SSブログ

佃島の獅子 [街あるき]

 

 

    521.JPG

 

 勝鬨橋を歩き、隅田川を東に渡ると、そこは勝ちどき、そして月島という地域になる。

 以前は、銀座や築地といった街から比べると地味な印象の土地だったのだが、最近はそうでもないみたい。

 何十階にもなる高層のマンションが建ち並び、また、今も建設中で、いかにも現代的な風景が広がっている。

 ...とは言っても、まだまだ昔ながらの街並みが残る土地柄でもあり、新旧の対比がなかなか新鮮にも思える。

 

 その月島から歩いて佃の街に入ると、やはり高層マンションと下町の家並みが見られた(写真上)。

 佃の街はこの船溜まりを中心にして広がっているのだが、歩いていくと、昔ながらのものが残っているのだった。

 

 

 

    522.JPG

 

 佃の隅田川沿い、今はなき「佃の渡し」すぐ近くに「天安」という佃煮屋がある(写真上)。

 この店は、いわゆる佃煮の元祖であって、幕末の天保8年創業、折り紙付きの老舗である。

 

 ところで、大阪の佃煮が昆布主体であるのに対して、東京の佃煮は魚介が中心。

 佃煮とは、佃島の漁師が、ここ佃付近の江戸湾で獲れた江戸前の魚介を使って作り始めたのだとか。

 木造の、風情ある佇まいの店は、いかにも老舗を思わせる作りだった。

 

 

    523.JPG

 

 この店に、友人のS君とやって来たのは、先ず美味しい佃煮を手に入れたかったから。

 

 もう一つは、看板を支える獅子一対を見物するため。

 大きく立派な看板を、下から支える獅子は、なかなか手の込んだ作りだった(写真上)。

 このところ、狛犬にも獅子にも縁遠かったわたしたち、久しぶりに獅子を見て満足した。

 

 それにしても、こうやって手間をかけて店を飾る、その遊び心がなんとも素敵ではないか。

 

 

    525.JPG

 

 さて、「天安」から少し北に行くと、佃島一帯の鎮守、「住吉神社」がある。

 ここ佃島は、徳川家康が江戸に入ったとき、摂津国(今の大阪府)佃村の漁師33人に土地を与えたのが始まり。

 その33人と一緒に、大阪佃村にあった「住吉神社」も分祀されてやって来たのだそうだ。

 

 佃島は、当初は墨田川河口の小島、それを百間四方まで埋め立てて広げ、江戸に魚を供給する漁村したのである。

 神社の縁起に1646(正保2)年創建とあるのは、埋め立ても一段落して、街並みが出来上がった頃なのかも知れない。

 

 

    526.JPG

 

 住吉神社の境内は、住宅がぎっしり建ち並ぶ佃の街並みから見るとずいぶん広く感じられる。

 その広い前庭のある境内は、秋の日差しが溢れ、とても気持ちの良い空間だった。

 

 入口近くの手水舎は江戸末期の建造、きめ細やかな彫り物がたくさんあって、どれも漁に係わりのあるもの。

 さすが漁師町の鎮守様である(写真が無く、すみません)。

 手水舎の柄杓には、大阪佃からの寄進者の名前も書いてあり、いまだに繋がるえにしを感じる(写真上)。

 

 入口近くには、狛犬が建っていた。

 さほど古い狛犬とは思えないが、阿吽に分かれ、端正な姿形と顔立ちが好ましい。

 久しぶりの狛犬見物がなんとも良い気分...静かな境内で、わたしとS君は十分に見物し、堪能したのだった。

 

 

 

    527.JPG

 

 さて、「天安」で求めた佃煮...風情のある包み紙がいかにも江戸前で、なかなかよろしい...

 ...3種類求めたうち、貝もアミも美味しかったけれど、気に入ったのは、貝のヒモの佃煮(写真上・下)。

 

 貝のヒモというと、北海道では干したホタテ貝の干物を売っていて、わたしも好きでよく食べる。

 ただ、干すと固くなるので、かみ切るのが一苦労...アゴが痛くなったりするのも大変で。

 その点、この佃煮は、甘辛くいい塩梅で煮あげている上、柔らかくなっているのが良かった。

 

 このところ、この佃煮は、ご飯のお菜に、また、お酒のお供に、なかなかの活躍ぶりである。

 そのせいか、あっという間に無くなり...つつある。

 近々佃煮を求めに、佃島まで行かなければならないようだ。


nice!(24)  コメント(37) 
共通テーマ:旅行

nice! 24

コメント 37

コメントの受付は締め切りました
ひろころ

この佃煮は、見るからに美味しそうですね~♪
貝のヒモ、好物です。今度探しに行って来ようかな(笑)

