 約32000㎡の広大な敷地に展示室が並び、中国にある4カ所の「碑林」中最大の規模だという。

 入口には立派な門、そして博物館のまわりは、土産物や文房具などを扱う店が多く並んでいた(写真上)。

 

 

 

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 博物館の敷地内は、木々が茂り、建物が点在する静かな環境だった。

 ここは、元々北宋時代に作られた「孔子廟」を利用しているそうで、入口にはその跡も残っていた。

 長い舗道を歩いていくと、ここにある有名な石碑が思い起こされて、次第に気分が高まってくるのを感じる(写真上)

 

 

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 展示室の前には、特別に亭があって、中には一基の石碑が置かれていた。

 それは、玄宗皇帝直筆の「考経解説」を石碑に彫ったもの。

 隷書で書かれた文字は力強くかつ流麗で、さすが王者の筆使い、後世書道のお手本になったのも頷ける。

 近くで写真を撮ったのだけれど、うまく写らなかったのが残念だ。

 

 

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 「碑林博物館」にあるたくさんの石碑は、7つの展示室に収められている。

 各地にあった古くからの石碑を収集し、ここで保存展示をしているのだが、多くの石碑が並ぶ様子は迫力がある。

 

 石碑を見ていくと、顔真卿、王義之、欧陽詢、褚遂良...等々、高名な書家のものが多い。

 漢、唐、宋、など1000年以上も前の書家の字体を見ることが出来るのは、石が持つ耐久力のおかげだろう。

 また、そうした書を、わざわざ石に刻んで後世に残そうとする姿勢に、中国人の文字に対する愛着の強さを感じた。

 若い頃から本などで見て憧れた高名な書を、石碑を、実際に見ることが出来るなんて、夢のようである。

 

 

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 ところで、「碑林」の始まりは、石碑を収集するためではなかった。

 唐代、長安城内に置かれていた「開成石経」という石碑114基、65万字を保存するために設けられたのである。

 

 上の写真がその石経...のごく一部。

 石経には、論語、詩経、考経、など、13経と呼ばれる書物が刻まれていた。

 これらは、中国の士大夫、つまり知識階級の人々は必ず勉強しなければならないもの。

 また、科挙に通って高級官僚を志す者も、これを勉強しなければならなかった。

 

 ところで、上の石経、文章が何段にも分かれているのをお判りいただけるだろうか。

 20文字くらいで次の行に移っていて、その段落が上から下まで8段に分かれている。

 

 これは印刷を考えてのこと。

 当時の印刷は、木版印刷しか手段がなく、しかし木版はヤワで、一度に大量の印刷は出来なかった。

 そこで、この石経を拓本に取り、それを製本したのである。

 石なので大量に拓本をとっても摩耗することはなかった。

 近代以前の人々にとっては、少量生産の稀覯本をのぞき、本というと凹版の拓本によるものだったそうだ。

 

 

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 ちょうど展示室内で、拓本を取っているところに行き会った(写真上)。

 石碑に墨を塗り、薄い紙を貼り付けて、「たんぽ」と呼ばれる道具で叩いていく。

 はじめは軽く...だんだん強く、そしてしっかりと叩いていき、はっきりと文字が浮かび上がったら出来上がりである。

 職人の手際は素晴らしく、リズミカルに「たんぽ」を叩いていく様子がさすがの熟練...素晴らしい技を見せて貰った。

 

 

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 そうして取った拓本は、館内の売店で売られていた(写真上)。

 装幀されているものもあったが、ほとんどは紙のまま、折りたたんだ状態で。

 

 高名な石碑の拓本は高く、一部500元...邦貨8000円ほどだっただろうか。

 それでも若い頃から憧れていた書家の石碑、その拓本を前にして、わたしのココロと財布はもう制御不能に。

 クレジットカードまで持ち出して、何部か入手し...満足した。

 

