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そのお歳には見えませんね [狛犬さん見物]


 
 
 
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 花粉症の症状がずいぶん緩和されて、身体も楽になった某日、久しぶりに友人のS君と散歩をした。
 
 暑くも寒くもない陽気の、春の日差しが心地いい休日、のんびりと散歩するのは愉しいものである。
 
 
 
 さて、この日、まず訪れたのは、根岸線の新杉田駅。
 
 根岸線沿線は、昭和の中頃に埋め立てが始まり、海沿いは工場が、陸寄りには住宅が建ち並んでいる。
 
 新杉田駅界隈も、見た目新しい街並みが広がっているけれど、実は古くからの漁師町でもあったそうだ。
 
 駅前を走る国道16号線から一歩中に入ると、そこは昔ながらの家並みが続く住宅地なのだった。
 
 
 
 その住宅地の中、狭い道を歩いていくと、今日最初の目的地、「杉田八幡神社」が現れた。
 
 隣に建つ幼稚園は、階段で神社の境内と繋がっていたので、神社が経営しているものなのかもしれない。 
 
  

 
 
 
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 鳥居をくぐり、石段をあがると、両脇には狛犬が立っていた。
 
 真っ白で彫りもしっかりとした狛犬は、威風堂々神社を守っていて、実に頼もしい。
 
 ところで、この狛犬は2代目、私たちが目指す狛犬はその奥に立っているのだ。
 
 
 
 
 
 
 
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 私たちが訪れた「杉田八幡神社」は、社伝に因れば1063(康平6)年創建の古社である。
 
 平安時代末期、源頼義・義家父子が奥州の安部貞任を伐った「前九年の役」、出陣に当たり、武運長久を願って、
 
 父の頼義が建てたのが鎌倉の「鶴岡八幡宮」で、子の義家が建てたのが、ここ「杉田八幡神社」だそうだ。
 
 
 
 その、由緒正しい神社の本殿の前に、目指す、初代の狛犬が立っていた。
 
 真っ直ぐな眼差しがとても魅力的...拝殿の脇で、律儀に神を守っているかのようだ。
 
 
 
 
 
 
 
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 この狛犬は、大変特徴的な姿形をしている。
 
 狛犬は、獅子型と山犬型の2系統に 大別できるけれど、ここの狛犬はその中間の姿である。
 
 よく見ると、犬系に近いだろうか。
 
 
 
 簡素な姿形で、身体の装飾も簡単なものだが、型にはまらない、生き生きとした表情が好ましい。
 
 それにしても、阿形の顔に欠損がみられるのが、なんとも惜しい。
 
 
 
 
 
 
 
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 狛犬の胴には、文様のほか、文字も彫り込まれていて、これも珍しいスタイルである。
 
 
 少し見難いので恐縮だけれど、胴体上には「妙観寺」の文字が見える。
 
 これは、八幡神社の隣にあった寺で、ここの住職が、神社の別当も兼ねていたためだろう。
 
 明治初年の神仏分離で、妙観寺の住職が神社の別当を兼ねることはなくなったそうだ。
 
 
 
 また、胴体脇、こちら側には、元禄5年正月の文字が見えた。
 
 この狛犬が作られた年を印したもので、元禄5年というと西暦では1692年だから、もう400300歳を超えていることになる。
 (すみません、計算を間違えちゃいました。 歳を訂正いたします 大汗) 
 
 その間風雨に晒されてきたことを考えると、姿形に崩れがなく、また彫りもしっかり残っていて素晴らしい。
 
 門前の、2代目に比べるとのどかな顔立ちの初代だが、よく見ると迫力も感じられ、いつまでも残って欲しいものだ。
 
 
 
 
 さて、2代目の狛犬も、花崗岩の石質ゆえか真っ白で、身体を覆う彫りもくっきりとしていて、なかなかの出来映えである。
 
 これは戦後、世の中が落ち着いた頃に作られたものか、と思って、土台を見たら、昭和15年建立とあった。
 
 昭和15年というと1940年、その時代風にいえば皇紀(紀元)2600年である。
 
 
 
 
 そうでしたか、もう70年を超えていらしたのでしたか。
 
 その割にお若い...うらやましいなあ...
 