住吉神社の狛犬も凛々しいですが、天安さんの看板を支える獅子たちがイイ表情ですね(^^*)
この細部まで作り込まれた装飾に、老舗の粋を感じます(._.)φ
by ひろころ (2009-12-01 10:15) 

orange

母は70年前その辺りの住人でした。先日も久しぶりに東京へ連れ出し八重洲口から昔の家の方へ散歩をしました。角々に昔の面影が残り、感激していました。認知症がボチボチ始まっているのですが、昔の記憶は鮮明です。
by orange (2009-12-01 11:07) 

gop

佃島とくれば、鬼平。長谷川平蔵が作った人足寄場を思い浮かびますねぇ。
http://www.cleanup.co.jp/life/edo/38.shtml
これだけの土地、良く埋め立てたもんです。

by gop (2009-12-01 12:44) 

MORIHANA

朝、炊き立てのご飯に季節野菜と揚げの味噌汁、
それにこんな佃煮があったら、いうことありません。
口当たりの柔らかい、辛過ぎない日本酒のアテにも(^^

看板の獅子、愛嬌のある風情でいいですね。
東京は街ごとに表情も楽しみも違います。
だからこそ、散歩の冊子、雑誌の類やTV番組
「ちいさんぽ」が、根強い人気なのでしょうね。
在住の方がつくづく羨ましい。
by MORIHANA (2009-12-01 18:17) 

tateichi_m

私も佃煮が好きで、昆布の本場北海道の利尻昆布とやらを頂いたので、
干し椎茸と一緒に山椒をからめて作りました。

佃島!鬼平犯科帳のエンディング、「インスピレーション」を想い出します。
by tateichi_m (2009-12-02 01:48) 

じゅんぺい

狛犬さんが看板を支えているんですね!
ほかほかご飯に美味しい佃煮!
若い頃はパン党だったので食べたいとも思いませんでしたが、今やすっかりご飯党です(笑笑)
by じゅんぺい (2009-12-02 07:26) 

YAP

佃で発祥したから「佃煮」なんですね。
保存食として、昔の人の知恵でできたものでしょうが、今もこうしてご飯のお供として継がれてきてるのですね。
by YAP (2009-12-02 07:47) 

manamana

ほんとに惚れ惚れする見事な看板ですね。
新しい街と古い町が共存して、
伝統の味を楽しめるなんて、
いわゆるニュータウンとはひと味違う素敵な点ですね。
by manamana (2009-12-02 08:26) 

ナツパパ

ひろころさん。
佃煮の老舗には代々受け継がれたタレがあると思うのですが、「天安」のタレはとても美味しかったです。
その味わいで煮あげた佃煮ですから、おそらくどれを求めても美味しく頂ける、と思いますねえ。
これで、贔屓の佃煮屋さんが2件に増えて、嬉しいんです。
きっとまたすぐ佃島に行くと思います。
最寄りの駅は月島駅なんですがね、わが家から一本で行けるのも嬉しいところです。
by ナツパパ (2009-12-02 08:30) 

ナツパパ

orangeさん。
月島から佃にかけて、昔ながらの街並みが残っている地域だなあ、と思いました。
それは懐かしい風景で、子どもの頃のことをあれこれ思い出してしまいましたっけ。
目や耳から受ける刺激というものは、思っている以上に力を持っているものだなあ、と思います。
お母様も以前お住まいだった頃のことを思い出されたのではないでしょうか。
それがいい刺激となってくれると良いですね。
by ナツパパ (2009-12-02 08:35) 

ナツパパ

ほりけんさん。
nice、ありがとうございました。
「佃の渡し」もそうですが、隅田川の両岸を結ぶ渡し船はたくさんありました。
不思議なことに、渡し場の多くは明治に入ってから始まったか若しくは盛んになった所なんですね。
江戸時代に定期的に営業していた渡し船は意外と少ないのには驚きました。
何故かはまだ不明なのですが、調べてみようと思っています。
by ナツパパ (2009-12-02 08:39) 

ナツパパ

gopさん。
そうですね、石川島と佃島、隅田川の島にはいろいろな施設があったようですね。
gopさんのアドレスにある地図を見ると、佃島など、江戸の街から完全に離れていますし、
もう隅田川河口というより湾内になってますよねえ。
これだけ離れているので、隔離ができるのも便利だったのでしょうね、きっと。
by ナツパパ (2009-12-02 08:42) 

