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寄りたい場所があるんだ ― ほぼ本州西端旅行記 その8 ― [旅行中  国内編]





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 本州西端と門司港を旅した3日間、あれこれ見て体験して食べて...ほぼ満足の日々だった。

 唯一の心残りは下関の街歩き...だったんだけど、まあ仕方ない。




 昼過ぎに食事を終え、下関の街から、関門海峡連絡船に乗り門司港に戻ってきた。

 門司港の街は、すでにあちこちを見物したのだけれど、じつは寄ってみたいところが一か所残っているのだ。

 そこで、連絡船を下り、門司港駅を通り過ぎて、やって来たのは「九州鉄道記念館」であります。

 2003(平成15)年門司港駅脇に開館、九州の鉄道に関するあれこれを展示している施設で、ここは寄ってみたかった。




 広場の先にある施設を見ていると心が躍るなあ...なにしろ子供の頃からの鉄道好きなので。

 入口脇には、九州に所縁の鉄道車両の前頭部分だけを並べて展示してある。

 ...個人的にはね、なんか頭だけを置いているようで、どうも好きになれないんだけどなあ。






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 記念館の入口はこじんまりしていて、すぐわきに9600型蒸気機関車が置かれていた。

 大正時代に770輌も作られたこの機関車は、国鉄の、蒸気機関車最後の日まで現役で活躍した。

 この「59634」号もまた、北九州地区で最後の蒸気機関車だった。







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 9600型蒸気機関車のうしろには、長さ180㍍のレール上に、8輌の車輌が展示されている。

 いずれも九州に所縁の深い車輛で、野外ながら大きな屋根に覆われており、維持管理はしっかりとしているようだ。

 歩道を歩きつつの車両見物は愉しくて...先頭の、ピカピカに磨かれたⅭ59型蒸気機関車がとても美しい。







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 展示されている車輛の一部を写真で並べてみた。

 一番上のED72型電気機関車は、門司港~久留米の北部九州電化に際して作られた機関車。

 2番目は、1937(昭和12)年製の気動車で、変速は機械式(クラッチ使用)で、同型では唯一の現存車輛である。

 一番下は、先頭が飛び出したこだま型の特急車両で、交直流双方で使える電車...わたしの世代では懐かしいスタイルだ。

 展示車輛すべてがきちんときれいに整備されていて、その様子に、記念館の鉄道への愛着を強く感じるのだった。






      ◇   ◇   ◇






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 展示車両のスペースから階段を上がると、古いレンガ造りの建物がある。

 明治中期、国有鉄道になる以前の、九州鉄道の本社だった建物で、今は、鉄道記念館の本館になっている。

 1891(明治24)年、九州鉄道が、門司港~玉名に線路を伸ばして、本格的に開業した時、福岡から本社を移転した際建造された。

 長い時を経た煉瓦の味わいがとても素晴らしく、この建物を残しておいてくださったことに、ただただ感謝である。







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 建物内に入ると、古い客車が置かれていた。明治時代に作られた客車で、九州鉄道で使われていたそうだ。

 1階は、この客車を中心に運転シミュレーターや鉄道模型、そしてショップがあった。







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 2階に上がると建物の構造がよくわかる。

 建物自体は、外壁を残した状態で、内部はしっかりとした鉄筋でリニュウアルされている。

 2階の歩廊部分には九州の鉄道に関する歴史や資料などが展示されていて、鉄道好きには堪らないところだ。




 ここは、大宮の「鉄道博物館」や梅小路、金城埠頭などの鉄道博物館に比べるとこじんまりしているけれど、

 普段なかなか接することが少ない九州の鉄道を知ることが出来てとても嬉しい。

 ゆっくりと眺めつつ2時間ほどか、九州の鉄道を堪能した。






      ◇   ◇   ◇






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 さて、そろそろ帰京しようと思う。

 ホテルの駐車場に置いてある自動車に戻って、空港まで行かなければならない。

 ...おっと、その前に、記念館を見物してノドが渇いちゃったので、門司港駅舎内の「スターバックス」に寄ろう。

 暑い日だったのでアイスコーヒーとドーナッツを...鮮やかな色合いのドーナッツはチョコバナナ風味だそう。

 バナナのたたき売り発祥の地、門司港に似合いの味...だったように思う。







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 高速道路をインターチェンジで下りて、もうすぐ空港、というところで出会ったのが「資さんうどん」の店だった。

