修行の成果 [食べもの]
人間修行が大切だ、つくづく思うこの頃である。
わたしはついこの間まで全くお酒がダメ、いわゆる下戸だった。
ビールをコップ半分も飲むと顔は真っ赤で心臓どきどき、と言う状態になってしまうのであった。
それで、宴会や飲み会の席でも、わたしだけウーロン茶で過ごしてきたのである。
ところが、去年の秋頃から様子が変わってきた。
体型が変わって体調も変わったのだろうか、少しだけならお酒も大丈夫になってきたのである。
ビールなんか小ジョッキを頼んじゃったりして...
そうこうするうちに冬。
寒い時期に寝酒が一番、と友人が送ってくれたお酒を頂くうち、お酒が美味しく思えてきた。
最初は湯呑みにほんの少し...それが湯呑み半分になり、湯呑み八分目になって...
今や、徳利と盃を使ってお酒を頂く本格派となったのである。
そうなると、器の好きなわたしのこと、以前から集めた酒器をあれこれ選んで使うようになった。
お酒はずっと「呉春」。
「ナツパパさんには、これが適うでしょう」 と友人が送ってくれた分は、ずいぶん前にお終いになってしまった。
で、友人にお願いして、新たに送ってもらっている。
今や納戸に7本のストック(写真上)。
「あーあ、本当の酒呑みになっちゃったよ」 と妻は嘆くが...
日々の楽しみが一つ増えて、なんだか夜が待ち遠しいこの頃である。
おまけ
上の写真は、ある日の寝酒を再現したものです。
花の文字が、これからの時期に似合いの徳利と、大ぶりの備前焼平ぐい呑み。
そして、肴は径山寺味噌。
飲んだらすぐ休むので、これくらいの肴が胃に負担とならず翌朝楽なんですよね。
いつもこんな感じで愉しんでいます。
嗚呼!ついにここまで…(笑
痩せたことで本当に体質が変わったのかもしれませんね。
度が過ぎれば毒にもなりますが、適量ならば、
これまでのコレクションも楽しめますし。
趣味がひとつ増えて、人生が益々豊かになりました、ね。
いつか、札幌でお酒を酌み交わせる日を楽しみにしています。
by MORIHANA (2008-03-17 09:36)
ふふふ、良い事です。 酒は百薬の長と言うではありませんか。
小生は飲みすぎで肝臓に負担がかかりすぎ、機能を補う薬を服薬中だったりしますが…。
呉春、興味あります。 酒が飲めなかった人を飲めるようにさせたその味とやらをぜひ試してみたいと思いますが、普通に売っているのでしょうか。
by 炎遊人 (2008-03-17 14:56)
呉春ですか、大学通りの花見でお待ちしております(^^
by gop (2008-03-17 20:08)
おぉぉぉぉ!おめでとうございま~す??(なんのこっちゃ)
もうこうなったら私が日本に帰ったときは一緒に餃子パーティーで酒盛りですね!!
by こきさんじ (2008-03-17 23:24)
MORIHANAさん。
日々のたのしみが一つ増えるだけで、一日が愉しくなるものですね。
一日が終わるときにいい句読点が出来たと思います。
そうそう、肴がもう一つありました。
妻と息子と話をしながらお酒を頂くのですが、そのときの会話も美味しい肴でした。
by ナツパパ (2008-03-18 08:23)
炎遊人さん。
酒飲みの叔父に「呉春」を出したことがあります。
彼曰く「うーん、甘口だなあ。甘いとたくさん飲めないなあ」とのこと。
お酒が好きな方は辛口のお酒がいいそうですね。
初心者の好みは、やはりちょっと違うのかもしれません。
機会がありましたら一本持参しますので、試飲していただきたく。
by ナツパパ (2008-03-18 08:26)
gopさん。
そうそう、去年の春、国立の大学通りでしたね。
gopさんご一行がお花見をされていた脇を、わたしと友人が通ったのでしたねえ。
今年もご予定がありますか?飛び入りでもお目にかかれたら良いなあ。
by ナツパパ (2008-03-18 08:29)
こきさんじさん。
あ、ありがとうございます。
自分にとっての適量を守っている限り、お酒って美味しいものですねえ。
わたしの場合は、だいたい一合、それ以上は増えそうもありません。
おまけに飲むとすぐ眠くなってしまって...お外でのデビューは出来るのでしょうか(笑)
by ナツパパ (2008-03-18 08:32)
あ、ありがとうございます。
なんだか催促しちゃったような…。
ではこちらもなにか用意してみます。
いずれにせよ無事帰還しないことにはなりませぬ。
by 炎遊人 (2008-03-18 16:44)
以前どこかに書きましたが私の父も下戸に近い人だったのに50を越えてから“大酒呑み”になりました(笑)
「歳をとって神経が麻痺してきたんじゃない?」と口の悪い母娘が言っていましたが…(爆)
あ、もちろん、ナツパパさんがそうだなんて言っていません~(苦笑)
by じゅんぺい (2008-03-18 18:06)
炎遊人さん。
中東で孤軍奮闘中の炎遊人さんに楽しみが出来たのでしたら、わたしも嬉しいです。
お元気でのご帰国をお待ちしていますからね。
by ナツパパ (2008-03-19 08:26)
じゅんぺいさん。
そうでした、お父上は50歳を過ぎてから、お酒もそしてスキーも上達されたのでしたね。
先輩にそういう方がいらっしゃると、わたしも励みになります...春には2合に?(笑)
でも、家族で他愛もない話をしながらお酒を頂くって愉しいものですね。
きっと、お父上もじゅんぺいさんや妹さんそして奥様とお話をするのが嬉しかったんだと思いますよ。
by ナツパパ (2008-03-19 08:30)
xml_xslさん。
niceを、ありがとうございました。
今年のスギ花粉、長く飛ぶようで、なかなか予報から「多く飛ぶ」が無くなりませんね。
わたしは花粉症なので、それが出ている間は禁酒のナツパパです(泣)
by ナツパパ (2008-03-19 08:32)
酒は百薬の長と申しますが、小生も毎日少量(?)いただことで(いにしえの昔には実験用のエタノールを嗜んだこともある私ですが…)
一日の疲れや鬱憤を晴らしております。楽しく飲める程度の量で、しかも飲み方さえ間違わなければ、とても健康的な習慣だと思っております。
また、北京での宴会を思い出して、ご一緒に楽しく飲めれば…と期待しています。
by H小学校のMより (2008-03-19 23:54)
M先生。
毎日大変なお仕事が続くM先生、そうやってストレス解消は大切なことだと思います。
先生の仰るとおり、たのしくいただける、ということが大事だと思います。
わたしも愉しくいただいているのですが、話し相手の家族は、はて?(笑)
4月になりましたらぜひご一緒に。
by ナツパパ (2008-03-20 09:20)
ついに辛党にも進出ですね!(^0^)
ナツパパさんのことですから、早晩、つまみとの組み合わせにも、こだわりがでてくるのではないかと・・・。
またひとつ、“シリーズ”が加わりそうで、楽しみです♪
by きょうパパ (2008-03-20 20:28)
きょうパパさん。
この頃思うんですが、寝酒で始めたのがどうも拙かったんじゃないかなあ...って。
飲むとすぐ眠くなってしまって...条件反射みたいに(笑)
お外デビューがなかなか出来ないのは困ったものです(笑)。
by ナツパパ (2008-03-21 08:27)