 ...わたしは初代と2代目をじっくりと撫で回し、その年を感じさせぬ姿形にあやかりたい、と心から願ったのだった。
 
 
 
 
 
 
 
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コメント 88

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くまら

狛犬に文字が彫ってあるのって初めて見ました。
でも・・・犬と言うよりも・・・カバ??
by くまら (2014-04-16 10:12) 

アルマ

ホントに阿形が欠けているのが残念ですね・・・
特徴的な狛犬、400年前のものですか!すごいですね(@_@;)
by アルマ (2014-04-16 10:56) 

ナツパパ

くまらさん。
ねっ、文字の彫ってある狛犬ってなかなかありませんよね。
わたしも、珍しいなあ、としばし見入ってしまいましたっけ。

>でも・・・犬と言うよりも・・・カバ??
あはは、見る角度によって印象の違う狛犬でした。
大きな口が特徴的ですね。
by ナツパパ (2014-04-16 11:27) 

ナツパパ

アルマさん。
そうなんですよね、阿形が、どういった表情なのか、見てみたかったのですが
...残念です。
あ、狛犬の年齢、計算間違いをしていました。
1692年ですから、約300歳ということになるんですよね。
ああ、わたし小学生低学年の計算も間違えちゃうんだ...落ち込みますねえ(汗)
...で、年齢の箇所を訂正いたしました。
by ナツパパ (2014-04-16 11:29) 

ナツパパ

enosanさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-16 11:30) 

aloha

本当に独特の表情ですね。
なんだか飼い主を待っている忠犬みたいなお顔に見えて、
私、好きだなぁ(^^)
文字が彫られている狛犬は初めて見ました。やっぱり、珍しいんですね。
by aloha (2014-04-16 12:02) 

engrid

構えは犬型、でもお顔立ちは獅子ふうなお鼻ですよね
しっかり長い年月、まだまだ現役
お若いです
by engrid (2014-04-16 15:57) 

sumijuni

変わった 狛犬ですね
それぞれの 味わいが感じられます

杉田へは BBQをしに行くことがあります
by sumijuni (2014-04-16 16:21) 

ソニックマイヅル

こんにちは。狛犬さんも色んな種類があるんですね。こう暖かくなってきますと散歩も楽しくなりますね。^^;
by ソニックマイヅル (2014-04-16 16:42) 

hatsune

懐の深そうな狛犬さんですね。
で、背中に彫り物……あ、いえ……なんでもないです(;^_^A アセアセ
2代目は70歳を超えても、くっきりしてますね。最近の70代は若いですよねぇ。
by hatsune (2014-04-16 16:44) 

hanamura

私は、山犬型が好きです。三峯神社、御嶽神社、秋葉神社などがそうですね。
ちなみに磐田の見付天神には、悉平太郎(しっぺいたろう)が居ます。
あ!頭に角があるのは、麒麟型でしょうか?どこかで見たなぁ・・・。
by hanamura (2014-04-16 18:18) 

あおたけ

これはまた独特な・・・というか、
ひょうきんな顔をした狛犬ですね〜(^^)
阿形のほうが欠けてしまっているのが
残念ですね…。
それにしてもこのお顔で300歳とは、
たしかにお若い!(笑)
by あおたけ (2014-04-16 18:41) 

johncomeback

なんとも微笑ましい狛犬ですね(笑)
実際に見に行きたいなぁ。
by johncomeback (2014-04-16 19:08) 

Silvermac

白い狛犬は珍しいですね。
by Silvermac (2014-04-16 19:32) 

gop

新杉田至近には太郎さんがあります。
http://www.namiki-k.jp/

by gop (2014-04-16 19:47) 

snorita

私は小学校まで磯子付近ですごしました。あるときまで磯子が終点で、新杉田から先はなかったです。
だから私にとっての故郷横浜は、MMでなく海岸線と埋め立て地なんです。
by snorita (2014-04-16 21:14) 

めぎ

新杉田って、かつていつも通り過ぎていた駅です。
どの駅にもそこの暮らしや歴史や文化があるんだなあ・・・
狛犬さんを見るとずいぶん新しく感じるのに、70年。
300年経ったらやっぱりどこか欠けたりするかしら。
そのとき500年を超す古い狛犬さんはどうなっているかしら。
ちょっとタイムマシーンに乗って見に行ってみたいですねえ。
by めぎ (2014-04-16 21:31) 

