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みたけか?おんたけか? [狛犬さん見物]


 
 
 
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 洗足池駅で見物を終え、友人のS君と二人、やって来たのは御嶽山(おんたけさん)駅である。
 
 この駅そばに「御嶽神社」がある...違った、神社のそばに出来た駅なので、御嶽山駅なのだった。
 
 その御嶽神社に、それぞれ姿の異なる狛犬が3対あって、この日はそれを訪ねて。
 
 
 
 
 ところで「御嶽神社」の御嶽とは、木曽御嶽山が由来である。
 
 1535(天文4)年、御嶽神社として創祀された、と社伝にある。
 
 江戸、文政年間、この神社が木曽御嶽大神の示現の社である、とされて、関東一円に信者が激増した。
 
 江戸期に盛んとなった山岳信仰、富士講大山講そして御嶽講の、拠点だったのである。
 
 
 
 
 そういう次第で、関東地方一円には、御嶽神社が点在する。
 
 そして、御嶽を「おんたけ」と呼ぶ神社と、「みたけ」と呼ぶ神社に別れているようだ。 
 
 青梅の奥に「武蔵御嶽神社」があって、彼の神社も山岳信仰の拠点であるが、「みたけじんじゃ」と呼ぶ。
 
 双方どう違うかというと、祭神の違いであり、また信仰の対象である山の違いでもあるそうだ。
 
 「みたけ」は吉野金峰山を呼ぶことが多く、また、奥多摩の神社も、その山を「みたけさん」と呼ぶ。
 
 総じて、「みたけ」とは、信仰の対象でもある山への尊称と考えた方が良さそうだ。 
 
 

 
 一方「おんたけ」は木曽御嶽山のみを指すそうで、御嶽山信仰のこの神社は、「おんたけじんじゃ」と呼ぶことになる。
 
 なんだか、話がマニアックな領域になってしまい恐縮です。 
 
 ...が、木曽御嶽山も「みたけ」と呼ぶ場合もあるそうなので、なんだか混乱してしまいそうだぞ。
 
 
  

 
 
 
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 入り口の鳥居をすぎた参道脇に、一対の狛犬がある。
 
 特徴のある姿で、また、活き活きとした表情も実に特徴的である。
 
 神社の守り手として、相当力をお持ち、と拝見した。
 
 阿吽それぞれ良いのだが、とくに阿形の表情が素晴らしい。
 
 
 
 
 
 
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 本殿脇の「大鳥神社」社殿前にあるのが、上の狛犬。
 
 小ぶりながら、頭頂に角や擬宝珠の飾りを付けていて、古い狛犬と思われる。
 
 その割に、彫りもしっかりとしており、また、身体の装飾は細かく、一級品であると思う。
 
 目には眸も彫り込まれ、上を見ながらの表情は活き活きとして素晴らしい。
 
 良い石を選び、熟練した石工が作ったものか。
 
 
 
 
 
      ◇   ◇   ◇ 
 
 
 
 
 
 
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 本殿脇に、この日とくに見物したかった狛犬が置かれていた。
 
 損傷がある点残念だが、この狛犬は、獅子ではなく山犬かオオカミである。
 
 山岳信仰の神社(三峯神社、御嶽神社など)は、獅子の代わりにオオカミを狛犬としておく習慣がある。
 
 山で生きる人々にとって、狼は山を支配する生き物として畏敬の対象だった。
 
 狼はオオカミ、そして大神に通じ、山の神として猟師たちに信仰されてきたのである。
 
 
 
 
 
 
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 「御嶽神社」本殿前の狛犬は、口に巻物をくわえている。
 
 なにかの文書で、神から使わされたものを現しているのしれない。
 
 キリリとした表情が、いかにも野生を思わせる。
 
 
 
 
 ところで、オオカミと稲荷神社の使いであるキツネは、似た姿になることが多いようだ。
 
 双方の違いは石像の彫り方に決められており、オオカミには、先ず牙があり、そして肋が浮いていること、だそうだ。
 
 写真上を見ると、御嶽神社の狛犬はオオカミであることが分かる。
 
 
 
 
 
      ◇   ◇   ◇ 
 
 
 
 
 
 
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 境内の奥には、御嶽講によって寄進された石碑が置かれていた。
 
