堀込富士に登る [山に登ろう]
秋も深まってきた某日、友人のS君と津田沼に行った。
津田沼はJRと京成、新京成と鉄道路線が集まって、駅前は大きなビルも建ち、とても賑やかである。
その駅前から、この日は散歩をすることにした。
駅から歩いて15分ほどか、住宅街を過ぎて、わたしたちは農地が広がる地域にやってきた。
ここだけぽっかりと、そう、縦横500メートル四方ほど...の広い空間である。
その中に、こんもりと木が繁る場所が見えた(写真上)。
あそこに行ってみよう。
入口を探して、森の周りを歩くと、森に続く小径と、その先に鳥居が見えた。
今回は、この森にある富士塚を見物にやってきたのである。
神社もない、広い空間にポツンとある富士塚は珍しい。
じつは、ここは「藤崎 堀込貝塚」といって、縄文中期~後期(約4500~3000年前)の貝塚。
当時の人々の生活跡が、大きな破壊もなく残っている希有な土地なのだとか。
ここに広い空間が残るのも、その保存のためかと思われる。
なぜ富士塚がこういった場所にあるかは不明だが、近くから見るとなかなか魅力的な森なのだった。
森への小径を歩いていくと、背の低い鳥居がある。
その中は富士塚の敷地で、一本の道の脇には一面の笹、そして富士講の石碑が置かれていた。
その奥に目指す富士塚が見える。
富士塚は、高さ2㍍ほど、周囲は10㍍あるか、どうか。
小振りではあるものの、一面黒朴石(富士山の溶岩)で覆われており、山裾には石碑も建っていた。
登山道は正面手前から3段石段を登り、そこから右左と折れ曲がって頂上に至っている。
合目石や氷穴などは無かったけれど、丁寧に作られた素晴らしい造作の富士塚だ。
頂上には石祠と、富士浅間神社のお札がかかっていた。
石祠には、「村中安全」と「天保四年九月」の文字が刻まれている。
よって、この富士塚は江戸末期の築造、もしくは改築、ということになろうか。
広い空間にある富士塚だが、敷地内にはゴミなどもなく、しっかりと手入れがされていた。
この富士塚もまた、地域の手によって管理されているのだろう。
津田沼というと、東京への通勤者が多い、典型的な郊外都市。
その地域で、こうやって富士塚がしっかりと管理されているのを目にするのは、とても嬉しいことだった。
「村中安全」というのが願いがこもっていていいですね。築造当時の方々の願いと、現在に至るまで手入れを続けてこられた地域の方々の思いが、この富士塚に重なって見えてきます。
by stellaria (2012-12-12 09:09)
広い空間…寒くたってもさぞかし大きな山…丘を想像したら、結構可愛らしい大きさなんですね!
でも江戸時代というと、さぞかし富士山から溶岩を運ぶのに苦労した事でしょう!
by 駅員3 (2012-12-12 09:26)
こういう所をしっかり管理してくださっている地元の方に頭が下がりますね。
それだけ愛されてきた場所だと言うことなのでしょうね(^O^)/
by アルマ (2012-12-12 10:33)
探しましたよ。地図。わからない。
藤崎1丁目、森林公園の西側にある緑の丸いのがそうらしい。
というか・・・もしここなら、昔、従兄弟夫婦が住んでたすぐ近くだわい。
今は引っ越して船橋だけどね。富士塚があったとは知らなかったなあ。
どうでもいいことだけど新京成電鉄というのは何故あんなにグニャグニャ曲がってるんだろう。
by 小肥り (2012-12-12 11:20)
こんもりとした木が「この木なんの木」を思い出しました。
あれはハワイでしたねf^_^;
天保の時代からずっと、地元の人に大切にされている
信仰の場所なんでしょうねぇ。
by hatsune (2012-12-12 13:19)
津田沼行きという電車を思い出します。終点まで乗ったことはなかったけれど、降りて15分ほどでこんな景色が広がるとは全く想像していませんでした。
貝塚に富士塚…歴史を感じますね。
by めぎ (2012-12-12 15:14)
富士塚といいますと、文字通り富士山の形に土砂を積み(築山)、その頂に祠を祀った物が多いのでしょうけれど、これですと、大きな木の根元に祠があるという感じですので、言われなければ気づかないかも知れません。
貝塚と言いますと、小学校6年の社会科で教わった「大森貝塚」が有名ですが、津田沼にもそういう遺跡があるのですね。
ということは、縄文時代には海だったものを埋め立てたのが現在の姿なのでしょうか?