みち

狛犬さん、怖い顔をしているイメージがありますが、
この狛犬さんは愛嬌がありますね^^
長い年月がそうしてきたのかなぁ。
年取ると丸くなるって言うし^^;
by みち (2014-04-16 21:39) 

ねじまき鳥

独特な狛犬ですね。

by ねじまき鳥 (2014-04-16 21:45) 

harry

300歳を超えている初代さんも凄いですでれども、
70歳になる2代目のくっきりした様子も素晴らしいですね。

屋外にあってこれだけの保存状態ということに
あらためて信仰心の強さのようなものを感じました。
人間って不思議な生き物ですね...
by harry (2014-04-16 22:22) 

me-co

あまり関係ないですが、お寺さんが経営する幼稚園に通ってました。が、現在は跡地になってます…といったように、幼稚園経営をやめてしまう寺社が多い中、珍しいですね。
このまま頑張ってほしいです。
by me-co (2014-04-16 23:57) 

旅爺さん

犬にも近い形の狛犬が始めて見ました。
なんとなくカエルにも似てますね。
by 旅爺さん (2014-04-17 05:39) 

ナツパパ

alohaさん。
>なんだか飼い主を待っている忠犬みたいなお顔に見えて、
>私、好きだなぁ(^^)

あ、たしかにそうですね。
まっすぐ前を見つめる表情が、忠犬を思わせますね。
狛犬って、神社の守り手なのですけれど、ここの狛犬は、
何かあったらすぐに飛び出して、戦いそうな雰囲気ですよ。
わたしもこの狛犬好きです。

by ナツパパ (2014-04-17 05:46) 

ナツパパ

engridさん。
狛犬は、古いものですと室町時代制作があるのですけれど、ほとんどは江戸期に入ってからで、
元禄時代に作られたこの狛犬は、狛犬でも初期に当たるのではないでしょうか。
そのせいか、姿形もシンプルで、なにより、発想が自由だなあ、と思いますねえ。
吽形の鼻は特徴的ですね。
わたし、つい手を入れたくなってしまって、すんでのところで思いとどまりました(笑)

by ナツパパ (2014-04-17 05:53) 

ナツパパ

sumijuniさん。
わたしたちが、狛犬といわれて連想する姿形とは、ずいぶん違った狛犬ですよね。
おそらく、作られた頃は、狛犬はこう、という約束事が少なかったからではないか、と思います。
今のように、全国を網羅する情報網があるわけではなかったのですから、
この狛犬も、近くにある狛犬を参考にして作られたのでしょうね。
明治以前は、地域ごとに特徴的な姿形の狛犬も多く、見ていて面白いです。
by ナツパパ (2014-04-17 05:57) 

ナツパパ

ソニックマイヅルさん。
>狛犬さんも色んな種類があるんですね。
世に「狛犬学」というものがありましてね、全国あちこちの狛犬を調べ、
それを体系化して発表している先達のみなさんがいらっしゃいます。
その本を拝見すると、狛犬って千差万別、様々な姿形があって実に面白いんですよ。
この神社の、初代の狛犬も、自由な姿形でいいですよね。
by ナツパパ (2014-04-17 06:01) 

ナツパパ

hatsuneさん。
>で、背中に彫り物……あ、いえ……なんでもないです(;^_^A アセアセ
あはは、そうそう、背中に彫り物...それに、見た目子犬のような感じですけれど、
よく見ると、目力はなかなかのもので、硬派の狛犬といえそうですよ。
なにかあったら頼りになりそうですね。
鳥居をくぐってます2代目、そして後ろに初代...と、守りはしっかりしてますねえ。
by ナツパパ (2014-04-17 06:06) 

ナツパパ

tochiさん。
カァズさん。
sora_pさん。
MORIHANAさん。
sugoimonoさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-17 06:07) 

ナツパパ

今造ROWINGTEAMさん。
足立sunnyさん。
メルシオさん。
arashiさん。
hide-mさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-17 06:09) 

ナツパパ

wattanaさん。
kurakichiさん。
hirosanさん。
(。・_・。)2Kさん。
suzuran6さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-17 06:11) 

