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個人的メインイベントだ 車内編 【欧州道楽旅 北欧編 その9】 [旅行中  海外編]





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 フィンランド国鉄(VR)の寝台列車「サンタクロースエクスプレス」は、そろそろ出発の時間である。

 動き出すところを見たいけれど、寝台車の小さな窓は妻が外の景色を撮るために独占中。

 そこでしかたなく、通路に出て、駅の景色を眺めたり、ついでに写真に撮ることにする。

 通路側の窓は大きいので、こっちのほうが撮りやすいのになあ。




 さて、そうこうしているうち、定刻となり、列車はロバニエミの駅を出発したのだった。

 客車の列車というと、どうしても出発時にガタンと揺れるものだが、それが一切ない。

 この先も停車した駅から出発するとき、一度もそういった衝撃はなかった。

 よほど運転が上手か、または、車両同士をつなぐ連結器がしっかりしているのだろう。




 列車がロバニエミの街から離れてしまうと、外は森林で、漆黒の闇である。

 これからは、それが延々続くのだから、外を眺めるより、他のことを愉しもうと思う。



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