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オクムラケイコ展に行く [器を愉しむ]

 

 

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 先日のこと、以前よりお付き合いのある作陶家、「オクムラケイコ」さんの展示会を見に行った。

 

 オクムラさんとは、もう25年以上のお付き合いになるだろうか。

 もうすぐ結婚する、という頃、妻がオクムラさんの食器に出会って一目惚れし、嫁入り道具に持ってきた。

 それ以降、家族で使う日常の器として、ずっと買い求めてきたのである。

 

 オクムラさんは、ほぼ年に一回の間隔で作陶展を開くのだが、今年も案内状を貰い、妻と一緒に訪ねたのだった。

 会場は、「ギャラリー・ルヴァン」である(写真上)。

 山手線目白駅から北に数分のところ、閑静な住宅街にある瀟洒な建物だった。 

 

 

 

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 ギャラリーは20畳ほどの広さだろうか、白を基調にした内部は柔らかな光が溢れていて気持ちが良い。

 

 壁に沿った棚に、オクムラさんの作品が並んでいた(写真上)。

 オクムラさんは陶器の食器作りが得意で、今回も食器が多く並んでいる。

 皿や小鉢に並んで、ポットや急須、そして土鍋が多く見られるのは、これからの季節を意識してのことだろう。

 

 彼女がよく使うモチーフは野菜や木の葉、である。

 今回も、大根、柚子の実、柏の葉や落ち葉などの模様が見られるが、それが料理を盛る際じゃまにならないのは流石だ。

 

 

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 わたしがオクムラさんと話をしている間も、妻は会場の食器を熱心に見ている。

 我が家には、オクムラさんの食器が各種併せて一揃以上はあるのだが、それでも新しいものが欲しくなるのだろう。

 同じ食器好きとして、わたしも妻の気持ちは良く分かる。

 

 オクムラさんと話をしたり、食器をあれこれ選んだりして、一時間ほど...

 わたしたちが選んだのは、大きめの麺用どんぶり、宝瓶、そして写真上の土鍋だった。

 

 フタに比べ下の部分が薄いのだが、野菜や肉などを蒸し焼きにするとき役立ちそう、と意見が一致した。

 下の部分は、このまま直火でステーキが焼けるようになっているのだそうで、思いの外用途は広いように思う。

 フタの取っ手がマッシュルームになっているのも、女性の作家らしく可愛らしい。

 

 

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 店を出て、もうしばらく二人でぶらぶらしていたい気分。

 そこで近くの「志むら」で、一休みすることにした。

 「志むら」は目白で長く続いた老舗、二階の喫茶部で出す料理や甘味の美味しさが評判である。

 

 妻は田舎しるこ、わたしはぜんざいを。

 待つほどもなく出てきたぜんざいには、大きな餅が二つも乗っていて、流石に老舗の喫茶部だ、と感心した。

 オクムラさんの展示会のあれこれを話ながらゆっくり頂いたら、これだけで満腹になった。

 

 

 

 そして

 オクムラさんの展示会で求めた丼で昼ご飯にしました。

 口径20㌢はあろうかという大振りの丼なので、麺がたくさん入ります。

 大食のわたしには嬉しい丼で、ずっと愛用していけそうです。

 この日はかき揚げそばを...いかがでしょう。

 

 

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コメント 51

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da-kura

オクムラさんの作品、そして奥様さまの眼力、
ハイセンスでございますよ。

意義深い一日となりましたね。
by da-kura (2010-11-19 08:40) 

ナツパパ

りぼんさん。
nice、ありがとうございました。
目白の駅には、そうですね、10年ぶりくらいで下りました。
変わらないなあ、というのが第一印象、店は少しずつ変わっているのでしょうが
以前と同じような雰囲気で、ホッとしました。
駅の脇に学習院のキャンパスがあるので、商店街自体もおっとりしているような感じを受けました。
こういう、一種地味な街って好きなんですよねえ。
by ナツパパ (2010-11-19 08:45) 