 これこれ、九州に来たら、ここのうどんを食べなきゃ、と思い出した...タモリ氏の言う「コシの無い」うどんね。

 ...まだ食べるの...とあきれ顔の妻をしり目に、注文したのは定番の肉ごぼう天うどん...のぶっかけ。

 甘辛い肉としゃきしゃきのごぼう天ぷら、そして、噂に違わぬコシの無いうどんを堪能して、満足した。







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 まだ日が残る時間にレンタカーを返却して、空港内でゆっくりする。

 やがて時間となり、待合所で見ていると、目の前には東京からの飛行機が到着した...これに乗るのね。

 折り返しの、スターフライヤー88便は定刻に北九州空港を出発し、空路つつがなく羽田空港に到着した。




 ...飛行中とくに言うべきことが無いのが平穏なフライトの証しで...

 ...羽田空港からも、とくに言うべきこともなく帰宅できたのはなによりだった。   

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くまら

鉄道博物館系には行った事が無いっす

by くまら (2022-09-14 09:06) 

お散歩爺

素晴らしい鉄道車両記念館ですね。
高校生の時汽車磨きのアルバイトやってたし、通学もSLでした。
色んな車両が見られて楽しめましたね。
by お散歩爺 (2022-09-14 09:24) 

ナツパパ

くまらさん。
10年位前からでしょうか、各JRで鉄道の博物館が相次いで建っていますよね。
会社の規模に寄るのか大小ありますが、それぞれ魅力的に感じます。
そこをめがけていくことは、わたしもないのですけれど、九州鉄道記念館のように、
行った先であれば必ず寄りたいと思います。
なにしろ子供の頃からの鉄道好きですので、血が騒ぎます(笑)
by ナツパパ (2022-09-14 10:07) 

ナツパパ

お散歩爺さん。
蒸気機関車が国鉄から無くなったのは、わたしが大学生の頃でした。
高校生の夏休み、東北地方を旅行して、なにしろ高校生でしたので周遊券です。
普通列車に乗ると、必ずと言っていいほどSLの引く客車列車でした。
夏は窓を開けるので、機関車からのすすが頭に入ってじゃりじゃりになるんですよねえ。
あれはまいったなあ...それ以降、ディーゼル車の方が好きになりましたっけ。
by ナツパパ (2022-09-14 10:10) 

(。・_・。)2k

にちりん 昔の特急らしくて
カッコイイですねぇ

by (。・_・。)2k (2022-09-14 14:06) 

ナツパパ

(。・_・。)2kさん。
そうでしたね、特急電車ってこの色でこういった姿で走ってましたよね。
子供の頃から特急電車に乗ると嬉しくて、このデザインを見ると、今でも興奮してしまいます。
最近の特急電車はデザインも豊富、色もカラフルで、それはそれでいいのですが、
なんというか、ついつい子供の頃の好みが出てしまって、今でもカッコいいなあと思います。

by ナツパパ (2022-09-14 14:20) 

めぎ

鉄道って大きいから、それを展示するところって広大なんでしょうね。
それを一つ一つ見ると、すごく時間かかりそう…時間忘れそう♪
充実した旅の様子、こちらも堪能しました。円安でもそうパッと日本には行けないし、個人旅行の外国人はまだ入国できないし、しばらくはブログで旅した気分を味わって過ごしていくことになりそうです。
by めぎ (2022-09-14 15:27) 

ma2ma2

門司港駅の横に鉄博ありますね。
以前行きました。
by ma2ma2 (2022-09-14 15:34) 

sevensea-south

お~鉄博ですね!!
ここも何度か行ってますが、いつも帰省する時に車で通ります。
資さんうどんまで堪能したのですね( *´艸`)
ごぼう天うどんは、いつも帰るたびに食べております!!
ぶっかけにしたんですね~
ぼたもちは食べなかったんですか?あれもおススメです!!
by sevensea-south (2022-09-14 16:24) 