 江戸期以降の、山岳信仰の隆盛によって、関東一円から、木曽御嶽山に登った信者は多かったのだろう。
 
 その折の記念に彫られた石碑か...数の多さと内容に驚いた。
 
 
 
 
 そして、木曽御嶽に登ることの出来ない、女子や子どもそして老人などは、ここの神社にお参りしたのである。
 
 御嶽神社に3度参れば、木曽御嶽に1回参ったのと同じ、とも言われ、大勢の参拝者があったそうだ。 

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ソニックマイヅル

おはようございます。狛犬で巻物をくわえているのって珍しいですね。^^;
by ソニックマイヅル (2016-03-10 09:31) 

hatsune

それぞれ特徴のあるお顔立ちの狛犬さんですね。
「大鳥神社」社殿前の阿形の狛犬さん、鼻の下にお髭を蓄えているように見えて
ほっこりしました(*^_^*)
「みたけ」「おんたけ」読み方の違いが気になってました。
「やはた(やわた)」「はちまん」も、どちらの読み方をするのか悩みます。
by hatsune (2016-03-10 12:09) 

gillman

狐にしても、狼にしても昔は自然に生きるものに対する畏敬の念があったんですね。
考えて見たら武器や道具を持たないで自然の中に放り出されたら人間が一番弱い生き物だと思うんですが…。昔の人はそこらへんもちゃんと認識していたんじゃないかと。
by gillman (2016-03-10 12:16) 

なかせ

巻物をくわえている狛犬さんってみたことがないです。
狛犬さんも個性がありますね!
by なかせ (2016-03-10 12:36) 

馬爺

狼の狛犬は珍しいですね、御嶽神社へ行って見てみたくなりました。
by 馬爺 (2016-03-10 12:59) 

小肥り

「おんたけさん」と「みたけさん」なるほどねえ・・・
私が驚嘆するのは貴君のあくなき探究心であります。
なかなかできることじゃありません。
ここんとこ閉じこもり気味なもんでして。
by 小肥り (2016-03-10 15:54) 

めぎ

おお、このオオカミさん、スマートで気品があって、鍛えられた肉体という感じでカッコいい~!
私は漢字も御嶽と御岳と迷います。日本語は難しいですねぇ...否、読み方や漢字の差で細かいニュアンスの差を編み出す繊細な言葉、とも言えますね。
by めぎ (2016-03-10 15:58) 

アルマ

地域によって読み方が違う、「浅間」などもそうですね。
オオカミの狛犬、この辺りでは見かけたことがないので見てみたいです(^O^)/
by アルマ (2016-03-10 17:21) 

北海道大好き人間

>そして、御嶽を「おんたけ」と呼ぶ神社と、「みたけ」と呼ぶ神社に別れているようだ。
私の記事で何度も出ている北口本宮冨士浅間神社も「せんげんじんじゃ」と読むか「あさまじんじゃ」と読むかに分かれます。うちの地元では、9月に流鏑馬祭りを行う「小室浅間神社」と共に「せんげん~」と読みます。

最初の狛犬は精悍な顔つきが印象的です。
2組目の狛犬は、やはり石工の素材を見極める目と確かな技術が揃ったからこそ、今でもはっきりと掘った跡が残されているのだと思います。

石碑、昔の板みたく薄い石に彫ったものだと、後年の台風や地震でポッキリと折れてしまったのを見かけます。
また、碑文も風化している上に殆どが漢文ですから、判読できない物も結構ありそうです。

by 北海道大好き人間 (2016-03-10 18:20) 

Inatimy

鳥居の横の「御嶽神社」の文字も大きく立派ですね〜。
オオカミの狛犬、とってもスリム。 
獅子のような巻き毛もなく、すごくシンプルでいて、尻尾は太めで、
オオカミの尻尾のふわふわ感の特徴をよく掴んでますよね^^。
by Inatimy (2016-03-10 18:30) 

engrid

狼、狛犬さん
畏敬を持って山の神のお使いとして、崇めていたのでしょうか
山の神なのね、表情がいいですね
おんたけ、みたけ、そんな違いがあるのですか
同じと思っていましたが、何故読み方が違うのか、
疑問でもありましたから、ただ習わしではないのですね
by engrid (2016-03-10 18:34) 