 いずれ装幀し、ゆっくり愉しむつもりである。

 中国旅行、3つめのお土産。


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コメント 37

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ひろころ

この石碑は、凄いですね。圧倒されます。
これを彫るのにどれだけの時間と労力を費やしたのかと思うと
当時の書家たちの熱意の大きさがひしひしと感じられます。
素晴らしいお土産を入手されましたね。まさに愛蔵版でしょうか(゚ー゚*)
by ひろころ (2010-03-17 15:01) 

いっぷく

財布の紐が緩むのは理解できます。
これってチャンスなんですね、これを逃してはいけませんね。
by いっぷく (2010-03-17 16:33) 

tateichi_m

中国人は本当に手先が器用ですよね。
繊細なんでしょうね。

中国の首脳陣、上海で弁護士をやっている友人や、観光客を見ていると、
日本人と比べ外見が爽やかな人が多いです。
私、中国人に間違われる事が多いんですよ!(笑い)
by tateichi_m (2010-03-17 19:28) 

manamana

時間を超えて伝わる石の文字、
すごいロマンですね。
by manamana (2010-03-17 21:25) 

めぎ

めぎもドイツでいっぱい全集やらを買いました。
重いし、散財したし、場所とるし、もう日本へ帰れません。
by めぎ (2010-03-18 04:10) 

ナツパパ

ヨタ8さん。
nice、ありがとうございました。
高名な書家に書を依頼して、それを石碑にして立てる、というのは贅沢の極みだと思います。
書のお礼とか石碑を作る費用とか、大変なお金がかかったことでしょう。
それでも、膨大な石碑が建てられたのは、中国人の書に対する愛情の賜だろうなあ、
と思い、感心してしまいましたねえ。
by ナツパパ (2010-03-18 08:01) 

ナツパパ

ほりけんさん。
nice、ありがとうございました。
碑林博物館のまわりは、土産物やと一緒に、文房具屋も多く並んでいました。
北京の「琉璃廠」によく似た雰囲気の街並み、碑林に来る人は文房具も好きな方が多いのでしょうか。
博物館と言っても、碑林は石碑が並んでいるだけのところで、好きな人じゃないと
見て回るのも大変かも知れませんね。
by ナツパパ (2010-03-18 08:06) 

ナツパパ

今造ROWINGTEAMさん。
nice、ありがとうございました。
中国では、公共の建物は規模が大きく、また敷地も広い場合が多かったです。
この碑林博物館も同様で、入口から展示館まで、歩いて5分以上、公園のようなところを歩いきます。
両側には、東屋のような亭が建っていて、それが中国風の建物、なかなか風情がありました。
大きな博物館のようにコンクリート製の機能優先よりずっと良かったですよ。
by ナツパパ (2010-03-18 08:10) 

ナツパパ

takemoviesさん。
nice、ありがとうございました。
碑林博物館の館内は大変静かで、石碑をゆっくりと見て回る人がほとんどでした。
ただ、最後になって、学生、たぶん中学生の団体が見学に入ってきましてね、
明るく元気な様子は日本と同じ、こればかりは国に違いはないのだなあ、と眩しく感じましたっけ。
ただ、説明を熱心に来ている子が多かったのは、感心しましたねえ。
by ナツパパ (2010-03-18 08:13) 

ナツパパ

ひろころさん。
たぶん高校生の頃だったと思うのですが、吉川英治の「三国志」を読んで中国に関心が出来ました。
その後も、中国を題材にした本を読んできましたので、中国の歴史や文化には、
わたしなりに愛着があります。
書についても同じように関心がありまして、ここは本当に行きたかったところでした。
いやぁ、熱中しちゃいましたねえ。
ここで求めた拓本は、わたしにとっては宝物です。
by ナツパパ (2010-03-18 08:18) 

ナツパパ

あんぱんち~さん。
nice、ありがとうございました。
高校か中学の世界史で習ったと思うのですが、中国にキリスト教が入ってきた証拠の石碑、
大秦景経流行碑というのですが、その実物もありました。
これは興奮しましたねえ。
おもわず見入ってしまい、写真も撮ったのですが、なぜかブレていて...残念です(涙)
by ナツパパ (2010-03-18 08:22) 