by 北海道大好き人間 (2012-12-12 15:47)
堂々とした樹木に囲まれて、とてもいい空間ですね
富士塚、守られ受け継がれている、
郷土愛を感じます
by engrid (2012-12-12 16:57)
遠くから見ると1本の木のように見えるけれど、実際は何本もの木で丸く形作られてるんですね。
本当にゴミもなく、ちゃんと手入れされ、管理され、大事にされてるのを見ると、
嬉しくなりますね。
この先も、ずっと守られて行くといいなぁ。
by Inatimy (2012-12-12 19:37)
ちゃあんと木々が守っているんですね。
こうしてみていると、枝振りもなんだか神々しく見えてきます。
by HIROMI (2012-12-12 20:19)
使ってる岩の溶岩ですよね?
富士山のものかな?
by 響 (2012-12-13 03:27)
津田沼は、長男のマンションに遊びにいくときに通りますが、こういう場所があるとは…ちょっと意外でした(^-^;
by リック (2012-12-13 07:00)
津田沼にこのような場所があるんですね。
知りませんでした。
by furu (2012-12-13 08:02)
stellariaさん。
ここの富士塚は、今でいう地域内のランドマークのようなものだったかもしれませんね。
天保4年という文字も入っていましたので、当時の村人たちや富士講の皆さんが、
一緒になって、この富士塚を作ったのでしょう。
富士信仰と同時に、村中安全への願いも託された、大切な場所だったのだなあ、と感じました。
by ナツパパ (2012-12-13 08:19)
駅員3さん。
ここまで広い空間にある富士塚は珍しいように思います。
先日登拝した「大寺富士山」が広い田んぼの中にあって、特異な立地でしたけれど、
ここもまたなぜこういう場所に、と思いますねえ。
と言うのも、「貝塚遺跡」とはいうものの、富士塚のまわりは私有地で、富士塚を囲んで柵が経っていて、
富士塚からは入っていけないようになっているのです。
江戸末期の、築造当時でも同じだったと思いますし、なぜこの場所に...
は、もう少し調べてみたいと思います。
by ナツパパ (2012-12-13 08:24)
アルマさん。
仰るとおりだとおもいます。
神社の境内にあるわけではなく、広い場所にある富士塚ですので、おそらく村共有の場所
だったのでしょう。
富士塚の管理や祭祀は、通常「富士講」が執り行う仕来りなのですが、ここの富士塚では
富士講の石碑がありましたので、おそらく以前は富士講が、今では地域の皆さんが
管理しているのだと思います。
きれいに整備された、素晴らしい富士塚でしたよ。
by ナツパパ (2012-12-13 08:27)
こんな小さな富士塚もあるんですね。
あっという間に登れちゃいますね。
by YAP (2012-12-13 08:32)
小肥りさん。
あ、お探し下さいまして、ありがとうございます。
Googleマップですと、航空写真で見た方が分かりやすいようですね。
富士塚を覆う森が、上空からでもよく見えますので。
新京成電鉄は、一種アクロバチックな線路ですよね。
京成津田沼と接続したいし、JRの駅も近くに通りたいし、という按配なのでしょうか。
JR最寄りの新津田沼駅には、大きなスーパーも併設されていてたいした規模でした。
以前は畑の中を走る路線でしたが、今や、住宅が並ぶ地域の私鉄ですので、