ナツパパ

MORIHANAさん。
ここの佃煮は、それほど濃くない味わいなので、お酒の摘みにも合う、ように思います。
おそらく、以前でしたらもっと濃い味わいだったのだろうと思いますが、趣向の変化に対応して
軽い味わいに直しているのかも、なんて思いました。

東京を散歩していて感じることは、MORIHANAさんの仰るように、それぞれの地域で
街の顔立ちがずいぶん違うなあ、ということです。
東京をひとつの街として捉えることは、ちょっとムリなのじゃないかなあ、と思います。
各地域の集合体、と考えた方が分かりやすいかも知れませんね。
by ナツパパ (2009-12-02 08:48) 

ナツパパ

MERIさん。
nice、ありがとうございました。
大阪に伺うと、どうしても時間を作って買いに行くのは、昆布の佃煮です。
わたしの贔屓は、戎橋筋にある「をぐら屋」さん。
分厚い昆布を柔らかく、そして実に美味しくしている技にはいつも脱帽しています。
デパートで売っている昆布の佃煮に比べると値段は張るのですが、それを補ってあまりある
美味しさだなあ、と思っています。
ああ、また大阪に行きたいなあ。
by ナツパパ (2009-12-02 08:51) 

ナツパパ

tasuchanさん。
nice、ありがとうございました。
神社や狛犬大好きのナツパパです。
神社の境内で茫然としていると落ち着くんですよね。
何故だろう、と思わないでもないのですが、考え始めると落ち着かなくなりますので(笑)
tasuchanさんの京都魔界探訪、良いですねえ。
わたしこういう企画大好きなんです。
ずっと遡って拝見させて頂きました。
by ナツパパ (2009-12-02 08:56) 

ナツパパ

ハゲアメリカーノさん。
nice、ありがとうございました。
下町、ではないのですが、わたしの父方は深川の先に住んでいました。
親戚も多く、今でも隅田川の向こうあちこちに住んでいます。
その人たちと話して思うことは、下町の良い所ってあっさりしているところかなあ、ということ。
付き合いにしてもベタベタせず、間のとり方が実に良いんですよねえ。
それが街暮らしということなのかも、と思ったりします。
by ナツパパ (2009-12-02 09:01) 

ナツパパ

tateichi_mさん。
おお、山椒と昆布の佃煮、それは美味しそうです。
しかも昆布は本場の利尻もの...じっくり時間を掛けて作ると、店売りの品より
ずっと美味しいものができるのでしょうねえ...おっと、ヨダレが(笑)

「鬼平犯科帳」のインスピレーション、良い曲でしたね。
いかにも池波正太郎さん好みで。
鬼平犯科帳も読んでいると、似合うのはジャズ、のように思いますし。
by ナツパパ (2009-12-02 09:05) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
なかなか良い味わいの顔立ちが素敵な獅子でした。
こういうさらっとした遊びが、粋、というものなのかも知れませんねえ。
わたしは練馬育ちなので、どうも「粋」というあたりに疎くて確言はできないのですがね。
でも一見の価値が、とくに狛犬好きのわたしやS君には、あるように思いましたねえ。
by ナツパパ (2009-12-02 09:09) 

ナツパパ

YAPさん。
佃煮を食べるたび、ご飯のおかずとしてあうなあと思います。
昔の人は、今よりずっとたくさんご飯を食べたそうですので、欠かせないおかずだったのでしょう。
今でも下町には、老舗の佃煮屋さんが何軒もあります。
それぞれの美味しいタレが自慢ですが、どれもご飯に合うことは驚くばかり。
昔からの知恵を今でも愉しめるというのは嬉しいことだと思いますねえ。
by ナツパパ (2009-12-02 09:13) 

ナツパパ

manamanaさん。
新しくできた街と古くからの街が共存している魅力が、この界隈にあります。
銀座や大手町、といった都心から至近の立地ですから、今のようにマンションが林立するのは
交通機関が発達してくると、必然的な結果だったのかも知れません。
でも、それに流されず、昔ながらの伝統も続いているところに素晴らしい価値があると思いますねえ。
とくに、一戸建ての家が並び、今でも地域のつながりがある街並みは素晴らしいですね。
by ナツパパ (2009-12-02 09:18) 

myumyu

随分前、母に連れられ、佃島まで佃煮を買いに行きました、私はご飯に振り掛けるアミがお気に入りでした、甘いイカも大好きでした、店構えが懐かしいです。
by myumyu (2009-12-02 20:09) 

gillman

カミさんは深川で生まれて育ったんですが、そこも今ではマンションだらけ。この間深川から佃あたりまで歩いた時もどこもマンションが立ち並んでいました。落語の『佃祭り』に出てくるような風情はなかなか出合えないようです。
でも佃煮の味にかろうじてそんな時代の匂いが残っているのがうれしいですね。
by gillman (2009-12-03 06:50) 