ナツパパ

hanamuraさん。
>私は、山犬型が好きです。三峯神社、御嶽神社、秋葉神社などがそうですね。
山犬型の狛犬は、いかにも強そうな姿形が素晴らしいなあ、と思います。
hanamuraさんもお挙げになったように、山岳信仰とも縁の深い神社で見られますよね。
おそらく、山を歩くうちに、山犬の強さに出会い、その強さを神社の守り手に導入したのでしょう。
山犬型の狛犬は、ここの狛犬のように、デフォルメされた姿形のものは少なくて、
リアルな姿形のものが多く、それもまた魅力ですよね。

>ちなみに磐田の見付天神には、悉平太郎(しっぺいたろう)が居ます。
岩田には友人が数人いるのですけれど、悉平太郎ははじめて知りました。
素晴らしい話ですね。
像もまた凛々しくて素晴らしいです。
いつか行ってみたいなあ。
by ナツパパ (2014-04-17 06:20) 

ナツパパ

あおたけさん。
>それにしてもこのお顔で300歳とは、
>たしかにお若い!(笑)

ねっ、そうでしょう。
わたしもその若さにあやかりたいところです(笑)
狛犬ってふつうは野外にあって、雨風にさらされ続けていますので、
石の質によっては100年も持たずに彫りが摩滅してしまうんですよね。
そうなると新しいものに取り替えられてしまうのがふつうで、古い狛犬が少ないのは
そのあたりが原因でもあります。
300年以上たってもこの状態は本当に貴重ですので、ぜひ大切にしていただきたいなあ、
と思いますねえ。
by ナツパパ (2014-04-17 06:24) 

ナツパパ

johncomebackさん。
狛犬の興味を持つようになって、あちこちの神社で狛犬を見ると、その多様性に驚くことが多いです。
とくに明治以前の狛犬は、地域ごとに特徴があって、発想も自由で、見応えがあります。
日本人のファジーな性格が出ているなあ、と思いますねえ。
ただ、明治以降は...神社を国が統制するようになって、そうなると狛犬も画一的になり、
とたんにおもしろみが無くなりますねえ。
お役人に任せるとろくなことにならない典型...あ、これは、わたしの偏見ですよ、うん(笑)
by ナツパパ (2014-04-17 06:29) 

ナツパパ

Silvermacさん。
2代目の狛犬は、花崗岩を使っているので、白さが目立ちました。
ふつう、出来た当初は白くても、年月がたつうち、その白さが失われていき、
茶色になったり黒ずんだりしてしまいます。
それもまた味わいでもあるのですが...こうやって白いままでいる狛犬もまた素敵ですよね。
いつの頃からかにきれいに洗ったのかもしれませんね。
by ナツパパ (2014-04-17 06:32) 

ナツパパ

gopさん。
並木幼稚園のHP拝見しました。
岡本太郎作の、これは塀なのでしょうか、大きな絵が特徴的ですね。
右側の顔は、いかにも子どもの快活だが感じられます。
この絵はきっと、卒園生にはいつまでも思い出に残るものなのでしょうね。
わたしの息子は武蔵野音大の附属幼稚園に通いましてね、なんとまあ、バイオリンを
授業で教わりました。
そのまま続けていれば今頃上手になっていたでしょうがねえ。
by ナツパパ (2014-04-17 06:38) 

駅員3

初代の狛犬さん、写真に引き寄せられて、しばらく見入ってしまいました。
江戸初期の姿を現代に伝えてくれる素晴らしいものですね。
by 駅員3 (2014-04-17 07:41) 

YAP

これはまたユニークで、だけど愛くるしさも感じます。
新しいものよりも、私はこの古くからのものの方に魅かれます。
by YAP (2014-04-17 08:22) 

furu

お天気が良い日にお散歩って 気持ちいいですね。
カメラをぶらさげて 私も行きたいなぁ お散歩!
by furu (2014-04-17 09:16) 

なかせ

狛犬さんに文字が彫ってあるのですね~
初めてみました。
味があるお顔をされていますね!
by なかせ (2014-04-17 11:11) 

