思わぬ出会いに驚く [狛犬さん見物]
承前
板橋区上板橋で昼ご飯を食べ、わたしと友人S君とは街歩きを続けることにした。
目的地は、上板橋から坂を下って行った蓮根という場所である。
板橋区のこの地域は、荒川の河岸段丘でもあるのだろう、丘と平地が入り組んで複雑な地形で、歩いていて楽しい。
思わぬ景色を眺めたり谷戸の隙間の道を歩いたりして、ようやく目的地の「蓮根氷川神社」に着いた。
「蓮根氷川神社」は、付近の「蓮沼氷川神社」が、荒川河川改修のため、1924(大正13)年この地に遷座したもの。
長方形の境内は広く、また奥が深い...この地域の氏神として来年で遷座100年になる。
長い参道を進むと本殿と狛犬が見えた。
本殿は1969(昭和44)年に作られたコンクリート造りで立派な外観である。
また、境内には、神楽殿や社務所など多くの建物、そして摂社が並んでいる。
本殿前には、目指す狛犬が置かれていた。
1935(昭和10)年に作られたこの狛犬は、身体の彫りも顔の表情も豊かで、吽形は角を生やしている。
狛犬の身体は向き合いつつも顔は参道を向いていて、参拝者を迎えるかのようである。
全体のたたずまいから力強さを感じる狛犬だった。
参道脇に、富士塚を思わせるものがあって、予想していなかっただけに、わたしもS君もびっくり。
周囲10㍍、高さ5~6㍍ほどか、独立型で周囲を溶岩石で覆われた姿は富士塚そのものである。
正面中央から頂上の祠に向かって階段が伸び、中ほどに「3合目」という石碑があった。
塚の周囲を写真に撮ってみる。
周りには資材などが置かれ雑然としているのが残念だが、塚自体に欠損などは無く、きちんと整備管理されている。
富士塚としても上等な部類に入るもの、と期待は高まるのだった。
登山道を上がって頂上の石祠を見ると、「御嶽大神」の文字があった。
ここは富士塚ではなく、御嶽山信仰の塚なのだった。
氷川神社の由緒を見ると、1935(昭和10)年、付近にあった稲荷社と御嶽社を境内に遷座させた、とある。
その「御嶽社」がこの塚となったものだろう...富士塚そのものの外観であるだけでちょっと残念。
それでも、階段を上がって頂上から周囲を眺めたり、塚のあれこれを見たり、十分に愉しめたのはなによりだった。
◇ ◇ ◇
神社の境内をあちらこちら見ていたら、倉庫の奥に写真上のものが置かれていた。
達磨なのだけれど、刑事課とか生活安全課とか、その他にも警察署内の様々な部署の名前が書かれている。
新年になって、どこかの警察署から旧年中の達磨が持ち込まれたのだろう。
これからお焚き上げでもするのだろうか。
こういうのは初めて見たのでびっくりしたのだが、達磨の両目にきちんと黒目が入っているのはなによりと思う。
...片方のみの黒目でここに置かれていたら、おいおいその警察署は大丈夫だったのか?なんて心配になってしまいそうで。
だるまに目を入れるって 経験ないかもしれないです。
子供の頃に小さなだるまを貰ったことはあるんですが
目を入れることなく どこへ行ってしまったのか。。。^^;
暦の上では春が来て 今日は天気が良いせいか陽射しがいつもより
眩しい気がします。けれど寒さはまだまだ。すこし喉がイガイガ。
あとで葛根湯でも飲んでおこうと思う週末です。^^☆彡
by ゆうのすけ (2023-02-04 09:39)
氏神様の狛犬は力強そうで立派です。
富士塚みたいのは御嶽塚でしたか。立派な造りですね。
by お散歩爺 (2023-02-04 10:23)
富士塚は以前秋葉原に泊まった時に
ホテル近くの神社で初めて見ました
当地ではあまり見られないです
by くまら (2023-02-04 11:55)
私も富士塚かとおもいました。
違うんですね。
どちらにしても資材が置いてあるのは
ちょっといいのかな?
