子だくさんに和む [狛犬さん見物]
いきなりの写真は、京急大森町駅を通過する快速特急である。
なぜにこの写真か?...というと、久し振りに撮った流し撮りが嬉しかったから。
手持ちのカメラのうち、SONY α6000はシャッターのレスポンスが早く、わたしでも流し撮りが出来るのだ。
先日、友人のS君と街歩きをした。
その際、試しに撮って見たら、なんとか先頭の一部が止まったので、嬉しくて記事に載せてしまったのである。
鉄道好きの端くれとしては、もう少し修業をして、流し撮りの上達を目指そうと思う。
...で、なんでわたしが京急の駅にいたか、という話を、これからしてみようかと思うのである。
ここまで来ると本気で怖い [狛犬さん見物]
さて、友人のS君と一緒に街歩きをして、やって来たのは「末吉神社」である。
ここは神奈川県横浜市鶴見区上末吉というところで、鶴見駅から北へ2㎞ほどの場所。
鶴見川に沿って河岸段丘が続き、また丘と平地が入り交じる地形、今では、そのどちらも住宅地になっていた。
目指す「末吉神社」は、丘の下、住宅街の奥に、ひっそりと佇んでいるのだった。
今回は、この神社の狛犬を紹介しようと思う。
時代を感じる [狛犬さん見物]
もうひと月以上前になるか、友人のS君と散歩をした。
新川崎駅から鶴見駅までの地域を、歩いたりバスに乗ったりして見物したのだが、その時の話をしようかと思う。
そこで、訪れたのは、JR南武線武蔵中原駅近くの「大戸神社」である。
駅から歩いて4~5分、中原街道に面して鳥居が立っていて、そこが入口なのだった。
参道には木々も植えられ、石碑や灯籠も多くあって由緒が感じられた。
見上げる仕草に心和む [狛犬さん見物]
少し前になるが、友人S君と狛犬見物もかねて街歩きをした。
尋ねたのは神奈川県戸塚駅界隈である。
戸塚駅周辺は、旧東海道戸塚宿があったところで、そういうところには古くからの寺社とそして狛犬があるので。
戸塚駅から西に、国道1号線に沿って街並みが続いていた。
江戸期の本陣跡だったり昔から続く店など、また、寺社で狛犬を見物しながら、歩いていて飽きない街だ。
そうして歩いていって、街並みがそろそろお終いという頃、「冨塚(とみづか)八幡宮」の境内があった。
この神社は、1072(延久4)年創建の古社で、旧戸塚宿の総鎮守。
現在でも、横浜市戸塚区泉区瀬谷区にわたる、広大な氏子域を持っているそうだ。
国道脇の鳥居を潜ると、手水舎があり、本殿は階段を上って、小山の中腹にあるのだった。
けっこう急な階段で、登っていくと息が切れた。
好きも楽じゃない [狛犬さん見物]
1月に入ってすぐ、友人のS君と日帰りの小旅行をすることになった。
正月にはどこかに行こうあれをしよう、と毎年の年末に盛り上がるのに...
...ついぞ実現した試しがないのを、今年こそはなんとかしようと言うことになって。
題して「新春阿房旅行」 ...目的を決めず、ふらりと電車に乗ってどこかに行き帰ってくる、それだけ。
そんなこと、正月くらいしかできないだろう、と思うのである。
で、1月某日、とりあえず集合したのは東武鉄道浅草駅である。
なぜかといえば、東武鉄道は路線も長く、先には日光とか鬼怒川とか、その気になれば会津にだって行けちゃうのだ。
その気になるかどうかは気分次第...その緩さが旅心を刺激するのだった。
改札口で見ると、日光鬼怒川行きの区間快速が間近に出発するらしい。
なにかご不満でも? [狛犬さん見物]
だいぶ前に訪れた狛犬のことを記事にしたいと思う。
...それは今年の夏のことで、見物した狛犬は、じつに面白い姿形だったのだが、ちょっと躊躇することがあって。
原因は上の写真である。
ご覧になって、あれ?どこかで見たぞ、ナツパパ...と仰る方がお出でかと思う。
じつは、夏頃、「いつのまに...どうして」という記事を記してアップしたことがある。
その折、この写真と、狛犬の修正写真を載せた。
記事の内容が、いつもとは少し毛色の違う内容だったので、すぐ後に狛犬見物の記事にすることをためらったのだった。
あれから4ヶ月...もうそろそろ良いかな、と思い、今回記事にしてみた。
さて、ここは、港区三田3丁目にある「御田八幡神社」の境内。
鬱蒼と生い茂った木々が、周囲のビルを隠し、あたかも郊外にいるかのような雰囲気を醸し出しているのだった。
年齢詐称疑惑...なのか [狛犬さん見物]
さて、話はずいぶん前のことに戻るのだけれど...