ゆうくん

ユニークな狛犬ですね、良いものを見せて頂きました。
by ゆうくん (2014-04-17 11:31) 

amo

いやあ、実に大人の愉しみですなあ。
街歩き、ご無沙汰です。
今回、どんな所でお食事をなさるのかも楽しみです。
by amo (2014-04-17 13:42) 

Aちゃん

私も犬に見えない狛犬だなーと思いました(^^;
by Aちゃん (2014-04-17 17:55) 

北海道大好き人間

300年以上も前の狛犬が、一部欠けているとは言え紋様も含めてほぼ完全な姿で残されているのは、石の材質や奉納された環境にもよるのではないでしょうか。

2代目狛犬が奉納された昭和15年(1940年)は、幻の東京&札幌五輪が開かれる予定でしたし(日中戦争の悪化で開催を返上)、「ゼロ戦」の名は、この年が皇紀2600年(紀元だと西暦と混同しやすいので、こちらにした方がいいかと思います)でその年に設計された戦闘機だからだそうです。
今、皇紀何年なんていう表現を使うのはごく限られた人だけですね。

by 北海道大好き人間 (2014-04-17 22:21) 

minsuke

2度もコメントありがとうございました。
狛犬、確かに犬らしくないですね。
犬は多様性があり、今ではいろいろな品種を見かけるので、
どれが犬か、イメージしにくくなりましたが、
昔なら柴犬のような犬ばかりだったのでは。
そこから考えると、犬のようには見えないです。

by minsuke (2014-04-18 08:04) 

小肥り

狛犬で胴回りに彫り物があるのは珍しいでしょう。
不謹慎ながらボクは高倉健さんの網走番外地を連想しました。
狛犬、唐獅子、唐獅子牡丹、彫り物・・・
んなわけで・・・すいません。
by 小肥り (2014-04-18 11:35) 

nicolas

ちょっとマンガちっくてかわいい狛犬ですねー
何だか親近感とかが湧いてきます~
by nicolas (2014-04-18 17:19) 

Inatimy

奥に見える方が欠損のある狛犬さまかな。 
パッと見がゴリラを思わせるシルエットでした。
愛嬌のあるお顔、300年以上前の作品とは思えないほど。
神社の背景にシートで覆われているのはマンションかしら・・・。
by Inatimy (2014-04-18 21:41) 

リック

ユニークな狛犬ですね~、可愛らしいというか・・^^
しかし行動範囲が広いですね、僕も頑張らねば・・♪
by リック (2014-04-19 06:02) 

ちくわ

タトゥー狛犬?
見たことないですね~。
独創的なお顔がなかなか愛嬌あふれる感じでいいですね。
癒し系だね(^_^)/

by ちくわ (2014-04-19 13:53) 

ぱぱくま

狛犬探しの旅にも良い季節になりましたね♪
ナツパパさんそろそろ本を出版できそうですよね^^
by ぱぱくま (2014-04-19 16:31) 

さとし

初代の狛犬は、普段見るものとずいぶん違った雰囲気がありますね。
ちょっと、かわいいかも。
by さとし (2014-04-20 05:58) 

ナツパパ

snoritaさん。
あ、そうでしたね。
根岸線は、海岸の埋め立てが進むにつれて徐々に伸びていったのでしたね。
大船まで伸びたとき乗りに行った覚えがありますよ。
その頃はまだエアコンが無くて、夏は窓を一杯開けて走っていましたっけ。
直線の多い新線区間を、目一杯ぶっ飛ばすと、窓からすごい勢いで風が入ってきましたっけ。
あれって爽快でしたねえ。
by ナツパパ (2014-04-21 05:50) 

ナツパパ

めぎさん。
根岸線って、横浜~山手、根岸~新杉田、洋光台~大船...
と、あの短い間に、いくつもの顔を持つ路線だなあ、と思います。
めぎさんはたしか、以前洋光台にお住まいでしたよね。
あの付近も開業当時は開発されたばかりの街並みだったのですが、
今や、すっかり落ち着いた雰囲気だそうですね。
時の流れを感じます。