ナツパパ

今造ROWINGTEAMさん。
nice、ありがとうございました。
小魚を加工して保存するのは、昔からあちこちで行われてきたのでしょう。
佃煮に限らず、様々な加工品が日本各地で見られますものね。
愛媛の「二名煮」もその一つと思います。
わたしは「二名煮」が好きで、以前は送ってもらいましたが、最近、東京の愛媛県アンテナショップでも
売っているので助かります。
by ナツパパ (2009-12-03 08:09) 

ナツパパ

myumyuさん。
あっ、わが家でも、アミの佃煮は好評でした。
隣に住む父にも分けたのですがね、美味しかった、と言ってきて、もう無いのか?って(笑)
今週末は、父を車に乗せて佃島まで行くことになりそうです。

そうそう、いかで作った甘い佃煮、あれ子どもの頃から好物でした。
最近見ないなあ、と思っていたら、天安にはありましたねえ。
忘れずに買ってこなくちゃ。
by ナツパパ (2009-12-03 08:13) 

ナツパパ

da-kuraさん。
nice、ありがとうございました。
築地から月島、佃、と歩いていくと、この地域が狭い範囲に固まっていることに驚きました。
だいたい3~4時間もあれば一通り回れてしまう広さなんですよねえ。
でも、奥が深そう。
行くたびになにか発見があるよ、といっていた友人を思い出しました。
それも散歩の愉しみ、の一つなのかも知れませんね。
by ナツパパ (2009-12-03 08:17) 

ナツパパ

gillmanさん。
仰るとおり、今や隅田川の東側は再開発という名前のマンション建設ラッシュですね。
都心に近く、またお台場などの新しい地域にも近く、便利な土地柄が目を付けられたのでしょう。
人口減に悩む中央区や千代田区、などにはこのマンション建設は朗報だと思います。
ただ、以前からのコミュニティーと上手く折り合いが付いているのかしら...
と、傍から見ていてちょっと心配になります。
by ナツパパ (2009-12-03 08:21) 

めぎ

たしか月島という当たりに私の友人が住んでいるんですよ。その、超高層マンションに。一度そのゲストルームに泊まらせてもらったんですが、50階からの眺めはうちのドイツ人には宇宙ステーションのような経験でした。ベランダの窓を開けるのがほぼ困難なほど風が強かったです。都心に近くて・・・と言うより都心そのものですよね・・・便利ですけど、その辺りの風景は作られた無機質な街並みで、まさに宇宙ステーションでした。
そんなところの近くに、佃煮の発祥地があるのですよね。10月に実はその辺りに行ったんですが、夜でしたので佃煮は買えませんでした。川を挟んで向こうが宇宙ステーション地域、こちら側が以前からの地域、と傍目にもハッキリしてましたねえ・・・
そうそう、めぎは昔の二中の出身です。A丘高校とは学区が違いましたねえ。ちょうどめぎの頃に札幌を二つの学区に分けたんですよ。それがつい最近廃止されてまた統合したそうですね。
by めぎ (2009-12-03 23:20) 

ナツパパ

Travelerさん。
nice、ありがとうございました。
月島、佃、とこの地域を歩いていくと、人の暮らす匂いを感じます。
それがなんとも良い雰囲気で...。
昔ながらの街は、盛り場にも郊外の住宅街にも無い、独特の人なつっこさがあって好きですねえ。
おそらく、日本各地、そして世界中あちこちにそういった地域があるのでしょう。
いつか歩いてみたいなあ、と思っているのですが、さて。
by ナツパパ (2009-12-04 08:21) 

ナツパパ

ぼんぼちぼちぼちさん。
nice、ありがとうございました。
隅田川を眺めていたら、貨物船や水上バスなど、けっこう多くの船が通過していきました。
自動車輸送が主流になっても船運もまだ残っているのだなあ、と心強く思いましたねえ。
船運のコストは、大雑把に言って自動車の1/100程度と聞いたことがあります。
もっと船運を使えば良いのにって思いますが...なかなか難しいのかな。
河川を使った船運、江戸時代は広く使われていたんですけどねえ。
by ナツパパ (2009-12-04 08:28) 

