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初めての街を歩いてみよう ― ほぼ本州西端旅行記 その3 ― [旅行中  国内編]





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 食事を終えてお腹いっぱい、元気になったところで、街歩きを始めようと思う。

 そこでやって来たのは、市内西寄りにある「菊屋横丁」と呼ばれる地域である。

 江戸・明治からの建物が多く残り、萩で街歩きというと、この辺りがお勧めらしい。




 通りには、萩焼の店甘味処など、観光客相手の商店もあって、萩の街にしては賑やかな雰囲気である。

 しかし、メインの道路から小径に入るとそこは閑静という言葉を具現化したような光景なのだった。

 ...萩、というと出てくる写真はこのあたりのことか、とつい既視感が現れるのだけれど、それでも素晴らしい。




 6月末、観光シーズンには少し早い時期の平日、この高名な観光地は人も少なく静かに街歩きが出来た。

 カメラを抱えて歩く身には魅力的な被写体が多く、写真を撮りつつ街の雰囲気を味わいつつ...なかなか前に進めない。

 そして...こうやって、誰一人写っていない写真が撮れるのもありがたいことである。







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 菊屋横丁の小径を歩いていると「高杉晋作生誕地」の石碑が建っていた。

 明治維新前、長州を討幕運動へ導いた主要な一人、その高名な人物は、司馬遼太郎の「世に棲む日々」に詳しい。

 わたしは、司馬氏の本が好きなので、当然、高杉が菊屋横丁で生まれたのは知っていたが、実際その場所に立つと感慨が深い。

 ...そうか、高杉晋作は、こういうところで生まれ育ったのか。




 2枚目の写真は高杉晋作の生家跡から少し離れた場所。

 生垣と塀が続く街並みに夏ミカンの実が見える...その緑色と黄色の対比が、萩の代表的な風景らしい。

 この後、街をずいぶん歩いたのだが、夏ミカンを写せずに終わって、それがどうにも残念で。

 ...PCに移した画像の中からこの一枚だけ見つけて、それで、ここに貼ってみたのだけれども。







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 写真上の、なんの変哲もないような濠は、萩城の外堀で、城内とそうではない土地を分けるもの。

 左が萩城三の丸で、殿様をはじめ高位の武家が住まう地域、右に菊屋横丁があり、武家屋敷もあったが、商人も住む所だった。

 萩城の古地図を見ると、この濠はもっと広いのだが、後世右側の部分が埋め立てられたのだろう。







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 旧三の丸を歩くころから、薄日が差してきて、気温も湿度も上がってきた。

 歩いていると汗が止まらない...わたしも、付き合って一緒に歩く妻ももうヘロヘロである...きびしい。

 どこかで一休み、と思うものの、そういう店が見当たらない。

 で、ひと休みをガマンしつつ...それでも、萩の街は魅力的で、見えている風景の、その先を見たくて仕方なくなる。




 萩市は1970年代からの有名な観光地である。

 もっと俗化されて、観光客相手の店も多いのか、と思っていたら、歩いた街はその想像とは真逆だった。

 落ち着いた建物、そして塀や生け垣が並ぶ街並みはとても魅力的であることに驚いた。






      ◇   ◇   ◇






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 さてひと晩過ごして翌朝、真っ青に晴れ渡った空がとても気持ちいい日になった。

 ...梅雨とは思えないほどの上天気...これは今日一日愉しめそうだ。

 この日は日本海に沿って下関そして門司港までドライブする予定である。



 

 クルマで宿を離れ、川沿いで写真を撮っていたら、昨日はバテていけなかった萩城の本丸を見に行きたくなった。

 ...すこし寄り道していこう。







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 萩城の本丸には、指月山を背負って、濠と天守閣跡の石垣が残っており、朝日に映えてとてもきれい。

 ...ああ、もう夏なんだなあ...空も木々も生き生きとしている。

 最後に、萩市内を船で巡る遊覧船の乗り場を見て、萩市内から出かけることにした。






      ◇   ◇   ◇






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 萩市に行ったら萩焼を見たい、と器が好きなわたしたち夫婦はそう思っていた。

