王道の観光を目指す ― ほぼ本州西端旅行記 その4 ― [旅行中 国内編]
さて、ほぼ本州西端旅行2日目の朝、山口県萩市を出発し、国道191号線を西行することにした。
この国道は、島根県益田市以西の、日本海側の街を結ぶ主要な幹線道路で、西に向かって進んだ後、海岸に沿って南下し下関に至る。
片側1車線の沿道は、のどかな田園があり、きれいな海岸があり、緑豊かな山があり、と運転していても飽きない。
この日は、妻の希望で、この地域で人気の観光スポットを巡ることになった。
風光明媚なこの地域でも、さらに「映える」景色の場所がいくつかあって、そこに行きたいのだそうだ。
わたし自身は、きれいな風景とか観光スポットには、あまり興味関心が湧かないほうなんだけれどもね。
...昨日萩で、相当マニアックな街歩きをしてしまったからなあ...ここは妻に従うことにする。
でも日本海側の、海岸線の見事さ、そして山の豊かさは素晴らしくて、ぜひもう一度、いや何度でもドライブしたいと思うのだった。
写真上は、そういった場所の一つで、国道から海に向かって分かれ、峠を越えて、はるか下に海を見晴らした場所。
細く曲がりくねった山道を下っていった先に、この日最初の目的地がある。