hanamura

前回はフライング・コメント失礼しました。今度フィールド・ワークに御一緒しましょう!!趣味が合います(?)かしら?どうでしょう。
お犬様、諸説ありますがぁ・・・、私の読んだ文献等から信じるところでは、お稲荷様がキツネが神様ではなくて、稲荷神(稲荷大神、稲荷大明神)、貴狐天皇(ダキニ天)が祭神で、狐は眷属様なのと同じで、狼も眷属様と考えております。
「おんたけ」は木曾、「みたけ」は武州、甲州、と、これまた諸説ありますがぁ・・・私は、そのように思ってきました。他に、秋葉山も、お犬様の眷属様、祀っているんですよぉ!
by hanamura (2016-03-10 20:36) 

さる1号

御嶽、おんたけ、みたけ、どっちで読むか迷いますね
自分は木曽の方が馴染み深いので常に おんたけ と読んでしまいます^^;
オオカミの狛犬、撫でたくなりますねぇ^^
by さる1号 (2016-03-11 06:21) 

YAP

御嶽講という信仰もあるんですね。
それにしても、ここにある狛犬さんはどれも特徴的ですね。
by YAP (2016-03-11 08:15) 

ナツパパ

ソニックマイヅルさん。
おはようございます。
そうなんですよね、こうやって巻物を咥えている様子は、ホント珍しいと思います。
これが、お稲荷さんに置かれているキツネ像ですと、巻物などを咥えている姿は、
しばしばお目にかかるのですけれども。
珍しい狛犬に出会えて、この日は眼福でした。
by ナツパパ (2016-03-11 08:27) 

ナツパパ

hatsuneさん。
>それぞれ特徴のあるお顔立ちの狛犬さんですね。
狛犬は、制作された年代によって特徴がありますが、御嶽神社の3対は
それぞれ大きく違っていて、それは興味深かったです。
御嶽神社の、本来のものとしては、本殿前の、山犬系の狛犬でしょうね。
鳥居から入ってすぐの狛犬は、後世、御嶽信仰が薄らいできた頃に作られたのかも。
それぞれの顔立ちは、活き活きとしていて、石工さんの腕前のたしかさを感じました。
by ナツパパ (2016-03-11 08:31) 

ナツパパ

gillmanさん。
今はもう絶滅してしまったと言うことですが、以前は、
山に入るとオオカミに出会うことも多かったのでしょう。
猟師始め林業を仕事にする方々にとって、そのオオカミは
怖い存在で、相当苦労なさったのでは、と想像します。
自分たちの敵わない存在に対する畏敬の念は、古来我が国では、
神として敬うようになってきたように思います。
山岳信仰で、オオカミを神もしくは神の使いとして見るのは、
自然な流れだったのかもしれませんね。
...でもね、熊はどうだったのかなあ...これが疑問なんですが。
by ナツパパ (2016-03-11 08:36) 

ナツパパ

なかせさん。
>狛犬さんも個性がありますね!
日本の狛犬は、中国の獅子に影響されている、と言う説があります。
たしかに、置かれている場所や役割は似ているなあ、と思いますねえ。
ただ違うのは、獅子が姿形に厳密な約束があるのに対して、
狛犬はずいぶん姿形がファジーだと言うことです。
威嚇系から脱力系まで、もうもう個性のオンパレードで(笑)
それを見て歩くのは、狛犬好きにとっては愉しいひとときなんですよ。
by ナツパパ (2016-03-11 08:40) 

ナツパパ

馬爺さん。
狛犬は、名前の通り、最初は犬の像だったという説があります。
古くに作られた狛犬では、阿吽形の吽形は獅子型、阿形は犬型の像になっていて、
それは当時の約束だったようですね。
それから時代が下がってくると、様々な姿の狛犬が作られるようになりました。
山岳信仰の神社で山犬もしくはオオカミ型の狛犬が出来たのも、そういった流れに沿ってのこと
なのかもしれませんね。
by ナツパパ (2016-03-11 08:46) 