 市内には萩焼を扱う店がたくさん...わたしたちは夫婦で使う湯呑と急須を探していたのだが、なかなか出会えない。

 こういう器探しは、いったんこじれると、その後は無理をしても結局気に入ったものには出会えないことが多い。

 そこで、妻が、湯呑と急須をすっぱりと諦め、わたしは酒器を探すことにした。




 街歩きの途中、市内三の丸にある「指月窯」で、こういう形の酒器をとお願いしたら、10客ほども出してくれた。

 その中から選んだのが写真上の盃(の左と下の2客)で、わたしはこういうパッと上に開いた形が好きなのである。

 萩焼は口当たりがとても柔らかいのが特徴で、写真の盃も、酒を呑む時の口当たりが心地よい。

 土ものなので見た目に派手さは無いのだが、日々の晩酌に、気持ちのいいひと時を与えてくれそうである。

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tommy88

ドラマ『JIN-仁-』の世界ですね。橘咲(綾瀬はるか)がフラっと出て来そうな雰囲気です。古い時代のドラマを撮影するにはもってこいの街並みだと思います。こういう街並みがしっかり保全されているなら、市民の民度は高いと思います。おそらく幕末の志士を輩出した地域だからこそ。

by tommy88 (2022-07-24 10:08) 

ナツパパ

tommy88さん。
萩というと、「ディスカバー・ジャパン」というキャンペーンがあった頃からの観光地で、
観光客は多く来ている筈なのに、思ったよりの俗化されていませんでした。
観光客相手の、派手な外観の店もほとんどなかったですし。
そういう街のたたずまいは、仰るように、住民の意思によるものであるはずです。
見習うべき街、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2022-07-24 10:26) 

お散歩爺

萩市には爺も行きました、整然と並んだ屋敷は武家屋敷ですね。
今となっては津和野の町とこんがらかってます。
by お散歩爺 (2022-07-24 10:33) 

しのぴん

萩市は行ったこと無いのですが、風情のある街並みが癒されますね。
by しのぴん (2022-07-24 11:49) 

ナツパパ

お散歩爺さん。
そうですね、この秩序ある佇まいは素敵だなあ、と思います。
日本各地にある城下町にも、こうやって整然とした街並みの武家屋敷がありますね。
そういうところを訪ねての旅は面白そうです。
伝統的建物群保存地域でしたか、そういった公的補助もまたいいことだなあ、と思いますねえ。
by ナツパパ (2022-07-24 12:18) 

ナツパパ

しのぴんさん。
萩は、こういった街並みを除くと、いわゆる地方都市の街なのですが、それでもこれ見よがしに派手さが無く、
これだけの有名な観光地でありながら、そういった佇まいを保っているのは立派と思いました。
今回は、ビジネスホテルに宿泊して街歩き中心の旅行でしたが、次回機会があれば、
もう少し上質な、ゆとりのある旅にしてみたいなあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2022-07-24 12:21) 

minsuke2

萩と聞いただけで、行きたくなります。
魅力的な土塀ですね。
それが綺麗にまっすぐに奥まで続いているのは
圧巻です。
整備された街ですね。
萩焼も雰囲気があっていいですね。
焼き物は味わいがあって好きです。
おちょこが買いたいかな。
by minsuke2 (2022-07-24 12:54) 

ナツパパ

minsuke2さん。
萩の街は大きな寺院や建物などは少ないのですが、それでもとても魅力的な街でした。
観光地であるにも拘らず、観光客にあまりこびていない雰囲気が良いですね。
おそらく、萩にお住いの方々の意識がそういった街並みを作っているのだろう、と思います。
minsuke2さんの眼でどう写真に切り取っていただけるか、とても興味があります。
本場の窯元で見る萩焼は、やはりいいなあ、と思いましたねえ。
当方萩焼は素人なのですが、柔らかい肌合いと口当たりは、使っていてとても心地いいです。
by ナツパパ (2022-07-24 13:57) 

hanamura

元山口県民(岩国市民)です。当時ほぼ全県ぐるぐるしました。どこでも、安部元首相との記念写真やサインが、いろんなお店に飾ってありました。
私は吉田松陰先生より、弟子の高杉晋作の方が、行動して実現しているので好きです。
by hanamura (2022-07-24 14:39) 

ma2ma2

萩は古い街並みが残った所がありますね。
by ma2ma2 (2022-07-24 14:40) 