ナツパパ

da-kuraさん。
器が好きな夫婦なので、こうやって出かけることが一種の楽しみなんですよねえ。
同じ趣味があるというのは、結婚25年になろうかという夫婦にはありがたいことで(笑)
今回は、妻の好きな作家さんの展示会でしたので、彼女もとても熱心でした。
良い時間を過ごせたなあ、と思います。
by ナツパパ (2010-11-19 08:48) 

MORIHANA

キノコの取っ手がついた土鍋、かわいらしくて、
使い勝手が良さそうですね。
すき焼きやネギマ鍋、アサリの酒蒸しも似合いそう…。
浅いのでパエリアなんかも美味しく炊けますよ、きっと。

我が家は今の家に引っ越してIHヒーターのキッチンに
なり、普通の土鍋が使えなくなりました。以来、鍋物は
ホウロウ鋳物のル・クルーゼばかりを使っています(苦笑
昔に比べると、色んな作家さんが土鍋を手がけるように
なりましたね。洒落たモダンなデザインのものが増えました。
北海道の作家さんでも魅力的な土鍋をつくっている方が
いらっしゃいます。誰か、IHでも使える土鍋、作ってくれない
かなぁ~、なんて、思う今日この頃です。

お丼、一日一麺生活にぴったりのお買い物ですね(・m・
大きめなので、煮物やサラダをふわっと盛っても似合いそうです。
by MORIHANA (2010-11-19 11:03) 

kotodaddy

いやー、いいなぁ。店内の色合いや整然と置かれた陶器を拝見していると、
50mmの単焦点でとことん撮ってみたくなりました。店内も趣味の良さを
感じますが、玄関先もいいですね。白基調の壁に赤いポストが映えてます^^
ウチのカミさんもかなりこういうのが好きで、特に調理器具をはじめとした
キッチン周辺グッズのお店を見つけてしまうと延々と店内を徘徊してますよ(笑)。
by kotodaddy (2010-11-19 16:36) 

甘党大王

ご夫婦で素敵な時間を過ごされたのですね(^_-)-☆
私たち^^;趣味が180度違うんですよね・・・羨ましいです♡
by 甘党大王 (2010-11-19 17:01) 

いっぷく

飾ってもいいけれど、日常にも使える食器だけに選ぶのにも
自分たちのの生活スタイルに合うようなものが欲しいですね。
永く使っても飽きのこないデザイン性がすてきですね。
by いっぷく (2010-11-19 19:39) 

あんこ

本当に気に入ったものだけを買い求めて大切に長く使い続ける…
すてきですね。しかもそれがご夫婦そろってのスタイルとあれば
うらやましいと感じる人が多いのでは。
かくいう私もそう観じます^^
この土鍋、タジン鍋よりもずっとあったかみがあっていいですね。
志むらのぜんざいも…あぁおいしそう!
by あんこ (2010-11-19 19:49) 

ナツパパ

MORIHANAさん。
スーパーではIHヒーターでも使えます、という土鍋を売っていますけれど、あのデザインはちょっと。
作陶家の皆さんがお作りになる土鍋は、ほとんど全てIHは使えませんしねえ。
オクムラさんは、この展示会用の土鍋をIHでも使えるとうにしたかったのだそうですが、
なにかをナベの底に入れなければならず、それが大変で諦めた、と仰ってましたねえ。
我が家は一戸建てなのでガスも使えるのですが、IHだけのマンションは大変ですよねえ。
なにか良い解決法はないものでしょうか。

丼は、ちょうど家族分、3客求めました。
わたしと息子は大きめの丼に満足して使っているのですが、妻も使いたがります。
ほんのちょっぴり盛って満足そうですよ。
by ナツパパ (2010-11-19 19:52) 