kuwachan

にちりん、国鉄色の特急が懐かしいです。
私の記憶では、初めてこの色の列車に乗ったのは
大阪の母方の実家に行く時に乗った「つばめ」号です。
また、明治時代の煉瓦造りの建物がレトロ感があって素敵ですね。
そうそう、昔の煉瓦は味わいがあります。
内部も重厚な雰囲気になっていて建物とマッチしていますね。
by kuwachan (2022-09-14 16:28) 

Inatimy

楽しそうなところですね。鉄道には詳しくないけれど、見るのが好きで。館内の上からの眺めがお気に入りです。グッズもついついあれこれ欲しくなるから自制が大変かも・・・。
先頭が飛び出したこだま型の特急車両、こんな形のものがオランダにも昔あって、hondekop 犬の頭って呼ばれてました・・・って、オランダのユトレヒトにある鉄道博物館で見たという^^。そこは昔の駅舎がミュージアムになってて、床屋、王族の待合室、女王の客車も。きっと、そこのミュージアム、ナツパパさんもお気に召すだろうなぁ。
by Inatimy (2022-09-14 16:29) 

ナツパパ

めぎさん。
過去からの鉄道遺産を、こうやって展示する施設が各JRにできたのは嬉しいことです。
そうやって貴重な遺産を維持管理していくのは大切なことと思いますし。
ここの鉄道記念館の、実物の車輛展示には、石炭運搬専用の貨車も置かれていました。
高名な筑豊炭田からの石炭は、北九州に網の目のように張り巡らされた鉄道網で世界に輸出されました。
その歴史を、石炭運搬の貨車を展示することで人々の記憶に残して行こう、という思いを感じましたねえ。
旅の最後に見ることが出来てよかったと思います。
by ナツパパ (2022-09-14 16:49) 

ナツパパ

ma2ma2さん。
あ、やはりおいでになておられましたか。
門司港駅のすぐわきに、こういった記念館を作るのは素晴らしいセンスと思います。
なによりも、九州の玄関口だった場所であり、また、広い駅構内を使うことが出来るのですから。
その割に、実車の展示が線路一本のみは、いささか期待外れでしたけれど、それでも貴重な遺産を、
ここに保存してくれるのはありがたいことです。
by ナツパパ (2022-09-14 16:53) 

ナツパパ

sevensea-southさん。
せっかく九州に行ったのですから、当地で食べられるものを愉しみたいと思っていました。
「資さんうどん」も目指していた店の一つで、大手のチェーン店でありながら九州でしか食べられないうどんで、
しかも多くの支店が道路沿いにあって、空港にわたる橋の手前で店を見つけることが出来たのはラッキーでした。
うどんのチェーン店はたしか他にもあると聞きましたが、今回はこの「資さんうどん」の店で満足しました。
...ぼたもちは美味しそうだったんですよねえ...でもお腹いっぱいで...泣く泣く諦めました。
by ナツパパ (2022-09-14 16:59) 

ナツパパ

kuwachanさん。
国鉄時代は、特急電車というとこの色合いだったですよね。
前に突き出たデザインの先頭車両はいかにも早く走ることが出来そうで、いいなあと思いますねえ。
そうそう、わたしは東海道線の特急「こだま」に乗ったことがありますよ。
その時は、東京から大阪まで、両親と乗ったのですが、さて、なにをしに大阪に行ったのか?
新幹線と違って、東海道本線を走って行くので、いろいろな景色が見られて、それが記憶に残っています。
その思い出が、わたしを鉄道好きにしたのかもしれませんね。
by ナツパパ (2022-09-14 17:07) 