ナツパパ

いっぷくさん。
まったく仰るとおり、わたしにとって千載一遇のチャンス、でした。
ここで手に入れなかくてどうする、と目も血走っていたかも(笑)
ガイドの張さんに通訳をして貰い、店員さんにいくつも出して貰った末に選んで買いましたがね、
店員さんも慣れた様子、ひょっとしたら、わたしのような方は多いのかも知れませんね。
カードが使えて助かりました。
by ナツパパ (2010-03-18 08:26) 

ナツパパ

tateichi_mさん。
中国でそれとなく拝見するに、中国の皆さんは個人主義的な方が多いように思います。
家族などの関係は別として、一人で考え決断される傾向が強いように思いました。
周囲のあれこれはさておき、自分はこうやる、といった感じですか。
それが、tateichi_mさんの仰る「さわやかさ」に繋がっているのかも知れませんね。
ただ、悪い方に出ると、最近言われる「傲慢な中国」になってしまうのでしょうが。
by ナツパパ (2010-03-18 08:31) 

gop

拓本ですか、懐かしいですね。調べるとやはりルーツは中国、
http://www.takuhon.com/naani2.html
なかなかに奥が深いものの様で。ナツパパさん向きかも(^^

そう言えば、列車のプレート拓本を取る「拓本鉄」ってのもおりますな。
by gop (2010-03-18 08:32) 

ナツパパ

manamanaさん。
この石碑の字句を見ていると、ホント、ロマンを感じます。
初期の石碑は堀片が未発達で、直線の文字が多かったのですが、途中から書き方にあわせて
曲線やタッチなどを再現したものが見られるようになりました。
今回の旅行で訪れるまで、そういう石碑を見る機会を実際持てるとは思いませんでした。
中国旅行に行って本当に良かったと思います。
by ナツパパ (2010-03-18 08:36) 

ナツパパ

PENGUINGさん。
nice、ありがとうございました。
今回の中国旅行では、いくつかお土産を買い求めたのですが、いわゆる家族や職場向けは
ほとんど買いませんでした。
もっぱら自分向け...家族も特にお土産を、と言いませんでしたので、助かりました。
買い求めたものは、この拓本のように嵩張らず助かりましたが、最後に妙なものを買ってしまい、
それを持つのが大変でしたっけ。
いずれご紹介できたらいいのですが、さて。
by ナツパパ (2010-03-18 08:41) 

ナツパパ

めぎさん。
あれ、そんなこと仰って...ご主人と仲良しで、ご帰国など考えてもいらっしゃらないのに(微笑)
わたしは中国の文化や歴史に、子どもの頃から興味がありました。
それで、古いものに出会うと猛然と興味がわいてきます。
今回の中国旅行では、あちこちで昔からの文化に出会うことが出来ました。
西安には、もう一度行ってみたいなあ、と思うんですが、さて行けますかどうか。
by ナツパパ (2010-03-18 08:45) 

ナツパパ

gopさん。
中国と日本では、拓本の方法が若干違うのだ、と聞いたことがあります。
墨の使い方、だったと思うのですが、確証が無くて残念。
碑林博物館の職人さんは、熟練の技、プロの仕事でしたねえ。
売店で売られていた拓本は、この皆さんがとったものなんでしょう。
かなりの種類と部数が販売されていましたので、彼らにとっては日常の業務なのかも。
そのおかげで、わたしも気に入った拓本を入手でき嬉しかったです。

「拓本鉄」ですか...最近なんでもありの「テツ」の世界。
ちょっとその傾向に引いてしまう自分がいます(笑)
by ナツパパ (2010-03-18 08:52) 

akira isida

すごい博物館ですね.