乗車する方も多いのだろうなあ、と思いました。
by ナツパパ (2012-12-13 08:33)
hatsuneさん。
写真で見ると、何本かの木がかたまって森になっているようですが、まるで一本の木のように
すてきな姿だなあ、と思います。
周囲はなにもない空間ですし、夏に訪れたら、風が吹き抜けて気持ちよさそうですねえ。
ここ富士塚のある場所は高台なので、昔は実物の富士山もよく見えたかもしれません。
その頃はきっと、地域のランドマークだったことでしょう。
by ナツパパ (2012-12-13 08:40)
あおたけさん。
MORIHANAさん。
みちるさん。
ひろころさん。
lilacroseさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-13 08:42)
めぎさん。
総武線の快速電車に乗ると、津田沼行きって多いですよね。
ちょうど津田沼駅あたりまで利用客が多いのでしょう。
津田沼駅あたりは賑やかな場所で、そのまわりは住宅街なのですけれど、
この区域だけポカッと畑が広がっているのです。
貝塚遺蹟があるからかもしれませんが、じつに気持ちの良いところでした。
その中にある小さな森、まるで画のようでしたねえ。
by ナツパパ (2012-12-13 08:46)
北海道大好き人間さん。
この富士塚がある一体は高台で、縄文の昔は、そのすぐ下まで海が来ていたのかもしれません。
そして、この場所は何軒もの家が建っていて、集落になっていたのでしょう。
東京湾の奥で波も静か、干潟も広がっていたでしょうから魚介類も多く捕れたはずで、
住むにはいいところだったように思いますねえ。
これが米作の弥生期になると、大切なのは水の流れる谷間、になってしまい、
そちらに移動したのかもしれませんね。
by ナツパパ (2012-12-13 08:50)
engridさん。
この富士塚は小振りながら、黒朴石をふんだんに使い、また石碑があちこちにあったりと、
じつに手間と費用のかかった(...であろう)造りなのでした。
それだけ、地域の富士信仰が盛んだった、と言うことでしょうし、地域の皆さんにとっては
自慢の存在でもあったのではないでしょうか。
今でも、頂上の石祠には、浅間神社のお札が祀られています。
これは、富士塚ではなかなか見ないことで、多くは石祠だけなのです。
地域の皆さんが、それだけ富士塚の管理素頻繁になさっている証、と思いますねえ。
by ナツパパ (2012-12-13 08:55)
Inatimyさん。
森の中の富士塚、と言うところがまず素敵だなあ、と思います。
そして、中は手間のかかった富士塚が、きちんと整備されていて、それもまた素晴らしいこと。
神社境内にある富士塚と違って、人目に触れることの少ない富士塚ですが、
一級品の富士塚であるように感じました。
Inatimyさんの仰るように、これからも長く維持管理して頂きたいですね。
by ナツパパ (2012-12-13 08:58)
朴石にも色々種類がある様で、
http://homepage2.nifty.com/kakugyou/k010316.html
大月、相模、伊豆あたりのは富士山産なのかな、運ぶの大変ですね。
by gop (2012-12-13 12:27)
ちっちゃい富士山ですね(笑)
日本人の富士山への信仰というか、憧れは
すごいものなのだなと思います!