ナツパパ

もやしさん。
nice、ありがとうございました。
オクムラさんの器は、じつは高2の息子も大好きなんです。
彼が物心ついて以来、ずっと食事に出てきたから...というだけでなく、器自体も好きみたいです。
彼が小学生の頃、オクムラさんの工房に行ったことがあるのですが、その話をすると
じつに細部まで覚えているので驚きます。
わたしたちが使っている器を、彼が受け継いでくれたら嬉しいのですが。
by ナツパパ (2010-11-19 19:59) 

ナツパパ

今造ROWINGTEAMさん。
nice、ありがとうございました。
11月にしては暖かい日が続く東京なのですが、やはりそろそろナベが恋しくなってきます。
今回求めたナベは、寄せ鍋のように汁たっぷりの料理には使えないと思うのですが、
蒸し料理とか餃子などに使えると思うんですよね。
今はまだ展示会場にあるのですけれど、27日の会期が過ぎたら受け取りに行く予定です。
その晩は、このナベで、さてなにを作りましょうか。
by ナツパパ (2010-11-19 20:04) 

ナツパパ

あんぱんち~さん。
nice、ありがとうございました。
このとき買った器は、記事で出したほかに、宝瓶と湯呑みが一客ずつでした。
宝瓶は、取っ手のない急須でしてね、取っ手がないので熱い湯は入れられない、
玉露のようなお茶を淹れるものなんです。
煎茶をちょっと奢って、温めのお湯でゆっくり淹れると、美味しいお茶が入ります。
仕事の休み時間に、そうやって手を動かしていると気分転換になるんですよね。
by ナツパパ (2010-11-19 20:11) 

ナツパパ

kotodaddyさん。
おお、奥様も器や調理器具がお好きなんですね。
我が家では、夫婦して器や調理器具が好きなので、そういう店の前を通りかかると、
とりあえず店内を探検しないことには、その先に進めなくなります(笑)
で、しょうーもない調理器具を買ってしまうのがわたしで、困ったなあと溜息をつくのが妻です。
...新しいものや異形のもの、大好きなんですよねえ、わたし(笑)
by ナツパパ (2010-11-19 20:16) 

ナツパパ

甘党大王さん。
お互い共通して好きなものがあると、家庭平和にずいぶん貢献してくれるものです(笑)
我が家では、器と音楽でしょうか。
それでも、結婚当初は、それぞれの好きな器にけっこう隔たりがあって大変でした。
それから25年、今ではその隔たりも埋まってきたように思いますねえ。
どちらが歩み寄ったか?...あはは、甘党大王さんご想像の通りです、たぶん(笑)
by ナツパパ (2010-11-19 20:19) 

ナツパパ

ヨタ8さん。
nice、ありがとうございました。
妻は、わたしが言うのもなんですがしっかり者で、無駄な出費をあまりしません。
...わたしの小遣いも含めて(笑)
でもね、こうやって器の展示会に行くと、絶対と言っていいくらい、値段を見ません。
器だけ見て、自分の良いと思うものを買いますねえ。
テキながら天晴れ、と思います。

...が、今回もですが、そうやって欲しい器を主人のところに持って行って、それから振り返って、
わたしの顔を見るんですよねえ...カードで、お願いね、って。
by ナツパパ (2010-11-19 20:24) 

ナツパパ

mwainfoさん。
nice、ありがとうございました。
目白の駅前は、駅前を大通りが一本は知っていて、その通り沿いに商店街のある街です。
通りの北側は、すぐ住宅街、南側も程度の差こそあれ住宅街です。
すごく地味な街...でも、その地味なところが良いなあ、と思うんですよね。
年のせいか、新宿渋谷といった賑やかな街は疲れるばかりで...
by ナツパパ (2010-11-19 20:30) 

ナツパパ

いっぷくさん。
流行の模様や柄、派手な色遣い...そういう器は、長く付けないように思います。
なぜか、は不明ですが、経験上、そうなってしまうんですよねえ。
今回求めた器は、見たところ地味なのですが、日常に使う器として長く使っていけそうです。
さりげなさ、とか、何気なさ、って、本当は難しいんだなあ、と思いますねえ。
by ナツパパ (2010-11-19 20:33) 