日本での拓本の取り方は,石碑に直接墨を塗らない「間接拓」が多いと思います.
手順は・・
・石碑に濡らした和紙を張る.
・たんぽで丁寧に叩くと,文字の部分が凹む.
・紙の上から墨をたたくと,凹んだ文字の部分には墨が乗らないので白く残る.
魚拓もこの2種類の方法があります.後で食べるつもりの魚に直接墨を塗るのはちょっとね(笑).

by akira isida (2010-03-18 20:55) 

YAP

拓本一枚8000円ですか。
かなり高名な方のものなんでしょうね。
ナツパパさんは、博学ですね。
私なんて、歴史に疎いものですから、なかなかこういうのは難しくて...
by YAP (2010-03-19 07:12) 

ナツパパ

スマイルさん。
nice、ありがとうございました。
西安観光は一日だけでしたが、とても充実していました。
今から振り返っても一日でこれだけ回れたんだなあ、って驚くくらいです。
それでも、西安の名所の半分は回れませんでした。
また行きたいなあ、と思うこの頃。
O先生やM先生ご夫妻がこのコメントをご覧になったら、また誘っていただけるかも知れませんね。
by ナツパパ (2010-03-19 07:52) 

ナツパパ

akira isidaさん。
やはり墨の使い方だったんですね。
間接拓、という名前も初めて知りましたが、そうすると、直接拓、もあるのでしょう。
中国ではそちらの方法なのかも知れません。
間近で拓本取りの作業を見ていたのですがね(5分以上も)、職人の手際に感心していて
どんな具合にとっているのか見なかった...残念。
それにしても見事なスピードとリズム...プロの仕事でしたねえ。
by ナツパパ (2010-03-19 07:57) 

ナツパパ

YAPさん。
あっ、わたし中学生の頃から中国の歴史が好きで、書にも関心があったものですから。
思うに、ヘンな中学生だったですねえ。

そうそう、わたしが求めた拓本ですが、いずれも高名な書家の作品でした。
そうですね、中国史でベスト10を選んだ場合、入る書家はそれぞれの方でばらつきはあるでしょうが、
必ず入る方々...それも上位に入る方々ばかりでした。
時間があれば、自分好みの拓本も見つけられたと思いますが、そこはツアーでしたので。
でも、ゆっくりと博物館を見学して、拓本も手に入れられて、十分以上に満足できましたよ。
by ナツパパ (2010-03-19 08:02) 

小肥り

拓本とは、また未知の世界に足を踏み込んだようで。
一枚一枚取るのですか。すごいなあ。
一枚取れればそれを原本に量産できますよね・・・とボクは考えてしまう。
違うのでしょうね。
(*_*;
by 小肥り (2010-03-19 09:26) 

H小学校のMより

拓本って、あーやって取るんだって、よく分かりましたね。今、考えると、せっかく行ったのだから、貴重な拓本を1枚手に入れておけば良かったかな?とも思います。貴重な財産ですよね。
追伸。屋上パーティーの件、蔵之介のママと話し合っております。O先生も呼んで、暖かくなったら実施しましょう。
by H小学校のMより (2010-03-19 22:22) 

oです

また、西安に誘いしなくてはいけませんね。西安の郊外をふくめると3,4日ではとても回りきれないと思います。
そういえば、北京の郊外にもお経を石に彫った石経時というお寺がありますので、今度そちらもお誘いしなければなりませんね。
by oです (2010-03-19 22:24) 

ナツパパ

小肥りさん。
拓本のはじめは、大量印刷のためだったようですね。
たぶん、この方法でしか、一つの版から大量の複製は出来なかったのでしょう。
それが、今では、拓本自体の味わいを玩賞するようになりました。
そうなると、印刷では物足りなくなるのは流れというものでして、今でもこうやって昔ながらの
拓本が珍重されているのだと思います。
1部500元は、中国では相当強気の値段だと思いますが、職人の手間賃が大きいのかも知れませんね。
by ナツパパ (2010-03-20 08:44) 

ナツパパ

M先生。
帰宅して、拓本を父に見せましたら、本気で欲しがっていました。
彼もまた、こういった文物が好きなものですから。
この春にでも、まず1部か2部を装幀してもらうことにします。
両親の家には床の間があるので、そこに掛けて愉しもうと考えているところなんですよ。