と思っちゃいました^^;
by ふにゃいの (2023-02-04 12:01)
久しぶりの富士山。これまたかわいい富士山ですね。これを見ると子供の頃遊んだ千住神社の富士山を思い出します。あれは結構立派でした。
by gillman (2023-02-04 12:48)
ゆうのすけさん。
ダルマがある家ってそもそも出会ったことが無く、例えば訪ねた事務所に置いてあるのを見ると、
おおおっ、と思っちゃいます。
ダルマって片目を入れて願いをして、叶ったら両眼を入れるってことなんですよね。
ですので、このダルマがあった警察署はきっと、年末には懸案がある程度解決したのでしょう。
よかったなあ...と思う反面、こうやって人目につくところに置いても良いの?なんて懸念しちゃいます。
暦の上では春とのことですが、今年は寒さが続きそうですよ。
どうかお大事になさってくださいね。
by ナツパパ (2023-02-04 14:40)
お散歩爺さん。
この氷川神社の狛犬は大きくて威風堂々としていました。
顔つきも厳めしくて、氏子の皆さんの元気さが伝わってくるようです。
狛犬同士が向き合いながらも顔だけ参道に見ているのは珍しい姿ですね。
参拝者を歓迎しているようでもあり、本殿を守っているぞ、との思いも伝わって来るかのようです。
参道脇の塚は、一瞬、富士塚か?と友人と目を合わせました。
登山道を上り頂上の石祠を確認したら「御嶽大神」とあって、ちょっとガッカリしましたっけ。
でも立派な塚を見ることが出来て、ひさしぶりに嬉しかったです。
by ナツパパ (2023-02-04 14:45)
くまらさん。
そうですねえ、富士塚は関東一円に多く点在していて、関東以外ではなかなか目にすることがないと思います。
なぜなんだろう...と不思議ではあるのですが、わたしなりの考えでは、
一つは富士信仰の富士講が関東で爆発的に流行ったこと、二つ目は、関東各地から実物の富士山が見えたこと、
それじゃないかな、なんて思いますねえ。
一つの山ないし岡を富士山に見立てるのは各地にあるのですが、わざわざ人口の塚を築いて
富士山の代わりにするのは、関東地方が多いですねえ。
by ナツパパ (2023-02-04 14:50)
ふにゃいのさん。
そうなんですよね、わたしも友人も、富士塚か?と思っちゃいました。
塚の周囲は溶岩石で囲まれていますし、登山道もきちんと整備され、そして頂上には石祠。
どう見ても富士塚なのですが、御嶽大神とあるので、これは御嶽山信仰ゆえの塚なのでしょう。
それにしては、麓の狛犬が狼ではなかったことで、これは後から持ってきたのかもしれません。
姿形のすっきりした塚ですので、久しぶりに嬉しくなりました。
by ナツパパ (2023-02-04 14:53)
水木しげる大先生、生誕百年で昨年から鬼太郎初期〜再放送中。
だるま妖怪研究所、懐かしい^^
https://lineup.toei-anim.co.jp/ja/tv/kitaro_1st/episode/59/
https://www.videx.jp/detail/anime/v_a_toeianimation/atoa0029_0008/index.htm
by gop (2023-02-04 14:55)
gillmanさん。
そうなんですよね、塚としては小振りなのですが、山容はすっきりとしていて、すばらしいです。
これで、頂上の石祠に「富士大神」とあったらなあ...と、これはない物ねだりでしょうか。
そういえば、富士塚見物もしばらくご無沙汰です。
友人を誘って、まだ未見の富士塚に、今年は行ってみようか、と思います。
by ナツパパ (2023-02-04 14:56)
gopさん。
ダルマというと民芸店焼か観光地のお土産でよく見るようになりました。