ナツパパ

Inatimyさん。
ずっと以前から、ヨーロッパ各国の鉄道博物館に行くことがわたしの望みなんです。
ドイツニュルンベルクのDB博物館、イギリスヨークの鉄道博物館、どちらもさすがの内容でしたっけ。
ユトレヒトの博物館も行きたい...きっと素晴らしい展示なのだろうなあ。
オランダの、ドッグノーズの車輛は、写真や動画で見ることがありますが、素敵なデザインですね。
車体の、オレンジと濃紺の配色も似合ってるなあと思います。
前面に扉がついていて、その上2階に運転席のある車両もいいなあと思います。
その車輛のデザインは、日本の特急電車に影響を与えた、と聞きましたよ。
by ナツパパ (2022-09-14 17:12) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
一週間前に下関に宿泊しましたが、夜にホテルにチェックインで、
早朝の始発列車で出かけたので下関の街歩きはできませんでした。
門司港には相方と行きました。「九州鉄道記念館」に入館したかったん
ですが、相方が興味無いので断念しました。
博多で有名な「かろのうろん」食べましたが<コシ>とは無縁なうどんでした。
by johncomeback (2022-09-14 19:56) 

なかせ

息子と京都の鉄道博物館に行ったことがあります。
まだコロナが流行る前ですが、
展示物がたくさんあるのに、一番時間をかけていたのが
プラレールで遊べるコーナーでした。(家でも遊べるのに)
男の子は鉄道が好きなこが多いですね。
色んなところに連れていきたいと思っています。
by なかせ (2022-09-14 21:29) 

しのぴん

おーー、北九州空港ですね!!
今はマイル貯めるためにJAL乗っていますが、以前はスターフライヤーも利用していました。
門司港の鉄道博物館に行ったのは、まだ我が家の子供が小さいころでしたから、かなり昔です。展示車両は当時と変わってない様ですが、今もキレイに保管されていますね。
「資さんうどん」私が実家に居た頃にはなく、昔は讃岐うどん系のうどん屋が多かったです。なので、子供の頃外食で食べたうどんは、コシのないうどんではなく讃岐うどんでした。
by しのぴん (2022-09-14 22:50) 

向日葵

子供の頃からの筋金入りのてっちゃん!!
鉄道博物館はまさに天国だったことでしょう!!
奥様もずぅっとご一緒に?
奥様に感謝しないと。。(奥様もお好きなら良いのですが。。)
by 向日葵 (2022-09-15 04:25) 

ぼんさん

「九州鉄道記念館」には訪れた事がありますので懐かしく拝見させて頂きました。保存状態も良く、車内に入れる車両もありとても興味深かったです。機会があればまた訪れて見たいです(^_^)
by ぼんさん (2022-09-15 04:53) 

タンタン

外観を残してリニューアルした建物を見て、東京中央郵便局もこんな感じやったのを思い出しました。
それと資さんうどん食べてみたいです^^
by タンタン (2022-09-15 05:59) 

gop

楽しまれた様で何よりです。次回はウエスト、巻のうどんも是非。
個人的には小倉の「はるや」がお勧め。小倉工場鉄道ランドも出来ました。
https://www.jrkyushu.co.jp/train/kokurakojo/

by gop (2022-09-15 07:38) 

YAP

鉄道には詳しくないのですが、それでも九州の鉄道車両は個性があるというのは知ってます。
この博物館は知らなかったのですが、良いですね。
by YAP (2022-09-15 08:20) 

ナツパパ

johncomebackさん。
以前九州にお出かけと伺って、ちょうど台風が来ていた折でもあって、さていかがか、と案じておりました。
ご無事にご旅行されなによりと存じます。
関門海峡の下関門司港、両岸にホテルがあって、どちらに泊まろうか、ずいぶん悩みました。
結局門司港にして、下関には連絡船で往復を選びましたが、それでよかったと思います。
下関の街歩きは残念でしたが、門司港はじっくりと散策見物できましたので。
噂に名高い「コシの無い」うどんを初めて食べましたが、意外と美味しかったです。
by ナツパパ (2022-09-15 09:01) 

ナツパパ

なかせさん。
そうなんですよねえ、男の子は乗り物系に行くか怪獣系に行くか、になりがちですよねえ。
我が家の息子には、まだ小さい頃から当時の交通博物館に行ったり、電車に乗せたり、絵本を買い与えたり、
英才教育をした結果(笑)、無事鉄道好きになってくれました。
嬉しかったのですが、中学生の反抗期くらいから徐々に離れていってしまって、今やゲームばかりです。
上手く行かないものだなあ、と嘆く傍でカミさんが笑ってますよ。
by ナツパパ (2022-09-15 09:05) 