ナツパパ

小肥りさん。
御岳神社と書かれていて、みたけじんじゃと読むことが多く、
はてこれはどうしてか?と思ったのが発端でした。
みたけというのは、ひょっとしたら山への尊称なのかもしれず、
そうであれば、あちこちにみたけ山があると言うことなのでしょうねえ。
御嶽御嵩三嶽御岳そして金峰も、みたけと読むそうです。
最後の金峰山は吉野にあるそうで、彼の地は南朝のあったところでしたから
山に尊称をつけて、そう読んだのかもしれません。
by ナツパパ (2016-03-11 08:51) 

ナツパパ

めぎさん。
オオカミ型の狛犬の、無駄のない姿は見ていて感嘆しました。
獅子型に比べ、山に生きる動物の、精悍な野性を感じます。
眼差しも良いですね、素晴らしいと思いました。

江戸期までは、日本語って読みが先行していて、当て字が多かったように思います。
名前や地名など、様々な漢字を当てて書かれる文書があり、読み解くときは大変。
それは、表意文字の面白さ、とも言えそうですが。
by ナツパパ (2016-03-11 08:56) 

あおたけ

御嶽神社の由来、勉強になりました!
浅間神社を「あさま」と「せんげん」に分かれるのも、
同じような理由でしょうか?
御嶽神社の三対の狛犬、それぞれまったく違う趣で、
面白いですね〜(^^)
とくに最後の巻物を加えた山犬スタイルは珍しくて、
貴重なものなのでしょうね。
巻物に何が書かれていたのか気になりマス(笑)
by あおたけ (2016-03-11 08:56) 

ナツパパ

アルマさん。
アルマさんお住まいの近くでも、御嵩と書いてみたけと呼ぶ土地がありますよね。
みたけは山への敬意尊称と見るのが妥当なのかもしれませんね。
ただ、おんたけは木曽御嶽山のみの呼び名なのだそうですので、あの山は別格なのでしょう。
先年噴火して大変な被害を生みましたが、古来はもっと荒れた山で、人々から、
畏敬と恐れ、そして荒魂を鎮めるために、おんたけ、と尊称を付けたのだと思います。
by ナツパパ (2016-03-11 09:01) 

ナツパパ

北海道大好き人間さん。
山岳信仰は、我が国固有の信仰だとの説があります。
深い山、そして荒ぶる山は、山の麓に住む人々から見ると、
恐ろしいと同時に仰ぎ見る存在でもあったのでしょうね。
それを敬い信仰の対象として祀るのは、八百万の神がすまう国では、
自然な流れのように感じますねえ。
冬の晴れた日、関東から真っ白な富士山を見ると、神のように感じることがあります。
by ナツパパ (2016-03-11 09:05) 

ナツパパ

Inatimyさん。
オオカミ型の狛犬は、御岳神社や三峯神社など、山岳信仰に由来した神社に見られます。
山をすごい早さで駆け抜けるオオカミは、山で暮らす人々にとっては、恐ろしいと同時に、
憧れる存在でもあったのではないでしょうか。
そのオオカミを、神社の守り手として社殿前に置くのは、オオカミに対する敬意の表れと思います。
スッキリと無駄のない姿は、おそらく、山で出会うオオカミそのものの姿だったのでしょう。
無駄に装飾を加えていないところは素晴らしいと思いますねえ。
by ナツパパ (2016-03-11 09:09) 

ナツパパ

tochiさん。
sugoimonoさん。
たあさん さん。
濱の寅次郎さん。
向日葵さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:10) 

ナツパパ

たくやさん。
caverunaさん。
ともちさん。
mamiiさん。
be42831さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:11) 

ナツパパ

のぶあきさん。
AKIさん。
momoさん。
Mitchさん。
zuckyさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:13) 

ナツパパ

engridさん。
山で暮らす方々によって信仰されている神社では、山で出会うあれこれが
それぞれ信仰の対象になっているように感じます。
狛犬の山犬もしくはオオカミもまた、山中では、恐るべき存在であると同時に、
敬う存在でもあったことでしょう。
山に、御の字を付けて敬うのも、山で暮らす人々の感情なのだろうなあと思いますねえ。
御岳、みたけ山が各地にあるのも肯けるように思います。
by ナツパパ (2016-03-11 09:18) 