わたしは以前、群馬県高崎市に縁があって、よく出かけたのですが、あそこはダルマの本場でして、
家や事務所あちこちにダルマがあって、ごく自然にあって当たり前のように感じたりしました。
でも、東京ではまずお目にかからないですしねえ...選挙事務所くらいでしょうか。
そういえば今年の4月の統一地方選挙なのだとか...春はうるさくなりそうですね。
by ナツパパ (2023-02-04 15:00)
ホントだ、富士塚みたいですね~
登れるようにもなっていて、魅力的ですね。
ひょっとして他の山にも似たような塚を作る信仰が多々あるのかな…興味深いですね。
ツークシュピッツェ山の頂上に十字架があったことを思い出しました。ザルツブルクのウンタースベルクにもあったなぁ。
お山に神聖さを感じるのは東西同じようですね。
by めぎ (2023-02-04 17:04)
氷川神社は総本社の大宮の氷川神社に行ったことがあります。
by ma2ma2 (2023-02-04 17:24)
私も富士塚!と思いました。御嶽山信仰の塚もあるんですね。
3~4歳の小さい時、江古田に浅間神社があって、そこに富士塚があったのですが、溶岩がごろごろしている小さな山で暗くて怖かったです。そのことを話したら、同級生が、うちの近くにも「富士塚」がある、というので見に行ったのは、早稲田、水稲荷の「高田富士」。うっそうとした木々に囲まれてましたが、とても立派でした。うちのお墓のすぐそばの鳩森神社の境内にも大きめの「富士塚」があります。紫陽花を見に行った白山神社にも小さな富士塚がありましたが、囲いがあり入れなくなってました。富士塚は気にしてると、いろいろな所で会えて面白いですね。
by TaekoLovesParis (2023-02-04 17:27)
御嶽山信仰の小山。面白い話でした。「登山道」ありますね。
ご来訪コメントありがとうございます。
よろしく。
by 夏炉冬扇 (2023-02-04 18:22)
神楽殿に富士塚とは、立派な神社ですね。
と思ったら、富士塚ではなく御嶽山信仰の塚ですか。
その辺りの信仰的な違いとかはよく知らないのですが、歴史があるんでしょうね。
by YAP (2023-02-04 18:34)
めぎさん。
山が信仰の対象、というのは世の東西を問わないのですね。
わたしもツークシュピッツェ山の頂上の十字架を見ましたよ、けっこう派手だった覚えがあります。
ロープウェイで行けるレストハウスからすぐ近くに見えるので、そのまま行けそうで驚きましたっけ。
わが家は、義弟がミュンヘンに赴任していた関係もあって、ドイツというと南しか知らないのですが、
そろそろ行ってみたいなあ、と旅心が疼きます。
by ナツパパ (2023-02-04 19:09)
ma2ma2さん。
大宮の氷川神社は立派ですよねえ。
参道も長くそして並木もあったりして、昔から多くの方々から信仰を寄せられた神社の雰囲気がありますね。
わたしなど、大宮というとつい鉄博ばかりを思い浮かべてしまうのですが、
やはり土地に行ったら氏神様にご挨拶、がしきたり、と友人が言いますので、次回はぜひ。
by ナツパパ (2023-02-04 19:12)
TaekoLovesParisさん。
おおっ、懐かしい富士塚の名前が並びました。
江古田の富士塚は、たしかに鬱蒼とした樹々に覆われて薄暗いですものねえ。
わたしは小中と、江古田浅間神社脇の道を通学路で歩いて通いました。
細い道なんですが、その鬱蒼とした森の隣には葬祭場があって、子ども心になんとなく気味が悪かったですねえ。
そして、武蔵野音大の学生さんも多く下宿しているので、やはり狭い道を歩いているときに、
傍のアパートからいきなり発声練習が...あの時の驚きは60年経った今でも鮮明です(笑)
by ナツパパ (2023-02-04 19:16)