ナツパパ

しのぴんさん。
今回初めて北九州空港を利用し、まだ初めてスターフライヤーにも乗りました。
空港は使い勝手がよさそうで、いいなあと思いましたし、スターフライヤーも機内が素敵ですね。
九州は各県それぞれに空港があって、今回のような旅でなければ北九州空港を使うことはないでしょうが、
それでも、北九州は門司港以外はほとんど未見なので、また旅行することもあるかな、と思いますねえ。
「資さんうどん」は地域あちこちにあると聞きましたので、できれば食べてみたいと思っていました。
空港手前で店があって、目的を達することが出来ました。
by ナツパパ (2022-09-15 09:10) 

ナツパパ

向日葵さん。
そうなんですよ、今回の旅行では、けっこうわたしの望みで動くことも多かったので、カミさんには感謝ばかりです。
鉄道記念館では、実物の車輛を見るところまでは一緒でしたが、本館の中では各自別々の行動でした。
わたしは夢中で展示他を見ていて、時間もあっという間に感じられましたが、カミさんは長かったことでしょう。
それについて、彼女からは特に文句も言われず、得難い伴侶と思っております(惚気か? 笑)。
by ナツパパ (2022-09-15 09:14) 

ナツパパ

ぼんさん さん。
この旅行記にコメントを頂いた折、門司港に泊まったことがおあり、と伺ったことを覚えています。
門司港に泊まって、付近を見物散策されたのですね。
鉄道記念館は門司港の見どころの一つ、見物すると面白い場所だなあ、と思いました。
展示などに一層の充実があると尚いいなあ、と思うのですが、それは贅沢なのかもしれませんね。
門司港付近はずいぶん見物したと思っていたのですが、帰京して本を読み返すと、未見の場所が多く、
これはまた行きたいなあ、と思っています。

by ナツパパ (2022-09-15 09:19) 

ナツパパ

タンタンさん。
そうですね、東京駅前の「KITTE」は内部を大胆に工事してリニュウアルし、とても魅力的です。
歴史を感じさせる外観をそのまま残して、内部を耐震工事など新しくするのは、
今後使い続けていく上では必須のことなのだろうなあと思います。
貴重な資料なども災害から守っていかなければならないでしょうし。
「資さんうどん」は、関東生まれのわたしから見て、さほど違和感は感じられませんでした。
コシの少ないうどんはこちらでもよく見ますし、ぶっかけうどんを注文しましたので汁は濃いめでしたし。
なので美味しくいただくことが出来ましたよ、タンタンさんも機会がありましたら是非!
by ナツパパ (2022-09-15 09:25) 

ナツパパ

gopさん。
九州北部では、うどんのチェーン店が何系統かあるとは知っていました。
そうそう、ウエストと牧のうどんでしたね。
今回は、空港手前で資さんうどんの店を見つけることが出来てうれしかったですねえ。
思えば、九州内では高速道路での移動がほとんどでしたので、一般道は、高速のインターチェンジから空港まで、
そこだけでしたので、もしもう少し一般道を走っていれば他の店にも出会えたかもしれませんね。
今回の旅行では、山口県の西部は堪能できましたが、九州は門司港だけで終わってしまい残念です。
機会があれば、北九州と福岡...できれば唐津あたりまで旅行してみたいものですが、さて。
小倉は魅力的な街ですね、ぜひ行きたいところです。
by ナツパパ (2022-09-15 09:34) 

ナツパパ

YAPさん。
JR九州は水戸岡さんという稀代のデザイナ―、もしくは名プロデューサーが仕切っていますので、
他のJR各社に比べて車両や建物に特徴があるように思います。
色遣いやデザインが一目見て、あ水戸岡さんあJR九州、と分りますもの。
鉄道記念館に置かれた展示は、でも、国鉄時代やJR九州改組後すぐのものが多かったので、
水戸岡カラーはさほど感じませんでしたねえ。
その分静かに見物が出来たようにも思います。
by ナツパパ (2022-09-15 09:39) 

