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京都の器やさん [器を愉しむ]

 

 京都は昔から焼き物の産地で、清水焼は有名である。

 今でも陶磁器を作ったり売ったりする店が市内には多い。

 

 清水寺の参道を歩くと、そういった店が軒を連ねている。

 ただ、京焼きの特徴なのか、伝統的な色彩やデザインが多くて、ふだん使うにはちょっと...

 でも、日常に使える器を作っている作家もいて、その作家の作品を扱う店もある。

 

 

 

 

 河原町通りというと、京都でも一番の繁華街だが、その通りに「マロニエ」という店がある。

 前述したみたいに、ふだん使い出来る器....和洋中、どの料理にも適うような....

 そういった器を扱う店だ。

 「エンポリオアルマーニ」の脇に階段があって、そこを上がると店である。

 

 

 店内はこういった感じで、シンプルで使い勝手の良い器を置いている。

 そうかと思うと、逆に、遊び心たっぷりの器が並んでいたりして.....

 この店、なかなか一筋縄ではいかないみたいだ。

 

 一筋縄では行かない、といえば、この店は、「ギャラリーにしかわ」という名前も持っていて、

 「マロニエ」だったり「にしかわ」だったり、ハテ、どうもよく判らないのである。

 HPは「にしかわ」になってるんだけど、看板は「マロニエ」でねえ。

 そんな曖昧模糊としたところは、京都らしいといえば京都らしくて、これも面白いと思う。

 

 それで、話を店にもどそうか。

 わたしは、京都に行くと、この店に寄ることにしている。

 実用的?と思ってしまうような器でも、思い切って買うことがある。

 帰宅して使ってみると、ふだんの生活が一瞬ふっと変わって感じたりする。

 たった一つの器なのにねえ.....おもしろいなあ。

 

    

 

 今回、「にしかわ」だか「マロニエ」だかで入手したのが、上の食器。

 先日もご紹介した、奥村博美さん作のカップ&ソーサーである。

 大ぶりでたっぷり入るカップと、白釉が清々しいソーサーは、ケーキ皿としても使えた。

 

 休みの日の午後などに使うと気分もノンビリしてくるようだ。


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コメント 6

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ともママ

ふーん ナツパパさんはこういう店でお買い物してるんですか
店内の写真を見たらステキな食器がたくさんありますね
こんな食器でご飯食べてみたいなあ(^^   
by ともママ (2006-06-02 20:04) 

han-peko

このカップ&ソーサーはお客さん用なんでしょうか。
ナツパパさんちに伺ったらこれで紅茶とケーキ…うらやましいです
by han-peko (2006-06-02 20:41) 

ナツパパ

ともママさん。
食器は、もう買いません....そう誓ったばかりなんです。
この店にも、行けなくなるかもしれません。
ともママさん、わたしの代わりに、どうか、いらしてください。
by ナツパパ (2006-06-03 17:08) 

ナツパパ

han-pekoさん。
いえいえ、わたし用の1客だけなんです。
セットで揃えられる値段じゃなかったんですね^^;;
by ナツパパ (2006-06-03 17:10) 

KANBE

ナツパパさん、カップやマグをどこにしまってるんですか?
まさか食器棚じゃないですよね。
すごく気になってるんですけど…
by KANBE (2006-06-04 11:15) 

ナツパパ

KANBEさん。
ええと、わたしの部屋と隣の納戸に、専用の食器棚があるんです。
そこに、ギュウギュウに詰め込んであります。
だから、もうこれ以上は入りませんのです。困りました。
by ナツパパ (2006-06-05 17:48) 

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