ナツパパ

xml_xslさん。
nice、ありがとうございました。
佃島の「住吉神社」には、大きな神輿があるそうで、お祭りはそれはそれは賑やかなのだとか。
考えてみれば、お江戸の、しかも下町のお祭りですからね、賑やかじゃないわけはないですよね。
良いなあ、なにしろお祭り大好きなので、一度見てみたいなあ、と思っているところです。
来夏はぜひ!
by ナツパパ (2009-12-04 08:33) 

ナツパパ

めぎさん。
ほ、ほほぅ...50階ですか、それはすごい眺めでしょうねえ。
わたしには考えられないなあ...なにしろ高所恐怖症なんです(笑)
ベランダに出ることはもちろん、窓際にも寄れないんじゃないかしら。
住んでいらっしゃる方はもう慣れているのでしょうか。
わたしもしたから眺めていただけですがね、宇宙ステーション、という言葉が実感できて
ただただ茫然としちゃいますねえ。

めぎさん、昔の二中ご出身でしたか。
妻の実家の男共は、みなめぎさんと同じ学校に通っていました。
義父はそれこそ二中時代、義弟、義弟の二人の男の子、今は一番下の姪が3年生で在学中です。
自由で開放的な校風だそうですね。
姪っ子も今年受験、どうか目指す学校には入れますように、と願っているところです。
by ナツパパ (2009-12-04 08:41) 

ナツパパ

ヨタ8さん。
nice、ありがとうございました。
わが家では、毎朝当たり前に食べている佃煮なんですが、店によって味が違うこと驚くばかりです。
長年継ぎ足しして守っているタレの味、というものなんでしょうね、きっと。
わが家でいつもいただく佃煮は、日暮里駅近くにある店のものなんですが、
この時期お歳暮の発送で大忙し。
11月末頃にいつもより大量に買ってくるのが習慣になってしまいました。
by ナツパパ (2009-12-12 08:55) 

ナツパパ

くーぷらんさん。
nice、ありがとうございました。
佃煮の美味しさは、良くなれたタレの味に尽きるなあ、と思います。
それで、いつも買うのは、古くからの店のものになってしまいますねえ。

大阪に行けば、戎橋筋にある「をぐら昆布」。
先ず以て店が大好きなんです。
対面販売で、年季の入った店員さんとあれこれ相談しながら買う愉しさ。
昆布や佃煮のあれこれを、わたしはこの店でずいぶん教わりましたっけ。
もちろん味わいも絶品で...しばらく行ってないなあ、大阪に。
by ナツパパ (2009-12-12 09:00) 

ナツパパ

whiresoxさん。
nice、ありがとうございました。
この土曜日も、父を誘って佃島まで行ってきました。
この記事のとき求めた佃煮を父に分けたら、どうしても行きたい、というので。
おかげで、また美味しい佃煮がわが家にもやって来ました。
ちょっと多めに買ったので、これで年末まで大丈夫、と思います。
...ただ、父が、お歳暮をこの店で、というので、また行かなくてはならないかも。
by ナツパパ (2009-12-14 08:24) 

ナツパパ

飛狼さん。
nice、ありがとうございました。
父に「天安」の佃煮をお土産に渡したら、嵌ってしまい、その後何回も通うことになりました。
お歳暮に、と言って1回、送る人の追加で1回、うちで食べる佃煮の補充で1回...
いやはや、大騒ぎです(笑)
by ナツパパ (2009-12-21 08:22) 

あんこ

昨年の夏でしたか、天安を訪れたのですが看板の獅子には
全然気づきませんでした。
きっと佃煮のケースばかり見ていたのです^^l
ちょうどお祭りを控えた時期だったので街中が活気にあふれていました。
船渡御を一度見てみたいものです。
天安の佃煮は関西人の私には少しばかり濃い口に感じられました。
塩昆布といえば私は大阪「神宗」です。
それぞれごひいきがあっておもしろいですね。
by あんこ (2010-01-01 03:38) 

ナツパパ

あんこさん。
あっ、そうかも知れませんね。
以前、関西の友人と話をしていて、東京から関西に持っていくお土産がない、といいましたらね、
関西には、東京のあのしょっぱい佃煮はないなあ、といっていましたっけ。
それで、却ってお土産として喜ばれるかも、ということでしたが、そうでもないみたいですね。
佃煮のような日常の味わいはあまりいつもと変わってもイケナイのかも知れませんねえ。
大阪「神宗」さんははじめて伺いました。
今度大阪に伺うことがあったら手に入れてみたいと思います。
by ナツパパ (2010-01-01 16:45)