ナツパパ

hanamuraさん。
そうでしたね、安倍元総理は山口県が選挙区でしたね。
わたしたちが旅行したすぐ後、あの事件があって、下関の駅前や事務所がニュースで流れました。
その映像にもびっくりしてしまいましたっけ。
高杉晋作はやはりすごいですね、こういう人がいたんだ、と驚きます。
彼が明治維新後まで生きたとしたら、さてどういう行動をしただろう、と想像するのは愉しいことです。
明治維新にプロテストする行動を起こしたのでは?というのがわたしの偏見ですが。
by ナツパパ (2022-07-24 16:19) 

ナツパパ

ma2ma2さん。
そうですね、地域は限られているのですが、記事のような街並みが続くところは見応えがありました。
そして、そこを二人であれこれ感想を言いながら歩くのも愉しいことでしたねえ。
...ただ、後半は二人とも疲れ果ててしまい、ほとんど無言でひたすら歩いていましたが(笑)
それもこれも、振り返ってみれば旅の思い出です。
by ナツパパ (2022-07-24 16:34) 

八犬伝

確かに、萩と言えば夏ミカンというイメージですね。
萩に行ったのは、もう40年近く前
武家屋敷と松下村塾しか記憶に残っていません。
あっ、萩焼もですが。
by 八犬伝 (2022-07-24 17:01) 

YAP

歴史のある町なんですね。
幕末のドラマはあまり詳しくないのですが、歴史の舞台として、重要なところだったのでしょう。
その舞台が目の前にあると、心躍りますね。
by YAP (2022-07-24 17:14) 

ナツパパ

八犬伝さん。
わたしが若かった頃、「ディスカバー・ジャパン」なるものがあって、あちこちへの旅行を勧めてましたっけ。
その中に萩があって、自転車で萩の街を巡る若い女性たち(←ココ重要 笑)の写真に、
生垣や土塀という萩の街並み、そしてその上からのぞく夏ミカンが写ってました。
それが、今に至るまで、わたしの萩のイメージなんですよねえ。
そうなのに、街歩きの時はすっかり忘れてしまって、残念無念です。
by ナツパパ (2022-07-24 17:27) 

ナツパパ

YAPさん。
わたしが幕末の出来事に興味を持ったきっかけが司馬遼太郎の小説ですが、その一つに「世に棲む日々」があり、
また「花神」があり、どちらもとても面白く、すっかり傾倒してしまいました。
世の中の大変動期の様々な出来事を語る司馬氏の文章は、すっかり頭に刻まれております。
そういう人間が、萩の街に行ったものですから、街歩きが愉しいこと(笑)。
ずいぶん歩き回りました...一緒に歩いてくれたカミさんに感謝です。
by ナツパパ (2022-07-24 17:34) 

gop

冷やして食べても美味しい萩の夏みかん丸漬!
https://www.mitsukuni-honten.com

by gop (2022-07-24 17:46) 

Inatimy

石積み、白い壁、板、生垣・・・塀にもいろんな種類がありますね。見てて楽しく。
塀から溢れんばかりの木の緑も、見事な。5枚目の写真の左側にある塀も特徴的でかっこいいです。
我が家の旅もかなり歩くんですが、私もこの先の風景が見たくて、どんどん進んでしまいます^^;。
目の前にぶら下がった人参状態で止まらなくなってしまうんですよ。
萩焼の酒器もシブくてみてて落ち着きますね。こういうお店好きなので、あれもこれも欲しくなりそう^^。
by Inatimy (2022-07-24 18:56) 

ナツパパ

gopさん。
そうそう、このお菓子ですよ。
この店の真ん前を通りかかって、素敵な店構えに入ってみたい、と思ったのですが、なにしろ街歩きの後、
汗まみれではどうも気が引けてしまって、通過してしまいました。
めったには来ることのできない萩でしたのに、惜しいことをしました。
by ナツパパ (2022-07-24 19:11) 