by じゅんぺい (2012-12-13 12:38)
小さい森の富士塚が手入れがキチンとされていることにほっとしますね。
by のんの (2012-12-13 13:45)
tooshibaさん。
ブラザー★ボブさん。
sun-highさん。
ヨタ8さん。
manamanaさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-13 19:55)
坊やさん。
sugoimonoさん。
馬爺さん。
BLITちゃん さん。
茶の間おやじさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-13 19:57)
ソニックマイヅルさん。
ちくわさん。
macharunさん。
siroyagi2さん。
ネオ・アッキーさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-13 19:58)
HIROMIさん。
大きな木の下にある富士塚って、なかなか良いものだなあ、と思います。
HIROMIさんの仰るように、木に守られている感じがします。
鎮守の森のように、木があると、一層信仰の場に相応しくなるのかもしれませんね。
木々の生命力と、その懐にいる安心感...やはり良いものです。
by ナツパパ (2012-12-13 20:02)
響さん。
溶岩の石は、朴石という名前で江戸時代から流通していました。
gopさんのコメント↑にあるアドレスを参照して頂けると、その経緯や種類が
お分かりいただけると思います。
富士塚には、やはり富士山の溶岩が一番ですが、当時の輸送方法を考えると、
なかなか理想通りには行かなかったかもしれません。
その点、ここは東京湾沿いですから、富士山の溶岩を船で運んでこられたでしょうね。
by ナツパパ (2012-12-13 20:06)
リックさん。
じつはわたしも津田沼界隈を歩くのは久しぶりで、打ち明けてしまうと、ほとんど初めてと同じなのでした。
駅前のすぐそばで、こういった広い土地があって、また森林公園なども整備されていて、
素晴らしいところだなあ、と思いました。
森林公園には、大きな古民家や森林鉄道の車両などもあるんですよ。
もし機会がありましたら、一度お立ち寄り下さいね。
by ナツパパ (2012-12-13 20:10)
furuさん。
津田沼というと、わたしなどは東京への通勤圏で、賑やかな街を連想してしまいますが、
こういった広い土地が残っていたり、富士塚や古い神社があったり、と素敵なところなのでした。
この日はとても寒い日で、わたしたちは富士塚を見ていて、あまりの寒さに引き返すことに
なってしまいましたが、出来ればまた訪れて、こんどは森林公園やもう一つの富士塚にも
行ってみたいなあ、と思っているんです。
短い時間でしたが、散歩していて、とても素敵なところでした。
by ナツパパ (2012-12-13 20:14)
YAPさん。
高さが約2㍍ほどで、わたしなどは、ちょと背伸びしたら同じくらいの目線で
頂上まで見えてしまうのでした。
それでも、登山道は、右に左にと何回か曲がっていますので、けっこう長く感じましたねえ。
富士講や地域の皆さんが、愉しみながらこの富士塚を作ったのが感じられました。
作られてからもう150年近く、その時間が感じられないほど、きれいに丁寧に
管理されている様子が本当にかったです。
by ナツパパ (2012-12-13 20:18)
gopさん。
アドレス、ありがとうございます。
ひとくちに朴石と言ってもあちこちからやって来ているのですね。
重い石を運ぶのは、江戸時代では大変な手間だったことと思います。
それでも、関東あちこちで見られるのは、それだけ需要が多かったのでしょうね。
河川を使った船運で運んでいたのかもしれませんね。
by ナツパパ (2012-12-13 20:22)
じゅんぺいさん。
富士山は関東地方を始め、けっこう広い範囲から見ることができるようですね。
とくに関東地方からは、今でも、冬の夕方など大きな富士山のシルエットに、ちょっと驚くことがあります。
それから雪を被った富士山の神々しさ...神としてあがめる気持ちが分かります。
その富士山を自分たちの村に...と言う富士塚の発想は、ユニークだなあと思います。
当時の人々には、遊園地のような愉しさだったかもしれませんね。
by ナツパパ (2012-12-13 20:26)
のんのさん。
はい。
とてもきれいに整備され、丁寧に管理されている富士塚でした。
頂上の石祠にお札があることは少ないのですが、この富士塚には、ちゃんと紙のお札が置かれていて、
それには感動しましたねえ。
地域の方々によって守られている富士塚の様子はとても嬉しいです。
by ナツパパ (2012-12-13 20:29)
yamさん。
カメラde防犯さん。
れもんさん。
amoさん。
GGIさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-13 20:30)
ma2ma2さん。
gillmanさん。
めいさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-13 20:30)
賑やかな繁華街を過ぎるとこんもりした森があるなんて素敵ですね
地域の方が大事にしている森なのでしょうね
富士塚を通して昔を想像するのも楽しいですね
最近こういった古いものに興味があります
自分も古くなっているからかな(笑)
古いものは大事にしないと^^
by めい (2012-12-13 20:31)
めいさん。
nice&コメント、ありがとうございます。
済みません、行き違いになってしまいましたね。
こうやってむかしから続いているもの...神社だったり、富士塚だったり、を守っていくことは、
都市化が急速に進む地域では難しいこと、と思います。
それでも、こうやって地域で富士塚を守って下さる様子は、見ていて本当に嬉しいものでした。
出来ればこれからも、守っていって下さることを願いたいです。
by ナツパパ (2012-12-13 20:34)
comomonさん。
momijiさん。
小太郎さん。
miyukimonoさん。
tanupoさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-14 08:13)
yuuri37さん。
いっぷくさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-14 08:13)
1本の木かと思いました!