4月中旬、友人のS君と横浜市金沢付近を散歩したときのことを続けたいと思う。
その日は、今から見ると暑くも寒くもない陽気の一日で、海に近い金沢付近を歩いていると実に気持ちよかった。
金沢八景金沢文庫、と二つの駅にまたがる金沢の街は、賑やかな街である。
そして、東京湾船運の湊町、また横須賀街道の宿駅、として古くから栄えた街。
旧横須賀街道沿いには寺社も多く並び、古くから続く街特有の、落ち着いた雰囲気を醸し出しいているのだった。
写真上は、その中の一つ「龍華寺」で、きれいに整えられた境内には、牡丹を始め多くの花が咲き誇っていた。
春一色の景色は、今でも記憶の中で素敵な思い出である。
そのお歳には見えませんね [狛犬さん見物]
花粉症の症状がずいぶん緩和されて、身体も楽になった某日、久しぶりに友人のS君と散歩をした。
暑くも寒くもない陽気の、春の日差しが心地いい休日、のんびりと散歩するのは愉しいものである。
さて、この日、まず訪れたのは、根岸線の新杉田駅。
根岸線沿線は、昭和の中頃に埋め立てが始まり、海沿いは工場が、陸寄りには住宅が建ち並んでいる。
新杉田駅界隈も、見た目新しい街並みが広がっているけれど、実は古くからの漁師町でもあったそうだ。
駅前を走る国道16号線から一歩中に入ると、そこは昔ながらの家並みが続く住宅地なのだった。
その住宅地の中、狭い道を歩いていくと、今日最初の目的地、「杉田八幡神社」が現れた。
隣に建つ幼稚園は、階段で神社の境内と繋がっていたので、神社が経営しているものなのかもしれない。
身のまわりの狛犬たち [狛犬さん見物]
つらつら思うに、拙ブログの記事では、友人のS君と一緒に散歩をするものがずいぶん多い...ようだ。
友人と二人、他愛のない話をしながらブラブラ歩くのは愉しい気分転換になるからでは、と思う。
ところで、そうやって歩いているうち、いつの頃からか、散歩の途中神社に寄ることが多くなった。
神社に寄ると、まず出会うのが狛犬で、それで、次第に狛犬にも興味が出てきたのである。
意識して見ると、狛犬の姿形は千差万別で飽きないのだった。
さて、上の写真は「盛岡天満宮」にある狛犬である。
ずいぶん特徴のある姿形で、1903(明治36)年、市内に住む高畠氏が奉納したもの。
石川啄木が、この狛犬を気に入って、何首かの歌を詠んでいる。
そういえば、神社を守るという使命からか、狛犬は威嚇・威厳・迫力を連想させる姿形のものが多い。
ところが、それとはべつに、「脱力系」ともいえるような姿形の狛犬も多く存在するのである。
上の、盛岡天満宮の狛犬もまた、脱力系狛犬の典型と言えようか。
一般的に連想する狛犬とはかけ離れた、長閑な表情が素晴らしい。
わたしは密かに、この狛犬こそ、「日本5大脱力系狛犬」の一つと認めているのである。