ナツパパ

Inatimyさん。
Inatimyさんの旅行記を拝見すると、たしかに街歩き、よく歩いていらっしゃいますよね。
わたしたちも、好奇心が旺盛なせいか、街を歩くのが好きで、今回のように初めての土地ですと、
どこまでも歩いて行ってしまいます。
ただ...この日は暑いうえにムシムシで、相当ダメージを受けてしまいました。
萩焼の店で、冷たいお抹茶のご接待を受けたのですが、生き返るように思いましたっけ。
by ナツパパ (2022-07-24 19:14) 

johncomeback

拙ブログへのコメントありがとうございます。
僕と同年代の方は給食でクジラの竜田揚げを取り上げますが、
僕は竜田揚げも脱脂粉乳も記憶にありません。北海道だったからかなぁ?
僕も司馬遼太郎の大ファンです。
1番好きな作品は「坂の上の雲」で松山市の「坂の上の雲ミュージアム>を訪ねました。
2番目は村田蔵六(大村益次郎)が主役の「花神」です。
by johncomeback (2022-07-24 20:07) 

みち

萩の街並み素敵ですね。行きたくなりました!
人を気にせずに撮れるのも良いですね。
素朴な土っぽい、ほんのりピンク色をした萩焼きが好きです。
使う度に味が出るのですよね~。素敵な盃ですね。
by みち (2022-07-24 20:16) 

なかせ

素敵な街並みですね。
時間が止まってくれそうな気がします。
酒器もいいですねぁ~
お酒も進みそうです♪
by なかせ (2022-07-24 21:07) 

めぎ

とっても素敵な街ですね。
あ、やっぱり萩焼が出てきましたね~
お酒が楽しく飲めそうな器ですね!
by めぎ (2022-07-24 22:04) 

ぼんさん

'13年に「萩」に訪れたので懐かしく拝見させて頂きました(^_^)
by ぼんさん (2022-07-25 07:28) 

ナツパパ

johncomebackさん。
妻はわたしと同年の生まれなのですが、同じように、脱脂粉乳は経験がない、といいます。
やはり北海道では、脱脂粉乳に頼らずとも生乳で給食を賄えたのでしょうね。
松山市には「坂の上の雲ミュージアム」があるのでしたか。
同じ松山市には「伊丹十三ミュージアム」もありまして、かねてから行きたいところなんです。
松山、次の旅先に考えなくちゃ。
by ナツパパ (2022-07-25 08:34) 

ナツパパ

みちさん。
この日は街歩きをしつつずいぶん多くの写真を撮りました。
ただ残念だったのは、レンズをフルサイズ換算で16~35mmという超広角ズーム一本でしたので、
寄りの写真が撮れなかったことです。
もう少し望遠に振ったレンズを一本持っていけばよかった...後悔先に立たずですね。
萩焼は、使ってみてその良さを再確認できる焼き物と思いました。
使用前30分ほど水につけておくと、肌合いがなめらかになり魅力が増すんです。
by ナツパパ (2022-07-25 08:39) 

ナツパパ

なかせさん。
そうなんですよねえ、時間が止まったかのような静かな風景がとても魅力でした。
そういう街を、自分の好きなようにあちこち歩くのは、街歩きの愉しさで、
今回はそれを十分に味わうことが出来ました。
梅雨の時期でしたが、さいわい雨にはならず、でも、暑さが予想外でした。
ちょっとへばり気味で歩き終えて、でも、夜に呑んだビールがとてもうまかったですよ。
by ナツパパ (2022-07-25 08:43) 

ナツパパ

めぎさん。
萩焼の魅力は肌合いの滑らかさといえそうです。
使用前に30分ほども水につけておくと、滑らかな手触りになること、驚くばかりです。
でも、そうやって準備しても、使っているうちに貫入に染み込んで色がついてしまいます。
その状態を「景色」といって珍重するのは日本独特の文化といえそうですね。
他の国では、その状態はやはり汚れと取るのが一般的でしょうから。
今回買い求めた盃がどう「育っていくか」が楽しみです。
by ナツパパ (2022-07-25 08:50) 

ナツパパ

ぼんさん さん。
あ、ぼんさん さんは萩においでになっていたのですね。
各地にご旅行されているのであるいは、と思っておりました。
萩は静かな街で、昔ながらの街並みと萩焼くらいが見どころなのですが、それでも十分愉しめました。
ふだん暮らす東京都はまるっきり違う雰囲気の街を見ることが出来たのは、よかったです。
旅は非日常を愉しむもの、とよく言われますが、今回の旅もまた、非日常を愉しめました。
by ナツパパ (2022-07-25 08:54) 

kuwachan

暑すぎるのは困ったものでしたが、お天気に恵まれてよかったですね。
私が行った時は春の観光シーズンの週末だったのか
生垣や塀が続く道もかなりの人出があって
こんな静かな街並みではなかったです。
お写真を拝見してずいぶん印象が違います。
萩焼、父が好きなものでいくつかうちにもあります。
使い込むと色が変わってきますよ^^
by kuwachan (2022-07-25 09:19) 