しっかりと管理されていると気持ちが良くなりますね☆
by なかせ (2012-12-14 15:36)
富士山は古代から信仰の対象だったのでしょうね。
by Silvermac (2012-12-14 15:50)
富士塚って存在知ったの数年前です
当地には、無いとおもいます・・・
by くまら (2012-12-14 16:07)
かわいいサイズですね!
ちゃんと富士山の噴火した感じの岩も、
持ってきてあって、小さいながら本格的な富士塚ですね。
by nicolas (2012-12-14 18:36)
小さな富士塚ですが、噴火岩もある富士塚なんですね
さ、回らないお寿司を食べに行きましょう~奥様♪
by viviane (2012-12-14 20:03)
よく手入れされていますね。
溶岩が富士山らしいですね。
by ねじまき鳥 (2012-12-14 21:49)
津田沼というと、駅前の賑やかなイメージしかないのですが、
このような景色が広がっていたとは。
総武線沿線も面白そうだなぁ。
by つぼっち (2012-12-15 00:09)
ご訪問&コメントありがとうございます^^
富士塚..よくご存知ですね(^^)
もしかしたら私などは気づかずに通り過ぎているのかもしれません...(汗)
時節お体ご自愛下さいね。
by alba0101 (2012-12-15 12:06)
遠くから見ると木があるだけですね。
津田沼にこのような場所があるなんて。
by たかぼん (2012-12-15 12:13)
この木なんの木気になる木を思わず想像してしまいました。大きな木ですね。^^;
by ソニックマイヅル (2012-12-15 17:50)
今造ROWINGTEAMさん。
ぽんもぐさん。
ぼんぼちぼちぼちさん。
CROSTONさん。
mwainfoさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 19:53)
なかせさん。
富士塚を覆っている木々は、確かに一本の木のように見えますね。
全体の姿がとてもきれいで、広い畑地の中にあるのを見て、
ああ良いなあ、と思いましたねえ。
訪れたのが晩秋の寂しい時期だったのですが、初夏~夏に見たら、
木々の緑ももっと瑞々しくて、一層素敵でしょう。
by ナツパパ (2012-12-15 19:56)
Silvermacさん。
神道では、自然に存在する諸々に神が宿ると教えていますよね。
富士山など大きな山、立派な木などは信仰の対象でしたものね。
富士山は木花咲耶姫という神様、と古代から言われてきたほど、
この山は信仰の対象だったのでしょう。
実際、冬の朝など、真っ白な姿を見せる富士山は、じつに神々しく感じられます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:03)
くまらさん。
富士信仰は、富士山を見ることができる地域に多い、と聞いたことがあります。
そのせいか、富士塚も東海~関東など、実際富士山を見ることができる地に限られているようですね。
こちらでは、富士信仰の富士塚の他、御嶽信仰の塚など、山岳信仰に由来する
石碑や塚が見られます。
白山信仰も山岳信仰の一つでしょうか。
以前訪れた、加賀一の宮、白山神社はじつに立派なお社でした。
by ナツパパ (2012-12-15 20:08)
メルシオさん。
Aちゃん さん。
johncomebackさん。
ダミアン88さん。
hirosanさん。
by ナツパパ (2012-12-15 20:10)
nicolasさん。
高さが2㍍そこそこ、周囲も10㍍あるかないかで、小振りな富士塚でした。
その分、といったらいいのか、凝縮された良さがあって、見所の多い富士塚でしたねえ。
nicolasさんご指摘の溶岩の石や登山道なども造られていて、飽きません。
そして丁寧に管理されていて、ゴミなど無い点も、素晴らしいなあと思います。
by ナツパパ (2012-12-15 20:14)
vivianeさん。
そうなんですよ、朴石と言って、火山の溶岩を持ってきたものなんです。
おそらく富士山で取れたものだろうと思うのですが、江戸時代に、今の静岡県から
重たい石を運んできた、というのがすごいなあ、と思います。
vivianeさんの記事で、仙台駅に安くて美味しいお寿司やさんのあることを知りました。
カミさんは仙台まで行かなくて良いから、近所で食べようよ、といいます。
来週末はクリスマス近く...さて、財布の中身を確かめつつお寿司、となりそうです。
by ナツパパ (2012-12-15 20:18)
okin-02さん。
kurakichiさん。
nachicさん。