夏炉冬扇さん。
そうなんですよね、富士山や御嶽山を模して塚を作る時には、実際のお山にあるあれこれを塚にも再現します。
例えば富士塚でしたら、大沢崩れや登山道、各種の岩や、頂上の噴火口など、様々です。
そうやって作るのが一種の遊び心にもつながるのでしょうね。
氷川神社の御嶽山の塚は、きちんとした登山道があり、とても上り易かったです。
たった2メートルくらいでも、頂上から眺めると、目線が上がって気持ちよかったですよ。
by ナツパパ (2023-02-04 19:20)
YAPさん。
そうなんですよねえ、最初見たときはてっきり富士塚、と思って狂喜しましたが。
登山道を上がって頂上の石祠には「御嶽大神」という名前があって、いささかガックリでしたが、
それでも、これほど整った姿の塚を見るのは久しぶりなので、嬉しかったです。
山岳信仰は日本各地で盛んですので、それぞれの地にある山がご神体となるようです。
三峰山、奥多摩の御岳山、富士山、木曽御嶽山、三輪山、吉野金峰山などなど...みな有名ですよね。
関東では圧倒的に富士信仰があったようですが、こうやって御嶽信仰もまた盛んだったのでしょう。
by ナツパパ (2023-02-04 19:25)
この付近に2年程住んで(働いて)いましたが、この神社の存在は知りませんでした。
「氷川神社」と言えば、「大宮」の語源ともなった、さいたま市大宮区のそれが思い浮かびますが、この近辺には「氷川神社」というものがいくつかあるみたいです。
御嶽山も、富士山と同じく信仰の山ですが、それを模した塚が築き上げられたということは、この地域では熱心な信者がいたのではないかと思います。
警察署は、国道17号線沿い、都営地下鉄三田線の志村坂上駅や一里塚よりも池袋寄りに志村警察署がありますが、間もなく戸田橋の近くに移転するみたいです。
それでも、ここからは離れていますが、おそらく警察署がここに来た時、最も由緒がある神社がここだったのではないかと推測されます。
最も当時は今みたいに住宅はなかったでしょうし、ましてや西に隣接する高島平の高層団地はもっと時代が下ります。
by 北海道大好き人間 (2023-02-04 19:33)
拙ブログへのコメントありがとうございます。
角を生やしている<狛犬>は初めて見ました。
<御嶽山信仰の塚>も初めて見ました。
達磨の両目にきちんと黒目が入っていて良かったですね(^^)
by johncomeback (2023-02-04 19:58)
資材がおきっぱなしになっているのは残念ですね。
私も見て見ぬふりすることもあるので、
きっと気にはされていると思うのですが。
by なかせ (2023-02-04 20:51)
片目の警察じゃ怖いですよね
でも なきにしもあらずな気もしますね
by (。・_・。)2k (2023-02-04 21:33)
都内での楽しいお散歩。時ならぬ登山。(で、良いですよね?)
そして参拝。。(凄いなぁ~~ぁ。。)
ご健脚で羨ましい事です。
ご友人も同じく、お二人共々喜ばしい事ですね。
「歩き」には人一倍自信があった筈だったのですが、
足腰の衰えは「あっと言う間」に、しかも「突然に」
やって来ますね。ほとほと参っています。
だからこそ余計に「歩かなくちゃ!」なのですが、
股関節を痛めてしまっているそうなので
「あまり歩いてはいけばせん」なのです。。(グスン。。)
by 向日葵 (2023-02-05 01:46)
中々、訪れる機会の無い板橋区ですが、このような立派な神社があるのですね。御嶽山信仰の塚、興味深いですね。
警察関係の達磨の両目に黒目が入っていてホットしました(^_^)
by ぼんさん (2023-02-05 05:31)
当地では達磨を見かける事がありません。
そういう風習が無いのかな?