八犬伝

2枚目の写真が、頭だけを切り取ったものなのでしょうか?
勿体ない、展示をしたものですね。
C59いいですよね。
C57→C59→C62と急行列車(当初は特急か?)用のSLは、とても素晴らしいです。
そうそう、福岡と言えば
うどんです。
最近、めっきり九州ラーメンが胃に応えるようになったので
博多に行ったら、もっぱらうどんです。
by 八犬伝 (2022-09-15 20:11) 

song4u

門司港駅周辺の観光と言えば、この記念館はセオリーですよね。
港湾としての門司、そして国の出先機関が集中していた熊本は、
昔の九州の中心地だったと聞いています。
あ、そうそう。鉄道記念館からすぐの場所にある「三宜楼」には
行かれましたか? 木造三階建ての大規模料亭は、往時の当地の
隆盛を感じるに十分です。
数年前に、ぼくはここでランチをいただいたことがあるのですが、
今は残念ながらサービス中止になっているようです。
運営は下関の春帆楼だったんですよ。
by song4u (2022-09-16 00:07) 

おと

鉄道好きにはたまりませんね^ ^私は、子供の頃はそれほど興味がなくて、全然詳しくないのですが、電車を見ると、なんだかワクワクします。そんな、コシのないうどんがあるんですね!知りませんでした。身体にやさしそうな、、。
by おと (2022-09-16 07:25) 

ナツパパ

八犬伝さん。
>2枚目の写真が、頭だけを切り取ったものなのでしょうか?
そうなんですよ、前頭部と言って、先頭から数メートルだけ切り取って展示してあります。
おそらくは、鉄道車輛で特徴的なのは前の部分で、それを残すことで記念としたものと思いますねえ。
車輛全体を残すには少し重要度が足りないと判断されたのかな?
でも、写真中3輌のうち右端のステンレス製電気機関車は関門トンネル専用のもので、
防錆対策でステンレスの車体を選んだ貴重な遺産と思うのですがねえ。
C59はC62よりボイラーの径が少ないのかな、すっきりとした外観で、わたしも大好きな車輛です。
by ナツパパ (2022-09-16 09:29) 

ナツパパ

song4uさん。
>あ、そうそう。鉄道記念館からすぐの場所にある「三宜楼」には行かれましたか?
三宜楼は。帰京して観光案内書を見て、初めて存在を知りました...迂闊でした。
三階建ての外観も、大広間の造りも素晴らしいですね。
song4uさんも仰るように、門司港の隆盛を偲ばせる貴重な建物と思います。
そこも含め、門司港は見物したようで全然見ていなかったことに愕然としています。
次回はぜひ...コロナ騒ぎが終ったらランチも復活するでしょう。
春帆楼の経営なら美味しい食事を頂けそうです。
by ナツパパ (2022-09-16 09:33) 

ナツパパ

おとさん。
うどんは麺の様子にバリエーションが豊富なこと驚くばかりです。
それがうどん好きの方をここまで増やしている原因でもあるのでしょうね。
わたしの友人にもうどんが好きで、にうどんを食べるだけに香川県に遠征するものがいますよ。
わたし自身、それほどうどんに好みや執着はないのですけれど、美味しいうどんはいいなあ、と思います。
九州のうどんは柔らかくて、十分美味しくいただきました。
by ナツパパ (2022-09-16 09:36) 

ライス

こんにちは。
九州鉄道記念館は敷地は広くはないですが、
貴重な車両や展示が充実してますよね!
煉瓦造りの旧九州鉄道会社本社もたまりません。
門司港駅のレトロ駅舎や街の雰囲気も好きなので、また訪れたいです。
by ライス (2022-09-16 12:49) 

ちくわ

蒸気機関車はやはりダイナミックですね~(^^)/

by ちくわ (2022-09-16 13:38) 