>狛犬さんを見るとずいぶん新しく感じるのに、70年。
>300年経ったらやっぱりどこか欠けたりするかしら。
狛犬は野外に置かれるので、あって風雨による劣化や摩耗は逃れられない宿命です。
それだけに数百年残る例は少ないのでは無かろうか、と思いますねえ。
それだけに、この狛犬は貴重でもありますね。
by ナツパパ (2014-04-21 05:59) 

ナツパパ

みちさん。
>狛犬さん、怖い顔をしているイメージがありますが、
>この狛犬さんは愛嬌がありますね^^
神社で見られる狛犬は、おっかない姿形のものが多いですよね。
狛犬は穢れたものから神社を守る、という役目があるそうですから、
どうしても、おっかない姿形になってしまうように思います。
でも、それとは別に、「脱力系」ともいえるような、ユニークな姿形のものも
あちこちにあるんですよ。
わたしはその「脱力系狛犬」が大好きなので、こうやっユニークな狛犬に出会うと
とても嬉しくなってしまいます。
ホント愛嬌たっぷりですね。
by ナツパパ (2014-04-21 06:04) 

ナツパパ

ねじまき鳥さん。
一般的に狛犬から連想する姿とはずいぶん違っていますよね。
狛犬とは氏子連の寄進が習いですから、このときの氏子さんが
こういう姿にしたかったのかもしれませんね。
犬が大好きな方だったのかも(笑)
by ナツパパ (2014-04-21 06:08) 

ナツパパ

harryさん。
初代も2代目も、どちらも素晴らしい状態の狛犬でした。
おそらく、神社の氏子さんたちが丁寧に管理されているのだろう、と思います。
狛犬は野外にあることがほとんどなので、風雨の影響がとても大きくて、
石造りとはいっても百年単位で残るのは大変なことなんです。
おそらく、石も選び、石工さんも選んで、狛犬を作ったのでしょう。
当時の氏子連の熱意を感じます。
by ナツパパ (2014-04-21 06:12) 

ナツパパ

me-coさん。
>あまり関係ないですが、お寺さんが経営する幼稚園に通ってました。
あ、わたしもお寺の経営する幼稚園に通っていましたよ。
わたしの生まれ育った地域にも、そういった幼稚園多かったですねえ。
それで、息子が幼稚園に通う頃には、いくつかの園が廃園になっていて、
あれ無くなっちゃったんだ、と驚いたことを覚えています。
少子化の影響なのでしょうか、残念なことですね。
ちなみに息子は、某音大の附属幼稚園に通いましてね、ヴァイオリンを習っていました。
今でも弾ける、と当人はいいますが、ひどい音なので演奏厳禁です(笑)
by ナツパパ (2014-04-21 06:17) 

ナツパパ

旅爺さん さん。
あ、たしかに、カエルが跳びはねる寸前の姿にも似てますねえ。
わたしは狛犬という意識で見てしまうので、つい犬を連想してしまうのですけれども、
みなさんのコメントを拝見して、いろいろな生き物の名前が記されていて、それがとても新線に思えました。
いわゆる獅子型の狛犬からすると変わった姿形、でも、とても魅力的だなあと思います。
まっすぐ見る目もいいですよね。
by ナツパパ (2014-04-21 06:22) 

ナツパパ

SIMGさん。
のっぽさん さん。
馬爺さん。
ぼnさいさん。
saruさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 08:36) 

ナツパパ

ma2ma2さん。
Mackさん。
ブラザー★ボブさん。
ハマコウさん。
シルフさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 08:38) 

ナツパパ

song4uさん。
hajimeさん。
司馬亮さん。
ことむちゃん さん。
rezareさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 08:40) 

ナツパパ

ぷちさん。
きゅーさん。
いっぷくさん。
vivianeさん。
おーやん さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 08:41) 

ナツパパ

駅員3さん。
遙か300年前のみなさんがいろいろ考えて作った狛犬を、身近で見ることが出来て、
この日は本当にいい日でした。
まっすぐに前を見つめている姿勢もいいなあ、と思います。
神社を守る忠犬のようで、好感が持てましたねえ。
by ナツパパ (2014-04-21 08:44) 

ナツパパ

YAPさん。
初代の狛犬はシンプルな姿形で、その分、直線的に、こちらに迫ってくるものがあるように感じました。
2代目に見られるような装飾は見事なのですけれど、わたしもどちらかというと、
初代の狛犬に惹かれましたねえ。
それにしても、阿形の顔の欠損が惜しまれます。
by ナツパパ (2014-04-21 08:48) 