e-g-gさん。
元山陽ちとせさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:20)
ねじまき鳥さん。
はい。
とてもきれいに清掃されていた富士塚でした。
頂上奥宮の石祠には、富士浅間神社の、紙のお札も置かれていましたし。
地域の皆さんが定期的に手を入れて下さっているのでしょうね。
ありがたいことです。
by ナツパパ (2012-12-15 20:22)
つぼっちさん。
総武線沿線は東京へ通勤する方も多く、駅前などとてもい賑やかです。
今では、奥に入る鉄道沿線も広く住宅街になっているようですね。
この地は、そんな賑やかな街、そして住宅地に、ポツンと残った広い畑地です。
おそらく、以前はこういった風景が広がっていたのでしょうね。
富士塚までの道は、畑地の中を通っているのですが、歩いているととても気持ちがよかったです。
by ナツパパ (2012-12-15 20:26)
Booちゃん さん。
ベアトラックさん。
arashiさん。
ハマコウさん。
モカさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:28)
kazukazuさん。
rezareさん。
(。゜_゜。)2Kさん。
隊長さん。
ryo1216さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:29)
wattanaさん。
dendenmushiさん。
soneさん。
bee-15さん。
春分さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:30)
alba0101さん。
富士塚は関東一円で400基ほど現存している、といわれています。
あちこちで見ることができるのですが、固まって残っている土地もあるんですよ。
一般的に、東京湾沿いの街には多く残っています。
ここ習志野市(...津田沼は駅の名前で、市の名前は習志野なのです)はじめ、
船橋浦安、そして葛西といった土地には多くの富士塚があって、まだ訪れたことのない塚もあり、
これからこの地に通うことも増えそうです。
ノロウィルス、そしてインフルエンザの流行が報じられています。
alba0101さんも、どうかお身体ご自愛下さいね。
by ナツパパ (2012-12-15 20:36)
たかぼんさん。
津田沼駅前の賑やかさからすると、ちょっと信じられないような風景でしょう。
歩いて15分ほどのところなのですけれど、こうやって広い畑地が残っているんです。
となりは森林公園で、ここも広くて素晴らしい公園ですから、お勧めの場所です。
なぜここが広い畑地で残っているのか...貝塚遺跡との関係もあるのでしょうか。
詳しいことは分からないのですが、気持ちの良いところでしたねえ。
by ナツパパ (2012-12-15 20:40)
ソニックマイヅルさん。
あ、わたしも、木の森を見たとき、あの歌を思い出しましたよ。
遠くから眺める姿がとても似てますよね。
刈り込んで出来たわけでは無さそうですから、偶然なのでしょうねえ。
それにしても、ホント一本の木で出来ているようですね。
by ナツパパ (2012-12-15 20:43)
hanamuraさん。
大善士さん。
himaさん。
さとつ24さん。
小梅姉さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:44)
ほりけんさん。
月夜さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-15 20:45)
最初の2枚の写真は「日立の木」みたいですね。「このー木なんの木、気になる、気になる、、、」で始まるCMの。津田沼は先日近くを通過しました。京成とJRが交わる千葉県の交通の要所でした。ちょっと行くと静かなところがあるのですね。
by hideyuki2007y (2012-12-15 23:35)
hideyuki2007yさん。
富士塚を覆う森の、ゆったりとした姿は良いですね。
わたしも、hideyuki2007yさんと同じように、この森を見たとき、
「日立の歌」を口ずさんでいましたねえ。
何本かの木で出来ている森なのに、まるで一本の木のようですね。
津田沼は、朝成田に行く電車などで通ると、逆の、東京に向かうホームはすごい混雑、
多くの方がここを利用しているのですね。
by ナツパパ (2012-12-16 07:45)
ご無沙汰しています^^
津田沼降りた事はないのですが
うちからも近いので親近感が湧きます〜。
富士塚に鳥居に大きな木とトトロの雰囲気満点ですね!