ナツパパ

あんこさん。
ふだん使いの器にこそ、自分たちが使っていて違和感を感じないものを、と思います。
それは、家族がそう感じることが大切なので、巷の評判とか、作家の名声とか、
そういうものとは務関係なのではないかなあ、なんて感じますねえ。
食事の時、ああ、いつもの器があって...という暮らしはホッとするように思います。
我が家では、夏冬と器を入れ替えるのですが、入れ替えたその日には、ああこれ出てきたの、
なんて息子が言うんですよ。
長年の教育の成果、でしょうか...ふふふ。
by ナツパパ (2010-11-19 20:41) 

めぎ

気に入った食器を嫁入り道具にって、素敵な響きですね~♪
うちは持ち寄りだから、何の統一感も無くって。
一緒に買った食器というのは一緒に使う楽しみも倍増しますよね。
うちも、一緒に日本で買った食器を使うときはどちらもウキウキです。

by めぎ (2010-11-19 21:28) 

MORIHANA

あ、土鍋を連れ帰った日の夜はお米を少し入れて、
重湯をコトコト炊いてください。そして、そのまま
翌朝までそのままに。それから、洗って、よく干し上げて
普段づかいなさってください。そのほうが長く、丈夫に
使えますので…。急いてはことをナンとやらです (・ー・b
by MORIHANA (2010-11-19 21:58) 

manamana

シンプルで実用的、それでいてかわいらしくて、
いいですね。
そういえば最近陶器見に行っていません。
by manamana (2010-11-19 22:31) 

HIROMI

ナツパパさんは、食器にもこんなにこだわりがあるんですね。
さすがです。
私は食器は百均のものでも全然かまわない人なので。
っていうか、よく壊すので高い食器は買えないというか…
by HIROMI (2010-11-19 23:13) 

tateichi_m

ファッションも暮らしもSimple is bestの私は、
Simple is modernなこの方の作品に興味深々!
土鍋は熱効率と保温性に優れているのでよく使いますが、
これはパエリアにも使えますね。何センチでしょうか?
by tateichi_m (2010-11-20 03:50) 

ナツパパ

yuuri37さん。
nice、ありがとうございました。
これからそろそろ忘年会のシーズンになりますね。
わたしにも忘年会のお誘いがちらほら舞い込んでくるようになりました。
以前から比べるとずいぶん少なく、また地味になりましたが、それでも年末に飲み会は
なんとなく心が浮き立ちます。
by ナツパパ (2010-11-20 09:06) 

ナツパパ

めぎさん。
そうそう、二人で見つけて、気に入った食器は愛着がありますよね。
オクムラさんの器は、そうやって選んできたものが多いので、日常頻繁に使います。
陶器ですがけっこう丈夫に出来ているので、今までほとんど割れたことがありません。
もし割れたら、作ってぇ~、とお願いするのだ、と妻が言います。
幸いそういうことにならないので、作ってくれるかどうか、まだ分からないのですがね(笑)
by ナツパパ (2010-11-20 09:09) 

ナツパパ

MORIHANAさん。
あ、そうだ、そうでしたね。
土鍋を使うときは、まず下準備をしなければならないのでした。
危ない危ない(笑)
この土鍋は、展示会のDMに使われていますので、初日に持ち帰りはちょっと。
それで、最終日が過ぎてから受け取りに行くことになっているんです。
その日はおかゆナベになって貰います。
ご指摘、ありがとうございました。
by ナツパパ (2010-11-20 09:17) 

ナツパパ

manamanaさん。
オクムラさんの食器は、花とか動物とか、そういった絵柄がないんです。
無地か、野菜や葉っぱ...地味ですよねえ。
ところが、実際料理を盛ってみると、その野菜や葉っぱが良い具合なんですよ。
不思議なものだなあ、と思います。
おそらく、料理を盛ってこその器、と思っていっしゃるのでしょうね。
by ナツパパ (2010-11-20 09:21) 