by タンタン (2023-02-05 07:09)
富士塚・・・ってのは富士山詣での願望が現れてるのかな。
ちょっとした神社には必ずありますね。
達磨がすごいなあ。毎年お炊き上げするのか。
我が家の近所の神社はしません。住民から「煙苦情」が来るからね。
一般ゴミ扱い(笑)バチが当たるよ。
by 小肥り (2023-02-05 07:45)
北海道大好き人間さん。
わたしは練馬区の在住なのですが、隣の板橋区には仕事以外で行ったことが無いんです。
今回そのことに気が付いてびっくりしました。
今回の、上板橋蓮根、そして志村といった地域は荒川の河岸段丘もあって地形が複雑で、歩いていて楽しかったです。
坂の上からは景色が見通せ、谷戸に入ると意外に深くて地形が変化し、とこの日はずいぶん歩数が増えました。
ダルマが置かれていたのは、おそらく近所の警察署と思うのですが、想像でどことは言い難く。
なんとなく忖度しちゃいました(笑)
by ナツパパ (2023-02-05 09:15)
johncomebackさん。
狛犬は長く伝統のあるものなのですが、初期の江戸時代の狛犬は頭上に冠とか角とかの飾りをつけています。
今回の氷川神社の狛犬はその名残だったのだろうと思いますねえ。
ではなぜ、角や冠なの?ということについては諸説あるようですよ。
普通狛犬というと、歳月を経るうちに全体が黒くなってしまうものなのですが、記事の狛犬は御影石なのかな、
全体に明るい色合いがいいですね。
by ナツパパ (2023-02-05 09:20)
なかせさん。
そうなんですよねえ、せっかくのきれいな塚がねえ、残念です。
塚自体はきちんと管理されていて、ゴミや壊れた部分などは無かったのですが、
隣に神社の倉庫があって、その倉庫に入りきらなかったものがはみ出していた、という感じでした。
記事の最後のダルマも、その倉庫の裏手に置かれていたものを、友人が見つけて、
おおおっ、と大喜びして写真に収めたものです。
...まさか、けしからんから逮捕する、なんてならないですよねえ(笑)
by ナツパパ (2023-02-05 09:24)
(。・_・。)2k さん。
ふふふ...ホントにねえ、そんな思いを、わたしもふと抱いてしまいました。
おそらく御用納めの日に、棚の上に置かれたダルマを下ろし、課長さんあたりが目を入れるのでしょう。
ここにこうやってダルマがあるということは、新しいダルマが棚に飾られているのかな。
今年も御用納めの日には、両目に目が入りますように。
by ナツパパ (2023-02-05 09:27)
向日葵さん。
そうなんですよねえ、足腰の衰えって、向日葵さんもおしゃるように、ある日突然に、
なのだそうですね、先輩がそういってましたよ。
そうならないように、と普段から歩くことを心がけてはいるのですが、機能の衰えではなく、
足腰の故障ということになると、それからは一気にとなりそうです。
カミさんはグルコサミンとかの栄養補助薬を呑んでいるのですけれど、それもちょっとなあ。
どうするかなあ、と茫然とするうち、ある日突然...うーむ、困った。
by ナツパパ (2023-02-05 09:31)
ぼんさん さん。
そうなんですよねえ、板橋区というと、隣の区に住むわたしもあまりご縁がありません。
いろいろ見どころはありそうな地域なのですが、なんとなく地味な感じで(失礼!)。
今回訪れた、区内北部は地形も複雑で見どころがありますので、ここは愉しいと思いました。
より西側の徳丸といったところには東京大仏もありますし、友人とまた出かけてみようと思います。
記事のダルマには驚きました。
なにせ、付いている名前が刑事課とか生活安全課とか、警察署そのものでしたから。
写真に撮ってこうやってブログに乗せたら逮捕されちゃうんじゃなかろうか、と心配です(笑)
by ナツパパ (2023-02-05 09:36)
タンタンさん。
そうですねえ、わたしの周りでも、こうやってダルマを飾るところって見かけませんねえ。
あるとしたら...議員さんの事務所とか、あ、友人の運送会社の事務所にあったな。
それより目にするのは、酉の市の熊手でしょうか。
大きいものから小ぶりのものまで、商売をしている事務所やお店で見ることが多いです。