屋上パーティー、是非!!楽しみです。
by ナツパパ (2010-03-20 08:48) 

ナツパパ

O先生。
今回の旅行は、あちこちの街を愉しむことが出来ました。
北京とは違った魅力を体験できて、ホント愉しかったです。
たった4泊5日、実質4日間の旅行とは思えないほど濃密な旅行でした。
次回は、西安を掘り下げて、の旅行が出来たらいいなあ、なんて思います。
西安の魅力にはまりました。

それにしても、中国は広く、見所が多いですねえ。
西域にも行きたいし、雲崗石窟も、南部も、ああ、東北地方も...あはは、すごいことになってきました。
by ナツパパ (2010-03-20 08:52) 

飛狼

わお、お土産にしちゃいましたか^^
作業場はとても印象に残ってるんですが、売店なんてあったんですね。
買う気がなかったので、素通りしてしまったかしら(^^;


by 飛狼 (2010-03-21 14:05) 

ナツパパ

hideyuki2007yさん。
nice、ありがとうございました。
石碑を集めた場所を、碑林と名付けるセンスは、さすがに漢字の国だと思います。
展示室に入ってみると、そのせいか石碑が林のように幾本も立っていて壮観でした。
石碑の台座には亀が彫られているものも多く、唐時代の特徴なのだとか。
亀は長生きの象徴、石碑も長く残りますように、と言う意味だそうですねえ。
by ナツパパ (2010-03-22 08:49) 

ナツパパ

飛狼さん。
ずっと以前から、中国の書には関心がありましたので、売店のラインナップを見たらもうダメ(笑)
その時点で、理性は遙か彼方に飛んでいってしまいましたっけねえ。
その前に見た拓本取りの職人さんの妙技、これも大きかったですねえ。
こうやって取った拓本を売っているのだなあ、と思って、ますます理性が...(笑)
でもね、いいお土産になったなあ、と思っているんですよ。
by ナツパパ (2010-03-22 08:52) 

ナツパパ

hideyaさん。
nice、ありがとうございました。
この「碑林」で買い求めた拓本、そのうち1部を装幀に出すことになりました。
表具屋さんに持っていってお願いしたら、拓本は幅が広くて、値段もかかるよ、と。
紙の下に使う布地を、幅広のものにしなければならず、それが高いのですとか。
うーん、予想外の難敵が現れましたねえ(笑)
by ナツパパ (2010-03-23 08:26) 

じゅんぺい

こども達が遊んでくれなくなったらまた書をやりたいなと思っています。
昔は細筆でかなを書く方がが好きでしたが今は中国の書のような力強いものに憧れます!
by じゅんぺい (2010-03-23 19:46) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
そうそう、じゅんぺいさんは書道を習っていらっしゃったのでしたね。
わたしもすこし...かなって面白いんですよね、文字の配置なんかも工夫できて。
それに比べると、隷書篆書などは、いかにも直球勝負、という感じがします。
妻の友人に、書のプロがいるのですが、そのうち教えを乞おうと思っているんですよ。
by ナツパパ (2010-03-24 19:27) 

ナツパパ

ぼんぼちぼちぼちさん。
nice、ありがとうございました。
碑林博物館の展示室は平屋で、7つの建物が縦に並んでいました。
奥行きが深く、1棟の建物を抜けるとまた1棟...それが7棟続くと、感覚的には果てしないような感じ。
縦に並ぶのは、昔の四合院造りだからだそうです。
敷地に余裕があるのでそういった建て方が出来るのでしょうね。
by ナツパパ (2010-03-25 19:23) 

ナツパパ

くーぷらんさん。
nice、ありがとうございました。
碑林博物館で求めた拓本が、先日仕上がってきました。
幅が広く、流石に堂々として立派な装幀、良いものができあがりました。
床の間に掛けて見ていたら、父がどうもありがとう、なんて言うわけですよ。
あれ...これわたしのなんだけどなあ...と思いつつ、父が今でも好きで見ています。
彼は自分のものと信じています(笑)
by ナツパパ (2010-04-05 20:19)