ナツパパ

furuさん。
>お天気が良い日にお散歩って 気持ちいいですね。
ホントそうですよね。
ちょうど今頃から5月下旬くらいまで、暑くも寒くもない陽気は、散歩をしていても
気持ちが一層いいように感じます。
昨日今日と、東京は肌寒いくらいの陽気ですけれど、週末は暖かくなるとか。
またどこかに行きたくなります。
by ナツパパ (2014-04-21 08:50) 

ナツパパ

なかせさん。
狛犬の胴体の文字が彫ってあるのは珍しいなあ、と思います。
ふつうは台座にいろいろ彫られているのですがねえ。
この狛犬が出来た江戸時代は神仏混淆でしたので、お寺の住職さんが宮司さんも兼ねるのは
珍しいことではなかったのですけれど、こうやってお寺の名前を彫るのははじめてです。
自分が寄進したんだぞ、ってよほど知らせたかったのかなあ(笑)
by ナツパパ (2014-04-21 08:55) 

ナツパパ

ゆうくん さん。
ユニークな姿形の狛犬ですよね。
狛犬って千差万別と言っていいほど、様々な姿形があるのですけれど、
ここの狛犬も他では見られない、独特の姿をしていると思います。
おっかなさを感じさせない、ゆるめの雰囲気もいいものですね。
by ナツパパ (2014-04-21 08:57) 

ナツパパ

amoさん。
>今回、どんな所でお食事をなさるのかも楽しみです。
ありがとうございます。
今回もまた、面白いところで食事をしました。
詳しくは次項、あ、違ったな、その後でご紹介できると思います。
食事に、とくに休日の食事にコストパフォーマンス、という言葉は使いたくないのですがね、
この日は、そのコストパフォーマンス、をつい思ってしまう食事になりました。
by ナツパパ (2014-04-21 09:00) 

ナツパパ

Aちゃん さん。
うふふ、ぱっと見犬に似ているのですけれど、子細に眺めると、犬とはいい難い
ナニモノカを感じてしまう狛犬でしょう。
そのあたりがユニークだなあ、と思いますねえ。
まっすぐ前を見つめる目線の強さが、わたしは好きなんですよねえ。
by ナツパパ (2014-04-21 09:03) 

ナツパパ

北海道大好き人間さん。
長い年月野外にあって風雨にさらされていたのにも拘わらず、こうやって彫りも顔も残っているのは、
たしかに、石の材質がしっかりしていたのだろうなあ、と思います。
石工さんの腕も良かったのでしょうね。
おそらく、元禄の頃に作られた狛犬は多かったのだろうと思います。
それらの狛犬は、長い年月の間摩耗したりして、新しいものに取り替えられてしまったのでしょう。
残っていれば、ユニークな狛犬もあっただろうになあ...と惜しい気もします。

紀元→皇紀、たしかにそうですね。
併記いたしました。
by ナツパパ (2014-04-21 09:07) 

ナツパパ

minsukeさん。
>昔なら柴犬のような犬ばかりだったのでは。
>そこから考えると、犬のようには見えないです。
あ、確かにそうですねえ。
この時代で言えば、西洋の犬はいないはずですから、犬と言えば柴犬のように、
和犬ですものねえ。
そうなると、犬のようなナニモノか、もしくは、犬に似せた狛犬、ということなのでしょうね。
ユニークな姿がそれでわかりました。
by ナツパパ (2014-04-21 09:13) 

ナツパパ

小肥りさん。
>狛犬、唐獅子、唐獅子牡丹、彫り物・・・
そうそう、たしかに。
背中で泣いてる唐獅子ボタン...ありましたっけねえ。
どうせなら背中の文字も、もう少しかっこいいものであったらなあ...
お寺の名前じゃあちょっとがっかりですよねえ。
御意見無用とか夜露死苦とか...あ、それじゃあ、暴走のみなさんになっちゃいますね(笑)
by ナツパパ (2014-04-21 09:17) 

ナツパパ

やってみよう♪さん。
ぼんさん さん。
素人写真さん。
げいなうさん。
ffmlさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 09:19) 