ナツパパ

hanamuraさん。
ご指摘の通り、稲荷神社のキツネは、神の眷属でしたね。
稲荷像でよく見受けられる口にくわえる巻物は、神から与えられた
大切なものなのでしょうか。
御岳神社の狛犬もまた、口に巻物状の一件をくわえていて、
それもまた、この神社に祭神、国常立命、国狭槌命からの巻物
なのかもしれませんね。
そうそう、秋葉山神社、ここでも狛犬はオオカミ型なのですね。
以前に参拝したことはあったのですが、気がつきませんでした。
ご教示、ありがとうございます。

hanamuraさんといつかご一緒したいですねえ。
3月中ドタバタしておりますので、4月に入りましたら、ぜひ!
by ナツパパ (2016-03-11 09:28) 

ナツパパ

さる1号さん。
御岳神社は、調べてみると、日本各地にありました。
山への信仰が、各地で盛んだったことが伺えます。
おんたけ、みたけ、どちらも、山への尊称でしょうから、
読み方は違えども心は同じなのかもしれませんね。
木曽御嶽山、だいぶ静まってきましたが、今後どうなりますか。
by ナツパパ (2016-03-11 09:32) 

ナツパパ

YAPさん。
>御嶽講という信仰もあるんですね。
そうなんですよ、江戸時代はずいぶん盛んでした。
山に登って心身を清める、というのが山岳信仰の特徴でしょう。
富士登山の富士講、大山登山の大山講、そして御嶽講。
いずれも、講でグループを組み、先達によって旅をしました。
山では御師と呼ばれる人の宿に泊まり、登山して、参拝し、
そのあとは精進落としと称して、遊所に寄って帰ったそうです。
とくに、精進落としに人気があったそうですが、それはそれとして、
信仰と遊山を兼ねての旅でしたが、けっこうハードだったようですねえ。
関東近くの富士や大山でもそうですから、木曽御嶽山登山となると、
なお一層ハードだったことでしょう。
by ナツパパ (2016-03-11 09:38) 

ken

神社の名前、狛犬の形など古くから守られてきていることを
見たり聞いたりするのは面白いですね・・・(^。^)
by ken (2016-03-11 09:44) 

ナツパパ

あおたけさん。
いろいろな読み方があって、困ってしまうことがありますよね。
違った読み方をして、注意されたら、わたしなど顔が真っ赤になってしまいそうです。
でも、漢字は表意文字ですから、読み方も多様になってしまうのでしょうねえ。
どれが正しくて...というものではないように思いますが、由緒を知ると、
今回の御岳神社のように、なるほどなあ、と思うことがあります。
今回は、知ったかぶりで間違いもあることと思いますので、笑って読んでくださったら、ホント嬉しいです。

山犬の巻物ですよねえ...わたしも気になります(笑)
なんだろう...お賽銭の金額表?...まさかねぇ(笑)
by ナツパパ (2016-03-11 09:47) 

ナツパパ

Kenさん。
神社の由緒を尋ねると、その歳月の長さに驚きます。
創建して1000年なんてあちこちにあるのですからねえ。
神道と神社が、如何にこの国の人々から信仰されてきたか、
それがよく分かるように感じます。
そして、古くから伝わる由緒は、その土地と深く関わっていて、
読んでいて、なるほど、と頷くことも多いんですよ。
仰るとおり、面白いものです。
by ナツパパ (2016-03-11 09:51) 

ナツパパ

doudesyoさん。
ciel-bleu-fonceさん。
大和さん。
banpeiyuさん。
ちょんまげ侍金四郎さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:52) 

ナツパパ

ma2ma2さん。
たかおじーさん。
ぽんちゃん さん。
burubonさん。
ぼんぼちぼちぼちさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:53) 

ナツパパ

剛カラブさん。
たかぼんさん。
みりーさん。
saruさん。
ライトさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:54) 

ナツパパ

rezareさん。
いっぷくさん。
wattanaさん。
ryo1216さん。
あるいるさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:56) 

ナツパパ

やってみよう♪さん。
siroyagi2さん。
tarouさん。
enosanさん。
コミックンさん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:57) 

ナツパパ

mentaikoさん。
トレンダー櫻井さん。
宝生富貴さん。

nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-11 09:58) 

