わたしも一人、連絡船に乗りぃ~ [乗り物大好き]
連絡船と聞くと、わたしなんかは演歌の世界を思い起こすなあ。
上野発の夜行列車降りたときからぁ~、 とか
連絡船の着く港ぉ~、 とかね。
連絡船、という言葉自体が、なんだか詩的でありますね。
さて、その連絡船なんだけど、普通は鉄道連絡船を指すものらしい。
青函連絡船とか宇高連絡船、ここらが有名なところですね。
鉄道の駅から出ていて、当時の国鉄、今のJRが運行している航路なんだそうです。
最盛期は9箇所あったそうですね。
1970年代、わたしが旅を始めたころは、もう5箇所に減っていたっけなあ。
わたしがよく利用したのは、青函連絡船。
上野から、特急で8時間、急行だと、思い出すのも嫌な位の時間をかけて、青森駅に着く。
それがだいたい、午前5時とか真夜中で、とにかくへとへとだった。
でも、青森駅に着いたら、ダッシュで船に向かわなければならなかった。
そうしないと、カーペットを敷いた部屋の、良いところが取れなかったから。
青森函館4時間、寝ていくためには、早く場所を確保しなければならなかったんだよね。
だけど、冬、雪が降っている中を連絡船に向かう、なんて風情があったなあ。
当時はね、急いでいるから必死だったけれど、今、思い返せばそう感じる。
そして、連絡船が出るときには、銅鑼が鳴り、汽笛がボゥー ‥‥
青森函館間は今、フェリーが動いているけれど、昔の鉄道連絡船のような風情はないなあ。
青函連絡船はトンネル開通で、宇高連絡船は瀬戸大橋開通で、それぞれ廃止になった。
大島航路、仁堀航路、と言う2つの連絡船も、乗客減少で廃止になった。
JRだって、赤字だから大変なんだよ。
ただひとつ残った鉄道連絡船が、宮島航路なんでありますね。
宮島口の駅前から、厳島神社のある宮島まで、10分程度の連絡船だよ。
「鉄道の駅からJRが運行している」のだから、立派な鉄道連絡船だと思うぞ。
上の写真を見て欲しいんだけど、煙突にJRの文字がついてますよね。
ここは、宮島に渡る観光客や住民が利用するから、たいした繁盛らしい。
ほぼ10分おきに、終日往復している。
で、JRも廃止は考えなかったんだろうなあ。
今、宮島へは、JRと広電系の船会社、乗場が並んでいたりで、2社が競争しているんだ。
上の写真は、宮島口桟橋に着こうとしている、JRの連絡船。
でもさぁ、こうやって、JRの連絡船の写真を撮っているって言うことは、
わたしは広電系の船の乗ってるんだよね。
まったく‥‥鉄道好きのわたしとしたことが、 うーん。
こんどは、絶対JRの連絡船に乗ります。
そうしたら、「津軽海峡冬景色」なんか唄っちゃおうか。
青函連絡船は高校生のころから乗ってました。
夏休みは涼しい北海道に逃げてたんです。
周遊券を使えば北海道中の国鉄は乗り放題でしたから。
期限が来そうになると、帰る人と周遊券を取り替えっこしてました。
by 鉄研OB (2005-11-19 20:47)
この連絡船に乗ってもみじ饅頭を集めたんですね(^^) いいなあ 宮島に行ってみたいですねー☆☆
by ともママ (2005-11-19 20:57)
鉄研OBさん。
ああ、周遊券、ありましたね。 わたしも重宝しました。
明日帰ります、って人の周遊券の期限が残っていると、交換するのね。
わたしも何回かやりました。
あれって、ユースホステルに泊まっていたからできたんだろうなあ。
ホテルだったら、そんな話もできないですね。
by ナツパパ (2005-11-20 14:55)
ともママさん。
宮島、素敵なところでした。
船も揺れませんでしたし。
冬なんかは結構揺れる、と言う話ですよ。
by ナツパパ (2005-11-20 14:57)
タイトル…歌いました(笑)(笑)
by じゅんぺい (2005-11-24 05:02)
じゅんぺいさん。
企みにのってくださり、ありがとうございました(笑)
by ナツパパ (2005-11-24 21:01)