ナツパパ

kuwachanさん。
そうなんですよ、梅雨時期でしたので雨を心配していたのですが、予想が外れました。
2日目は晴天で、それで、日本海側特有の、澄んだ海の色と樹々の濃い緑と、存分に愉しむことが出来ました。
そんな旅でしたが、平日でしたので、どこでも観光客が少なく助かりました。
やはり人が多いとこの時期ちょっと剣呑ですし、街並みの印象も違ってきますものねえ。

>使い込むと色が変わってきますよ^^
そうなるのだそうですね。
わたしの友人のところにも使い込まれた萩焼のぐい飲みがあって、とても素敵なんです。
友人はそのぐい吞みを指して、よく育った、といいます...まるで我が子みたいに。
わたしもいい子に育つように願いを込めて...愛用していくつもりです。
by ナツパパ (2022-07-25 09:47) 

英ちゃん

人が居ない街並みいいね!
しかし今は観光地は何処に行っても人だらけかもね?(^_^;)
沖縄なんかはコロナの感染者も多いのに観光客が物凄いらしいよ(;'∀')
by 英ちゃん (2022-07-25 14:08) 

じゅんぺい

私も萩焼、結構好きです。
それから前記事の大漁旗のお店も♪
いろいろ買い漁ってしまいそうです^^
by じゅんぺい (2022-07-25 16:17) 

ナツパパ

英ちゃん さん。
記事のこの日は月曜日で、やはり平日は観光客が少なかったです。
ツアーの人たちがいたら別だったと思うのですが、さいわい、ツアーの皆さんとは出会いませんでした。
こういう旅行は、学校の夏休みが始まった今は難しくなっていることでしょう。
思えばいい時に出かけることが出来ました。
行動制限のない夏...と、マスコミも旅行会社も宣伝していたのですから、人出も多くなると思います。
8月の感染者数が気になりますね。
by ナツパパ (2022-07-25 16:24) 

ナツパパ

じゅんぺいさん。
萩では食事にしてもお土産にしてもいい店に出会えました。
旅行前に、欲しいなあと思っていた萩焼や岩川旗店のグッズも気に入ったものが入手できましたし。
萩の街をゆっくり愉しめたのはホント良かったなあ、と思いますねえ。
...しかし、良いことが続かないことは往々にしてあるものでして。
旅行の最終日には帳尻合わせ?の出来事が、下関でありましたです。
by ナツパパ (2022-07-25 16:28) 

おと

美しい街並みですね~。こういう街並みを守っているって、とても素敵ですね。萩、いつか行ってみたいです。
そうそう、陶器、なぜか探すと好みのものに出会えなかったりします。探していないときに、コレというものに出会ったり。そこがまた楽しい所でしょうか。酒器、良い色ですね!
by おと (2022-07-25 19:37) 

向日葵

いかにも萩らしくて素敵です。。
お写真にあるような景観は、いくら萩でももう難しいのかと
危惧していましたが、全然そんなこと無いのですね。
萩の皆様の民度の高さでしょうね。
最近、急に足腰が弱って、歩くのがとても苦痛になってしまいました。
楽しく歩けるうちに思う存分あちこちを歩き回って置いて下さい。
奥様共々、お二人で楽しく萩を歩き回られている様子が目に浮かびます。
by 向日葵 (2022-07-26 02:28) 

ナツパパ

おとさん。
モノを探すときってタイミングが合わないと、とことん合わない時があるんですよねえ。
一生懸命探してもどうも今一つ...で、これで良いか、と買い求めてもそのあとしっくりせずで。
そういう経験が何回もあって、ダメなときはすっぱり諦める、ということを学習しました。
ただ、この後来られるかどうか分からない萩の街でも、すっぱりと諦めることが出来るカミさんはすごい。
わたしなど、うじうじして未練を残してしまいそうです(笑)
by ナツパパ (2022-07-26 08:12) 