わが家も、父が健在の頃までは毎年酉の市で熊手を買っていましたが、いつしか止めちゃって。
...親不孝者ですねえ。
by ナツパパ (2023-02-05 09:39)
小肥りさん。
お焚き上げってそうなんですか、ご近所からの苦情が来るのでしたか。
時代なのですねえ、地域の氏神様の恒例行事も煙害でダメとはいやはや。
さいわい、といっていいのか、わたしの住む地域は昔からの地主さんも多く、
地域の神社のお祭りなどは残っていてなによりです。
そうそう、初詣に行きましたら、お札やお守りなどをお焚き上げしてもらうのに、
300円支払うように、と書かれていました。
なんとなく世知辛いなあ...それとも、どこか別のところで処分してもらうからなのでしょうか。
そうなると、こちらでも煙害その他が問題になっているのかもしれません。
by ナツパパ (2023-02-05 09:46)
立派な狛犬ですね。
威厳があります。
警察と思しき達磨
両目が入ると言う事は何よりの事ですね。
最近、物騒な事件が続いてますものね。
by 八犬伝 (2023-02-05 14:20)
八犬伝さん。
この神社の狛犬は大きくて立派でした。
失礼ながら、もっと大きなそして有名な神社にあっても通用しそうな姿形でしたねえ。
1935(昭和10)年に作られたのですが、同時に、近所の神社も移設していますので、
蓮根氷川神社自体が規模的にも内容も充実した年だったのでしょう。
氏子さんたちの元気というか勢いが感じられて、見応えのある狛犬でした。
両目に目が入ったダルマさんは、本当になによりと思います。
片方だけの黒目でしたら、やはりギョッとしてしまうでしょうねえ。
by ナツパパ (2023-02-05 19:18)
狛犬の顔がナイスです。
by 暁烏 英(あけがらす ひで) (2023-02-05 21:36)
昔々の学生時代、春もずっと滑れる御嶽山にスキーに行っていました。
富士塚のように御嶽山信仰の塚もあるのですね。
だるま、沢山ですね~。ほんと、黒目が入っていて良かった^^
by おと (2023-02-06 07:32)
狛犬に角が生えてるね?(^_^;)
刑事課とか生活安全課とかのダルマは、何に使うのでしょう?
事件が解決したら目を入れるのかな?
by 英ちゃん (2023-02-06 08:11)
お札納めと同じで、両目を入れた達磨さんの最後なのですかね。
始めて拝見します。
ただ、毎年、片目の達磨さんを購入して、両目を入れるのならば、古くなった達磨さんはどうなるのかの?、答えになりますね。
by kiyo (2023-02-06 08:14)
暁烏 英(あけがらす ひで)さん。
ねっ、いいお顔でしょう。
迫力もありつつなんとなくひょうきんさも感じられて、すばらしいと思います。
こういう姿の狛犬はあまり見ませんので、石工さんが力を入れて作ったのでしょう。
発注したこの神社の氏子連の熱意もあったかもしれませんね。
by ナツパパ (2023-02-06 09:10)
おとさん。
木曾の御嶽山は名山と思います。
山容も立派ですし、あのお山が山岳信仰の中心になったことはそれだけでも納得できます。
全国各地に御嶽神社があるのですが、名称は「みたけじんじゃ」「おんたけじんじゃ」に分かれます。
みたけ...と呼ぶのは、木曾御嶽山ではなく、各地の山への尊称から来ているようですね。
東京にも大田区に「御嶽神社」があって、ここは「おんたけじんじゃ」で、木曽御嶽の分社です。
江戸時代に人気が高く、ここに3度参れば木曽御嶽に一度参ったと同じ、だったそうですよ。
by ナツパパ (2023-02-06 09:15)
英ちゃん さん。
記事のダルマは、おそらく各部署の部屋の棚に置かれているのかな、と想像ですが、そう思いますねえ。
年の初めに新しいダルマを置き、御用納めに両目を入れてお仕舞にする、ような。
おそらくずっと続く伝統というか習慣のようなものではないでしょうか。
部屋や事務所にダルマがある風景は、わたし選挙事務所以外でお目にかかったことないですねえ。
一つだけ、友人の運送会社の事務所に大きなダルマがあるのですが、ずっと同じダルマで...