ナツパパ

ライスさん。
そうですね、鉄道記念館の敷地はさほど広くはないのですが、その中でよく考えられたレイアウトでした。
九州鉄道の本社という歴史的に貴重な建物を本館として使う、というアイディアもいいなあと思います。
わたしは関東地方の生まれ育ちで、カミさんは北海道生まれ、北の方は帰省も含めよく出かけるのですが、
西に向かっての旅行は久しぶりでした。
新鮮な刺激を受けた今回の旅行で、また九州に行きたくなりました。
by ナツパパ (2022-09-16 15:09) 

ナツパパ

ちくわさん。
蒸気機関車のボイラーからシリンダー、ピストンに、そして動輪を動かす連結棒へと、
動力が伝わっていく様は見ていて迫力を感じます。
走っている様子も、懸命に動いているという感じが伝わってくるようで、それは電気やディーゼルで動く機関車
からはなかなか感じられないんですよねえ。
蒸気機関車は、高校生の頃までは、あちこちで走っていましたので、夏休みなどの旅行先でよく乗りました。
引いている客車にエアコンなど無いのですから、当然窓は全開で、すると機関車からのすすが飛んできて、
長時間乗っていると頭がじゃりじゃりになるのでした。
蒸気機関車は好きなんですが、あればかりは勘弁、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2022-09-16 15:19) 

gardenwalker

こんばんは
九州の鉄道博物館は外光を取り入れた明るい感じが素敵ですね!
ED72形電気機関車は富士やはやぶさ、さくらなどのブルートレインを牽いてましたね。小学生の頃に図鑑で眺めてました。未知の世界の乗り物でした。
コシのないうどん、タモリさんが讃岐で仰ってましたね^^
by gardenwalker (2022-09-16 23:31) 

TaekoLovesParis

私も鉄道博物館は好きで、大宮、梅小路、小樽と行きました。規模小さいけど、青梅鉄道公園もピクニックにいいです。
サイトを見たら、明治時代の建築という建物がもっと重厚にうつってて、これを見たら行きたくなると思いました。ナツパパさんの説明が、わかりやすくて、ますます行きたくなりました。
by TaekoLovesParis (2022-09-17 01:13) 

ナツパパ

gardenwalkerさん。
ED72ってかっこいいですよね。
少し張り出している前部のデザインが躍動的で、いかにも早く走りそうな予感がします。
たしか久留米までの電化に際して新製された機関車ですから、1960年代の製作となるわけですが、
早くも1970年代半ばから引退が始まって1982年には全車引退だったそうですよ。
...たった実動20年...もったいないなあ、と思いますねえ。
「うどんにコシは要りません」というタモリ氏の言葉は名言?迷言?(笑)
by ナツパパ (2022-09-17 09:10) 

ナツパパ

TaekoLovesParisさん。
あ、TaekoLovesParisさん、お仲間です。
鉄道博物館もそこまで行っていらっしゃるのは素晴らしいです。
わたし梅小路にはまだ行ったことがなくて、忸怩たる思いはあるのですが、いつか行きたいなあ。
日本各地で100年以上も公共輸送の主力だった鉄道ですから遺産は膨大にあるわけで、
それらを保存し維持し管理してくれるのは、本当にありがたいこと思います。
JR四国にもこういった施設がるようですので、いつかは行ってみたい、と思っているんですよ。
by ナツパパ (2022-09-17 09:14) 

小肥り

男の子はみんな鉄道大好きですから。ここは楽しそう。僕はまだ行ってない。
最初の3両の機関車ですが駆動車両をまるまるデンと置いてるんじゃなくて、駆動車両をチョン切ってるんですね。で、前半分を置いてあるのか。
SLがピカピカですね。
こだま型特急、懐かしいですね。第一こだま、第二こだま。
「天国と地獄」で現金カバンを投げるのが第二こだまでしたね。
建物もなかなか趣深いですね。レンガ建築もだんだん姿を消してゆく。
ハッハッハ・・・うどんだけは意見が違いました。
僕は腰強うどんがお好み。関西系です。
by 小肥り (2022-09-17 10:55) 