日本にはこんな風景があちこちにあったのでしょうね・・
by ぱぱくま (2012-12-16 12:10)
ひっそりとそこにある富士塚。
地元の人に守られてきたんですね^^
by kyon (2012-12-16 17:06)
こんばんは
いいところですね。
神聖な感じもしますが私が子供の頃なら遊んでしまいそうな…(笑)
by やま (2012-12-16 19:51)
ぱぱくまさん。
関東は田んぼより畑の多い土地柄で、とくに千葉の内陸部は畑がほとんどですよね。
この富士塚がある土地のように、一面畑、というところは多かったのだろうと思います。
今は宅地の開発が進んで、たとえば新京成の沿線などは住宅街が広がっているそうですが、
富士塚の景色は、この地域の原風景のようなのかもしれませんね。
一面の畑地に森...という風景は素敵です。
by ナツパパ (2012-12-16 19:52)
やまさん。
あ、富士塚が遊び場だった、という方多いんですよ。
この富士塚は小振りで、構造も単純ですが、大きな富士塚になると登山道も複数あったり、
氷穴や大沢崩れなどの仕掛けもあったりして、じつに面白いんです。
子供にとっては絶好の遊び場...わたしだって子どもの頃そういう場所があったら入り浸りだったでしょう(笑)
子どものころ慣れ親しんだ分、大人になってその世話を熱心にするようになるのかもしれませんね。
by ナツパパ (2012-12-16 19:57)
Mackさん。
macinuさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-16 20:01)
kyonさん。
富士塚の頂上に石祠があって、そこには「村中安全」と彫られていました。
この富士塚に込められた願いでもあるように思います。
おそらく、地域の人々から愛されているところなのだろうなあ、と思いますねえ。
by ナツパパ (2012-12-16 20:04)
いち時期、大久保の屋敷に住んでましたが、こんな場所があったなんて。
by arail206 (2012-12-16 22:43)
arail206さん。
習志野市には富士塚が多いのですが、この日はもう一つ、屋敷の「天津神社」にある
富士塚を目指すことにしていました。
しかし、この日は北風が強くて敢えなく挫折...あはは、根性無しのおじさん二人組なんです。
いずれは、と目論んでおりますので、その時、屋敷の街並みも紹介できたら、と思います。
by ナツパパ (2012-12-16 23:12)
gajiraさん。
たくやさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-16 23:13)
マンチ軍団さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-17 06:36)
タッチおじさん さん。
アジアンキャッツさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-17 21:17)
小さな富士塚でも、手入れが行き届いていると
訪れる側もうれしいですね^^
by 飛狼 (2012-12-17 22:12)
飛狼さん。
仰るとおりです。
規模の大小よりも、そこに富士講や地域の方々の手入れを感じるとき、本当に嬉しいです。
ここの富士塚も、小さいながらきれいに整備されて、本当に素晴らしかったですね。
逆の場合も多いものですから、なお一層...。
by ナツパパ (2012-12-18 08:39)
山子路爺さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-19 19:29)
oink!さん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-20 08:49)
suzuran6さん。
miataさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2012-12-21 08:43)
kumakichiさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2013-01-07 20:19)
さらまわしさん。
nice、ありがとうございます。
by ナツパパ (2013-03-02 18:41)