息子のあしあと [子ども]
先日、期末テストが終わった次の夜、息子が旅に出た。
友人と二人で夜汽車に乗り、着いた先で一日過ごして戻ってくる、とのこと。
息子にも、そうやって一緒に出かける友人が出来たのだなあ。
最近、息子の親離れも進み始めて、親としては、ちょっぴり寂しかったり嬉しかったり...
で、彼らが乗ったのは「ムーンライトえちご」というもの。
午後11時過ぎ新宿を出て、明け方新潟に着く列車である。
使われている車両は昔の特急電車なので、椅子席だけ...そこに座って眠るわけである。
これは若くなきゃ出来ない...わたしは...もう無理。
一緒に行った友人とは、鉄道大好きのコウジ君だから、息子の撮ってきた写真も鉄道一色。
息子も、彼に影響されて鉄道が大好きになりつつある。
まあそれも良いか...趣味を持つことは、悪い事じゃない。
帰宅して写真を見せてくれた息子が 「おとうさん、オレの写真ブログに載せてくれない」 という。
息子の旅行記念か、それも良いかもね...あははは...親バカだなあ。
それで、今回は息子が撮ってきた写真を載せて、「息子のあしあと」になりました。
我が小6の愚息は、多分ブログの存在を知りません。
ただ、彼ももうすぐこういった行動となるんでしょうね。
ちなみに、この盆休み、愚息は一足早く一人で新幹線に乗って山口へ。彼にとっては初めての一人旅。もっとも、ホームまでの送り迎え付ですが。いきなり、N700系。これも時代ですね。
by トリバン (2008-07-23 21:53)
夜汽車って、いいですね。
高校の時の修学旅行が寝台車での北海道旅行でした。
最後に寝台車の夜汽車に乗ったのはもう四十年くらい前のシベリア鉄道と、モスクワからウィーンに向かうショパン号でした。今でも時々、車窓から見えた青い夜を思い出します。
by gillman (2008-07-23 22:49)
思わず微笑まざるを得ない記事ですね。
ワタシは以前某電話会社に勤務してた頃毎週の様に直江津と金沢に出張してたんですがいつも愛用してたのは「急行能登」。
23時頃に上野を出て早朝金沢に到着する列車なんですがラウンジカーが一両連結されており閑散期にはいつもここで寝てました。
所でつい先日仕事で某鉄道会社の大井基地で仕事の最中に500系が入線しているのを発見。
早速当日の責任者にネジ込んで運転席に座らせろ!なんて言ってる内に出て行きました(涙)。
by うんちく (2008-07-23 23:16)
椅子席の夜行は疲れますよ。20数年前に大垣から東京行きの列車に乗ったのが最後です。上野発東北行きの寝台列車も新幹線にリプレースされました。
息子さんの写真は、蒸気機関車ではないですか。珍しいです。
by hideyuki2007y (2008-07-23 23:51)
椅子席で夜を明かしたあとの、体の痛さとか思い出しますね~(笑)
by かめむし (2008-07-24 06:06)
いい親子関係ですね。
貨物列車の写真がなかなかすばらしいと思います。
by YAP (2008-07-24 08:07)
トリバンさん。
息子はブログに興味津々なんです。
できれば自分でも持ちたいらしいのですが、まだそこまで踏み込めないみたいです。
似たような、プロフによる事件が起こっていますし、親としても今はまだ勧められません。
で、今回はわたしのブログに登場となった次第なんです。
息子さん、6年生ですよね。
初めての一人旅、わたしも憶えがありますが、記憶に残るものです。
良い夏の思い出になるでしょう。
by ナツパパ (2008-07-24 08:52)
gillmanさん。
gillmanさんの記事でジブラルタルからアフリカに渡ったときのものを
拝見したことがあります。
あの時シベリア鉄道をご利用になったと憶えています。
わたしも乗りたいなあ、と強く思いましたが、車中6泊はきついですね、今では。
やはり夜汽車というイメージは、若さとリンクしているようにも思います。
わたしも、中学生の修学旅行、京都から夜行で帰りました。
それはそれで面白かったのですが、流石に眠れなくて疲れましたっけ。
by ナツパパ (2008-07-24 08:56)
うんちくさん。
わたしが使っていた頃のB寝台は3段式でそれは狭いベッドでした。
思えばあれもきつかったのですが、それでも寝台が使えればまだまし、
というのが、若い頃の旅行でしたねえ。
息子も同じような旅をするのか、と、わたしもね、つい微笑してしまいました。
なぬ、500系、もう東京では滅多に見られない500系を間近で...それも運転席が...
惜しいことをしましたねえ。
次回そんな機会があったら、なにを置いても...