北海道大好き人間

九州鉄道記念館に於ける車両の保管状況を見ますと、特に冬場の気象条件が過酷な北海道で廃止された線路をかつて走っていた車両を屋外展示するには、最低でも屋根が必要なのだと、実感します。ただ、北海道では記録的大雪なる場所もありますから、その重さに耐えうるだけの頑丈な物が必要になってきそうですが。

by 北海道大好き人間 (2022-09-17 15:09) 

tommy88

無事これ名馬。
北海道では小樽や三笠が頑張って機関車を保管しています。
基本、レンガ造りの建物ですね。
パリのオルセー美術館、元は駅舎だったとか。
ルーブルより、入館時の広さには、おおおおおーと、声が出ました。
廃線になった駅舎を有効利用する発想があれば、全ては救われましょう。

by tommy88 (2022-09-17 15:52) 

ナツパパ

小肥りさん。
JR各社で鉄道の博物館が作られたのは、まことに嬉しいことです。
明治以来、公共輸送を担ってきた鉄道には産業遺産が多くあって、それを維持管理して展示する施設は大切ですし。
門司港のこの施設は、大宮の鉄博や梅小路の博物館に比べると小振りではあるのですが、
JR九州に残された遺産が多く展示され、見応えがありました。
機会がありましたらぜひ一度お運びください、記念館の周りの門司港地域も魅力あふれたところですし。
小肥りさんのご出身を考えますと、関西系のうどんに親和性をお持ちなのは納得できます。
一方の当方は、なにせ蕎麦文化圏育ちですので、うどん文化にはまだまだと言えそうです。
あちこちでうどんを食べ、遍歴しての修行が必要のようです。
by ナツパパ (2022-09-17 16:19) 

ナツパパ

北海道大好き人間さん。
鉄道車輛は野外で使われるものではありますが、それは日常点検メンテナンスを実施しているからであって、
一か所に置いて展示となると、野外ではあっと言う間にぼろぼろになり朽ちてしまいます。
貴重な遺産の維持管理には、やはり風雨にさらされない環境が必要と思いますねえ。
九州鉄道記念館の大屋根は、でも、必要最低限かな、と個人的には思いますねえ。
理想は、大宮梅小路、そして名古屋金城埠頭の各博物館のように、建物の内部に置いて展示することでしょう。
そうすることで車両の劣化は防げるはずですが、でも鉄道車輛は大きいですから、博物館の建物も大きくなり、
そうなると建物自体の建設費や維持管理の費用が大変そうです。
by ナツパパ (2022-09-17 16:24) 

ナツパパ

tommy88さん。
北海道と鉄道は、明治以来石炭輸送や開拓に切っても切り離せない関係があります。
そういう鉄道の遺産を後世に残して行こうという姿勢はありがたいことだなあ、と思いますねえ。
小樽手宮の機関車の車庫は小振りながら煉瓦造りで見応えがありました。
諸外国では、駅舎とその周辺を使って鉄道博物館にする例もいくつかあります。
tommy88さんの仰るように、廃線になった駅舎を使えば素晴らしい施設ができると思いますねえ。
by ナツパパ (2022-09-17 16:28) 

芝浦鉄親父

10年近く前に九州鉄道記念館を訪問したことがあります。
ここでしか見ることのできない、かつて関門トンネルで活躍したEF10、九州交流電化のパイオニアED72など、貴重な車両たちを見ることができて感激でした。
次回、九州に撮影旅行に行く際、再訪してみたいと思います。
by 芝浦鉄親父 (2022-09-26 12:40) 

ナツパパ

芝浦鉄親父さん。
そうなんですよねえ、九州と地域を限定している施設ですので、ここでしか見ることのできない車輛が、
何台も並んでいて、わたしも気分が高揚しました。
やはり写真よりも実物があったほうが印象深いものがありますものね。
機会がありましたら是非再訪なさってください。
わたしも九州に行ける折には、ぜひまた訪れてみたいと思っています。
by ナツパパ (2022-09-26 15:13) 

ナツパパ

niceをくださいました皆様。
ありがとうございます。
by ナツパパ (2022-10-02 09:47)