ナツパパ

向日葵さん。
萩の街は、ちょうどおむすびを逆さにしたような地形で、左側の端にお城があり、その周囲が武家屋敷です。
伝統的建物群保存地区、という制度が国にあって、萩の武家屋敷地域は、その保存地区に登録しています。
外観他の変更を規制されたりと面倒もあるようですが、国からの補助なども下りるので維持管理は多少楽でしょう。
それでも、住民や自治体の意識がきちんとしていなければここまでの保存は難しいと思います。
観光地として有名になってもう長いこの街の、すばらしい面だなあと思いますねえ。
by ナツパパ (2022-07-26 08:17) 

響

萩は維新ゆかりの地を巡るのもいいですが生活と昔の土塀がのこる
何気ない路地も魅力ですよね。
by (2022-07-26 08:54) 

ナツパパ

響さん。
そうなんですよね、人々が実際生活をしている街を歩くのはじつに愉しいことです。
道の奥の、その先を見に行きたい、という気持ちが抑えられず、延々歩いてしまいます。
この日も、蒸し暑い日だったのですが、その気持ちに押されて、萩の街を延々歩いてしまいました。
歩いている間は疲れを感じなかったのですけれど、宿に着いたらどっと疲れが。
わたしはまあいいとしても、一緒に歩いてくれたカミさんには感謝ばかりです。
by ナツパパ (2022-07-26 10:39) 

gillman

萩の街は一度行ってみたいと思いつついまだに果たせていません。今となっては、まずコロナのお籠りで弱り切った足を鍛えなおしてからでないと街歩きも楽しめなさそうで…。
by gillman (2022-07-26 19:47) 

ナツパパ

gillmanさん。
萩の街はとても魅力的でした。
突出して大きな建物があるとか人目を引くものがある、という訳ではないのですが、街並みを歩くだけで満足できました。
この日はけっこうな距離を歩いたのですけれど、萩のいいところは、街に高低差が無いところで、
というのも河口のデルタに作られた街だからなんですが、その地形を考えると、自転車で街歩きはお勧めです。
わたしたちが歩いて回ったところを、半分以下の労力で倍以上の範囲を見て回れると思いますので。
by ナツパパ (2022-07-26 20:26) 

ぼんぼちぼちぼち

個人的には、左上の器が特に渋くて素敵だなあ!と思いやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2022-07-29 14:36) 

ナツパパ

ぼんぼちぼちぼちさん。
指月窯で盃を見せてもらったとき、10客ほど一緒に出して下さったのですが、一つ一つが全部違っていて、
色合いも模様も形も、その多彩さに驚きました。
そのなかで、わたしもぼんぼちさんと同じく、左上のものをまず選びました。
色合い肌触り、そして姿が好みでしたので。
実際に使ってみると、盃の縁に口をあてたときの柔らかさが格別で、愛用しております。
by ナツパパ (2022-07-30 08:33) 

あとりえSAKANA

萩は中学校の修学旅行で行きました。
クラス内でグループに別れ、各自地図を広げて
〇時に出発し 先生方の待つチェックポイント
3か所をそれぞれ〇時に回り… などと計画して
自分達で萩の街中を回る旅だったので とても
思い出深いので、画像を見てとても懐かしく
思い出しました。
by あとりえSAKANA (2022-07-31 09:43) 

ナツパパ

あとりえSAKANAさん。
わたしたちも萩の街は初めて訪れました。
この街は、観光地を車やバスで移動するより、自転車とま歩きで移動していく方が
ここの魅力をずっと味わえるように思えましたねえ。
チェックポイントというのはいいですね、見てほしいところは抑えてあとは自由に、素敵です。
わたしたちの時はとても蒸し暑い日で、歩いてばてましたが、とてもいい思い出になりました。
by ナツパパ (2022-07-31 10:04) 

gop

LA在住の家人もついにコロナ感染・・明日は我が身か、気をつけましょう。

by gop (2022-08-01 05:31) 

ナツパパ

gopさん。
ご家族の感染は心配ですね、病状はいかがですか?
日本での、ここにきてのコロナ感染者数爆増は予想をはるかに超えた出来事でした。
アメリカでの感染者数を対岸の出来事のように見ていたのですが、今や当事者ですね。
仰るように、明日は...と言う危機感を覚えます。
一層慎重に、と8月中はそう思っています。
by ナツパパ (2022-08-01 08:34) 

ナツパパ

niceをくださいました皆様。
ありがとうございます。
by ナツパパ (2022-08-07 09:20)