ナツパパ

ヨタ8さん。
yamさん。
mwainfoさん。
kanameさん。
oink!さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 09:20) 

ナツパパ

さらまわしさん。
たくやさん。
hypoさん。
MIMIZUKさん。
ダイとクロさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 09:21) 

ナツパパ

nicolasさん。
確かに、リアリティーにあふれる姿絵はなくて、ちょっとデフォルムした雰囲気が
マンガチックですよねえ。
そういう点、親しみがある顔立ちだなあ、と思います。
前から見ると、こちらを見上げる顔がとても可愛らしくて、ついなでてしまいます。
狛犬のほうがずっと年上なんですがね。
by ナツパパ (2014-04-21 09:25) 

ナツパパ

Inatimyさん。
>奥に見える方が欠損のある狛犬さまかな。 
>パッと見がゴリラを思わせるシルエットでした。
そうですね、奥にある方が阿形で、欠損のある方なんですよ。
こういう姿になってしまってつくづく惜しいなあ、と思いますが、
そうなってなお、こうやって本殿前に置いている氏子のみなさんの、
この狛犬への愛情を感じてしまいます。
これからもずっと残って欲しいなあ、と思いますねえ。
by ナツパパ (2014-04-21 09:28) 

ナツパパ

リックさん。
最近横浜方面への展開が多いナツパパ&S君であります。
横浜は若い頃方都度都度訪れた地で、それなりに知っているつもりでしたが、
なんのなんの、初めて知ることばかりで、彼の地の奥深さを感じているんですよ。
海沿いは古い神社と狛犬、内部に行くと富士塚...これからも、しばしば散歩に行く
ことになりそうですねえ。
by ナツパパ (2014-04-21 09:34) 

ナツパパ

ちくわさん。
>タトゥー狛犬?
あはは、たしかにタトゥーを身にまとった狛犬ですねえ。
それもまた、文字がびっしり、という点が実にユニークだなあ、と思います。
で、書かれているのが妙観寺という現住所や元禄5年正月と生年月日...
...だなんてまるで迷子になったときの備えみたいで、なんか笑えますね。
あ、御歳300歳ということは、徘徊したときの...うーむ(笑)
by ナツパパ (2014-04-21 09:39) 

ナツパパ

ぱぱくまさん。
>狛犬探しの旅にも良い季節になりましたね♪
散歩に気持ちのいい季節になりましたね。
今冬は寒い日が続いて、歩くのも大変でしたっけ。
これからしばらくは暑くも寒くもない日、しかもゴールデンウィークですもの、
どこかに行きたいなあ、と思いは募ります。
...まるっきり計画なし、なんですよねえ、わたし(寂)
by ナツパパ (2014-04-21 09:42) 

ナツパパ

さとしさん。
>初代の狛犬は、普段見るものとずいぶん違った雰囲気がありますね。
そうですね、普段神社などで見かける狛犬とは、ずいぶん違った姿ですよね。
江戸時代の狛犬は、いわゆる獅子の姿をした狛犬の他に、ユニークな姿形のものも多く、
見ていて驚くことがあります。
おそらく、情報の伝わり方などの関係で、地域ごとに特徴が出ていたのでしょうね。
九州の狛犬はユニークなものが多く、わたしにはあこがれの地なんです。
by ナツパパ (2014-04-21 09:57) 

ナツパパ

つぼっちさん。
takaさん。
急行9号さん。
macharunさん。
ryo1216さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 09:58) 

ナツパパ

カメラde防犯さん。
遠霞(とおがすみ)さん。
arail206さん。
ばー助さん。
ネオ・アッキーさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 09:59) 

ナツパパ

たかぼんさん。
gardenwalkerさん。
kyonさん。
tateichi_mさん。
風船かずらさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-21 10:01) 

ナツパパ

GGIさん。
Santaさん。
ティナちゃん さん。
ken_jpさん。
飛狼さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-22 06:37) 

ナツパパ

茶の間おやじさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-22 06:38) 

ナツパパ

nachicさん。
山子路爺さん。
くらいふさん。
じゅんぺいさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2014-04-26 09:06) 

ナツパパ

himaさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2017-01-18 18:14)