でも、ブログには載せられませんねえ、その写真は。
by ナツパパ (2008-07-24 09:03)
hideyuki2007yさん。
寝台列車は少なくなりましたね。
以前は、九州や四国、東北方面に多くでていたのですが。
それに比べると、ヨーロッパやアメリカはまだまだ寝台列車が活躍中ですね。
目的地までの移動距離が違うのかもしれません。
東京発大垣行き普通電車、わたしも乗りましたねえ。
大垣まで行ったら流石に疲れた憶えがありますよ。
写真のSLは「ばんえつ物語」という名前の列車で、会津若松まで往復するそうです。
ずいぶん人気で、なかなか切符もとれないという話です。
by ナツパパ (2008-07-24 09:08)
かめむしさん。
そうそう、そうなんですよ。
わたしも一晩椅子席で過ごした経験がなければ、面白そうとしか思わないでしょう。
でも、飛行機だったら長時間でも乗れるのですよねえ。
8時間~12時間、だなんて時間を過ごしても、そんなもの、と思うのですから、
我ながら身勝手、のような気もしますねえ(笑)
by ナツパパ (2008-07-24 09:11)
MORIHANAさん。
niceを、ありがとうございました。
30年以上前ですが、北海道内の移動でも夜行列車をよく使いました。
札幌~釧路、稚内、限られた日数であちこち行くには便利でした。
各駅の夜行で途中まで行き、同じ各駅の夜行で戻ってきて宿泊費を浮かす、
(運賃は周遊券なので無し)なんてこともしましたっけ。
若かったなあ、と思います。
by ナツパパ (2008-07-24 09:16)
YAPさん。
写真を気に入って下さり、ありがとうございます。
友人の手ほどきで、息子も鉄道写真に目覚めちゃったみたいですよ。
折りあらば、と伺っているようですが、さすがに来春までは無理でしょう。
思春期の息子ですが、比較的親に話をする子だと思います。
特に、最近になって趣味の同じわたしと話をするようになりました。
趣味の持ついい面かな、と思います。
by ナツパパ (2008-07-24 09:22)
ナツパパさん、オハヨウございます。
ここ数日、妙な湿気が抜けて、お盆の頃を
思わせる涼やかな風が吹いています。
今年の札幌の夏は、
去年に比べると寂しくなるくらい、暑くないですよ。うふふ。
私も学生時代には、木の4人掛け椅子の車両が
現役で。札幌を深夜に出発する函館行きの鈍行列車に
何度か乗りましたよ。夜明けに、オープンなデッキから眺めた
朝もやの大沼公園の美しさは今も鮮明に覚えています。
息子さん、大人になっても忘れないいい列車旅の想い出が
これからたくさん作れると良いですね。若い時の想い出は、
お金で買えない財産ですもの(遠い目&笑
by MORIHANA (2008-07-26 09:06)
私も夜汽車初体験は鉄仲間の友人と乗った急行寝台と記憶してます。
以後、何も言わず勝手に出掛けて親に良く怒られたものです。
こんな所から親離れが始まるのでしょうね。
by gop (2008-07-26 18:13)
MORIHANAさん。
昨夏の北海道の暑さはすごかったですからねえ。
昨今の天気図を見ていて、あの前線の上はオホーツク海の高気圧が...
北海道は涼しそうだなあ、と溜息をついています。
MORIHANAさんも夜汽車での旅の経験がありましたか。
あれって忘れられない思い出になるものですね。
息子も良い友人に恵まれて、中学時代の思い出になったことと思います。
「だから、あとは受験勉強がんばれよ」...と言いたいところをぐっとこらえたりして(笑)
by ナツパパ (2008-07-26 20:33)
gopさん。
ありましたねえ、急行寝台。
わたし、急行に乗って鹿児島まで行ったことがありますよ。
あれ?あれは椅子席で行ったんでしたっけ...どうも記憶があやふやです(笑)
息子も鉄道好きが趣味として固まってきたようで...父親の思惑通り?かな(笑)
親離れ、して欲しくもあり寂しくもあり、です。
むしろ、こちらの子離れが必要かもしれませんね。
by ナツパパ (2008-07-26 20:40)
私、夜汽車と言うか寝台車に乗った事ないんです。
(長距離の移動はお抱え運転手がいるもので・・・)
by Rich滅多肪 (2008-07-26 23:39)
Rich滅多肪さん。
ほ、ほほぅ...お抱えの運転手さん...それはすごいですねえ。
わたし、お抱えの運転手をした(...やらされた)ことはありますけどねえ。
いえね、アッシー君(古っ!)じゃなくて、妻の先生の移動を手伝ったんですけれど。
やはり気を遣うものですねえ。
by ナツパパ (2008-07-27 10:07)
記事見ながら泣けました・・・(^^)
いやぁ、ナツパパさんの息子さんのような逞しい少年にうちのヤツもなれればよいのですが。鉄道好きではあるんですけど・・・。
by きょうパパ (2008-07-27 21:01)
きょうパパさん。
息子もそれほど逞しいわけじゃいんですが...友人に恵まれました。
息子の友人たちを見ていると、みんななにかしら親から飛びたとうとしているみたいです。
親としては、それを見守ってやるくらいしかできないんですけれど。
...自分も通ってきた道なんですがねえ。
by ナツパパ (2008-07-28 08:41)
私も学生の頃夏休みに青春18キップを利用して
東京から福岡まで帰ったことがあります。
京都から博多までは「ムーンライト九州」という夜行で。
椅子席にずっと座っていました。
高校生の時、友人との旅は自分が少し大人になったような
気持ちがしたものです。
今から思うと送り出してくれた親は心配だったでしょうが
そういう機会をくれたことに感謝です。
by me (2009-02-16 11:32)
meさん。
そうやって一人で旅行するって、とても良いことだと思うんです。
わたしも経験があるのですが、一人旅ですと、周囲に対して敏感になりますよね。
自分の回りの、景色や街の雰囲気や人との会話、等々、心にに残るものが多いように思います。
息子も今年から高校生、さて、どんなところに行くのでしょうか。
by ナツパパ (2009-02-17 08:29)