Santa

こうやって見ると、狛犬にもいろいろと種類があり、
ご説明でなるほどなと思ったりします。

作られた時代にもよるのでしょうが、
著名な彫り師もいらしたんですかね。
左甚五郎しか頭に浮かばない私が残念です。
by Santa (2016-03-11 17:00) 

ぽんもぐ

オオカミの狛犬珍しいですね・・・それも巻物をくわえて。
行ってみたくなりました、、、
by ぽんもぐ (2016-03-11 17:24) 

ばー助

「おんたけ」がポピュラーかと思ってましたが、そうでもないのですね☆
勉強になります(^^)
狛犬はいつもながらいろんな種類があって興味深々です。
by ばー助 (2016-03-11 19:54) 

kaname

オオカミの狛犬は初めてです!!
ウチの近くにもあるかな?と調べていたら
和犬の狛犬だったらあるようです!!
今まで知らなかったっ♪

これを調べている時に、埼玉の高麗神社というところにあるトーテムポールのような狛犬?の画像が出て来てクスッと笑ってしまいました。
ナツパパさんはご存知ですか?(笑)
ツマ。
by kaname (2016-03-12 00:14) 

gardenwalker

おはようございます
いつぞや池上線を乗り降りした時に
駅の名前と駅舎の風情に降りたことがあります
神社は確かスーパーのちょい先だったかと
私は多摩川線の鵜ノ木駅まで歩いたのですが
ちょっと境内にお邪魔すればよかったかなぁ
と思いました。次回は・・・
by gardenwalker (2016-03-12 08:25) 

aloha

オオカミの狛犬もあるんですね。
オオカミ→大神→山の神、というのは、とても納得がいくお説です。
群ようこさんの著書に、死期が近づいた猫が姿を消すことを、
『御嶽山に修行に行った』と書いていたのが、とても印象に残ってます。
私は『おんたけ』と読んでいましたが、『みたけ』と読むこともあるんですね。
by aloha (2016-03-13 10:10) 

yoriko

通学しているとき御嶽山の名前が変!と思いつつ通っていました
御嶽山に神社があるんですね
若い時は興味があるものが限られて全く知りませんでした
今は神社仏閣はとても興味深いんですよ
狛犬ならぬ狛狼(!?)の表情が怖いですが可愛いです
旗の台には行かれましたか?
あそこはなにも無いかなぁ^^


by yoriko (2016-03-13 12:37) 

gop

中京圏ではやっぱ「おんたけさん」ですね。

by gop (2016-03-14 13:14) 

nachic

「おんたけ」と「みたけ」の違いが初めてわかりました。ありがとうございます。きつねとオオカミの差も、なるほどです。
by nachic (2016-03-14 17:25) 

響

一般の狛犬はどちらかというと
獅子ですがこれは間違いなく
犬科ですね。
by (2016-03-15 02:58) 

ナツパパ

Santaさん。
>著名な彫り師もいらしたんですかね。
狛犬好きの皆さんの間では、様々な石工さんのお名前が出てきます。
神奈川県界隈では、飯嶋吉六などが良い狛犬を作っていると言われますね。
狛犬の台座には、寄進者の名前と石工の名前、双方が入っている場合があり、
それで石工の名前も分かるのですけれど、入っていない場合もあります。
今回の3対の狛犬、石工の名前は確認出来ませんでしたが、どれも素晴らしい出来映えと思います。
地域でも有名な石工が作ったのでしょうね。
by ナツパパ (2016-03-16 11:02) 

ナツパパ

ぽんもぐさん。
たしかに珍しい姿、と思います。
獅子型の狛犬ではこういう例は見たことが無く、また山犬系の狛犬でも、今回初めて見ました。
狛犬は、全国の神社に広く置かれているものですので、探せばまだまだユニークなものがある、
そう思いますので、これからも狛犬見物をしていきたいなあ、と思います。


by ナツパパ (2016-03-16 11:04) 

ナツパパ

ばー助さん。
全国で見ると、どうも「おんたけ」と呼ぶ方が多いようでもありますよ。
みたけ、と呼ぶのは地域の山を尊称して呼ぶ場合が多いようでしてね、
おんたけ、はこれは木曽御嶽山の山岳信仰が由来の神社ですし。
木曽御嶽山の信仰は全国に広まっているようですから、やはり「おんたけじんじゃ」が
多いのだろう、と推測します。
by ナツパパ (2016-03-16 11:07) 

