二子里芋を愉しむ [食べもの]
ある朝、宅配便のお兄さんが届けてくれたのたのは「二子里芋」の箱だった。
わが家では、毎年秋になると、「JAきたかみ」にお願いし、この「二子里芋」を送ってもらう。
二子里芋とは、岩手県北上市郊外の二子地区で獲れる里芋で、北上市の名産。
全国的な知名度は今ひとつだけれど、岩手県内では、品質と味わいで有名な里芋なのである。
東北の秋は里芋料理が美味しい...で、値段は多少高めでも、この里芋はすぐに売り切れてしまうのだ。
大船のお土産に [食べもの]
JR大船駅は、5本のホームを持つ大きな駅で、各方面行きの電車が頻繁に発着する(写真上)。
東海道本線、横須賀線、根岸線、と3つの線路が集まっているので、それぞれに乗り換える乗客も多い。
そのせいか、ここ大船駅には駅弁を売る店がある...1888(明治31)年創業の「大船軒」である。
東海道本線は我が国のメインライン、老舗中の老舗であるから、駅弁を売る駅が多い。
たとえば、横浜では「崎陽軒」のシュウマイ弁当、ちょっと先の小田原では、「東華軒」のあじずしなどなど。
どの弁当も昔ながらの味わいがとても美味しい。
ここ「大船軒」の弁当も、また、美味しいので評判なのである。
せっかく大船駅に来たのだもの、お土産にしましょう、と思い立った。
8月のおやつは「とらや」で [食べもの]
港区の高輪界隈というと、国道1号線、そしてJR東海道線の山側に当たる地域なのだが、今も閑静な住宅街である。
歴史を感じさせる住宅が建っていたりして、まだまだ人々の暮らしが残っているところ。
とくに、高輪1~3丁目、または芝二本榎付近にも、戦前からの建物や、昔ながらの店が並んでいる。
地域の人々を相手に商いをする店はとてもいい雰囲気だ。
前稿で記したように、わたしとS君は、幽霊坂巡りの最後にここ高輪にやってきたのだった。
歩き疲れて、なんか甘い物が欲しくなってしまった。
この付近で甘い物と言えば、まず「松島屋」の豆大福だけれど、人気のお店、とっくに売り切れ。
しからば、と近所の「とらや」に行くことにした(写真上)。
上野「うさぎや」のお菓子はいかが [食べもの]
先日のことだが、用事があって上野を通りかかった。
そういう時、もし時間に余裕があれば、わたしは上野で途中下車してしまうことが間々ある。
上野広小路にある「うさぎや」に寄るため。
「うさぎや」は、上野、いや東京でも名題のお菓子屋である。
相変わらず混雑する店先では、お菓子を買い求める客で大賑わいだった(写真上)。
肌寒い朝には [食べもの]
季節の変わり目はいつもこうだったのだろうか。
このところ、日によって気温の変動が大きい。
暖かく汗ばむような日が続くと、その後肌寒い日が現れたりする。
体調の管理にも気を使うところである。
わが家では、肌寒い日の朝食には、スープを作ることが多い。
昨日も肌寒い朝になりそう、との予報だったので、前日ミネストローネスープを作った。
二名煮 [食べもの]
上の写真は「二名煮(ふたなに)」という愛媛県松山の名産品である。
以前仕事で四国に行った友人がお土産にくれ、それから、わが家の定番となった。
「煮」という名前が付いているけれど、小魚を味付けし、乾燥したもの。
松山市郊外の三津という街で1889(明治22)年から作られ続けている。
そうだ懸案だったんだ [食べもの]
友人のS君と二人宇都宮で餃子を食べたのはもう、ひと月以上も前になる。
宇都宮で頂いた餃子はどれも美味しくて、これをわが家で参考にしてみよう、と思ってからやはりひと月以上たった訳だ。
月日の流れるのは早い。
うかうかしていると年末、そして年始になってしまいそう。
そこで先日、餃子を作ることにした。
希望の雫 [食べもの]
わたしはたぶん、北指向の強い人間なのだ、と思う。
関東以北、とくに北東北と呼ばれる地域や北海道の、風景や生活にシンパシーを感じることが多い。
北海道からは嫁さんももらっちゃったし...
北東北の中でも、青森県は好きなところで、とくに津軽の文化や風土には憧憬を感じているほど。
弘前には、お付き合いさせていただいている方やお店もできた。
で、そんな青森を紹介するブログ「まるごと青森」を見ていたら、出ていたのが写真上のジュースだった。
「希望の雫」という名前のジュースを、わたしは記事を見てすぐ注文していた。
先日、そのジュースがやってきた。
収穫の秋、今年も [食べもの]
仕事を終えて帰宅すると、玄関を段ボールの箱が占領していてた。
もともと狭い玄関なので大変な状況である。
一体どうした...と聞こうとして箱を眺めたら、「北あかり」の文字が。
おおお...来たんですねえ。
そろそろ収穫の秋なんだが [食べもの]
昼ご飯を食べて寛いでいたら、チャイムがピンポーーーン、と鳴った。
玄関には、宅配便のお兄さんが、なにやら大きな箱を抱えている。
受け取って宛名を見ると、送り主は妻の親戚。
さっそく箱を開けたら、太いトウキビ30本と枝豆の大袋2つが入っていた(写真上)。