ナツパパ

ハゲアメリカーノさん。
nice、ありがとうございました。
食器というのは、放っておけばどんどん増えるモノで、我が家でも収納が大変です。
一応食器庫なる場所を確保してはいるのですが、確保して一年で一杯になりました。
そういうところを作るから増えるのかも、なんて妻と反省したりして(笑)
一つ買ったら一つ処分すれば、と仰る方のいるのですが、とてもそんなこと出来そうもありませんし。
by ナツパパ (2010-11-20 09:26) 

ナツパパ

HIROMIさん。
うーん、これはもう趣味の領域に入っちゃってるなあ、と自分でも思いますねえ。
こだわり、というほどの強い思い込みはないと思うのですが...どうかなあ(苦笑)
良いなあと思った器でご飯を食べていると、寛いだ気持ちになれるので、我が家では
食器は大切な存在になっていますねえ。
面白いもので、そんな両親を持つと、息子も食器に関心が出てくるのですね。
食器を替えると、あ、替えたんだね、なんていいますよ。
by ナツパパ (2010-11-20 09:30) 

ナツパパ

ひろころさん。
nice、ありがとうございました。
先日喫茶店に行ったとき、なんだかすごいブランドの器でコーヒーを出してくれるんです。
で、そういう高い器は剣呑だなあ、と思って、隅にある地味目のコーヒー椀をお願いしたんですね。
ちょっと大きめの器だったので、あ、たくさん入りそう、などと下心もあったりして(笑)
そしてら。店主が感心して、これは昔のコーヒー椀で由緒のある逸品です、なんて。
下心のことは、ついに言えませんでした(笑)
by ナツパパ (2010-11-20 09:35) 

ナツパパ

lomoさん。
nice、ありがとうございました。
オクムラさんの器を見たあとで一休みした「志むら」という店は、一回は和菓子屋さんで、
二階が喫茶室になっています。
甘味が美味しいのはもちろんなのですが、昼に出す幕の内弁当がお勧めでもあるんです。
野菜の煮物や焼き魚、卵焼きまで、自分たちで作っている本格派、優しい味で美味しいです。
このときも出来れば...と思ったのですが、午後2時だったので売り切れ、残念。
そうそう、夏に出す氷各種も評判の店です。
お近くにお出での節はぜひお立ち寄り下さいね。
by ナツパパ (2010-11-20 09:39) 

ナツパパ

tateichi_mさん。
仰る通り、現代の家で使って違和感のない土鍋だと思います。
我が家で食事をするところは、フローリングの洋間ですので、昔ながらのデザインはちょっと。
この土鍋は、寄せ鍋などのナベ料理より、洋風の料理で使えそうですね。
大きさはだいたい25~30㌢くらいだったでしょうか。
けっこう大きめで、持つとずっしりとしましたねえ。
by ナツパパ (2010-11-20 09:43) 

小肥り

そうだなあ・・・たまには己の心にも爽やかな香りで満たしたい。
展覧会などというものに長く行ってない。
行かなきゃダメですね。
スレッカラシのペンペン草も生えないような毎日を
送ってちゃだめですね。
by 小肥り (2010-11-20 10:09) 

YAP

ステキな作品が並んでいますね。
私は陶芸とか、正直なところサッパリなのですが、写真に写っている優しい丸みを帯びたオクムラさんの作品は、魅かれるものがあります。
by YAP (2010-11-20 18:36) 

ナツパパ

小肥りさん。
>スレッカラシのペンペン草も生えないような毎日を...
なにを仰いますやら(笑)。
小肥りさんのお散歩の、悠々閑々として滋味溢れるも様子は、記事を拝見しているわたしには憧れです。
それを簡潔な文章で表してしまわれるのですから、毎回うーむ、と唸るばかりで。
わたしは本当におしゃべりで...簡潔に、は心がけているのですけれど。
...ほら、もうこんなに書いてしまいました(笑)
by ナツパパ (2010-11-21 08:59) 