ナツパパ

kanameさん。
ツマさん、おはようございます。
狛犬は全国で様々な姿形があって、地域的にも特徴があるようですね。
肥前狛犬、といって、佐賀県北部には、魅力的な狛犬の一群があります。
何処にも見られない、この地域独特の狛犬なんですよ。

高麗神社の狛犬は本当に面白い姿ですよね。
わたしも友人と見物に行き、唖然と見てしまいましたっけ。
by ナツパパ (2016-03-16 11:10) 

ナツパパ

gardenwalkerさん。
そうです、駅を下りて、駅前通を歩いていき、角を曲がってすぐのところです。
駅前通は賑やかでした。
仰るスーパーの前には商店も並び、とくに餅菓子やさんの店頭に並んだ辛味餅には、
思わず手が出そうになって、グッと堪えましたっけ(笑)
駅前商店街は大好きなんです。
御嶽山駅界隈は良いところだなあ、と思いましたねえ。
by ナツパパ (2016-03-16 11:13) 

ナツパパ

alohaさん。
山岳信仰は自己の死とも関連があるのですね。
alohaさんのコメントを拝見してそう感じました。
山に入って心身を清め、そして生まれ変わる...そういう体験は、わたしもしてみたいです。
木曽御嶽山は先年の爆発以来大変な状況ですが、
そういう荒ぶる山そして山の神を、人々は恐れ、かつ鎮めるために敬ってきたのでしょうね。
by ナツパパ (2016-03-16 11:17) 

ナツパパ

yorikoさん。
じつは高校時代、同級生が久が原から通ってましてね、彼の家に行ったとき、
わたしも御嶽山という駅名に驚いたことがあります。
ユニークな駅名、と思いますが、神社が由来と聞けば納得できますよね。
御嶽山駅の下を、新幹線と横須賀線が通っていて、駅のホームから見えるのでした。
金網越しに覗いていたら、新幹線が矢のように走り抜けていきました。
...嗚呼、どこかに行きたいなあ、なんて思っちゃいましたねえ。
by ナツパパ (2016-03-16 11:21) 

ナツパパ

gopさん。
あ、そちらでもそうでしたか。
木曽御嶽山は、中京圏からはすぐとも言えるところですから、
やはりここは、おんたけ、になるのでしょうね。
愛知県の奥、岐阜になるのかしら、御嵩とかいてみたけと呼ぶ地域がありますよね。
あそこは、やはり山があって、それを敬してそう呼ぶのかしら。
by ナツパパ (2016-03-16 11:23) 

ナツパパ

nachicさん。
この違いは諸説あると聞きます。
わたしが紹介したのは、その一説にすぎないのですけれど、
わたし自身はこの説で納得できました。
みたけ、は各地にある有名な山の尊称なのでしょうね。
関東では、奥多摩の御岳山が有名で、ケーブルカーに乗るのも、
ずいぶん待つと聞きます。
人気なのですね。
by ナツパパ (2016-03-16 11:26) 

ナツパパ

響さん。
仰るとおり、ここの狛犬は山犬そのもの、という感じですね。
山岳信仰にオオカミの存在は大きいようで、山の神もしくはその眷属という立場、
尊敬というか畏敬というか、そういった感情で見られていたのだと思います。
関東各地には、山岳信仰が由緒の神社が結構あって、そこの狛犬は、
山犬の姿をしたものが多いようですね。
by ナツパパ (2016-03-16 11:29) 

ナツパパ

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nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-03-16 11:31) 

ナツパパ

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by ナツパパ (2016-03-16 11:32) 

ナツパパ

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by ナツパパ (2016-03-16 11:34) 

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by ナツパパ (2016-03-16 11:35) 

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by ナツパパ (2016-03-16 11:36) 

ナツパパ

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by ナツパパ (2016-03-16 11:37) 

ナツパパ

ヨタ8さん。
johncomebackさん。
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by ナツパパ (2016-03-18 09:01) 

ナツパパ

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by ナツパパ (2016-03-20 09:54) 

ナツパパ

みちさん。
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by ナツパパ (2016-03-22 08:48) 

ナツパパ

himaさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2016-04-14 09:19)