ほっと一息の新年 [くらしの中で]
皆さま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
ご挨拶にもうかがえず、すみません。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨年9月に転倒して大腿骨を骨折した母が、この度はれて退院することになった。
緊急に入院した病院で手術とその後の経過観察に1か月。
手術の成功を待って、リハビリ専門の病院に転院して2か月と少し。
ようやく病院の許可が出て、自宅に戻ることが出来たのである。
転院先では、1日4回4時間のリハビリを続けて、日常生活には支障がないとのこと。
転倒以前の様子にはまだまだ届かないけれども、元気な母の様子を見るとホッとする。
以前は寝室にしていた畳の部屋をリフォームして、これからここが母の居場所である。
穏やかに注ぐ冬の日差しが、母の、この先の日々を明るくしてくれるように感じられるのだった。
なにはともあれ、ほっと一息の新年であります。
宿願を果たす 続き 【オホーツクで24時間 その2】 [旅行中 国内編]
承前
念願を果たし、やってきた「北のアルプ美術館」は、斜里の街の郊外にたたずんでいた。
その敷地だけ、北方の樹木が繁り、格別の雰囲気を感じる。
駐車場に車を止め、玄関で声をかけると、館員のご婦人が現れた。
名簿に名前を書き、さて入館費は?と伺うと、無料とのことである。
個人の美術館とはいえ、無料には驚いた。
この美術館の創設者にして館長である山崎猛氏の、この施設に対する姿勢を見る思いだ。
美術館の建物は、三井農林が従業員の寮として使っていたもの。
山崎氏が開館にあたって譲り受け、館内の構造はそのままに、美術館として改装しつつ使っている。
したがって、玄関は普通の家の大きさであるし、階段や廊下も小ぢんまりしているのだった。
せっかくなのでドライブを 【オホーツクで24時間 その3】 [旅行中 国内編]
「北のアルプ美術館」を見学して、さて、その日は網走駅前に宿を取っていた。
網走までは、海岸沿いの国道で4~50分か、広く快適な道路が続く。
途中には原生花園などもあり、できればそこも見てみたい...と思ったら、いきなりの雷雨。
前が見えないような雷雨と、ゆく手には落雷の閃光が幾本も見えるではないか。
これは網走に戻って宿に入ったほうがいい、と判断して、網走駅前のホテルに急いだのだった。
その後も、雷と雷雨は続き、遠くには出かけられない様子である。
網走の街は駅から繁華街まで離れているので、楽しみにしていたオホーツクの美味は諦めざるを得ず、
駅前の蕎麦屋でカツ丼を食べて、それで満足した...ちょっと残念。
一夜明けて、朝ご飯はホテルで一般的なバイキングである。
わたしはバイキングの朝食が苦手で...なぜならば食べすぎるから。
あれもこれもと皿にとって、結局苦しいばかりの満腹、昼ごはんが食べられなくなってしまう。
写真上は、この日の朝ごはんだけれど、なーに、カッコつけて、初めはこれだけにしたのである。
じつは山盛りのお代わりをして、結局どうにもならなくなってしまったのだった。