ナツパパ

YAPさん。
オクムラさんの器は、色合いなど地味なのですが、使ってみると飽きません。
毎日の器は、派手なものより、こうやって色合いを抑えた方が良いようですね。

器など身の回りのものって、出会いは縁だなあって思うんですよねえ。
着るものでも家電でも、そして器でも、それこそ溢れるほどのものがあるわけで、
その中で、あ良いな、と思えたものは、もう縁があったとしか考えられません。
余裕があったら、縁を感じたものを、一つ手に入れてみるのも面白いかも知れませんね。
わたしはそうするようにして、日々の生活が豊かになったように感じますよ。
by ナツパパ (2010-11-21 09:06) 

ナツパパ

maiさん。
nice、ありがとうございました。
流行のカフェには疎くても、老舗の甘味屋には詳しいナツパパです。
目白駅すぐの「志むら」のぜんざいはとても美味しくて、ついお代わりをしそうになり
妻にたしなめられました。
ううう...どうして分かっちゃったんだろう、と不思議です。
仕方ないので、帰宅したあと小豆を煮て、ぜんざい風を作っちゃいました。
そしたら、息子があっという間に食べてしまい...ううう。
by ナツパパ (2010-11-21 09:12) 

ナツパパ

suzuranさん。
nice、ありがとうございました。
器作りって本当に手間がかかるものだなあ、と思います。
土をこねてしばらく寝かし、そのあと轆轤で挽いて整形し、下焼き。
絵付けをしてもう一回上焼き...その間に当然不良品も出てくるわけで。
これはもう好きじゃなきゃ出来ない、と思います。
オクムラさんの器の画は、描いたものではなく象嵌のものがあります。
同じ陶土で出来たパーツをさらに埋める方法で、とても手間が掛かります。
できあがりが素晴らしいのですが、その手間を考えると、脱帽です。
by ナツパパ (2010-11-21 09:25) 

myumyu

素敵な陶器がオシャレなギャラリーで、とっても使い良さそうな器ですね。
by myumyu (2010-11-21 17:24) 

ナツパパ

myumyuさん。
ギャラリー・ルヴァンには、わたしも初めて伺ったのですが、ほんと良いところでした。
駅から近いのに、回りは住宅街で静かですし、オーナーの方も穏やかな雰囲気で、
店内にいる間中、気持ちが寛ぎました。
ここのオーナーは、ソムリエナイフをカスタマイズして下さる方で、店内にはその作品も飾られており、
それがどれも素晴らしい出来映えなのでした。
ワインに興味をお持ちの方には、ぜひ一度ご覧頂きたいなあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2010-11-21 20:26) 

ナツパパ

MIさん。
nice、ありがとうございました。
日々の暮らしでは、手間を掛けてあれこれする、というのは難しいことですよね。
とくにお仕事を持っていらっしゃる方だと、なお一層大変だ、と思います。
我が家では、わたしはもちろんですが、妻もピアノ教師の仕事をしていますので、
いろいろな手抜き料理を画策しているわけです。
それでも、家族で気に入っている器に盛ると、それで満足できるのは、
器好き一家だからかも知れませんね。
器に助けられているナツパパ一家なんです。
by ナツパパ (2010-11-21 20:40) 

ナツパパ

macharunさん。
nice、ありがとうございました。
モノを撮るのは難しいなあ、とつくづく思いました。
このギャラリーでは、写真どんどん撮って下さいね、とOKが出ましたので、
喜んでパチパチやっていたのですが、出来映えは、うーん。
モノ中心で行くのか、全体の雰囲気中心で行くのか...今回は中途半端になってしまいました。
反省...次回はもう少し、を目指して。
by ナツパパ (2010-11-22 08:24) 

ナツパパ

こけもも:さん。
nice、ありがとうございました。
先日入間基地の航空祭のご一緒したM先生が「白いレンズ」を入手されたとか。
キャノンユーザーの憧れ、白いレンズを手に入れて本当に嬉しそうでした。
それを聞いたわたしは...ううう...平常心を念じつつ、ただただ我慢です(笑)
年末ジャンボ宝くじ、今年は少し多めに買おうかしら。
by ナツパパ (2010-11-22 08:27) 