もうすでに両目が入っているので新しいものに変えればいいのに、って言ったんですが、
いただきものだから取り換えられない、といってましたっけ。
by ナツパパ (2023-02-06 09:20)
kiyoさん。
やはりこういうところでは、毎年新しいダルマに取り換えるのでしょうねえ。
年の終わり、今年も大きなしくじりもなく過ごせました、ということで両目を入れるのでしょうか。
それとも、毎年の行事としてそうしているのかな。
2023年には、きっと新しいダルマが各部署の部屋に置かれていることでしょう。
今年も、年末には両目が入るように、平穏な年となりますように、と願ってしまいます。
by ナツパパ (2023-02-06 09:23)
狛犬の台座にある「奉献」の文字、「献」が旧字体で難しそうな・・・。
塚になるのは富士山だけじゃなかったんですね。
山が無い地にいるので、新鮮です^^。
by Inatimy (2023-02-06 18:20)
Inatimyさん。
ホントですねえ、わたしまず書けないですよ、こういった字は。
いまから90年くらい前の狛犬なので、こういった字体にするのが一般的だったのかもしれませんね。
氏子連が神社に収めたものでしょう、彼らの意気込みが伝わってきますね。
こういった姿の御嶽山の塚はわたしも初めて見ました。
...どう見ても富士塚ですよねえ...最初見たときは友人と二人、おおおっ、と思ったんですがねえ。
山頂に登って、下にいた友人に、御嶽大神って彫られてるよ、と言いましたら、ガッカリしてました。
by ナツパパ (2023-02-07 08:59)
期待した富士塚ではなく、御嶽山信仰の塚であっても
ちゃんと階段が設えてあって本格的な造りで充分楽しめましたね。
脇が資材置き場のようになってしまっていたのはちょっと残念でした。
by kuwachan (2023-02-07 11:16)
こんばんは
狛犬の表情もさることながら
赤茶けた色合いに年月を感じますね
富士塚ならぬ御嶽山ですか、初めて知りました
by gardenwalker (2023-02-07 22:18)
kuwachanさん。
仰るとおり、記事の塚は、富士塚のお約束そのもので、最初見たときは驚きました。
周囲を溶岩石で囲い、登山道を作って合目石を置き、とこれは富士塚で必ずすることです。
なので、御嶽大神のための塚であっても、富士塚を参考にして作られたものでは、と思うんですよね。
蓮根には無いのですが、周囲にはいくつかの富士塚があるので、おそらくわたしの推測は
的を外したものではないのでは、と思うんです。
by ナツパパ (2023-02-08 09:10)
gardenwalkerさん。
こういった色合いの石を使った狛犬は珍しいと思いました。
ほとんどの狛犬は歳月を経ていくうちに黒くなっていきますので、作られて90年近く経っていても
この色合いというのは、おそらく御影石かなにかで作られているのだろうと推測しています。
少しとぼけていながらなかなか迫力のある顔立ちも良いですね。
腕のいい石工さんが作ったものなのだろうなあ、と思います。
by ナツパパ (2023-02-08 09:13)
niceをくださいました皆様。
ありがとうございます。
by ナツパパ (2023-02-23 09:57)