ナツパパ

山子路爺さん。
nice、ありがとうございました。
今のところ気温の高い日が続いている東京ですが、油断は出来ません(笑)
きっともうすぐ寒い冬がやってくるはずですので、ナベはそのときのために準備をしなければ。
今回求めたナベは、深さがないので、蒸し焼き風の料理に合うかも知れませんね。
夫婦してあれこれ考えているところなんです。
by ナツパパ (2010-11-22 19:16) 

ナツパパ

hideyuki2007yさん。
nice、ありがとうございました。
なにしろ夫婦して器好きなものですから、こうやってお付き合いのある作家さんの展示会に行くと、
双方好みの器を選んでしまいます。
全部持ち帰るわけにも行かないので調整するわけですがね、その時に出る家族内権力構造(笑)
...ええっと、持ち帰り率は、だいたい妻8割わたし2割、という感じでしょうか(笑)
by ナツパパ (2010-11-25 08:33) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
nice、ありがとうございました。
この展示会では、宝瓶と湯呑みを一つずつ求めました。
湯呑みがちょっと大振りで、ちょうどまりのように円い形なんです。
わたしの手にぴったり...女性のオクムラさんなのにどうしてjにんな大きな湯呑みを、
と聞きましたら、私手が大きいんですって。
比べてみたら、たしかに女性にしては大きな手のひら...なるほど、と納得してしまいました。
by ナツパパ (2010-11-26 20:12) 

ナツパパ

くーぷらんさん。
nice、ありがとうございました。
お正月の今日、オクムラさんの器も大活躍でした。
そうそう、昨晩の年越しそばにも。
気に入った器というのは、使っていて気持ちが良くなるものですね。
by ナツパパ (2011-01-01 21:29) 

小樽のファン

はじめまして ナツパパさん!

自宅の大掃除をしていたら 
結婚前によく行く喫茶店で買い求めていた
「オクムラケイコ」さんの名刺のようなものが出てきました。
とても懐かしくなり ついネット検索してしまいました。
(今どきの行動でしょうか?)

出会いは(作品との)もう25~27年前になるでしょうか?
我が家にも 湯のみ・急須・コーヒーカップなどあります!!
大事に使っています。

今も作品を作り続けていることを知り とてもうれしくなりました。
どうもありがとうございました。


by 小樽のファン (2011-01-23 22:07) 

ナツパパ

小樽のファンさん。
はじめまして、ようこそ。
その喫茶店は、南小樽「住吉神社」近くの「Baq」ではありませんか。
普通の家の離れ、階段を上っていくとあった...。
わたしたち夫婦、というより、結婚前の妻が、そのお店でオクムラさんの器に出会い、
そのあと二人でその喫茶店によく行きましたっけ。
惜しいことに店は閉じられ、ご主人は引っ越されて、家も建物もなくなってしまいました。

オクムラさんのうつわを大切にお使いのご様子、大変嬉しく存じます。
こちらこそ、お便り、ありがとうございました。
by ナツパパ (2011-01-23 22:17) 

小樽のファン

早速のコメントありがとうございます。


そうです、 神社横の「Baq」です!

よく通っていました、懐かしいです。

優しいママさんと たくさんの小物たち

いい時間でした。


ネットでまた出会えて不思議な感じです。
(便利になりましたね!)


またお邪魔いたします☆
by 小樽のファン (2011-01-23 23:39) 

ナツパパ

小樽のファンさん。
あ、やはり「Baq」でしたか。
おっとりしていて、明るい良い店でしたね。
コメントをいただいて、昔の写真を撮りだし眺めてしまいました。
懐かしいことがいろいろ思い出されて...。
またぜひお寄り下さいね。
by ナツパパ (2011-01-24 07:50)